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臨床化学分析談話会より・46<第3回冬期セミナー>
"検査室公害"の盲点をつく
著者: 屋形稔
所属機関:
ページ範囲:P.658 - P.658
文献購入ページに移動 臨床化学分析談話会の主催による冬期セミナーも,札幌,蔵王に続き第3回目が1977年2月9日から11日まで新潟県の妙高高原で開催された.前年暮まで少雪でスキー不可能ではないかと案じていたところ,あにはからんや年改まると上越を中心に日本海側はまれな豪雪である.土地の老人も50年ぶりではないかというものすごい丈余の雪で,世話係の新大中検一同は,数週前から仕事も手につかず,小降りになるのを祈っていた.開催前日まで上信越線は上下ともストップしていたが当日から奇跡的に回復開通し,北は札幌から南は関西地区の常連の会員の方々が,大雪など関知しなかったようなのんきな顔付きで続々と会場に到着した.申し込んで参加できなかったのは秋田の方2名のみで,あとの60数名全員そろったのである.至誠天に通ずという格言が思い出されて,安心のためゼミナールは既に終了したかのごとき感を抱いた.
会場の妙高山荘は天下の国鉄の建物のため豪勢な鉄筋造りで,昨年のいささか見すぼらしかった蔵王の宿に比べると極めて快適な居心地であった.第一日は3時から次のシンポジウムが行われた.
会場の妙高山荘は天下の国鉄の建物のため豪勢な鉄筋造りで,昨年のいささか見すぼらしかった蔵王の宿に比べると極めて快適な居心地であった.第一日は3時から次のシンポジウムが行われた.
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