新しい心機能検査法・5
文献概要
同位元素を用いた臨床検査の利点は,体外計測が可能なため患者の苦痛や危険が少なくてすむことにあり,主にスクリーニング検査として応用されてきた.従来,これらの検査はシンチスキャナーあるいはガンマカメラによる映像記録とシンチレーションカウンターによる動態検査とに分かれて発展してきたが,電子計算機による情報処理技術の発達は両者を一つに集約しつつある.また,同位元素のもう一つの特徴である生体の機能を直接に映像化する働きは,観血的検査法も代わりえないものとして注目されている.今回は表1に掲げた心機能検査法のうちから,特に我々が日常臨床で診断に頻用している体外計測法の幾つかを解説し,新しい試みや装置についても紹介する.
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