icon fsr

雑誌目次

雑誌文献

臨床検査21巻2号

1977年02月発行

雑誌目次

カラーグラフ 皮膚の真菌症・Ⅱ

フザリウム肉芽腫—付・フザリウム全眼球炎

赤木 正志

pp.122-123

 Fusariumは植物病原菌として有名な真菌であるが,人に感染することはほとんどない.しかし我が国でも角膜真菌症あるいはoph-thalmomycosisの起炎菌としていくつかの報告がある.皮膚表面から分離されることはよくあるが,その多くは雑菌的な分離である.Fusariumによる内臓感染の報告はないので,極めて表在的にしか寄生しえないものと思われるが,皮膚感染例の報告は外国にもあり,またここに示すような特殊な組織型を持つ感染例が認められているので,その予備知識を持っていることは必要であろう.

カラーグラフ 

解説

赤木 正志

pp.124

 症例1はクロモミコーシスの患者に認められたフザリウム肉芽腫でちる.この患者は9年前から右下肢令体・顔・両上肢に疣状皮膚炎の病巣が多発し,電気焼灼を繰り返していたが,ケタラールによる全身麻酔を行った翌日から健康側の左踵部に有痛性の紅斑が生じ,栗実大の深い難治性の潰瘍となり,5か月半ばかりたってようやく写真のように縮小した.その際一部に小豆大の肉芽腫が生じ,他の潰瘍面から際立って隆起しており,あるいは黒色菌の転移ではあるまいかと思って切除して検索した.するとその組織標本から特異な形態の菌要素が認められ,また初期に紅色,後に紫色となる白色綿毛状集落を作るFusarium sp.を分離したために,この疣状の肉芽腫はフザリウム肉芽腫であることが明らかになった.

 患者の自覚症状は全くなく,組織像では他の真菌症に見られるような巨細胞はなく,細胞浸潤も軽微であり,組織を見る限りでは,枯木に宿り木が寄生するように,たまたま再生しつつある肉芽の中にFusariumがまぎれ込んでいるような寄生関係がうかがわれるにすぎなかった.この症例を1972年奈良の日皮会中部に報告したところ,雑菌汚染と見なさないのかという意見があった.

技術解説

SDS-ポリアクリルアミドゲル電気泳動法

佐野 紀代子

pp.125-135

 SDS-ポリアクリルアミドゲル電気泳動法(以下SDS-PAGEと略す)の特徴は,相対移動度からタンパクの分子量を決定できることである.1967年Shapiroら1)により初めて報告されたこの泳動法は,WeberとOsborn2)により分子量既知の40種類のタンパクに適用され,妥当な値が得られることが示された.それ以来,生化学の各領域で盛んに用いられ,その普及ぶりはまことに急速であり,タンパクの分子量を決定する手段として,従来の分析用超遠心機を用いての沈降平衡あるいは沈降速度法に完全に取って代わった観がある.またSDSが不溶性タンパクに対する優れた可溶化作用を有することも特徴の一つで,このため膜構造の研究に不可欠な方法となった.これらの特徴を持つSDS-PAGEは,そのうえ試料が少なくてすみ,かつ手法が簡便,試薬が安価であり,そして分析能力が高いことも大きな魅力となっている.

免疫複合体検出法

横張 龍一

pp.136-142

 免疫現象はもともと生体防御機構の一つであって,抗体はnot selfである抗原と結合して,それを排除するように働いている.抗原と抗体の結合物──免疫複合体(immune complex)は,したがって生理的なものとして存在しうるが,多くの場合網内系によって速やかに処理されているであろう.しかし,immune complexの量が一定の範囲を越えて増加したり,質的に異常なものが生じたりすれば,病的状態を引き起こす因子となるであろうことは十分に考えられる.実際,いくつかの疾患において,immune complexの病態形成にかかわる役割が注目されており,immune complex diseaseという概念も生まれている.immune complexの量的あるいは質的な把握は,それゆえ,これら疾患の研究に重要な課題となっているが,現在までのところ,多くの診療機関がそろって取り上げるほどに確立した方法は開発されていない.以下,疾患とimmune complexの関連,現在行われているimmune complex測定法とその問題点について述べることとする.

組織内金属の測定法

平間 元博 , 藤岡 保範 , 恩村 雄太

pp.143-147

 生体内に生理的に存在する微量金属が種々の疾患で増減することはよく知られている.一方,生理的,非生理的を問わず,ある種の金属が生体内に過剰に蓄積して病的状態(中毒症)を惹起することも周知の事実であり,その際,血液,尿,尿,唾液,汗,胃液,胆汁,リコール,乳汁などに含まれる金属を測定することが必要不可欠である.更に,場合によっては手術あるいは剖検により得られた臓器や組織内の金属含量を測定すれば,より正確に疾患との関係を推測することができる.しかし,材料の制限(生検材料では量的に不足),測定に要する装置,手技などが高価で,やや繁雑なこと,一定の確立された方法がないことなどから,現在では,まだルーチン化していない.しかし,今後,その必要性はますます高まるものと思われるので,著者らの今までの経験に基づき基本的事項と注意すべき点について述べてみたい.

 測定のプロセスは次のごとくである.①試料の採取②乾燥,③灰化,④原子吸光分析,以下,項目ごとに述べてみよう.

総説

呼吸器インピーダンス

阿部 直 , 冨田 友幸

pp.149-154

 呼吸器インピーダンスをオッシレーション法により測定する原法は,1959年DuBoisら1)によって開発された.以後,測定に当たっての具体的方法はかなり改良され,現在では我が国においても臨床換気機能検査機器の一つとして,呼吸器インピーダンスの測定装置が広く使用されている.

 本稿では,臨床的に普及している3Hz呼吸器インピーダンスを中心として,呼吸器インピーダンスの概念,測定原理,測定値の評価などについて解説し,呼吸器インピーダンスの詳しい理論については最後に付記した.

臨床化学分析談話会より・42<関東支部>

入り口を見つけよう—膵機能検査へのアプローチ

溝口 香代子

pp.155

 第196回分析談話会(1976.10.19)は,東大薬学部記念講堂で開催され,臨床病理学会,電気泳動学会,消化器病学会などを控えていたにもかかわらず,多数の参会者で満員となった.今回は"診断へのアプローチ・シリーズ"の第4回目として,順天堂大伊豆長岡病院内科・内藤聖二先生に"膵機能検査へのアプローチ"というテーマで,また虎の門病院消化器外科・池永達雄先生には"アミラーゼの臨床的意義"というテーマで話題提供をしていただいた.

 内藤先生は,他の疾患に比べて膵疾患の場合,診断基準となりうる検査が少ないこと及びいくつかの検査の可能性について提案をされ,臨床側からの要望を終始強調された.

臨床検査の問題点・87

Rate assayとは何か

斎藤 正行 , 仁科 甫啓

pp.156-162

 酵素の測定法は,国際生化学連合(IUB)の勧告もあり,現在の主流が酵素活性の初速度測定にある.これは従来からの終末法とどう違うのか,またどんな長所・短所を持っているのか──この辺でrateそのものを見直してみるのもよいだろう(カットは化学反応の種類).

検査と疾患—その動きと考え方・2

肝疾患

上野 幸久 , 遠藤 了一

pp.163-171

 患者 M.S.48歳,男子.

臨床診断肝硬変+肝癌(ヘパトーム)

Ex Laboratorio Clinico・2

薬剤耐性伝達因子(R因子)の発見

秋葉 朝一郎

pp.172-178

 上述したところを要約すると次のようになる.多剤耐性赤痢菌の発生の機序は,疫学的,臨床的ならびに実験的諸事実に照らして,薬剤の直接的作用によるという従来の学説では説明しえない.抗生剤の普及に伴って健康人の腸管内に多剤耐性大腸菌が出現し保有されていることから,かかる保有者が赤痢菌の感染を受けた場合には,耐性大腸菌から耐性が赤痢菌に伝達されるのではなかろうかという仮説を立てて検討し,in vitroおよびin vivoにおいて大腸菌,赤痢菌間において耐性の伝達が起きることを確かめた.この耐性伝達の機序は,接合によるものであるが,伝達される耐性因子(transferable resistance factorと呼んだ)は,染色体性のものではなく細胞質性遺伝子(cytoplasmic genetic element, plasmid)であって,原則的には薬剤耐性以外の形質の移入を伴わない.これらの諸事実の立証が,余ら研究グループの伝達性耐性因子(R因子)発見に至るまでの考え方と実験との経緯である.

学会印象記 第27回電気泳動学会総会

日常検査の中から研究への手掛かり

松谷 牧子

pp.179

 電気泳動学会は回を重ねるに従い,演題数の増加,講演内容の多彩化が目立っているが,第27回電気泳動学会総会は10月27〜29日の3日間,赤井貞彦総会長(新潟県立ガンセンター外科)のもとに新潟市の県民会館において開かれた.演題は特別講演として教育講演,児玉賞受賞講演がそれぞれ2題,シンポジウム7題および一般講演53題であり,量および質ともに充実した内容であった.

 学会初日の教育講演では,菅野(すがの)浩先生(新潟大・理学部)の「電気泳動の発展と歴史」があり,チゼリウスの電気泳動から始って,最近の等速電気泳動まで,菅野先生自身の豊富な研究,経験に基づいた各種泳動法の解説をされ,学会発足当初のメンバーの諸先輩方には感慨深く,若い人たちには貴重な講演内容であった.次いで河合忠先生(自治医大・臨床病理)の教育講演「電気泳動法による血清蛋白分画の臨床的意義」では,セルロース・アセテート膜電気泳動法を中心に,タンパク分画の詳細な解析とその臨床的意義を明解に述べられ,電気泳動が病態解析のうえにいかに重要な手段であるかを強調された.

座談会

小児の集団検尿

小沼 哲 , 五十嵐 すみ子 , 岡田 敏夫 , 酒井 糾 , 林 康之

pp.180-188

 毎年,学校保健法により,全国の学童に行われている集団検尿は,技術的・管理的な問題点を多く含んでいる.検査法の選択,自動化の導入あるいはスクリーニングされた"患者"や保留群のケアなど目前の課題を集検の技師,専門医に現状と将来を語っていただく.

(1976年10月開催)

新しい心機能検査法・2

容積脈波と血行動態

稲垣 義明 , 増田 善昭

pp.189-197

 心拍に伴う心・血管系の周期的な容積変動を曲線として記録するいわゆる容積脈波1)には動脈脈波,静脈脈波,心尖拍動曲線,指尖容積脈波,エレクトロカイモグラフィなどがあるが,ここでは動脈脈波,特に頸動脈脈波と心尖拍動曲線について主に取り上げ,その実際の記録技術,測定法とその血行動態的意味について述べる.なお,動脈脈波および心尖拍動曲線は容積変化と圧変化が重なったものであり,通常の方法ではこの両者を区別して記録することは難しく,また,容積変化と圧変化曲線の間には著しい差はないので2),ここでは両者を特に区別することなく用いる.

新しい赤血球の検査・2

赤血球膜の検査法

八幡 義人

pp.198-205

 赤血球膜に関する検査法の多くはまだ研究室レベル1,2)にあり,試行錯誤により日々改良されているものが多い.この事実は,膜研究が赤血球領域のなかでも,ヘモグロビンや血球酵素関係における研究の進歩と比較して著しく遅れていることと表裏一体をなしている.その理由として以下の事実が考えられる.すなわち,①赤血球の膜成分の含量が細胞質のそれと比較して,著しく少量であり,②これら膜成分が,膜構造のなかで互いに立体的に配置されて初めて十分な機能を有すること,③膜成分,特に膜タンパクの可溶化に難点があったこと,などが主であろう.

 以上の幾多の困難にもかかわらず,膜研究は着実に進展してきており,近い将来最も重要な分野の一つとなるであろう.赤血球膜研究の現状については紙面の都合上,総説3〜9)を参照されたい.以下,赤血球膜に関して,①細胞形態,②細胞のレオロジー(rheology),③膜輸送などの膜機能,④膜タンパク,⑤膜脂質,⑥膜酵素,⑦免疫学的特性,などに関する,現時点における検査法10〜12)について述べたい.

編集者への手紙

水—紫外線—ヒビテン—Pseudomonas cepaciaについて

藪内 英子

pp.206-207

 Pseudomonas aeruginosaは臨床材料からの検出頻度と感染症例の件数で他のPseudomonas属菌を大きく引き離し,非発酵性グラム陰性杵菌の臨床細菌学で最も重視されてきました.ところが近年Pseudomonas cepaciaの分離例が多くなり,病院によっては日常細菌検査での検出件数がP.aeruginosaを抜いて第1位を占めているところもあります.分離例の増加は感染症例の発生に結び付きます.分離例増加の要因としては検査水準の向上と菌の蔓延とが考えられます.菌が持っている生理,生化学的特性と,菌をとりまく環境条件が適合したとき,菌の蔓延がひそやかに進行し続けるのでしょう.そこでP.cepaciaの蔓延にかかわる菌側と環境側の要因についての知見をお知らせします.

自動分析装置の導入に対して検査技師はどう対応するか

三井 悦三

pp.207

 自動分析装置を導入した場合,まず我々は良いデータを出す必要があるのは当然なのですが,それ以外に機械に強くなる必要があると思います.例えば故障対策ですが,ある程度の故障は我々が修理すべきでしょう.また,何年か使用した場合の補修などもできるだけ自分でやることが必要です.そこで,ベックマンDSA 560(1973年10月購入,ディスクリート方式)を例にしてどのように機械に取り組んでいるかを報告したいと思います.

新しいキットの紹介

T3-リアキットⅡの使用経験

扇谷 茂樹 , 村中 修 , 久城 英人

pp.208-212

緒言

 3,5,3'-Triiodo-L-Thyronine (以下,T3と略)は,1952年,Gross and Pitt-Riversら1)によってヒト血中での存在が見い出された。

 T3は同じ甲状腺の生理活性成分であるL-Thyroxine(T4)に比べてその血中濃度は1/50〜1/100にすぎないが,生理作用の効果は数倍強力で,かつ速効性に富み,甲状腺機能の調節,維持にT4とともに重要な役割を果たしている2)

Laboratory Instrumentation

心電計

渡辺 泰治郎 , 桜井 隆

pp.214-217

 心電図(検査)記録は一般外来のほか,救急時,手術中,重症患者監視,集団検診などの健康管理にと幅広く用いられるようになり,もう特殊な検査ではなくなった。このように数多く使われるようになった理由の一つに,心電計の性能が大幅に向上して,いつでも安心して使えるようになったことをあげるができよう.

 このために,その取り扱い方や心電図を記録するための教育や,特別な訓練を受けなくても数回の練習だけで,だれにでも気軽に操作できるようになった.それだけに時々読めない心電図が発生する.読めない心電図ではいくら記録しても役に立たないし,心電図と言うことはできない,なぜそうなるかの原因には大きく分けて二つあるが,一つは心電計そのもの(hard)の不具合を知らずに使っている.もう一つは,心電計の取り扱い方と,被検者を含めた周辺(soft)の問題とがあげられる.そこで日常心電計を使いながらその性能を点検し,異常を早期に発見し,それを整備して,常に読める心電図を記録するための,心電計の扱い方とチェックのポイントを記してみる.

検査室の用語事典

呼吸機能検査

田村 昌士 , 遠藤 和彦

pp.219

10) Alveolar capillary membrane;肺胞毛細管膜

 O2は肺胞から血液中に移動するとき,肺胞膜,間質液及び毛細管膜,すなわち肺胞毛細管膜を通って拡散される.更にO2は血漿,赤血球膜を通ってヘモグロビンと化学的に結合する.ガス拡散能力(DL)はこれらの全過程について測定するものであり,膜拡散能力(Dm)は肺胞毛細管膜のガス拡散機能を表す.

免疫・血清学的検査

松橋 直

pp.220

12)α1—antichymotrypsin (α1X)

 ヒト血清α1—globulinの一種.キモトリプシン阻害作用がある.

質疑応答

臨床化学 データの有効数字

T生 , 臼井 敏明

pp.221-223

 〔問〕生化学のデータを報告書に書く場合,例えばコレステロール206.0,クンケル7.0と小数点まで書いていますが,有効数字,生理的変動,測定誤差など考え合わせると,小数点以下0をつけるのはかえって間違っているのではないかと思います.またカルシウム,カリウムなど4.5と小数点以下まで必要ではないかと思われる場合もあり,具体的にデータ数字の記入法について教えてください.

臨床化学 分離血清とフィブリン析出

S子 , 上田 智

pp.223-224

 〔問〕血清分離して放置しておくとフィブリンが析出してくる場合があり,遠沈除去してしばらくすると再び析出するという血清がありますが,正常血清とどんなところが違うのでしょうか.また臨床的に何か差がありますか.

臨床化学 唾液の臨床化学検査

S生 , 奥田 清

pp.224-226

 〔問〕唾液の尿素を簡単に検査して尿毒症の診断ができるという話を聞きました.また最近,唾液中の抗てんかん薬(ジフェニルヒダントインなど)の濃度が血中濃度に比例しており,採血しなくとも唾液を調べればよいという報告もみました.唾液を調べることは血液定量の代わりになりうるのでしょうか.どんな成分が他に測定できるのでしょうか.その精度,また唾液採取の仕方などについてご教示ください.

病理 硬組織の脱灰標本

N生 , 清野 和夫

pp.226-227

 〔問〕硬組織,特に頭蓋骨や大腿骨の脱灰標本をパラフィンで包埋した場合,脱灰は十分できていても,薄切時に局所的に厚い切片が得られたり,時によっては骨組織が部分的に剥離してくるようなことがありますが,パラフィンを用いるための宿命的なものでしょうか,お教えください.

病理 ガラスナイフによる超薄切片のナイフマーク

A生 , 串田 弘

pp.227-228

 〔問〕最近,腎生検のブロックを薄切し始めたのですが,標本上のメス傷がひどく目立ちます.以前同様にして作ったガラスナイフで薄切した肺癌組総などの標本は,これほどメス傷がひどくはありませんでした.ガラスナイフは,LKB社7800ナイフメーカーを用いて作っています.考えられる原因と対策をお教えください.

臨床生理 針電極の消毒法

Y生 , 村井 由之

pp.228-229

 〔問〕筋電図検査に使用する針電極の消毒法についてお教えください.

血液 血管内凝固症候群のスクリーニング検査

O子 , 松田 道生

pp.229-231

 〔問〕血管内凝固症候群と思われる患者について,これが血管内凝固症候群であることを確認するためのスクリーニング検査とはどのようなものがありますか.一般の病院での検査法も教えてください.

検査機器 ガラス製検査器具の経年度化

M子 , 木下 義夫

pp.231-233

 〔問〕血球計算板,メランジュール,メスピペットなどの経年誤差はあるものでしょうか.もしあるならば何年ぐらいまで使用可能でしょうか.

雑件 中検におけるRI検査と法規制

S子 , 吉沢 康雄

pp.233-234

 〔問〕RI-assayによる検査法が普及し,中検での取り扱いが増加していますが,設備,建物および健康管理などについての法規制はどうなっているのですか.

基本情報

臨床検査

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1367

印刷版ISSN 0485-1420

雑誌購入ページに移動

バックナンバー

64巻12号(2020年12月発行)

今月の特集1 血栓止血学のトピックス—求められる検査の原点と進化
今月の特集2 臨床検査とIoT

64巻11号(2020年11月発行)

今月の特集1 基準範囲と臨床判断値を考える
今月の特集2 パニック値報告 私はこう考える

64巻10号(2020年10月発行)

増刊号 がんゲノム医療用語事典

64巻9号(2020年9月発行)

今月の特集1 やっぱり大事なCRP
今月の特集2 どうする?精度管理

64巻8号(2020年8月発行)

今月の特集1 AI医療の現状と課題
今月の特集2 IgG4関連疾患の理解と検査からのアプローチ

64巻7号(2020年7月発行)

今月の特集1 骨髄不全症の病態と検査
今月の特集2 薬剤耐性カンジダを考える

64巻6号(2020年6月発行)

今月の特集 超音波検査報告書の書き方—良い例,悪い例

64巻5号(2020年5月発行)

今月の特集1 中性脂肪の何が問題なのか
今月の特集2 EBLM(evidence based laboratory medicine)の新展開

64巻4号(2020年4月発行)

増刊号 これで万全!緊急を要するエコー所見

64巻3号(2020年3月発行)

今月の特集1 Clostridioides difficile感染症—近年の話題
今月の特集2 質量分析を利用した臨床検査

64巻2号(2020年2月発行)

今月の特集1 検査でわかる二次性高血圧
今月の特集2 標準採血法アップデート

64巻1号(2020年1月発行)

今月の特集1 免疫チェックポイント阻害薬—押さえるべき特徴と注意点
今月の特集2 生理検査—この所見を見逃すな!

63巻12号(2019年12月発行)

今月の特集1 糖尿病関連検査の動向
今月の特集2 高血圧の臨床—生理検査を中心に

63巻11号(2019年11月発行)

今月の特集1 腎臓を測る
今月の特集2 大規模自然災害後の感染症対策

63巻10号(2019年10月発行)

増刊号 維持・継続まで見据えた—ISO15189取得サポートブック

63巻9号(2019年9月発行)

今月の特集1 健診・人間ドックで指摘される悩ましい検査異常
今月の特集2 現代の非結核性抗酸菌症

63巻8号(2019年8月発行)

今月の特集 知っておきたい がんゲノム医療用語集

63巻7号(2019年7月発行)

今月の特集1 造血器腫瘍の遺伝子異常
今月の特集2 COPDを知る

63巻6号(2019年6月発行)

今月の特集1 生理検査における医療安全
今月の特集2 薬剤耐性菌のアウトブレイク対応—アナタが変える危機管理

63巻5号(2019年5月発行)

今月の特集1 現在のHIV感染症と臨床検査
今月の特集2 症例から学ぶフローサイトメトリー検査の読み方

63巻4号(2019年4月発行)

増刊号 検査項目と異常値からみた—緊急・重要疾患レッドページ

63巻3号(2019年3月発行)

今月の特集 血管エコー検査 まれな症例は一度みると忘れない

63巻2号(2019年2月発行)

今月の特集1 てんかんup to date
今月の特集2 災害現場で活かす臨床検査—大規模災害時の経験から

63巻1号(2019年1月発行)

今月の特集1 発症を予測する臨床検査—先制医療で5疾病に立ち向かう!
今月の特集2 薬の効果・副作用と検査値

62巻12号(2018年12月発行)

今月の特集1 海外帰りでも慌てない旅行者感染症
今月の特集2 最近の輸血・細胞移植をめぐって

62巻11号(2018年11月発行)

今月の特集1 循環癌細胞(CTC)とリキッドバイオプシー
今月の特集2 ACSを見逃さない!

62巻10号(2018年10月発行)

増刊号 感染症関連国際ガイドライン—近年のまとめ

62巻9号(2018年9月発行)

今月の特集1 DIC診断基準
今月の特集2 知っておきたい遺伝性不整脈

62巻8号(2018年8月発行)

今月の特集 女性のライフステージと臨床検査

62巻7号(2018年7月発行)

今月の特集1 尿検査の新たな潮流
今月の特集2 現場を変える!効果的な感染症検査報告

62巻6号(2018年6月発行)

今月の特集1 The Bone—骨疾患の病態と臨床検査
今月の特集2 筋疾患に迫る

62巻5号(2018年5月発行)

今月の特集1 肝線維化をcatch
今月の特集2 不妊・不育症医療の最前線

62巻4号(2018年4月発行)

増刊号 疾患・病態を理解する—尿沈渣レファレンスブック

62巻3号(2018年3月発行)

今月の特集1 症例から学ぶ血友病とvon Willebrand病
今月の特集2 成人先天性心疾患

62巻2号(2018年2月発行)

今月の特集1 Stroke—脳卒中を診る
今月の特集2 実は増えている“梅毒”

62巻1号(2018年1月発行)

今月の特集1 知っておきたい感染症関連診療ガイドラインのエッセンス
今月の特集2 心腎連関を理解する

60巻13号(2016年12月発行)

今月の特集1 認知症待ったなし!
今月の特集2 がん分子標的治療にかかわる臨床検査・遺伝子検査

60巻12号(2016年11月発行)

今月の特集1 血液学検査を支える標準化
今月の特集2 脂質検査の盲点

60巻11号(2016年10月発行)

増刊号 心電図が臨床につながる本。

60巻10号(2016年10月発行)

今月の特集1 血球貪食症候群を知る
今月の特集2 感染症の迅速診断—POCTの可能性を探る

60巻9号(2016年9月発行)

今月の特集1 睡眠障害と臨床検査
今月の特集2 臨床検査領域における次世代データ解析—ビッグデータ解析を視野に入れて

60巻8号(2016年8月発行)

今月の特集1 好塩基球の謎に迫る
今月の特集2 キャリアデザイン

60巻7号(2016年7月発行)

今月の特集1 The SLE
今月の特集2 百日咳,いま知っておきたいこと

60巻6号(2016年6月発行)

今月の特集1 もっと知りたい! 川崎病
今月の特集2 CKDの臨床検査と腎病理診断

60巻5号(2016年5月発行)

今月の特集1 体腔液の臨床検査
今月の特集2 感度を磨く—検査性能の追求

60巻4号(2016年4月発行)

今月の特集1 血漿蛋白—その病態と検査
今月の特集2 感染症診断に使われるバイオマーカー—その臨床的意義とは?

60巻3号(2016年3月発行)

今月の特集1 日常検査からみえる病態—心電図検査編
今月の特集2 smartに実践する検体採取

60巻2号(2016年2月発行)

今月の特集1 深く知ろう! 血栓止血検査
今月の特集2 実践に役立つ呼吸機能検査の測定手技

60巻1号(2016年1月発行)

今月の特集1 社会に貢献する臨床検査
今月の特集2 グローバル化時代の耐性菌感染症

59巻13号(2015年12月発行)

今月の特集1 移植医療を支える臨床検査
今月の特集2 検査室が育てる研修医

59巻12号(2015年11月発行)

今月の特集1 ウイルス性肝炎をまとめて学ぶ
今月の特集2 腹部超音波を極める

59巻11号(2015年10月発行)

増刊号 ひとりでも困らない! 検査当直イエローページ

59巻10号(2015年10月発行)

今月の特集1 見逃してはならない寄生虫疾患
今月の特集2 MDS/MPNを知ろう

59巻9号(2015年9月発行)

今月の特集1 乳腺の臨床を支える超音波検査
今月の特集2 臨地実習で学生に何を与えることができるか

59巻8号(2015年8月発行)

今月の特集1 臨床検査の視点から科学する老化
今月の特集2 感染症サーベイランスの実際

59巻7号(2015年7月発行)

今月の特集1 検査と臨床のコラボで理解する腫瘍マーカー
今月の特集2 血液細胞形態判読の極意

59巻6号(2015年6月発行)

今月の特集1 日常検査としての心エコー
今月の特集2 健診・人間ドックと臨床検査

59巻5号(2015年5月発行)

今月の特集1 1滴で捉える病態
今月の特集2 乳癌病理診断の進歩

59巻4号(2015年4月発行)

今月の特集1 奥の深い高尿酸血症
今月の特集2 感染制御と連携—検査部門はどのようにかかわっていくべきか

59巻3号(2015年3月発行)

今月の特集1 検査システムの更新に備える
今月の特集2 夜勤で必要な輸血の知識

59巻2号(2015年2月発行)

今月の特集1 動脈硬化症の最先端
今月の特集2 血算値判読の極意

59巻1号(2015年1月発行)

今月の特集1 採血から分析前までのエッセンス
今月の特集2 新型インフルエンザへの対応—医療機関の新たな備え

58巻13号(2014年12月発行)

今月の特集1 検査でわかる!M蛋白血症と多発性骨髄腫
今月の特集2 とても怖い心臓病ACSの診断と治療

58巻12号(2014年11月発行)

今月の特集1 甲状腺疾患診断NOW
今月の特集2 ブラックボックス化からの脱却—臨床検査の可視化

58巻11号(2014年10月発行)

増刊号 微生物検査 イエローページ

58巻10号(2014年10月発行)

今月の特集1 血液培養検査を感染症診療に役立てる
今月の特集2 尿沈渣検査の新たな付加価値

58巻9号(2014年9月発行)

今月の特集1 関節リウマチ診療の変化に対応する
今月の特集2 てんかんと臨床検査のかかわり

58巻8号(2014年8月発行)

今月の特集1 個別化医療を担う―コンパニオン診断
今月の特集2 血栓症時代の検査

58巻7号(2014年7月発行)

今月の特集1 電解質,酸塩基平衡検査を苦手にしない
今月の特集2 夏に知っておきたい細菌性胃腸炎

58巻6号(2014年6月発行)

今月の特集1 液状化検体細胞診(LBC)にはどんなメリットがあるか
今月の特集2 生理機能検査からみえる糖尿病合併症

58巻5号(2014年5月発行)

今月の特集1 最新の輸血検査
今月の特集2 改めて,精度管理を考える

58巻4号(2014年4月発行)

今月の特集1 検査室間連携が高める臨床検査の付加価値
今月の特集2 話題の感染症2014

58巻3号(2014年3月発行)

今月の特集1 検査で切り込む溶血性貧血
今月の特集2 知っておくべき睡眠呼吸障害のあれこれ

58巻2号(2014年2月発行)

今月の特集1 JSCC勧告法は磐石か?―課題と展望
今月の特集2 Ⅰ型アレルギーを究める

58巻1号(2014年1月発行)

今月の特集1 診療ガイドラインに活用される臨床検査
今月の特集2 深在性真菌症を学ぶ

57巻13号(2013年12月発行)

今月の特集1 病理組織・細胞診検査の精度管理
今月の特集2 目でみる悪性リンパ腫の骨髄病変

57巻12号(2013年11月発行)

今月の特集1 前立腺癌マーカー
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査②

57巻11号(2013年10月発行)

特集 はじめよう,検査説明

57巻10号(2013年10月発行)

今月の特集1 神経領域の生理機能検査の現状と新たな展開
今月の特集2 Clostridium difficile感染症

57巻9号(2013年9月発行)

今月の特集1 肺癌診断update
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査①

57巻8号(2013年8月発行)

今月の特集1 特定健診項目の標準化と今後の展開
今月の特集2 輸血関連副作用

57巻7号(2013年7月発行)

今月の特集1 遺伝子関連検査の標準化に向けて
今月の特集2 感染症と発癌

57巻6号(2013年6月発行)

今月の特集1 尿バイオマーカー
今月の特集2 連続モニタリング検査

57巻5号(2013年5月発行)

今月の特集1 実践EBLM―検査値を活かす
今月の特集2 ADAMTS13と臨床検査

57巻4号(2013年4月発行)

今月の特集1 次世代の微生物検査
今月の特集2 非アルコール性脂肪性肝疾患

57巻3号(2013年3月発行)

今月の特集1 分子病理診断の進歩
今月の特集2 血管炎症候群

57巻2号(2013年2月発行)

今月の主題1 血管超音波検査
今月の主題2 血液形態検査の標準化

57巻1号(2013年1月発行)

今月の主題1 臨床検査の展望
今月の主題2 ウイルス性胃腸炎

icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら