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文献詳細

雑誌文献

臨床検査21巻7号

1977年07月発行

総説

レセプターアッセイ—特にリンパ球について

著者:大沢 仲昭1 著者:今井 康雄1

所属機関:1東京大学・第3内科

ページ範囲:pp.727-732

文献概要

 レセプターアッセイ,特にラジオレセプターアッセイ(radioreceptor assay)は,もともとラジオイムノアッセイと同様に,ホルモンの測定法として開発されたものである.その原理は図1に示すようにホルモン(H)と,これをラジオアイソトープで標識したホルモン(H)と,レセプター(R)との間に競合を行わせる.もし一定量のHとRとを加えて結合が平衡状態に達した際に,種々の量のホルモン(H)を加えると,HとHとがRとの結合を競合するために,一部のHがRより解離する.この競合抑制(competitive inhibition)を用いて標準曲線が画かれる.これはラジオイムノアッセイと全く同様の原理であって,competitive radioassayの中に含まれるものである.この標準曲線を用いると,ホルモンの定量が行えるが,同時にこの曲線の分析からレセプター自身の分析も行うことができる.したがってラジオレセプターアッセイは,①ホルモンの定量,②レセプターの分析,の両方に用いることができる.

 ホルモンの定量への応用としては,特にこれがレセプターとの結合を利用する点で,生物活性と並行した値が得られるので,免疫学的活性を応用したラジオイムノアッセイに比してより正確な,生物活性を示すホルモン量を測定することができる.その意味で有意義ではあるが,一般には技術的に安定で確実なラジオイムノアッセイがよく用いられているのが現状である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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