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雑誌目次

雑誌文献

臨床検査21巻5号

1977年05月発行

雑誌目次

カラーグラフ

原虫性疾患

高田 季久

pp.472-473

 我が国の寄生虫病の激減に伴い,医師ならびに臨床検査技師諸兄の寄生虫病に対する認識及び診断能力が低下しているのは極めて残念なことである.ところが海外旅行が盛んになるにつれて,いわゆる輸入寄生虫病が増加し,早期の診断及び治療を怠ったために不幸な結果を招いた例が年々増加している.

 それらのうち,原虫性疾患の代表的な例として,アメーバ赤痢及び熱帯熱マラリアの実例をあげ,更に最近抗免疫剤,抗癌剤の連用により,しばしば誘発され致死率の極めて高いPneumocystis cariniiによるニューモシスチス肺炎の増加が注目されているので,各種染色法による所見の相違を示してみる.

解説

高田 季久

pp.474

 人に寄生する原虫類は主要なものとしておよそ30種余りが知られている.それらを大まかに分類すると,赤痢アメーバなどを含むアメーバ類(根足虫類),ランブル鞭毛虫や腟トリコモナス左どの消化管泌尿生殖器寄生鞭毛虫類,トリパノソーマやリーシュマニアを含む血液組織寄生鞭毛虫類,マラリア,トキソプラズマなどの胞子虫類,大腸バランチジウムの属する繊毛虫類,及び分類上の位置は明らかではないが胞子虫類ではないかとされているニューモシスチスや住肉胞子虫などがある.

 これらのうち,媒介昆虫や地理的条件などの関係で,日本国内では実際上伝播の起こらないものとして,トリパノソーマやリーシュマニアなど,比較的限られた諸外国にのみ分布しているものや,かつては我が国でも見られたが,現在では原発生のものはその姿を消してしまったマラリアなどがあげられる.

技術解説

スライドの作り方

中澤 淳

pp.475-483

 学術講演会にはスライドの映写がつきものである.最近幾つかの学会で,示説方式が採用されているが,講演方式もまだ多く,分かりやすい良いスライドを作ることがいつも要求されている.多くの人がそうしているから,ただ物真似でスライドを作っている人が多いようであるが,作る前には一体何のためにスライドを使うのかということから根本的に考えたうえで取り掛かりたいものである.そうしないと,スライドは見にくく,内容が理解されないうちに話が終わってしまい,ただ人の前で話をしたという演者の自己満足だけが残るということになりかねない.

 筆者は生化学が専攻であって,取り扱う材料,内容は臨床検査に携わる入たちとはかなり違う.しかし,良いスライドを作るうえでの基本的心構えは共通のものがある.日ごろ教室内で議論しているこの問題をそのまま書くことから始めたい.

細菌性毒素と抗毒素の検出法・3—致死毒(1)

本田 武司 , 三輪谷 俊夫

pp.484-492

致死毒とは

 ごく微量投与して数日以内に動物を急性死せしめる物質を致死毒と呼び,シアン化合物のような無機化合物からアルカロイド,タンパクなど種々のものが知られている.近年タンパク毒素の精製法ならびに生物活性の解析方法が進み,致死活性を持つ細菌性タンパク毒素の作用機序が物質レベルで解明されるようになってきた.

 細菌毒素の致死活性は,毒素を経口的または注射(腹腔内,静脈内,筋肉内,皮下など)によって動物に投与し,その動物が死亡するかどうかを調べることによって判定する.更に死に至る時間や,死に要する最少毒素量などをもって,その毒素の致死活性を表すことができる.毒素投与後,死に至る時間は一般的に言って,投与毒素量が多いほど短くなるが,腸炎ビブリオの耐熱性溶血毒(致死毒)のように投与後数分以内に殺すような即時的な致死毒もあれば,破傷風菌のneurotoxinやボツリヌス毒素,ジフテリア毒素のように比較的大量投与しても数時間あるいは日単位で死亡させる,言わば遅延型致死毒とも言うべき毒素もある.

第5回樫田賞受賞論文・1【新連載】

MalloryのPTAH染色法における酸化剤の検討—殊に過ヨウ素酸を用いた場合の染色効果について

杉山 繁雄

pp.493-496

序論

 PTAH (リンタングステン酸ヘマトキシリン)染色法は1901年Malloryにより発表されて以来,中枢神経系においてグリア線維と神経線維ないし結合織などを染め分ける方法として賞用されている.最近ではグリア線維染色のみならず,線維素,筋原線維(殊に横紋)などの証明にも広く用いられている.PTAH染色法は染色結果がやや不安定であり,かなり難度の高い染色法の一つである.染色結果が必ずしも常に安定しない原因として,組織の固定条件,PTAH染色液の成熟度ないし染色性,酸化剤の使用条件などが大きく影響していると考えられる.そこでPTAH染色の染色性を左右するこれらの要因のうち,著者は殊に酸化剤の効果を重要視し,その使用条件につき種々の検討を行った.PTAH染色過程において一般に酸化剤として過マンガン酸カリウム液が用いられているが,この過マンガン酸カリウム溶液の濃度及び浸漬時間を種々組み合わせ,最も適切な過マンガン酸カリウム溶液の使用条件を詳細に検討した.同時に酸化剤として過マンガン酸カリウムの代わりに過ヨウ素酸を用い,その濃度,浸漬時間など使用条件につき詳細な検討を加えるとともに,過マンガン酸カリウムを使用した場合の染色結果との比較検討をしてみた.

総説

β2マイクログロブリン

金 衡仁 , 河合 忠

pp.499-504

β2マイクログロブリンとは

 β2マイクログロブリン(β2-microglobulin,以下β2-mと略す)は1968年に初めてBerggårdとBearnによりWilson病及び慢性カドミウム中毒患者の尿から分離精製された,分子量11,800の低分子タンパクで,100個のアミノ酸残基を持つ一本のポリペプチド鎖から成り,正常人の血液,尿,髄液などの体液中に微量含まれている1).1972年にPetersonらによりβ2-mのアミノ酸配列が決定され,その構造が免疫グロブリン(IgG1)の不変部(特にCH3)のそれと類似性が強いことが指摘された2)

 β2-mはリンパ球をはじめとする種々の有核細胞によって産生され3〜5),細胞の活動性が盛んなほどその産生は亢進する.またβ2-mはHLAのサブユニットであることが判明し6,7),生体の免疫機構に関与するタンパクとして注目されている.

臨床化学分析談話会より・45<関東支部>

臨床と検査室のタイアップ—人工透析と腎移植をめぐる諸問題

溝口 香代子

pp.505

 第199回分析談話会関東支部例会(1977.2.15)は,定例会場の東大薬学部記念講堂にて行われた.当日はみぞれ模様の天候と悪い交通事情にもかかわらず,熱心な会員で盛会となった.

 "人工透析と腎移植をめぐる諸問題"というテーマで,北里大・遠藤忠雄先生には腎移植について,また虎の門病院・三村信英先生には人工透析について話題提供をしていただいた."診断へのアプローチシリーズ・腎"の続きとして,腎不全の治療の実際と,臨床と検査室の緊密なかかわりが具体的に示された.

臨床検査の問題点・90

負荷心電図

宮下 英夫 , 平塚 玲子

pp.506-512

 検査室での負荷心電図は,その大半が運動負荷で,とりわけマスター試験がなじみ深い.そこで今月はマスター試験について,患者へ負荷をかけることの意義,注意点,事故予防について検討し,更には将来の負荷心電図を展望してみる.

検査と疾患—その動きと考え方・5

急性化膿性閉塞性胆管炎

斎藤 厚

pp.513-517

 患者 76歳男子,無職.

 主訴 右季肋部痛.

Ex Laboratorio Clinico・5

腸炎ビブリオ物語

三輪谷 俊夫

pp.518-524

はじめに

 腸炎ビブリオが,恩師藤野恒三郎博士(大阪大学名誉教授)によって発見せられてから26年を経過したが,現在でも依然として我が国における細菌性食中毒の半数近くは腸炎ビブリオによるものである.

 我が国で誕生し,我が国で発展した腸炎ビブリオの学問の普及によって,ここ数年来諸外国においても集団食中毒事件例の報告が相次ぎ,世界的に関心が持たれるようになってきた.

座談会

感受性検査の成績はどう活用されているか

真下 啓明 , 石山 俊次 , 大越 正秋 , 小酒井 望

pp.526-534

 最近は化学療法剤の種類も増え,細菌学的検査の中で薬剤感受性検査の占める比率もかなり大きい.検体採取から成績が出るまで48時間以上かかるこの検査が果たして臨床にどう役立っているのか.今月は,最も普及しているディスク法(結核菌を除く)について,内科,外科,泌尿器科の専門家に,感染症治療の場でどう活用されているのか話し合っていただく.

新しい心機能検査法・5

RIによる心機能検査

平川 顕名 , 桜井 恒太郎 , 松村 忠史 , 本原 征一郎

pp.535-540

 同位元素を用いた臨床検査の利点は,体外計測が可能なため患者の苦痛や危険が少なくてすむことにあり,主にスクリーニング検査として応用されてきた.従来,これらの検査はシンチスキャナーあるいはガンマカメラによる映像記録とシンチレーションカウンターによる動態検査とに分かれて発展してきたが,電子計算機による情報処理技術の発達は両者を一つに集約しつつある.また,同位元素のもう一つの特徴である生体の機能を直接に映像化する働きは,観血的検査法も代わりえないものとして注目されている.今回は表1に掲げた心機能検査法のうちから,特に我々が日常臨床で診断に頻用している体外計測法の幾つかを解説し,新しい試みや装置についても紹介する.

新しい赤血球の検査・5

ポルフィリンをめぐって

佐々木 英夫 , 原 正雄 , 小池 和夫 , 蛯谷 功 , 富永 真琴 , 山谷 恵一 , 八幡 芳和 , 金子 兼三

pp.541-547

 ポルフィリンはヘモグロビンやVB12の構成成分としてよく知られた生体色素であり,生体内では鉄,銅,コバルト,亜鉛などと結合した金属ポルフィリンとして存在し,殊に鉄と結合したヘムはグロビンとともにヘモグロビンの二大要素として重要である1)

 グロビンの代謝異常であるヘモグロビン病は分子病の代表として早くから注目され,研究も進みほぼやりつくされた感さえある.

研究

結核菌の薬剤耐性検査における希釈法とリング拡散法の比較研究

山岡 弘二 , 斎藤 肇

pp.548-550

はじめに

 抗結核剤の増加に伴い,結核菌の薬剤耐性検査に現在一般に用いられている希釈法では多大の時間と労力とを要するために,それを簡易化しようとする種々の試みがなされてきた.その一法として直立拡散法があり,これは1薬剤1本の培地で検査ができるという簡便さはあるが,首曲がり試験管の取り扱いや,成績判定法の難しさなどの問題が残されている.

 最近,平峰1〜3)は1枚の平板培地上で2種ないし3種の薬剤の耐性検査を行いうるリング拡散法を考案し,本法は従来の希釈法ならびに直立拡散法と90%以上の成績の一致がみられ,しかも判定が容易であるので,結核菌の耐性検査を能率的に行いうるものと推奨している.

新しいキットの紹介

カンジダ検出の簡易法—Microstix-Candidaの有用性

阿部 美知子 , 高木 千鶴 , 鈴木 明 , 久米 光

pp.551-555

緒言

 腟壁のびまん性発赤ないし腫脹を伴った掻痒を主訴とする外陰門腟炎は,糖尿病患者や,妊産婦に多い.その起炎菌として,トリコモナス原虫,カンジダ,大腸菌及びヘモフィルスなどがあげられるが,特に大量の抗生物質が投与された際には,菌交代現象に基づくカンジダ性腟炎が高頻度に見いだされる.

 起炎菌の種類によって腟炎の治療方法が大きく異なるため,検査材料からの病原体の分離及びその同定は確実に行われねばならない.

トロンビン時間法によるフィブリノゲン定量法の検討

小林 柾樹 , 森田 久 , 小栗 隆

pp.556-558

はじめに

 出血性素因の検査として,フィブリノゲンの定量はルーチン検査において不可欠なものである.従来より定量法としては,血漿に塩化カルシウム溶液またはトロンビン溶液を添加した後,いったんフィブリノゲンを形成させ,このフィブリン量を秤量する方法1),あるいは,得られたフィブリンをNaOHにて加水分解し,フェノール試薬にて発色させて,比色・測定しチロジン量より定量する方法1)が,一般に実施されている.

 また,このほかフィブリノゲンの免疫抗体である抗フィブリノゲンを用いる免疫学的な方法2,3)や,フィブリノゲンがトロンビンによってフィブリンに変換される時間を測定することによりフィブリノゲンを定量する方法4〜6)などがある.

Laboratory Instrumentation

光学顕微鏡

古屋 武吉

pp.560-563

 近年,医学生物学の急速の進歩につれ,顕微鏡の性能向上に強いニーズが生まれ,数年前までは夢と考えられていた高性能レンズも広く一般に普及するに至っている.しかし,優れた機械も正しい使い方をしなければその性能を発揮することができないので,日常我々が経験する誤りやすい使い方を考慮して,以下に正しい使い方をまとめてみた.

検査室の用語事典

呼吸機能検査

田村 昌士 , 遠藤 和彦

pp.565

38) Dynamic Compliance (Cdyn);動的コンプライアンス

 肺コンプライアンスは胸腔—口腔圧差によって変化する肺容量の変化量の割合として表され,肺の硬さを示す.Cdynは換気中のコンプライアンスで肺気量依存性であると同時に換気数によって変化することがある.Cdynの換気数依存性は肺内の時定数の不均等分布があれば著しくなる.一方これは末梢気道病変の早期検出の指標ともなる.

免疫・血清学的検査

松橋 直

pp.566

51) Bruton type agammaglobulinemia;ブルトン型無ガンマグロブリン血症

 伴性遺伝によりB細胞が欠損し,γグロブリンが減少している免疫不全症候群.

質疑応答

臨床化学 タンパク分画とA/G

F子 , 富田 仁

pp.567-569

 〔問〕血清タンパク分画をセルロースアセテート膜法による電気泳動で行っていますが,この結果から計算でA/Gを求めると,かなり高い値になってしまいます.このままA/Gとしてデータを提出してもよいでしょうか.

血液 Pseudothrombocytopenia

I生 , 新谷 和夫

pp.569-570

 〔問〕最近,血球自動計数機を使用している場合に血小板数の異常な低値を示す検体がありました.pseudothrombocytopeniaと言われていますが,その発生機序,検出法についてお教えください.

免疫血清 リンパ球の種類

Y生 , 新保 敏和 , 矢田 純一

pp.570-573

 〔問〕リンパ球のsubpopulationとsubsetという言葉の意味をお教えください.

微生物 A群溶血性レンサ球菌のM型別法とT型別法の長所と短所

H生 , 宮本 泰

pp.573-575

 〔問〕A群溶血性レンサ球菌の型別を行う場合,M抗原とT抗原がありますが,その長所と短所をお教えください.

病理 膵ラ氏島の染別法

M子 , 佐々木 憲一 , 菊地 津和

pp.575-576

 〔問〕膵ラ氏島のα細胞,β細胞,δ細胞の染別に苦心しております.確実な方法あるいは留意点についてお教えください.

検査機器 比色計のフィルターの特性

I子 , 桑 克彦

pp.576-578

 〔問〕比色計のフィルターの特性を調べたいのですが,具体的にお教えください.

雑件 技師とMEの学び方

H子 , 石山 陽事

pp.579-580

 〔問〕臨床検査技師として検査室で毎日働いていますが,検査の装置,特に電気的に複雑な装置の取り扱いについて工学的な知識が足りなくて困っています.どのような勉強をしてゆけばよいのでしょうか.

基本情報

臨床検査

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1367

印刷版ISSN 0485-1420

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バックナンバー

64巻12号(2020年12月発行)

今月の特集1 血栓止血学のトピックス—求められる検査の原点と進化
今月の特集2 臨床検査とIoT

64巻11号(2020年11月発行)

今月の特集1 基準範囲と臨床判断値を考える
今月の特集2 パニック値報告 私はこう考える

64巻10号(2020年10月発行)

増刊号 がんゲノム医療用語事典

64巻9号(2020年9月発行)

今月の特集1 やっぱり大事なCRP
今月の特集2 どうする?精度管理

64巻8号(2020年8月発行)

今月の特集1 AI医療の現状と課題
今月の特集2 IgG4関連疾患の理解と検査からのアプローチ

64巻7号(2020年7月発行)

今月の特集1 骨髄不全症の病態と検査
今月の特集2 薬剤耐性カンジダを考える

64巻6号(2020年6月発行)

今月の特集 超音波検査報告書の書き方—良い例,悪い例

64巻5号(2020年5月発行)

今月の特集1 中性脂肪の何が問題なのか
今月の特集2 EBLM(evidence based laboratory medicine)の新展開

64巻4号(2020年4月発行)

増刊号 これで万全!緊急を要するエコー所見

64巻3号(2020年3月発行)

今月の特集1 Clostridioides difficile感染症—近年の話題
今月の特集2 質量分析を利用した臨床検査

64巻2号(2020年2月発行)

今月の特集1 検査でわかる二次性高血圧
今月の特集2 標準採血法アップデート

64巻1号(2020年1月発行)

今月の特集1 免疫チェックポイント阻害薬—押さえるべき特徴と注意点
今月の特集2 生理検査—この所見を見逃すな!

63巻12号(2019年12月発行)

今月の特集1 糖尿病関連検査の動向
今月の特集2 高血圧の臨床—生理検査を中心に

63巻11号(2019年11月発行)

今月の特集1 腎臓を測る
今月の特集2 大規模自然災害後の感染症対策

63巻10号(2019年10月発行)

増刊号 維持・継続まで見据えた—ISO15189取得サポートブック

63巻9号(2019年9月発行)

今月の特集1 健診・人間ドックで指摘される悩ましい検査異常
今月の特集2 現代の非結核性抗酸菌症

63巻8号(2019年8月発行)

今月の特集 知っておきたい がんゲノム医療用語集

63巻7号(2019年7月発行)

今月の特集1 造血器腫瘍の遺伝子異常
今月の特集2 COPDを知る

63巻6号(2019年6月発行)

今月の特集1 生理検査における医療安全
今月の特集2 薬剤耐性菌のアウトブレイク対応—アナタが変える危機管理

63巻5号(2019年5月発行)

今月の特集1 現在のHIV感染症と臨床検査
今月の特集2 症例から学ぶフローサイトメトリー検査の読み方

63巻4号(2019年4月発行)

増刊号 検査項目と異常値からみた—緊急・重要疾患レッドページ

63巻3号(2019年3月発行)

今月の特集 血管エコー検査 まれな症例は一度みると忘れない

63巻2号(2019年2月発行)

今月の特集1 てんかんup to date
今月の特集2 災害現場で活かす臨床検査—大規模災害時の経験から

63巻1号(2019年1月発行)

今月の特集1 発症を予測する臨床検査—先制医療で5疾病に立ち向かう!
今月の特集2 薬の効果・副作用と検査値

62巻12号(2018年12月発行)

今月の特集1 海外帰りでも慌てない旅行者感染症
今月の特集2 最近の輸血・細胞移植をめぐって

62巻11号(2018年11月発行)

今月の特集1 循環癌細胞(CTC)とリキッドバイオプシー
今月の特集2 ACSを見逃さない!

62巻10号(2018年10月発行)

増刊号 感染症関連国際ガイドライン—近年のまとめ

62巻9号(2018年9月発行)

今月の特集1 DIC診断基準
今月の特集2 知っておきたい遺伝性不整脈

62巻8号(2018年8月発行)

今月の特集 女性のライフステージと臨床検査

62巻7号(2018年7月発行)

今月の特集1 尿検査の新たな潮流
今月の特集2 現場を変える!効果的な感染症検査報告

62巻6号(2018年6月発行)

今月の特集1 The Bone—骨疾患の病態と臨床検査
今月の特集2 筋疾患に迫る

62巻5号(2018年5月発行)

今月の特集1 肝線維化をcatch
今月の特集2 不妊・不育症医療の最前線

62巻4号(2018年4月発行)

増刊号 疾患・病態を理解する—尿沈渣レファレンスブック

62巻3号(2018年3月発行)

今月の特集1 症例から学ぶ血友病とvon Willebrand病
今月の特集2 成人先天性心疾患

62巻2号(2018年2月発行)

今月の特集1 Stroke—脳卒中を診る
今月の特集2 実は増えている“梅毒”

62巻1号(2018年1月発行)

今月の特集1 知っておきたい感染症関連診療ガイドラインのエッセンス
今月の特集2 心腎連関を理解する

60巻13号(2016年12月発行)

今月の特集1 認知症待ったなし!
今月の特集2 がん分子標的治療にかかわる臨床検査・遺伝子検査

60巻12号(2016年11月発行)

今月の特集1 血液学検査を支える標準化
今月の特集2 脂質検査の盲点

60巻11号(2016年10月発行)

増刊号 心電図が臨床につながる本。

60巻10号(2016年10月発行)

今月の特集1 血球貪食症候群を知る
今月の特集2 感染症の迅速診断—POCTの可能性を探る

60巻9号(2016年9月発行)

今月の特集1 睡眠障害と臨床検査
今月の特集2 臨床検査領域における次世代データ解析—ビッグデータ解析を視野に入れて

60巻8号(2016年8月発行)

今月の特集1 好塩基球の謎に迫る
今月の特集2 キャリアデザイン

60巻7号(2016年7月発行)

今月の特集1 The SLE
今月の特集2 百日咳,いま知っておきたいこと

60巻6号(2016年6月発行)

今月の特集1 もっと知りたい! 川崎病
今月の特集2 CKDの臨床検査と腎病理診断

60巻5号(2016年5月発行)

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今月の特集2 感度を磨く—検査性能の追求

60巻4号(2016年4月発行)

今月の特集1 血漿蛋白—その病態と検査
今月の特集2 感染症診断に使われるバイオマーカー—その臨床的意義とは?

60巻3号(2016年3月発行)

今月の特集1 日常検査からみえる病態—心電図検査編
今月の特集2 smartに実践する検体採取

60巻2号(2016年2月発行)

今月の特集1 深く知ろう! 血栓止血検査
今月の特集2 実践に役立つ呼吸機能検査の測定手技

60巻1号(2016年1月発行)

今月の特集1 社会に貢献する臨床検査
今月の特集2 グローバル化時代の耐性菌感染症

59巻13号(2015年12月発行)

今月の特集1 移植医療を支える臨床検査
今月の特集2 検査室が育てる研修医

59巻12号(2015年11月発行)

今月の特集1 ウイルス性肝炎をまとめて学ぶ
今月の特集2 腹部超音波を極める

59巻11号(2015年10月発行)

増刊号 ひとりでも困らない! 検査当直イエローページ

59巻10号(2015年10月発行)

今月の特集1 見逃してはならない寄生虫疾患
今月の特集2 MDS/MPNを知ろう

59巻9号(2015年9月発行)

今月の特集1 乳腺の臨床を支える超音波検査
今月の特集2 臨地実習で学生に何を与えることができるか

59巻8号(2015年8月発行)

今月の特集1 臨床検査の視点から科学する老化
今月の特集2 感染症サーベイランスの実際

59巻7号(2015年7月発行)

今月の特集1 検査と臨床のコラボで理解する腫瘍マーカー
今月の特集2 血液細胞形態判読の極意

59巻6号(2015年6月発行)

今月の特集1 日常検査としての心エコー
今月の特集2 健診・人間ドックと臨床検査

59巻5号(2015年5月発行)

今月の特集1 1滴で捉える病態
今月の特集2 乳癌病理診断の進歩

59巻4号(2015年4月発行)

今月の特集1 奥の深い高尿酸血症
今月の特集2 感染制御と連携—検査部門はどのようにかかわっていくべきか

59巻3号(2015年3月発行)

今月の特集1 検査システムの更新に備える
今月の特集2 夜勤で必要な輸血の知識

59巻2号(2015年2月発行)

今月の特集1 動脈硬化症の最先端
今月の特集2 血算値判読の極意

59巻1号(2015年1月発行)

今月の特集1 採血から分析前までのエッセンス
今月の特集2 新型インフルエンザへの対応—医療機関の新たな備え

58巻13号(2014年12月発行)

今月の特集1 検査でわかる!M蛋白血症と多発性骨髄腫
今月の特集2 とても怖い心臓病ACSの診断と治療

58巻12号(2014年11月発行)

今月の特集1 甲状腺疾患診断NOW
今月の特集2 ブラックボックス化からの脱却—臨床検査の可視化

58巻11号(2014年10月発行)

増刊号 微生物検査 イエローページ

58巻10号(2014年10月発行)

今月の特集1 血液培養検査を感染症診療に役立てる
今月の特集2 尿沈渣検査の新たな付加価値

58巻9号(2014年9月発行)

今月の特集1 関節リウマチ診療の変化に対応する
今月の特集2 てんかんと臨床検査のかかわり

58巻8号(2014年8月発行)

今月の特集1 個別化医療を担う―コンパニオン診断
今月の特集2 血栓症時代の検査

58巻7号(2014年7月発行)

今月の特集1 電解質,酸塩基平衡検査を苦手にしない
今月の特集2 夏に知っておきたい細菌性胃腸炎

58巻6号(2014年6月発行)

今月の特集1 液状化検体細胞診(LBC)にはどんなメリットがあるか
今月の特集2 生理機能検査からみえる糖尿病合併症

58巻5号(2014年5月発行)

今月の特集1 最新の輸血検査
今月の特集2 改めて,精度管理を考える

58巻4号(2014年4月発行)

今月の特集1 検査室間連携が高める臨床検査の付加価値
今月の特集2 話題の感染症2014

58巻3号(2014年3月発行)

今月の特集1 検査で切り込む溶血性貧血
今月の特集2 知っておくべき睡眠呼吸障害のあれこれ

58巻2号(2014年2月発行)

今月の特集1 JSCC勧告法は磐石か?―課題と展望
今月の特集2 Ⅰ型アレルギーを究める

58巻1号(2014年1月発行)

今月の特集1 診療ガイドラインに活用される臨床検査
今月の特集2 深在性真菌症を学ぶ

57巻13号(2013年12月発行)

今月の特集1 病理組織・細胞診検査の精度管理
今月の特集2 目でみる悪性リンパ腫の骨髄病変

57巻12号(2013年11月発行)

今月の特集1 前立腺癌マーカー
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査②

57巻11号(2013年10月発行)

特集 はじめよう,検査説明

57巻10号(2013年10月発行)

今月の特集1 神経領域の生理機能検査の現状と新たな展開
今月の特集2 Clostridium difficile感染症

57巻9号(2013年9月発行)

今月の特集1 肺癌診断update
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査①

57巻8号(2013年8月発行)

今月の特集1 特定健診項目の標準化と今後の展開
今月の特集2 輸血関連副作用

57巻7号(2013年7月発行)

今月の特集1 遺伝子関連検査の標準化に向けて
今月の特集2 感染症と発癌

57巻6号(2013年6月発行)

今月の特集1 尿バイオマーカー
今月の特集2 連続モニタリング検査

57巻5号(2013年5月発行)

今月の特集1 実践EBLM―検査値を活かす
今月の特集2 ADAMTS13と臨床検査

57巻4号(2013年4月発行)

今月の特集1 次世代の微生物検査
今月の特集2 非アルコール性脂肪性肝疾患

57巻3号(2013年3月発行)

今月の特集1 分子病理診断の進歩
今月の特集2 血管炎症候群

57巻2号(2013年2月発行)

今月の主題1 血管超音波検査
今月の主題2 血液形態検査の標準化

57巻1号(2013年1月発行)

今月の主題1 臨床検査の展望
今月の主題2 ウイルス性胃腸炎

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