文献詳細
文献概要
Ex Laboratorio Clinico・7
Allalbuminとの出合い
著者: 大林弘幸1
所属機関: 1静岡県立中央病院臨床検査科
ページ範囲:P.747 - P.751
文献購入ページに移動J.Kohnのルーペ
J.Kohn (1957年セルローズアセテート膜電気泳動法を紹介1)).そのKohnは"虫眼鏡"を持っていた.大学者と変哲もない"虫眼鏡"とは何か不釣合なユーモラスな姿であった.
あるとき,それは1967年,小川恕人先生(国立遺伝学研究所・生化学遺伝部)のセルローズアセテート膜(以下セ・ア膜と略)の講習会の折であったと記憶する.小川恕人先生ご自身が英国留学の際,撮影された写真と聞いた.その写真は長身の恰幅の良い白衣姿であり,ただ一つ予想していなかったことは,白衣姿の首から易者のごとく大きな拡大鏡をぶら下げていることであった.
J.Kohn (1957年セルローズアセテート膜電気泳動法を紹介1)).そのKohnは"虫眼鏡"を持っていた.大学者と変哲もない"虫眼鏡"とは何か不釣合なユーモラスな姿であった.
あるとき,それは1967年,小川恕人先生(国立遺伝学研究所・生化学遺伝部)のセルローズアセテート膜(以下セ・ア膜と略)の講習会の折であったと記憶する.小川恕人先生ご自身が英国留学の際,撮影された写真と聞いた.その写真は長身の恰幅の良い白衣姿であり,ただ一つ予想していなかったことは,白衣姿の首から易者のごとく大きな拡大鏡をぶら下げていることであった.
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