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雑誌目次

雑誌文献

臨床検査21巻4号

1977年04月発行

雑誌目次

カラーグラフ

注入法による血管構築検査法

奥平 雅彦 , 佐々木 憲一 , 中 英男

pp.354-356

 臓器内の血管構築の三次元的把握には注入法が非常に優れている.注入法の術式は慣れれば比較的簡単であり,注入によって得られた標本の観察によって得られる血管構築像の把握が容易,かつ具体的である.

 着色合成樹脂,色素を加えたゲラチン,あるいは造影剤を加えたゲラチンの注入によって得た私どもの標本の一部を供覧する.それぞれの方法には,それぞれ一長一短があるので検査しようとする臓器に付帯した制約に応じて方法を選ぶことが望ましい.

技術解説

注入法による血管構築検査法

奥平 雅彦 , 佐々木 憲一 , 中 英男

pp.357-365

 臓器を構造単位・機能単位として立体的に把握する方法として,組織の連続切片から構築を復原する方法(組織学的復構法)が多く用いられているが,血管内に合成樹脂や色素などを注入し検索する方法は,立体像のひずみが少なく,得られる所見が具体的であるため,目的により非常に有効である.血管は臓器の生命を保つ役目と,その固有の機能を果たすために必須のものであり,血管の変化は,臓器機能の主役たる実質細胞の変性壊死を来すとともに,実質細胞の障害によっても血管が大きく変化する.したがって,その実態を具体的に捕らえるための注入法は,病態の理解に多くの情報をもたらす検索方法である.

 血管構築検査を目的とする血管注入法には,合成樹脂注入法と色素ゲラチン注入法の二つの方法がある.前者は合成樹脂を血管内に注入し,重合固化した後に周囲の組織を腐蝕,溶解,除去して合成樹脂鋳型標本を作り,その血管樹を観察する方法である.後者はゲラチンをベースとし,これに造影剤あるいは色素などを混和して注入を行い,冷ホルマリン液中で組織を固定するとともに注入したゲラチンを固化するものである.両者ともにX線撮影により臓器内の血管樹のパターンを立体的に観察することができる.

Laurell定量的免疫電気泳動法

河合 忠 , 河合 式子

pp.366-373

 ゲル内沈降反応は,抗原または抗体分子がゲル状支持体の中で反応し沈降物を形成する現象を言う.このとき,反応する分子がゲル状支持体を物理的拡散によって移動する場合を免疫拡散法(immunodiffusion)と呼び,反応する分子が電気泳動によって移動する場合を電気免疫沈降法(electroimmunoprecipitation)と呼ぶ.後者は,電気免疫拡散法(electroimmunodiffusion)と呼ばれているが,Laurellはこの言葉に反対しており,また以前にこの名で呼ばれた特定の方法があることから,著者は電気免疫沈降法という言葉を提唱したい.

 1953年Grabar and Williamsは電気泳動法と免疫拡散法を組み合わせた免疫電気泳動法(immunoelectrophoretic technique)を報告し,タンパク質の分析に画期的な進歩をもたらした.しかし,この方法は定量性に乏しく,現在でも定性的な目的に用いられている.

セロトニン測定法

瀬川 富朗 , 岩田 典子 , 天本 貴

pp.374-378

 セロトニン(5-hydroxytryptamine;5-HT)はいわゆる生体活性アミンの一種で,ヒトの体内には約10mg含有されていると推定される.

 その90%は消化管のエンテロクロマフィン細胞に,残りが血液中の血小板と脳とに分布している.この物質の生理的意義についてはなお不明の点が多いが,中枢神経系の伝達物質の有力な候補者と考えられるところから,精神機能(特に情緒)の保持に重要な役割を演ずることが示唆されている1).例えば,躁うつ病患者では髄液,脳中のセロトニン代謝産物5-hydroxyindoleacetic acid(5-HIAA)が減少しているとともに,セロトニン代謝が低下している.また,抗うつ薬は脳内神経終末部への5-HTの再取り込みを著明に抑制する.更に,中枢神経系のみならず,末梢臓器においても,胃潰瘍,ダンピング症候群,カルチノイドなど,5-HTの変動を伴う疾患が多い.したがって,臨床検査の段階で血中の5-HT量,及び尿中の5-HIAA量を測定する必要が今後増えることが予想される.このような意味から,今回,血中5-HT,尿中5-HIAAの定量法について解説を試みた.

私のくふう

トレイミキサーを応用した血球凝集反応板(HAトレイ)とマイクロタイタープレートの洗浄法

影山 次夫

pp.378

目的

 TPHA,キナーゼテスト,ASO,マイコプラズマ反応などの検査に広く使用されているHAトレイ及びマイクロタイタープレートは,使用に際し常にぎれいに洗浄されていないと判定を困難にするばかりでなく,正しい結果を得ることはできない.従来これらの洗浄について苦労していたが,トレイミキサーを応用したことにより非常に満足できる洗浄効果を得た.

オーサブ・オースリアⅡ−125キットの自動測定

芥屋 俊雄

pp.379

 HBs抗原・抗体の検出キットであるオーサブ・オースリアⅡは,RIA法であるため,高感度で操作も比較的簡単なのであるが,データ処理に時間を要する.今回,島津オートウエルカウンターとオンラインで接続されているシャープCS−365 Pを用いて,このデータ処理の自動化に成功したので,以下に紹介する.

総説

酵素と結合した免疫グロブリン

菅野 剛史

pp.381-387

 血清中において酵素が免疫グロブリンと複合体を形成し高分子の酵素として見出される現象に関する報告は,1964年のWildingら1)によるアミラーゼとγグロブリンとの結合の例が初めてであろう.この現象はアミラーゼにおいては,マクロアミラーゼ血症としてアミラーゼの異常という観点から検索がなされると同時に,その結合高分子成分についてもその多様性が論じられるようになり2),免疫グロブリン以外の結合高分子の可能性が示されてくる.

 一方,LDHにおいては1967年にGanrot3)がLDHアイソエンザイム分画の異常パターンとしてIgAとの結合例を報告して以来,この初めての症例がLupoid cirrhosis (ルポイド肝硬変)であったということで自己抗体の可能性が初めから考えられ,Biewenga4),Nagamine5),井本ら6),菅野ら7)によって多くのIgA,IgG結合例が報告され,かつ自己免疫性疾患との関連について論じられている.

臨床検査の問題点・89

欧州における細胞診の実情—第5回国際臨床細胞診研修会から

田中 昇 , 吉田 竹郎 , 平田 守男

pp.388-395

 1976年10月23〜31日,ウィーンにて第5回国際臨床細胞診研修会(5th International Tutorial on Clinical Cytology)が開かれ,我が国からも10名ほどの医師や細胞検査士が参加した.今月は,その参加者に研修会の内容,施設見学の印象を聞き,欧州における細胞診の情況を紹介する.

検査と疾患—その動きと考え方・4

高脂血症

中村 治雄 , 矢野 芳和 , 原 勉

pp.396-402

高脂血症V型例

 症例 1S.O.34歳,女,主婦.

 主訴 血清の白濁.

Ex Laboratorio Clinico・4

第ⅩⅢ因子欠乏症

福武 勝博 , 浮田 実

pp.403-408

なぜ発見が遅れたか

 第ⅩⅢ因子は1944年Robbins1)によってその存在が報告され,次いで1948年にLaki and Lorand2)は,純化系にて形成されたフィブリンは5M尿素あるいは1%モノクロール酢酸溶液中にて溶解するが,血漿が凝固して生じたフィブリンは溶解しないことを発見した.後に両者の差異は正常血漿中のフィブリン安定化因子によることが明らかにされた3).しかし第ⅩⅢ因子欠乏症は本凝固因子の存在が確認されてからだいぶ遅れて発見されている.すなわち先天性第ⅩⅢ因子欠乏症は1960年Duckert4)によって初めて記載され,本邦においては福武ら(1966)15)によって第一例が報告された.このように凝固因子の存在が明らかにされてから,その欠乏症が発見される例は珍しい.これは第ⅩⅢ因子が欠乏していても肉眼的にフィブリンは一見正常のごとくに形成される,しかも従来用いられている凝血学的検査は一般にフィブリンの質的変化を度外視してその形成時間のみを指標としていること,などが第ⅩⅢ因子欠乏症の発見を遅らせた原因の一つと考えられる.

臨床化学分析談話会より・44<関東支部>

研究に立脚した臨床応用を—腎の内分泌的役割

仁科 甫啓

pp.409

 慌ただしい年の瀬にもかかわらず,多数出席のもとで,第198回分析談話会(1976,12,21)が東大薬学の記念講堂にて開催された.今回は診断へのアプローチ・シリーズ(5)として,腎臓,特に内分泌的な腎の働きに的をしぼり,①ビタミンDの代謝に対する腎の関与と題して中外製薬㈱研究部の西井易穂先生,②腎機能とエリスロポエチンと題して新潟大第2内科の森山美昭先生が話題提供された.

 まず,西井先生はビタミンDの代謝とその役割について,現在知られている事柄を分かりやすく説明されるとともに,先生が最近まで行ってきた研究内容を披露された.

座談会

肺機能検査の限界

鵜沢 毅 , 宮沢 正治 , 大塚 洋久 , 知念 和子 , 田村 昌士

pp.410-416

 生理検査が,血液や尿の化学検査などと最も違う点は,検査されるものが患者そのものであり独自の難しさを有していることであろう.なかでも肺機能検査は,患者の"協力"なしには正しいデータは得られない.今月はルーチン検査の肺機能検査を取り上げ,その限界を検討してみる.

新しい心機能検査法・4

UCGによる心機能測定法

内藤 政人

pp.417-422

 我々医師が患者の病歴を取り始めたときには,既に心機能のことが頭の中に浮かび始めている.患者が,肺疾患はないのに動くと息が切れて疲れやすいとか,咳が出て夜間眠れないと訴えれば,心機能の低下があると考える.もっと極端には,うっ血性心不全の患者をみれば心機能が破綻していると考える.

 現在のところ,心機能の指標が幾つかあり,それらの測定法がいろいろと開発されているが,上述のような病歴,理学的所見,レントゲン所見などから得られる臨床上の情報に基づいて判断される心機能の評価よりもっと鋭敏な検査法が何かあるかと言うと,正直なところないと言わざるを得ない.この点,腎機能,肝機能,肺機能検査などが一応数値として表されて日常使用されているのとは違っている.

新しい赤血球の検査・4

エリスロポエチン

千葉 省三

pp.423-428

 正常人の赤血球は平均120日という限られた寿命しか有していない.したがって,現在流血中に存在する赤血球の1/120が,日々破壊され死滅するものと計算される.それにもかかわらず末梢赤血球数が500万/mm3前後の一定の値を保つのは,死滅する赤血球量に相当するだけの赤血球が新しく造血組織で生成されるという,巧みな動的平衡が働いているためである.このような赤血球の恒常性を維持する生成と崩壊とのホメオスターシス機構に関与する物質として,血漿中に存在し,赤血球の生成を調節するホルモン──erythropoietin(以下Epo)──の存在することが確認されている.Epoは,既に1900年代の初めからその存在が推定されていたが,1950年代になって,実験的,臨床的に証明され,改めて諸家の注目を浴びるようになり,現在では,Epoが赤血球生成に演ずる役割り,その化学的性状,産生臓器と産生機序,及びその臨床意義などがしだいに明らかにされつつある1).特に,Epoと赤血球生成との関連については,多くの基礎的研究から,Epoが造血の幹細胞(stem cellあるいはerythro-poietin responsive cell;ERC)と呼ばれる細胞に働き,これを赤芽球の方向に分化させることによって赤血球生成を促進するとの考えが一般に受け入れられている.

研究

脳室上衣腫の髄液細胞診

安松 弘光 , 大場 康寛 , 八木 尚子 , 大田 憲章 , 浜脇 純一 , 海佐 裕幸

pp.429-433

はじめに

 細胞診において,脳脊髄液中に腫瘍細胞が発見される機会は,脳脊髄腫瘍が比較的まれな腫瘍であるため極めて少ない.諸家の報告1〜5)によれば,この腫瘍に対する髄液細胞診の陽性率は低く,特に神経膠腫の亜型,すなわち髄芽細胞腫・脳室上衣腫・乏枝神経膠腫・星状膠細胞腫などについての症例は極めて少ないので,細胞診によりその組織型を推定することは困難である.

 最近,我々は髄内に発生した脳室上衣腫の細胞を髄液細胞診によって診断し得た1症例を経験したので,摘出された腫瘍のインプリントスミア及び髄液中の腫瘍細胞の細胞形態学的所見について記載し,併せて若干の文献的考察を加えたい.

新しいキットの紹介

比濁法によるβリポタンパク測定用キットの検討

津野 麻美子 , 入江 章子 , 舟木 正明 , 阪東 慶一

pp.436-439

はじめに

 ヒトの血清中には,コレステロール,コレステロールエステル,トリグリセライド,リン脂質,遊離脂肪酸などの各脂質がタンパクと結合した状態で存在する.これら脂質とタンパクの結合物,すなわちリポタンパクは水に可溶性であり,しかも脂質代謝においては,非常に重要な役割を果たしている.なかでも血漿コレステロールや,トリグリセライドの主たる運搬体であるβリポタンパクが,今日成人病中,最も問題になっている動脈硬化症を促進する因子であることが広く知られている.

 βリポタンパク測定法としては,従来Immnocrit法や比色法が広く用いられているが,今回,比濁法を用いた栄研化学㈱のβリポタンパク測定用キットについて種々検討した.本キットの最大特色は日常検査において,多数の検体を測定する場合,Immunocrit法や比色法に比較して,操作がすこぶる簡単であることであるが,精度においても優れた点が見出された.

GRAN-U-CHEMTM(CPK)による血清CPK活性測定の検討

小林 紀崇 , 奥田 清

pp.440-444

はじめに

 酵素活性の測定は初速度をもって行うべきであり,この初速度の測定にはRate assay (Kinetic assay)が理想的であるとされており1),我々も折に触れて指摘してきた2,3)

 近年,この思想を取り入れて多くのRate assay用の試薬や機器が開発され,普及する傾向がみられ,我々も日常検査の多くの項目にRate assayによる酵素活性測定法を取り入れて,今日に至っている.

Laboratory Instrumentation

超遠心機

菅野 浩

pp.446-449

 超遠心機は強力な遠心力を発生させて,重力の場では沈殿しないような細胞内顆粒体やウイルス,その他生体高分子物質を沈殿させる装置である.混合物の組成の分析,純度の検定,分子量測定などを行うための分析用超遠心機と,分離精製を主な目的とし,ある程度の分析も可能な分離用超遠心機とがある.分離用として最高2万rpm (毎分の回転数)程度までの回転が可能な遠心機があるが,これは高速冷却遠心機と言われる.超遠心機は普通4万rpm程度以上の回転が可能なものを指し,現在では最高回転数8万rpm,最大遠心力50万×G(重力の50万倍)程度まで出せるものが市販されている.我が国で普及しているのは日立とBeckman-Spinco(米国)の製品であるが,このほかにInternational(米国),MSE (英国)などの製品もある.本欄では臨床検査室の現況を考えて,分離用超遠心機を主な対象として解説し,分析用超遠心機については原理を説明するにとどめる.

検査室の用語事典

呼吸機能検査

田村 昌士 , 遠藤 和彦

pp.451

28) Capillary blood volume (Qc or Vc);肺毛細管血量

 肺胞気に接している肺毛細管血量のことで,肺拡散能力(DL)を規定する因子の一つである.すなわちDLとQcの関係は次の式で示される.

1/DL=1/DM+1/θ・QcDM:膜拡散能(→34),ガスとHbO2との反応係数

免疫・血清学的検査

松橋 直

pp.452

33) Antitoxin;抗毒素

 ジフテリア,破傷風などの病原体の毒素に対して作られた抗血清.普通はウマの抗毒素血清の免疫グロブリンが用いられる.

質疑応答

臨床化学 ネフェロメーターによるTG測定の限界

I生 , 仁科 甫啓

pp.453-454

 〔問〕コントロールサーベイの結果でTGの成績に不良の印がついて帰ってきました.私の所では測定にネフェロメーターを使っていますが,普段そんなに誤った値が出るとは考えられません.サーベイのデータを見ると,方法別測定値の中でネフェロメーターによるものは最も高値で,イソプロパノール・抽出—アセチルアセトン法の1.5〜2倍になっています.このような著差の出る理由と正しい使い方をお教えください.

血液 Fletcher因子とは

U子 , 安部 英

pp.455-457

 〔問〕Fletcher因子とはどんなものですか.その生理的意義及び測定法についてお教えください.

血液 好酸球とアレルギー性疾患

S子 , 木村 郁郎

pp.457-459

 〔問〕なぜアレルギー性疾患で好酸球が増加するのでしょうか.

免疫血清 HL-A抗原とβ2ミクログロブリン

Y生 , 金 衡仁

pp.459-460

 〔問〕HL-A抗原とβ2ミクログロブリンの関係はどうなのでしょうか,お教えください.

微生物 炭酸ガス培養は嫌気性培養か

F子 , 上野 一恵

pp.460-461

 〔問〕炭酸ガス培養は嫌気性培養なのでしょうか.

病理 パパニコロウ染色

K生 , 山田 喬

pp.461-462

 〔問〕パパニコロウ染色において,染色上悩むことが二,三あります.赤血球が同じ塗抹標本の中で赤染したり,青染したりしますが,染色の仕方が間違っているのでしょうか.またヘマトキシリンの核染が標本保存中に退色の早い場合と保存良好な場合がありますが,一般的な注意がありますか.

臨床生理 針電極の特徴とMUP波形

F生 , 廣瀬 和彦

pp.462-464

 〔問〕針電極を用いる筋電図検査で,単一の筋放電波形について論ずる場合,いろいろ問題があるというのはなぜでしょうか.

臨床整理 ベクトル心電図の長所

G生 , 村田 和彦

pp.464-466

 〔問〕臨床診断のうえで,標準12誘導心電図に比してベクトル心電図の優れている点はどこにあるのでしょうか.

基本情報

臨床検査

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1367

印刷版ISSN 0485-1420

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64巻12号(2020年12月発行)

今月の特集1 血栓止血学のトピックス—求められる検査の原点と進化
今月の特集2 臨床検査とIoT

64巻11号(2020年11月発行)

今月の特集1 基準範囲と臨床判断値を考える
今月の特集2 パニック値報告 私はこう考える

64巻10号(2020年10月発行)

増刊号 がんゲノム医療用語事典

64巻9号(2020年9月発行)

今月の特集1 やっぱり大事なCRP
今月の特集2 どうする?精度管理

64巻8号(2020年8月発行)

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今月の特集2 IgG4関連疾患の理解と検査からのアプローチ

64巻7号(2020年7月発行)

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今月の特集2 薬剤耐性カンジダを考える

64巻6号(2020年6月発行)

今月の特集 超音波検査報告書の書き方—良い例,悪い例

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64巻4号(2020年4月発行)

増刊号 これで万全!緊急を要するエコー所見

64巻3号(2020年3月発行)

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今月の特集2 高血圧の臨床—生理検査を中心に

63巻11号(2019年11月発行)

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今月の特集2 大規模自然災害後の感染症対策

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今月の特集1 健診・人間ドックで指摘される悩ましい検査異常
今月の特集2 現代の非結核性抗酸菌症

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今月の特集2 薬剤耐性菌のアウトブレイク対応—アナタが変える危機管理

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59巻2号(2015年2月発行)

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今月の特集2 血算値判読の極意

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今月の特集1 採血から分析前までのエッセンス
今月の特集2 新型インフルエンザへの対応—医療機関の新たな備え

58巻13号(2014年12月発行)

今月の特集1 検査でわかる!M蛋白血症と多発性骨髄腫
今月の特集2 とても怖い心臓病ACSの診断と治療

58巻12号(2014年11月発行)

今月の特集1 甲状腺疾患診断NOW
今月の特集2 ブラックボックス化からの脱却—臨床検査の可視化

58巻11号(2014年10月発行)

増刊号 微生物検査 イエローページ

58巻10号(2014年10月発行)

今月の特集1 血液培養検査を感染症診療に役立てる
今月の特集2 尿沈渣検査の新たな付加価値

58巻9号(2014年9月発行)

今月の特集1 関節リウマチ診療の変化に対応する
今月の特集2 てんかんと臨床検査のかかわり

58巻8号(2014年8月発行)

今月の特集1 個別化医療を担う―コンパニオン診断
今月の特集2 血栓症時代の検査

58巻7号(2014年7月発行)

今月の特集1 電解質,酸塩基平衡検査を苦手にしない
今月の特集2 夏に知っておきたい細菌性胃腸炎

58巻6号(2014年6月発行)

今月の特集1 液状化検体細胞診(LBC)にはどんなメリットがあるか
今月の特集2 生理機能検査からみえる糖尿病合併症

58巻5号(2014年5月発行)

今月の特集1 最新の輸血検査
今月の特集2 改めて,精度管理を考える

58巻4号(2014年4月発行)

今月の特集1 検査室間連携が高める臨床検査の付加価値
今月の特集2 話題の感染症2014

58巻3号(2014年3月発行)

今月の特集1 検査で切り込む溶血性貧血
今月の特集2 知っておくべき睡眠呼吸障害のあれこれ

58巻2号(2014年2月発行)

今月の特集1 JSCC勧告法は磐石か?―課題と展望
今月の特集2 Ⅰ型アレルギーを究める

58巻1号(2014年1月発行)

今月の特集1 診療ガイドラインに活用される臨床検査
今月の特集2 深在性真菌症を学ぶ

57巻13号(2013年12月発行)

今月の特集1 病理組織・細胞診検査の精度管理
今月の特集2 目でみる悪性リンパ腫の骨髄病変

57巻12号(2013年11月発行)

今月の特集1 前立腺癌マーカー
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査②

57巻11号(2013年10月発行)

特集 はじめよう,検査説明

57巻10号(2013年10月発行)

今月の特集1 神経領域の生理機能検査の現状と新たな展開
今月の特集2 Clostridium difficile感染症

57巻9号(2013年9月発行)

今月の特集1 肺癌診断update
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査①

57巻8号(2013年8月発行)

今月の特集1 特定健診項目の標準化と今後の展開
今月の特集2 輸血関連副作用

57巻7号(2013年7月発行)

今月の特集1 遺伝子関連検査の標準化に向けて
今月の特集2 感染症と発癌

57巻6号(2013年6月発行)

今月の特集1 尿バイオマーカー
今月の特集2 連続モニタリング検査

57巻5号(2013年5月発行)

今月の特集1 実践EBLM―検査値を活かす
今月の特集2 ADAMTS13と臨床検査

57巻4号(2013年4月発行)

今月の特集1 次世代の微生物検査
今月の特集2 非アルコール性脂肪性肝疾患

57巻3号(2013年3月発行)

今月の特集1 分子病理診断の進歩
今月の特集2 血管炎症候群

57巻2号(2013年2月発行)

今月の主題1 血管超音波検査
今月の主題2 血液形態検査の標準化

57巻1号(2013年1月発行)

今月の主題1 臨床検査の展望
今月の主題2 ウイルス性胃腸炎

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