icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床検査2巻9号

1958年09月発行

文献概要

グラフ

トロンボプラスチンの作り方

著者: 安部英1

所属機関: 1東大病院臨床検査部

ページ範囲:P.515 - P.522

文献購入ページに移動
 血漿のプロトロンビン(以下「プ」)時間の測定には,標準力価をもつたトロンボプラスチン(以下「トプ」)が必要であるが,本検査室では次のようにして「トプ」を作り,これを用いてQuick氏一般法により,正常値が12〜13秒の「プ|時間を得ている。
 まず必要な器具,薬品として,①図の上左よりウサギ固定箱,電気スタンド,アルコール綿,生理的食塩水,ガーゼを底に敷きこれに生理的食塩水を充したペトリ・シヤーレ,乳鉢,アセトン・デシケーター,出来上つた「トプ」を容れる摺り合せ試薬瓶,50ccの肉厚遠心管,25cm程度の硝子棒,20ないし10ccの注射器,中型および小型ピンセツト,メス,鋏,骨鉗子,花鋏および骨切用鋸を用意しておく。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?