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文献詳細

雑誌文献

臨床検査21巻5号

1977年05月発行

文献概要

Ex Laboratorio Clinico・5

腸炎ビブリオ物語

著者: 三輪谷俊夫1

所属機関: 1大阪大学微生物病研究所・細菌血清

ページ範囲:P.518 - P.524

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はじめに
 腸炎ビブリオが,恩師藤野恒三郎博士(大阪大学名誉教授)によって発見せられてから26年を経過したが,現在でも依然として我が国における細菌性食中毒の半数近くは腸炎ビブリオによるものである.
 我が国で誕生し,我が国で発展した腸炎ビブリオの学問の普及によって,ここ数年来諸外国においても集団食中毒事件例の報告が相次ぎ,世界的に関心が持たれるようになってきた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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