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文献詳細

雑誌文献

臨床検査21巻7号

1977年07月発行

文献概要

研究

ASO常用参照品の作製

著者: 水谷昭夫1 巴山顕次2 安田純一3

所属機関: 1京都府立医科大学臨床検査部細菌血清室 2大阪大学微生物病研究会検査部血清検査室 3国立予防衛生研究所一般検定部血液製剤室

ページ範囲:P.769 - P.772

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はじめに
 抗ストレプトリジンO (antistreptolysin O,以下ASOと略)に対してはWHOによって国際標準品が認定されており,各国はそれに基づいてそれぞれ国内標準品を作製し,試薬製造者ないし検査機関は国内標準品との比較により,更に常用参照品を作ることになっている.我が国で市販されているASO試薬には対照血清が添付されているが,それらがどういう手続きで作られたかは判然としない.この度,我々は関西地方における検査機関の有志の間で共同使用する目的でASO常用参照品の作製を試みたので,その成績を報告する.本研究は昭和50年度厚生省医薬品等試験調査委託費"診断用生物学的製剤基準調査研究委託費"の援助を受けた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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