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末梢神経伝導速度
著者: 鳥居順三1
所属機関: 1北里大学・臨床検査部
ページ範囲:P.16 - P.21
文献購入ページに移動 末梢神経伝導速度の測定は,末梢神経障害を客観的にチェックするための重要な検査であり,近年急速に普及してきた.この検査は神経・筋疾患の電気診断法の一つであり,筋電図検査,強さ・期間曲線の検査などと併行して行われるべきものであるが,得られる成績が数値で表されることから,最も客観性のあるものということができる.
末梢神経の多くは,運動および知覚の両線維をもつ混合神経であるから,神経伝導速度もこれら両線維について測定し,それぞれ運動神経伝導速度(Motor nerve conduction velocity;MCV)および知覚神経伝導速度(Sensory nerve con-duction velocity;SCV)と呼ぶ.
末梢神経の多くは,運動および知覚の両線維をもつ混合神経であるから,神経伝導速度もこれら両線維について測定し,それぞれ運動神経伝導速度(Motor nerve conduction velocity;MCV)および知覚神経伝導速度(Sensory nerve con-duction velocity;SCV)と呼ぶ.
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