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技術解説
ブルーデキストランによる線溶測定
著者: 藤井節郎1 田村禎通2
所属機関: 1大阪大学・蛋白研究所 2徳島大学・酵素研究施設
ページ範囲:P.253 - P.257
文献購入ページに移動フィブリンを基質とする方法には大別して,フィブリン平板法6,7)と試験管法8,9)とがある.これらの方法には操作の簡便性,感度及び再現性などに問題点があり,簡易化が望まれていた.1966年に,フィブリンをコンゴーレッドで染色し,これをフィブリン平板法に応用した方法10)が報告されている.この方法は,精製したプラスミンを測定するには,高感度で短時間に測定できるが,後述するように血清を検体に用いることができない.
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