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イムノリングによる血清免疫グロブリン測定法の検討
著者: 宮谷勝明1 高畑譲二1 福井巌2 金田吉郎3
所属機関: 1宇治黄檗病院臨床検査科 2京都府立医大臨床検査部 3関西医学検査センター
ページ範囲:P.190 - P.192
文献購入ページに移動免疫グロブリンであるIgA, IgMおよびIgGの測定法としては,Oudin Tubeを用いる方法1),Ouchte-rlony法2),Schultze and Schwlckの方法3),一元平板免疫拡散法4)などがあって,それぞれ特徴を有するが,なかでも一元平板免疫拡散法については各社で製品化され,日常検査の一つとして広く用いられるに至っている.
著者らはBehringwerke,医学生物学研究所(以下MBLと略記)の免疫グロブリンについては既に報告5,6)を行ってきたが,今回は日水製薬で開発されたイムノリングIgA, IgMおよびIgGを用いて行う場合の測定条件について吟味を加えたので,その成績を報告する.
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