icon fsr

雑誌目次

雑誌文献

臨床検査21巻12号

1977年11月発行

雑誌目次

カラーグラフ 皮膚の真菌症・Ⅵ

クリプトコックス症とスポロトリックス症

赤木 正志

pp.1412-1413

 クリプトコックス症は酵母菌性髄膜炎として最もよく知られている.スポロトリックス症はリンパ行性に肉芽腫性の結節や潰瘍を次々に形成していく臨床像が特徴的である.後者の原因菌は最近SporotrichumからSporothrixに改められたので病名も変えるべきであるという主張が強くなった.菌名が変われば病名も変わるということは煩わしいことであるが,モリニア症の例もあるのでやむを得ないことであろう.ただし欧文の病名は菌名がいずれであってもSporotrichosisである.

カラーグラフ 

解説

赤木 正志

pp.1414

 クリプトコックス症本症のほとんどは髄膜炎の形をとるが,肺や皮膚にも原発性あるいは続発性に病巣を作ることがもる.多くの場合検査材料の直接墨汁染色によって莢膜を証明できるので診断は直ちに確定する.しかし時には診断の困難な場合もあり,技術上多少の問題が生じてくる.

 Cryptococcus neoformansの保存株は帯褐白色,粘稠な集落であるが(図2),分離後間もない集落では褐色調はなく,粘稠ではないし,検鏡しても莢膜は不明瞭であるので同定に迷うことがある.菌糸非形成,ブドウ糖非発酵,尿素分解性(図2)などを詰めていくと同定は困難ではないが,このような分離菌から速やかに明瞭な莢膜を証明したいときには分離菌の食塩水浮遊液をなるべく大量にマウスの腹腔に接種すればよい.1〜2日後腹水の墨汁染色(図3)をすれば,髄液沈渣に見られるような鮮やかな莢膜が証明されるので,説得力のある同定ができる.

技術解説

ENGの原理とその臨床的意義

小松崎 篤

pp.1415-1423

 めまいや平衡障害の原因は内耳,前庭神経,小脳,脳幹を中心に広く中枢神経系の病変でみられることはよく知られている.しかし,めまいは頭痛などと同様に自覚的な訴えであるため,我々は,めまいに伴う他覚的な所見の有無,内容などに常に注意を払わなければならない.

 一般に,めまいに伴う他覚的な所見としては冷汗,顔面蒼白,嘔吐などの自律神経症状,四肢,体幹にみられる運動失調,更に眼球運動系の失調としての眼振や異常眼球運動があげられる.このなかでも,眼振を含む眼球運動系の変化は眼振計(Electro-nystagmography;ENG.Electro-oculogr-aphy;EOGと呼ばれることもある)によって記録することができる.このことは,眼振や異常眼球運動が,単に肉眼で観察されるだけではなく,閉眼や暗所開眼時における眼球運動が記録され,更に眼振の持つ幾つかの因子である,振幅,頻度,緩徐相速度,単位時間内での総振幅値の測定など定量的に分析することが可能となり,この方面の研究に飛躍的な進歩をもたらした.以下ENGの臨床的応用を中心に,その現状を述べてみたい.

GOTmの測定

大久保 昭行

pp.1424-1431

 心筋梗塞後数日間血清GOT活性が上昇することをLaDueら1)が1954年に報告して,疾病に伴う血清GOT活性値の変動が注目されるようになった.翌1955年にはWröblewskiら2)が肝炎の際にも血清GOT活性が上昇することを認めた.GOTは心筋・肝以外にも骨格筋・腎細胞に高い活性が認められる.しかし臓器に特異なアイソザイムはなく,血清中のGOTの由来臓器は臨床所見や他の検査データを総合しないと診断できない.

 1960年Fleisherら3)はイヌの心筋抽出液の濾紙電気泳動で易動度の異なる2種類のGOTアイソザイムの存在を認めた.この2種類のGOTアイソザイムのうち,陽極側に泳動するものは細胞上清分画(GOTs)に,陰極側に泳動するものはミトコンドリア(GOTm)に局在するものであることが,Boyd4),勝沼ら5),森野と和田6)によって証明された.

浸透圧の測定法

森 三樹雄

pp.1432-1437

 近年,体液浸透圧が非常に簡単に測定できるようになり,尿崩症,アジソン病,脱水症,浮腫などでしばしば鑑別診断の目的に用いられるようになった.体液の総合された物理化学的性質は個々の体液成分と同様に,我々に重要なインフォメーションを与えてくれる.浸透圧(osmotic pressure)は体液の物理化学的性質を知るうえで最も良い方法の一つである.

 人体内で浸透圧が生ずるには,①体内細胞が半透膜の細胞膜を持っていること,②細胞内外で濃度差があることによる.

総説

顕微分光測光法

伊勢村 卓司 , 藤田 晢也

pp.1439-1448

 顕微鏡下に認められる細胞1個の核DNA量,RNA量,タンパク量,Hb量などを手軽に,しかも正確に測定できたらというのは,常日ごろ顕微鏡ばかり覗いている者にとっては大きな夢の一つである.この夢を実現しようとして,Casperss-on(19361),19502))は紫外線分光測光機と顕微鏡を組み合わせて,顕微鏡下で個々の細胞の核酸量を測定することによって,核DNA量を推定することを試みた,これが顕微分光測光法の始まりである.細胞内に,どのような物質が,どのような形で含有されているかを調べるのが細胞組織化学で,その量をin situで測定するために生まれたのが顕微分光測光法であると言える.この方法は,その後,我が国では直良と柴谷3)による光学系の改良,妹尾,内海ら4)による装置の改良が加えられ,実用化への道を歩み始めた.これら諸先達の努力によって,この方法は単に細胞内の物質の量を測定するだけでなく,これを細胞の動的状態の解析に応用できる見通しが明らかにされた.

臨床化学分析談話会より・51<関東支部>

レーザーの原理と応用—分析技術に新しい力

戸谷 誠之

pp.1449

 第204回臨床化学分析談話会関東支部会(1977.7.19)は東大薬学部記念講堂にて"新しい分析技術シリーズ"の第4回として,レーザー光線法の原理とその応用について話題提供が行われた.

 話題提供者は,原理について物理学者である電子技術総合研究所主任研究員の松本元氏と,応用について慶応病院中検,臨床化学の大竹皓子氏であった.

臨床検査の問題点・96

血小板粘着能測定

塚田 理康 , 山本 美保子

pp.1450-1456

損傷した血管内膜面の血小板粘着能を測定するのが最も自然であるが,現在,臨床検査ではガラスに付着する血小板を測定するガラスビーズ法が主流をなし,Hellem Ⅱ法とSalzman変法が取り入れられている.双方の性能を検討してみると…(カットは血小板粘着能測定用のモータードライブ〈慶大病院手製〉)

検査と疾患—その動きと考え方・11

骨髄腫

今村 幸雄

pp.1457-1465

 患者 K.G.71歳,男.

 主訴 歩行時動悸及び全身倦怠感.

Ex Laboratorio Clinico・11

IgA Nephropathy

岡田 正明

pp.1466-1471

出会い

 IgA Nephropathy(IgA Glomerulonephritis, Berger's Nephropathy)という言葉は比較的新しく,大方の読者には耳新しいかも知れない.実際この名称が公にされたのは10年足らず前の1968年で,腎糸球体メキサンギウムへのIgG,IgAの沈着(Les dépôts intercapillaries d' IgA-IgG)という表題でBerger(ベルジェー)とHinglais(アングレ)の2人の病理学者がフランスの雑誌に発表,次いで1969年Bergerが単独でTransplantation Proceedingsの第一巻に55症例をIgA glomerular deposits in renal diseaseとして発表したのが最初である.

 IgA Nephropathyという言葉を私が初めて聞いたのは1970年10月で,当時私が勤務していたシカゴの病院でのR. McCluskeyの講演会でであった.免疫病理学者としてまた腎病理学者としても著明であった彼においてもこの腎症は当時経験がなく,ただBergerの見解を紹介したにとどまった.

座談会

病院の剖検の現状と対処

清水 興一 , 福島 範子 , 小野寺 憲治 , 河又 国士 , 石河 利隆

pp.1472-1479

 剖検率の高さがその病院の診療レベルのバロメーターと言われるほど,病理解剖の重要性はよく知られている反面,病理医の絶対数不足をはじめ,検査技師の介助問題など病院の病理解剖をめぐっての課題が山積している.今月は剖検の主役である病理医と技師にその現状と対処を語っていただく.

新しい神経・筋機能検査・5

終夜睡眠脳波

若松 晴彦 , 菱川 泰夫

pp.1480-1486

I.終夜睡眠脳波の意義

 人間は生涯のほぼ3分の1を眠った状態で過ごしていると考えられる.また,睡眠や夢は,人間の個人的な生活ばかりではなく,その社会生活に対しても重大な影響を及ぼすものである.このために,古くより,睡眠や夢は,多くの科学者,哲学者,文学者の心を捕らえてきた現象である.また,睡眠は心身の発達とそれらの健康の維持のためには不可欠なものと考えられている.更に,様々な睡眠障害は健康人の睡眠とどのように違っているかを明らかにすることは,臨床医学の重要な課題であると同時に,日常の医療にとっても欠かせないことである.

 ところで,睡眠時には,生体の生理機能に,覚醒時とは異なった変化がもたらされることは,古くよりよく知られている.1929年にHans Berger1)は,脳の自発的な電気活動を頭皮上から記録し,この電気活動が睡眠に伴って変化することを初めて記載した.終夜睡眠脳波記録を初めて系統的に行ったのはLoomisら2)であり,1937年の論文に詳しい.彼らは,覚醒状態から深い睡眠状態に達するまでの覚醒と睡眠状態の変化に伴う脳波の変化を詳しく観察し,脳波によって,睡眠深度を客観的に捕らえうることを明らかにした.睡眠の経過につれて脳波が漸次変化していくことは,その後,Gibbs夫妻3)によって確認された.

検査技師に必要な統計学の知識・5

量的情報の検定

臼井 敏明

pp.1487-1490

 学会報告や学術論文のデータの統計処理で,"危険率5%で有意の差が認められる"というような検定を行うことが要求されるようになった.今回は検定の考え方を述べるとともに,各種の例題と計算法を一覧表にまとめ,読者の利用の便を図った.自分で整理したデータについて実際に適用してみていただきたい.

 検定には量的情報の検定と質的情報の検定とがあるが,今回は前者について述べる.

編集者への手紙

ペルオキシダーゼ染色について—2,7-フルオレンジアミン改良法

今村 博三 , 重松 武 , 黒田 吉男

pp.1491

 ベンチジン規制後のペルオキシダーゼ染色については,各施設ともベンチジンに代わる染色法を模索している現状である.本誌7月号に日野志郎先生の「新しいペルオキシダーゼ染色法」3)についての諸法の解説が掲載されているが,より良い染色法を,各施設で研究されていることを知り心強く感じた.誌上で紹介された我々のフルオレンジアミン(FDA)改良法1,2)もその流れの一つとして改良を加えていきたいと考えている.

 この改良法は弱陽性所見をより明瞭に染色する目的で考案したもので,日野先生のご指摘のごとく(本誌7月号及び原著2)を参照していただきたいが) pH7.3前後に最も良い染色良好域があり,硫酸アルミニウムの質によると考えられる.たまたま我々の入手した硫酸アルミニウムがこの染色法に適していたためか,少量でpH7.3に達した.添加する硫酸アルミニウムは入手ごとにpH7.3に達する量を知る必要があろう.またFDAを緩衝液に十分飽和させることも良い染色結果を得るコツであり,不十分であると良好な染色所見が得られない.飽和の際に温水中(約40℃,急ぐとき約50℃)で振盪しながら溶解させると容易に飽和液を得られるようである.

新しいキットの紹介

酵素を試薬として使用する血漿LCAT活性定量法

山本 晋一郎 , 大橋 勝彦 , 平野 寛 , 柴田 進

pp.1492-1495

 LCAT(lecithin-cholesterol acyltransferase)はコレステロール定量の標準法を考案したSperry1)(1935)が血清を放置しているうちに遊離コレステロールが減り,エステルコレステロールが増加することに気づいたときに発見された酵素である.次いでGlomset2)がこの酵素により血漿lecithinのC2位の不飽和脂肪酸が転位して血漿cholesterolのC3位のOHに結合し,これをエステル化することを明らかにし,またこの酵素がSH基を失活さすp-hydroxymercurbenzoateにより抑制されるところのSH-enzymeであることを指摘した.しかし当初はその生理的意義が明確に把握されなかったが,後に,肝胆道疾患にみられるコレステロール・エステル比減少が実はこの酵素活性低下の結果であることが分かり,注目を浴びるようになった.

新しい機器の紹介

微量採血における新しい器具

笹村 強 , 戸谷 誠之

pp.1496-1498

はじめに

 検体検査の中で小児,新生児を対象とする場合の配慮として,測定法の微量化と同時に,検体採取,検体管理の条件が重要である1).一般に新生児の採血にはガラス毛細管(キャピラリー,内径1.5mm長さ11cm)を使用する場合が多く,特に電解質測定における毛細管の使用頻度は本院においては全検査数の約1/3である.しかし毛細管使用における問題点として,1本の採血量(約100μl)が少ないため検査には数本の毛細管が必要であり,遠心分離まで検体調製の手間がかかる,溶血が起こりやすい,各毛細管同士の溶血度に差がある,などの点があげられる.

 今回,Becton, Dickinson社より開発された微量採取器具としてマイクロテイナー2)を使用する機会を与えられ,現在,毛細管と同様日常検査に使用しているのでその結果を報告する.

Laboratory Instrumentation

アミノ酸自動分析装置

千田 正昭

pp.1504-1507

 アミノ酸分析の臨床医学,臨床化学への応用は装置の自動化及び分析手法の改良によって急速に発展した.特にアミノ酸代謝異常症,アミノ酸尿症の近年における発見数の増大はアミノ酸分析法の進歩を証拠づけるものである.1951年,Moore & Stein1)によって初めてイオン交換樹脂によるタンパク質構成アミノ酸の分析方法の基礎が確立された.彼らはこのとき5日間の日数を費やし血清,尿の分析を行った.臨床分野への応用という観点に立てば程遠いものであった.1958年,Spackman,Moore & Stein2)らによってアミノ酸自動分析機が開発されるや,分析時間の短縮と応用データの蓄積は進展の速度を速めることとなった.1960〜63年,Hamilton,Piezは3,4)Na Citrate法により生体アミノ酸分析を25時間で行った.このときNa Citrate法では,アスパラギン酸,アスパラギンなどを分離するのは困難であることが明らかになった.1967年,Benson5)らはNa Cit-rate法により,アミノ酸に対するSelectivityの高い,Li Citrateを用いて分離能を向上させた.これにより今日の生体アミノ酸分析の基礎が確立した.その後,1970年,C.P.Kedenberg6)らによって分析時間の短縮化が行われ,今日に至っている.

検査室の用語事典

呼吸機能検査

田村 昌士 , 遠藤 和彦

pp.1509

104) Static transpulmonary pressure (Pst);静的肺内外圧差

呼吸静止状態の各肺気量位における口腔・胸腔内圧差で,肺の弾性収縮力を表す.通常,最大吸気位のPst (PstTLC)を測定するが,健常者でも加齢により減少し,肺コンプライアンスが低下する場合はPstの増大が著しい.

免疫・血清学的検査

松橋 直

pp.1510

151) Polyclonal hypergammaglobulinemia;多クローン性高ガンマグロブリン血症

多数のクローンに属する形質細胞が増加し,Igを産生する状態で,IgG・IgM・IgAなどが同時に増加することが多い.したがってIEPではM弧を作らず一様に増加した像となる.

質疑応答

臨床化学 試薬作製の誤差

T生 , 坂岸 良克

pp.1511-1512

 〔問〕試薬を作るときに,よく何倍に希釈するとか,水を加えて1lにするとか示されていますが,少量だけ,例えば100ml以下で作ったときとl単位で作ったときと誤差の大きさが違うと思いますが,どうなのでしょうか.

血液 ITPにおける血小板抗体

T生 , 安永 幸二郎

pp.1512-1514

 〔問〕ITPは自己免疫性疾患とされており,抗血小板抗体の検出が行われていますが,現在どの方法が最も正しい成績が得られるでしょうか.また治療による変動の有無についてもお教えください.

免疫血清 免疫グロブリンの同定の仕方

N生 , 河合 忠

pp.1514-1515

 〔問〕血清タンパクの電気泳動パターンから,時々異常タンパク質と思われるシャープな,あるいは波状のバンドが得られることがあります.そのようなとき,どのような順序で異常タンパクを調べていけばよいのでしょうか.余り詳しいことが書けないようでしたら適当な文献を紹介してください.

免疫血清 健康者の血清中CRP

S生 , 松田 重三

pp.1515-1516

 〔問〕CRPは通常,健康者の血清中には存在しないと言われてますが,本当に0なのでしょうか.

臨床生理 Fm θとは

N生 , 石原 務

pp.1517-1518

 〔問〕最近,脳波検査において"Fm θ"という言葉を聞きますが,これはどのような現象を言うのでしょうか.

検査機器 多素子心電計の接触抵抗測定装置

M子 , 櫻井 隆

pp.1518-1520

 〔問〕多素子心電計のJIS視格には電極の接触抵抗測定装置を組み込まなければならないと記されています.しかし,市販の心電計にはそれが付いていないのはなぜでしょうか.

診断学 Sea-blue histiocytosisとは

A子 , 大橋 辰哉

pp.1520-1521

 〔問〕Sea-blue histiocytosisという言葉を聞きましたが,名称の由来と,どんな病気なのでしょうか.また,我が国にも報告例があるのでしょうかご教示ください.

雑件 外国病院への就職

U子 , 佐々木 禎一

pp.1521-1522

 〔問〕外国の病院で検査技師として働きたいのですが,方法がありますか.受け入れてくれる国,資格,語学力などお教えください.

雑件 短期大学と各種学校

T子 , 北村 清吉

pp.1522-1523

 〔問〕臨床検査技師の養成機関として,短期大学と各種学校がありますが,どのような違いがあるのでしょうか.

雑件 M. T.,Ph. D.,M. D. とは

S生 , 只野 寿太郎

pp.1523-1524

 〔問〕英語の論文で著者名の後にM. T.(A. S. C. P.),Ph. D.,M. S.,M. B.,M. D. などとあるのは,どういう意味の肩書きなのでしょうか.

基本情報

臨床検査

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1367

印刷版ISSN 0485-1420

雑誌購入ページに移動

バックナンバー

64巻12号(2020年12月発行)

今月の特集1 血栓止血学のトピックス—求められる検査の原点と進化
今月の特集2 臨床検査とIoT

64巻11号(2020年11月発行)

今月の特集1 基準範囲と臨床判断値を考える
今月の特集2 パニック値報告 私はこう考える

64巻10号(2020年10月発行)

増刊号 がんゲノム医療用語事典

64巻9号(2020年9月発行)

今月の特集1 やっぱり大事なCRP
今月の特集2 どうする?精度管理

64巻8号(2020年8月発行)

今月の特集1 AI医療の現状と課題
今月の特集2 IgG4関連疾患の理解と検査からのアプローチ

64巻7号(2020年7月発行)

今月の特集1 骨髄不全症の病態と検査
今月の特集2 薬剤耐性カンジダを考える

64巻6号(2020年6月発行)

今月の特集 超音波検査報告書の書き方—良い例,悪い例

64巻5号(2020年5月発行)

今月の特集1 中性脂肪の何が問題なのか
今月の特集2 EBLM(evidence based laboratory medicine)の新展開

64巻4号(2020年4月発行)

増刊号 これで万全!緊急を要するエコー所見

64巻3号(2020年3月発行)

今月の特集1 Clostridioides difficile感染症—近年の話題
今月の特集2 質量分析を利用した臨床検査

64巻2号(2020年2月発行)

今月の特集1 検査でわかる二次性高血圧
今月の特集2 標準採血法アップデート

64巻1号(2020年1月発行)

今月の特集1 免疫チェックポイント阻害薬—押さえるべき特徴と注意点
今月の特集2 生理検査—この所見を見逃すな!

63巻12号(2019年12月発行)

今月の特集1 糖尿病関連検査の動向
今月の特集2 高血圧の臨床—生理検査を中心に

63巻11号(2019年11月発行)

今月の特集1 腎臓を測る
今月の特集2 大規模自然災害後の感染症対策

63巻10号(2019年10月発行)

増刊号 維持・継続まで見据えた—ISO15189取得サポートブック

63巻9号(2019年9月発行)

今月の特集1 健診・人間ドックで指摘される悩ましい検査異常
今月の特集2 現代の非結核性抗酸菌症

63巻8号(2019年8月発行)

今月の特集 知っておきたい がんゲノム医療用語集

63巻7号(2019年7月発行)

今月の特集1 造血器腫瘍の遺伝子異常
今月の特集2 COPDを知る

63巻6号(2019年6月発行)

今月の特集1 生理検査における医療安全
今月の特集2 薬剤耐性菌のアウトブレイク対応—アナタが変える危機管理

63巻5号(2019年5月発行)

今月の特集1 現在のHIV感染症と臨床検査
今月の特集2 症例から学ぶフローサイトメトリー検査の読み方

63巻4号(2019年4月発行)

増刊号 検査項目と異常値からみた—緊急・重要疾患レッドページ

63巻3号(2019年3月発行)

今月の特集 血管エコー検査 まれな症例は一度みると忘れない

63巻2号(2019年2月発行)

今月の特集1 てんかんup to date
今月の特集2 災害現場で活かす臨床検査—大規模災害時の経験から

63巻1号(2019年1月発行)

今月の特集1 発症を予測する臨床検査—先制医療で5疾病に立ち向かう!
今月の特集2 薬の効果・副作用と検査値

62巻12号(2018年12月発行)

今月の特集1 海外帰りでも慌てない旅行者感染症
今月の特集2 最近の輸血・細胞移植をめぐって

62巻11号(2018年11月発行)

今月の特集1 循環癌細胞(CTC)とリキッドバイオプシー
今月の特集2 ACSを見逃さない!

62巻10号(2018年10月発行)

増刊号 感染症関連国際ガイドライン—近年のまとめ

62巻9号(2018年9月発行)

今月の特集1 DIC診断基準
今月の特集2 知っておきたい遺伝性不整脈

62巻8号(2018年8月発行)

今月の特集 女性のライフステージと臨床検査

62巻7号(2018年7月発行)

今月の特集1 尿検査の新たな潮流
今月の特集2 現場を変える!効果的な感染症検査報告

62巻6号(2018年6月発行)

今月の特集1 The Bone—骨疾患の病態と臨床検査
今月の特集2 筋疾患に迫る

62巻5号(2018年5月発行)

今月の特集1 肝線維化をcatch
今月の特集2 不妊・不育症医療の最前線

62巻4号(2018年4月発行)

増刊号 疾患・病態を理解する—尿沈渣レファレンスブック

62巻3号(2018年3月発行)

今月の特集1 症例から学ぶ血友病とvon Willebrand病
今月の特集2 成人先天性心疾患

62巻2号(2018年2月発行)

今月の特集1 Stroke—脳卒中を診る
今月の特集2 実は増えている“梅毒”

62巻1号(2018年1月発行)

今月の特集1 知っておきたい感染症関連診療ガイドラインのエッセンス
今月の特集2 心腎連関を理解する

60巻13号(2016年12月発行)

今月の特集1 認知症待ったなし!
今月の特集2 がん分子標的治療にかかわる臨床検査・遺伝子検査

60巻12号(2016年11月発行)

今月の特集1 血液学検査を支える標準化
今月の特集2 脂質検査の盲点

60巻11号(2016年10月発行)

増刊号 心電図が臨床につながる本。

60巻10号(2016年10月発行)

今月の特集1 血球貪食症候群を知る
今月の特集2 感染症の迅速診断—POCTの可能性を探る

60巻9号(2016年9月発行)

今月の特集1 睡眠障害と臨床検査
今月の特集2 臨床検査領域における次世代データ解析—ビッグデータ解析を視野に入れて

60巻8号(2016年8月発行)

今月の特集1 好塩基球の謎に迫る
今月の特集2 キャリアデザイン

60巻7号(2016年7月発行)

今月の特集1 The SLE
今月の特集2 百日咳,いま知っておきたいこと

60巻6号(2016年6月発行)

今月の特集1 もっと知りたい! 川崎病
今月の特集2 CKDの臨床検査と腎病理診断

60巻5号(2016年5月発行)

今月の特集1 体腔液の臨床検査
今月の特集2 感度を磨く—検査性能の追求

60巻4号(2016年4月発行)

今月の特集1 血漿蛋白—その病態と検査
今月の特集2 感染症診断に使われるバイオマーカー—その臨床的意義とは?

60巻3号(2016年3月発行)

今月の特集1 日常検査からみえる病態—心電図検査編
今月の特集2 smartに実践する検体採取

60巻2号(2016年2月発行)

今月の特集1 深く知ろう! 血栓止血検査
今月の特集2 実践に役立つ呼吸機能検査の測定手技

60巻1号(2016年1月発行)

今月の特集1 社会に貢献する臨床検査
今月の特集2 グローバル化時代の耐性菌感染症

59巻13号(2015年12月発行)

今月の特集1 移植医療を支える臨床検査
今月の特集2 検査室が育てる研修医

59巻12号(2015年11月発行)

今月の特集1 ウイルス性肝炎をまとめて学ぶ
今月の特集2 腹部超音波を極める

59巻11号(2015年10月発行)

増刊号 ひとりでも困らない! 検査当直イエローページ

59巻10号(2015年10月発行)

今月の特集1 見逃してはならない寄生虫疾患
今月の特集2 MDS/MPNを知ろう

59巻9号(2015年9月発行)

今月の特集1 乳腺の臨床を支える超音波検査
今月の特集2 臨地実習で学生に何を与えることができるか

59巻8号(2015年8月発行)

今月の特集1 臨床検査の視点から科学する老化
今月の特集2 感染症サーベイランスの実際

59巻7号(2015年7月発行)

今月の特集1 検査と臨床のコラボで理解する腫瘍マーカー
今月の特集2 血液細胞形態判読の極意

59巻6号(2015年6月発行)

今月の特集1 日常検査としての心エコー
今月の特集2 健診・人間ドックと臨床検査

59巻5号(2015年5月発行)

今月の特集1 1滴で捉える病態
今月の特集2 乳癌病理診断の進歩

59巻4号(2015年4月発行)

今月の特集1 奥の深い高尿酸血症
今月の特集2 感染制御と連携—検査部門はどのようにかかわっていくべきか

59巻3号(2015年3月発行)

今月の特集1 検査システムの更新に備える
今月の特集2 夜勤で必要な輸血の知識

59巻2号(2015年2月発行)

今月の特集1 動脈硬化症の最先端
今月の特集2 血算値判読の極意

59巻1号(2015年1月発行)

今月の特集1 採血から分析前までのエッセンス
今月の特集2 新型インフルエンザへの対応—医療機関の新たな備え

58巻13号(2014年12月発行)

今月の特集1 検査でわかる!M蛋白血症と多発性骨髄腫
今月の特集2 とても怖い心臓病ACSの診断と治療

58巻12号(2014年11月発行)

今月の特集1 甲状腺疾患診断NOW
今月の特集2 ブラックボックス化からの脱却—臨床検査の可視化

58巻11号(2014年10月発行)

増刊号 微生物検査 イエローページ

58巻10号(2014年10月発行)

今月の特集1 血液培養検査を感染症診療に役立てる
今月の特集2 尿沈渣検査の新たな付加価値

58巻9号(2014年9月発行)

今月の特集1 関節リウマチ診療の変化に対応する
今月の特集2 てんかんと臨床検査のかかわり

58巻8号(2014年8月発行)

今月の特集1 個別化医療を担う―コンパニオン診断
今月の特集2 血栓症時代の検査

58巻7号(2014年7月発行)

今月の特集1 電解質,酸塩基平衡検査を苦手にしない
今月の特集2 夏に知っておきたい細菌性胃腸炎

58巻6号(2014年6月発行)

今月の特集1 液状化検体細胞診(LBC)にはどんなメリットがあるか
今月の特集2 生理機能検査からみえる糖尿病合併症

58巻5号(2014年5月発行)

今月の特集1 最新の輸血検査
今月の特集2 改めて,精度管理を考える

58巻4号(2014年4月発行)

今月の特集1 検査室間連携が高める臨床検査の付加価値
今月の特集2 話題の感染症2014

58巻3号(2014年3月発行)

今月の特集1 検査で切り込む溶血性貧血
今月の特集2 知っておくべき睡眠呼吸障害のあれこれ

58巻2号(2014年2月発行)

今月の特集1 JSCC勧告法は磐石か?―課題と展望
今月の特集2 Ⅰ型アレルギーを究める

58巻1号(2014年1月発行)

今月の特集1 診療ガイドラインに活用される臨床検査
今月の特集2 深在性真菌症を学ぶ

57巻13号(2013年12月発行)

今月の特集1 病理組織・細胞診検査の精度管理
今月の特集2 目でみる悪性リンパ腫の骨髄病変

57巻12号(2013年11月発行)

今月の特集1 前立腺癌マーカー
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査②

57巻11号(2013年10月発行)

特集 はじめよう,検査説明

57巻10号(2013年10月発行)

今月の特集1 神経領域の生理機能検査の現状と新たな展開
今月の特集2 Clostridium difficile感染症

57巻9号(2013年9月発行)

今月の特集1 肺癌診断update
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査①

57巻8号(2013年8月発行)

今月の特集1 特定健診項目の標準化と今後の展開
今月の特集2 輸血関連副作用

57巻7号(2013年7月発行)

今月の特集1 遺伝子関連検査の標準化に向けて
今月の特集2 感染症と発癌

57巻6号(2013年6月発行)

今月の特集1 尿バイオマーカー
今月の特集2 連続モニタリング検査

57巻5号(2013年5月発行)

今月の特集1 実践EBLM―検査値を活かす
今月の特集2 ADAMTS13と臨床検査

57巻4号(2013年4月発行)

今月の特集1 次世代の微生物検査
今月の特集2 非アルコール性脂肪性肝疾患

57巻3号(2013年3月発行)

今月の特集1 分子病理診断の進歩
今月の特集2 血管炎症候群

57巻2号(2013年2月発行)

今月の主題1 血管超音波検査
今月の主題2 血液形態検査の標準化

57巻1号(2013年1月発行)

今月の主題1 臨床検査の展望
今月の主題2 ウイルス性胃腸炎

icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら