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雑誌目次

雑誌文献

臨床検査21巻9号

1977年09月発行

雑誌目次

カラーグラフ 皮膚の真菌症・Ⅳ

癜風

赤木 正志

pp.928-929

 本症の原因菌はMalassezia furfurとして知られている.落屑中に明らかにその姿が認められるにもかかわらず培養が不可能であり,病原菌決定のためのKochの原則を充足できない病原菌として有名であった.しかし1951年にGordonがサブロー培地にオレフ油を重層することによって好脂性酵母のPityrosporumを分離し,これが癜風の原因菌であることを指摘して以来,多くの研究が重ねられた結果,今日ではこれが癜風菌そのものであることについて研究者の合意はほぼでき上がったとみるべきである.

カラーグラフ 

解説

赤木 正志

pp.930

 癜風の臨床型は通常黒色癜風と白色癜風の二型に大別されているが,その他にも多少の異型があり,Armen-teros (1953年)は,①典型的癜風,②白色癜風,③毛嚢丘疹型,④落屑紅斑型,⑤頭部癜風,⑥顔面癜風,⑦鼠蹊部癜風⑧汎発型,などに分類している,紅斑型は湿疹と混同されやすく,白色癜風は二次的な色素脱失を伴うものであるから原因菌が消失してもしばらく白斑は持続するものである.

 診断は落屑のKOH液標本に菌体を証明することによって容易である(図3).KOH液は20〜40%液を作りパーカーインキ(ブルーブラックに限る)を2:1程度に混合しておくと菌体は短時間のうちに青色に着色するから観察が容易になる.落屑中の菌型には酵母型と菌糸型の2型が区別される.かつてこの菌は細菌と考えられ球菌型と杆菌型に分けられた時代もあった.

技術解説

マイコプラズマの分離と同定

小林 園子 , 帖佐 浩 , 本間 遜

pp.931-940

 伝染性牛肺疫は1713年に見出されて,欧州及び世界各地で流行がみられたが,1898年になってNocard and Rouxによって初めて病原体(Pleuropneumonia organisms:PPO)が分離培養された.この微小な細菌が現在のMycoplasmaであり,一般の細菌に比べて後述するように著しい特徴を備えていた,その後次々とこの種の病原体が獣疫からのみならず,下水からも分離され,Pleuropneumonia like organisms (PPLO)と命名された.最近になってこれらの微生物のうち,コレステロールの栄養要求性のあるものはMyco-Plasma,コレステロールの栄養要求性のないものはAcholeplasmaとされた.前者には,ヒト,動物に病原性のあるものが含まれ,後者には下水などから分離される非病原性のものが含まれている.

 このMycoplasmaの研究の発展の途上で1935年Klienebergerはラットの咽喉に常在するStrepto-bacillus moniliformisが培地上でPPLOと同様の小さい集落を作ることを見出し,PPLOの汚染ではないかと考えた.ところが,Dienesはこれが一般の細菌のほとんどが環境に応じてとる生態としてのL-formであることを証明した.

空中浮遊細菌の測定法

古橋 正吉

pp.941-947

 空中浮遊菌測定の目的は,一般に細菌,カビ類による汚染の実態を知り微生物汚染管理と結びつけることにある.微生物汚染の特徴は,細菌,カビ以外にリケッチア,ウイルス,原生動物など多種類が対象で,しかもこれらは繁殖,成長し,生体以外の厳しい条件,環境下で生存したり,熱,消毒薬に対し強い抵抗性を示すものもある.

 空中浮遊菌の測定は経済的理由よりも汚染度に応じて方法を選択すべきで,汚染物質の分布場所,室内での仕事,業務上要求される事項に基づいて汚染度を評価するのが常である.現在知られている測定法は捕集機構上から分類すると固体表面への衝突付着,液体への衝突捕集,濾過による捕集などの方法がある.これらの測定法には高濃度の微生物捕集に適するもの,適さないもの,粒子径の大きなものしか捕集できないもの,微生物の塊りをばらばらにして粒子塊の個数よりもむしろ微生物の総個数が求められる方法などがある.それぞれが特徴を持つが,どの測定法が最も信頼でき優れているのかについては一概には言えない.私どもは長い間,落下細菌法を利用して汚染度を評価し細菌数の最大数と菌種から汚染管理に役立たせてきた.しかし最近ではスリットサンプラ法を併用している.

タンパク分画のニグロシン染色法

櫻林 郁之介 , 浦田 武義

pp.948-953

 体液中のタンパクを同定する場合に,肉眼的観察,あるいは紫外部吸光で測定する方法とタンパクを染色して同定する方法があるが,電気泳動法を応用してタンパクの同定を行う場合にはタンパク染色を行うのが一般的である.

 現在タンパク染色用色素として広く用いられているものは,Ponceau S及び3R, Amido Black 10B, Coomassie Brilliant Blue R-250及びG-250, Bromophenol Blue, Nigrosineなどがあるが,タンパク化学の進歩につれて,感度の高い染色法が要求されており,微量のタンパクを染色するための色素が要望されている.

総説

脳波の自動診断—波形の識別について

古和田 正悦

pp.955-960

 医師が脳波を解読する際には,波形を視察的に観察し,診断に必要な波形を経験的に抽出するが,その判定にはしばしば主観的な要素があるために,また専門医でも,脳波の解読には一定の時間を要し,解読する量もおのずから限定されることなどから,脳波の自動診断法が強く望まれ,そのための方法とシステムの開発が行われている.

 脳波を客観的,計量的に評価するために,コンピューターは早くから脳波の解析に応用されているが,脳波は基調となる波形と一過性に出現する波形とに分けられる.脳波は病的な状態によって変化するばかりでなく,年齢,覚醒,睡眠,種々な賦活などにより,生理的にも変化するものであり,各種波形の周波数,振幅,出現率や様式,左右差や反応性など,解析や自動認知の対象としては,形態的にも機能的にも複雑である.そのために,脳波の解析や分析の目的と方法によって,様々なプログラムが作製されている.

臨床化学分析談話会より・49<関東支部>

イオン電極分析法の現状と将来の展望—産学協同による開発推進を!

仁科 甫啓

pp.961

 第202回分析談話会関東支部例会(1977.5.17)は東大薬学の記念講堂にて開催された.今回は新しい分析技術シリーズの第2弾としてイオン電極が取り上げられ,"イオン電極法の原理とその有用性"というテーマで東大工学部仁木栄次先生,及び"臨床化学領域でのイオン電極分析法の現状と将来"というテーマで堀場製作所遠藤治郎先生に話題提供していただいた.

 まず,仁木先生はガラス電極を含めたイオン選択電極の種類とその原理について,歴史的背景を加えながら,分かりやすく解説されるとともに,それぞれの電極の特徴またはその限界などにも論及された.

臨床検査の問題点・94

尿路感染症における起病菌の決定

神木 照雄 , 立脇 憲一

pp.962-967

尿中には常在菌,コンタミの他に抗生物質をはじめとする抗菌剤が存在することが多く検査成績に大きく影響するので,尿検査は最もありふれた検査であると同時に最もやっかいな検査と言えよう.今月は採尿法,定量培養,沈渣を検討し,尿路感染症の起病菌の決学までを追う.(カットは上,下部尿路のシェーマ)

検査と疾患—その動きと考え方・9

SLE

橋本 博史

pp.968-976

患者 O.H.,29歳,男,会社員

臨床診断 全身性エリテマトーデス

Ex Laboratorio Clinico・9

Wiskott-Aldrich症候群

河合 忠

pp.977-981

Wiskott-Aldrich症候群(WAS)とは

 本症候群は,別名immunodeficiency with thrombocytopenia and eczema(血小板減少症と湿疹を伴った免疫不全症)とも呼ばれているとおり,臨床的に,(1)反復感染罹患傾向,(2)血小板減少症,(3)湿疹,の三つの症状を主徴とする症候群である.

 免疫不全症と言われるごとく,基本的には患者生体の免疫機能が先天的に低下し,その結果繰り返しいろいろな感染症に罹患するわけである.しかも,免疫不全の特徴としては,多糖体抗原を処理する求心性免疫機構(afferent limbof immunity)が主として侵されており,結果として体液性及び細胞性免疫の両方が障害されている.しかし,このような免疫不全が血小板減少や湿疹とどのように関連しているかは不明である.

座談会

輸入感染症にどう対処するか

橋本 博 , 小張 一峰 , 堀田 進 , 中林 敏夫 , 三輪谷 俊夫

pp.982-992

 今日のジェット機輸送時代は,コレラやマラリアなどの潜伏期間内に人を国から国へ運び,"海"の検疫体制だけでは十分な防疫ができなくなった.年間250万人もの日本人が海外渡航する昨今,"空"の検疫を軸にどう防疫したらよいか.第二の有田コレラ事件を起こさないためにも.

新しい神経・筋機能検査・3

緊張性振動反射

川口 新一郎 , 渡辺 誠介

pp.993-996

 器械的刺激は運動系の検査として,腱反射などに早くから用いられているにもかかわらず,電気的刺激に比して条件の厳密さを欠くという欠点があった.しかし,器械的刺激はある意味ではより生理的な刺激であり,特に筋紡錘が振動刺激に感受性が高いことが注目されて以来,振動器の改良とあいまって筋固有反応系の研究の重要な分野を占めるようになった.

 振動刺激の運動系への作用は緊張性振動反射と振動刺激のH波,随意運動,姿勢反射などに及ぼす影響に大別されるが,以下これらについて簡単に解説する.

検査技師に必要な統計学の知識・3

相関と回帰

臼井 敏明

pp.997-1000

 前回は一種類の量的性質(変量)の取り扱いについて述べたが,今回は2組の変量の相互関係について述べる.一つの観察対象について2組の計測を行い,その値をx,yとする.数多くの対象についてx,yの組(x,y)を求め,xとyの間の関連を調べる方法に相関分析と回帰分析がある.

研究

チモールフタレイン便潜血反応の検討第2報

佐藤 榮良治

pp.1001-1003

緒言

 著者は便の潜血反応にチモールフタレイン法が有用であり,濾紙による簡易検査としても使用可能であることも報告した1).その後簡易化について引き続き検討を重ねてきたが,濾紙に試薬を滴下すると水酸化ナトリウムの影響で濾紙が波状に変形して,過酸化水素水を滴下すると塗抹面に十分広がらず,くぼみの部分に集まったり,濾紙の外にはみ出して流れ出るなどの不都合があった.そしてそれが検査成績にも影響するように思われた.一方,試薬調製の際に加熱脱色を長時間行わなければならないなどの不便な点もあるので,新しい組成を工夫した.またヘマテスト及びグアヤック反応と,著者が既に報告したチモールフタレイン法との4法についての比較を行ったので報告する,既に報告した簡易検査法に比較して,新組成の試薬による方法はある程度改善されたものと思われ,諸賢のご教導を仰ぐ次第である.

編集者への手紙

生化学系検査技師より見た血液学

三井 悦三

pp.1004-1005

 最近の血液学における発展は目覚ましいものがあり,以前は生物学的にしか分からなかったことがどんどん化学的に解明されつつある.血液学の本を見ていると,生化学系技師にとって血液学が大変身近に思われるので,その感じたことを書いてみたい.なお血液学の分野では赤血球に関する事柄がいちばん身近に思われるので,ここでは赤血球を例として書いてみたい.

 成熟した赤血球は核を持たない細胞でありながら約120日も生存するのであるが,どうしてそんなに長く生きられるのかということを知ろうとすると,どうしても生化学的知識が必要になる.すなわち,解糖系により得られるATP及びNADH,五炭糖リン酸回路により得られるNADPH,そして還元グルタチオン,以上四つの重要な化合物の関与する反応系路を最低限知っておく必要がある1).そうすると例えば,G-6-PDH欠乏症のときの溶血機構や,メトHb血症(中毒性,遺伝性)のときの酸素供給不足の機構が理解できるわけである2〜4).赤血球中の解糖系酵素異常が最近になって目につくようになってきたが,これらの酵素活性測定を行うためには,化学系技師と同じくらいに反応理論と測定技術が必要になってくると思う.今後赤血球,白血球あるいは血小板中のどんな物質が測定されるようになるか分からないが,酵素に関する知識はどうしても必要になると思う.

新しいキットの紹介

コリンエステラーゼ活性の酵素的測定法

提坂 和代 , 岡部 紘明 , 野間 昭夫

pp.1006-1008

はじめに

 コリンエステラーゼ(ChE)はコリンのエステル化合物を有機酸とコリンに加水分解する酵素で,エゼリンの存在下ではその作用を失う.ヒト血液中のChEは赤血球,神経組織中などに存在する真性ChEと血清,肝,膵臓に存在する偽性ChEに分けられている.これらは基質特異性を示し,真性ChEはアセチル—β—メチルコリンに対して大きな特異性を示し,偽性ChEはアセチル—β—メチルコリン以外のコリンエステルに対して特異的に作用する.

 一般に血清ChE活性は血清アルブミン濃度に比例し,肝硬変,悪性腫瘍,有機リン酸中毒で低下し,麻酔時にはある種の麻酔剤は,遺伝的体質によりショック状態となることがあるので,ChEの測定が必要とされている.

新しい機器の紹介

変型ウェル型シンチレーションカウンター"LKB 1270-Rackgamma"のRI in vitro検査への応用に関する解析

市原 清志 , 宮井 潔 , 山本 智英

pp.1009-1013

はじめに

 近年ラジオイムノアッセイ(RIA)が一般臨床検査,研究面で広範囲に応用されるに至り,その検体数は飛躍的に増大している.この結果,単調な用手操作に由来する誤差の除去,操作に要する時間の短縮などのため,RIAの自動化が強く望まれる現状にある.現在一般に用いられているRIA測定装置としてのシンチレーションカウンターは,おおむね用手法用にデザインされたものであり,RIA全自動という点から見た場合問題があり,かつ処理能力,装置の大きさ,データ処理のオンライン処理に対する可能性など,実用性の面でも問題があると思われる.

 我々は最近RIA自動化(RIA total system)用に開発されたLBK社の変型ウェル型シンチレーションカウンターである"1270-Rackgamma"の試用の機会を得た.そこでこの機種のRIAγ-カウンターとしての有効性につき,主として測定の再現性,実用性について,多機種との比較も交じえて検討を加えたので報告する.

Laboratory Instrumentation

自動希釈器

藤川 淳 , 仁科 甫啓

pp.1016-1019

 現在臨床化学領域では少量の検体で多項目の検査をすることが要望されている.10年前までは1項目当たり0.1〜1.0mlの検体必要量であったが,現在では測定法の改良,比色計の精度の向上などで検体必要量は1項目当たり0.02〜0.05mlに,更に0.01ml (10μl)以下になりつつある.そのため血清のような粘稠性のある検体を10μl以下の超微量でいかに迅速かつ正確,精度良く採取するかが大きな問題となってきている.これらの問題を解決してくれるものとして最近注目されてきている自動希釈器がある.

 そこでこの自動希釈器について使用上の問題点などを中心に解説する.またディスクリート方式の自動分析機に付属しているサンプラーも自動希釈器の一種であるのでこれも含めて述べる.

検査室の用語事典

呼吸機能検査

田村 昌士 , 遠藤 和彦

pp.1021

83) Panting;パンティング(浅速呼吸)

体プレチスモグラフで気道抵抗を測定する際,被検者に浅く速い(2〜3Hz)呼吸をさせる.このような呼吸をpantingと言い,呼気と吸気のガスの温度と湿度の差,呼吸商などによる位相のずれを防ぐために行う呼吸である.

免疫・血清学的検査

松橋 直

pp.1022

120) ldiotype (イディオタイプ)

 均質な抗体あるいは骨髄腫タンパクにみられるユニークな型.IgのV領域にあり抗原結合部に関係あるとされている.

質疑応答

臨床化学 比色計の読み

K生 , 石井 暢

pp.1023-1024

 〔問〕比色計を読み取るとき,吸光度で読むのと,透過率で読むのとどちらが正しいのでしょうか.化学関係の報告ではほとんどがO.D.または�O.D.になっているのは,何か特別な意味があるのでしょうか.

血液 血友病保因者の検出

U子 , 伊藤 正一

pp.1024-1026

 〔問〕血友病Aあるいは血友病Bのcarrierの検出法についてお教えください.

免疫血清 寛容原とは

K生 , 鈴木 秀郎

pp.1026-1028

 〔問〕寛容原(tolerogen)とはどういうものなのでしょうか.また,自己抗原との関連性についてもご教授ください.

病理 PAM染色における薄切

K生 , 矢島 権八

pp.1028-1030

 〔問〕腎糸球体,基底膜,多糖類や糖タンパクの染色に用いられるPAM (過ヨウ素酸メセナミン銀)染色は1〜3μmと他の鍍銀法(10μm前後)に比べ,著しく薄い切片を用いることを推奨しておりますが,組織構築の観察とは別に染色時の技術的問題があるためなのでしょうか.

臨床生理 Pco2の異常高値

F子 , 白石 透

pp.1030-1032

 〔問〕アストラップで血液ガス測定時,較正では合っているが,検体のPco2が55〜60になるときがしばしばあり,臨床からPco2の,これほどの高値はありえないと言われました.電源は24時間入れてあり,単なるガス不安定からだけの高値なのでしょうか,膜は早めに取り替えています.

診断学 尿コプロポルフィリン

M生 , 佐々木 英夫

pp.1032-1034

 〔問〕尿中コプロポルフィリンの検出法とその臨床的意義について,お教えください.

雑件 国際細胞検査士の資格Registration of Cytotechnologists, International Academy of Cytology〔CT(IAC)〕

H生 , 田中 昇

pp.1034-1036

 〔問〕病理及び細胞診の仕事に就いて2年になる臨床検査技師です.国際的な資格試験があると聞きましたが,申込資格とか申込要領また試験内容の概略などをお教えください.

基本情報

臨床検査

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1367

印刷版ISSN 0485-1420

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バックナンバー

64巻12号(2020年12月発行)

今月の特集1 血栓止血学のトピックス—求められる検査の原点と進化
今月の特集2 臨床検査とIoT

64巻11号(2020年11月発行)

今月の特集1 基準範囲と臨床判断値を考える
今月の特集2 パニック値報告 私はこう考える

64巻10号(2020年10月発行)

増刊号 がんゲノム医療用語事典

64巻9号(2020年9月発行)

今月の特集1 やっぱり大事なCRP
今月の特集2 どうする?精度管理

64巻8号(2020年8月発行)

今月の特集1 AI医療の現状と課題
今月の特集2 IgG4関連疾患の理解と検査からのアプローチ

64巻7号(2020年7月発行)

今月の特集1 骨髄不全症の病態と検査
今月の特集2 薬剤耐性カンジダを考える

64巻6号(2020年6月発行)

今月の特集 超音波検査報告書の書き方—良い例,悪い例

64巻5号(2020年5月発行)

今月の特集1 中性脂肪の何が問題なのか
今月の特集2 EBLM(evidence based laboratory medicine)の新展開

64巻4号(2020年4月発行)

増刊号 これで万全!緊急を要するエコー所見

64巻3号(2020年3月発行)

今月の特集1 Clostridioides difficile感染症—近年の話題
今月の特集2 質量分析を利用した臨床検査

64巻2号(2020年2月発行)

今月の特集1 検査でわかる二次性高血圧
今月の特集2 標準採血法アップデート

64巻1号(2020年1月発行)

今月の特集1 免疫チェックポイント阻害薬—押さえるべき特徴と注意点
今月の特集2 生理検査—この所見を見逃すな!

63巻12号(2019年12月発行)

今月の特集1 糖尿病関連検査の動向
今月の特集2 高血圧の臨床—生理検査を中心に

63巻11号(2019年11月発行)

今月の特集1 腎臓を測る
今月の特集2 大規模自然災害後の感染症対策

63巻10号(2019年10月発行)

増刊号 維持・継続まで見据えた—ISO15189取得サポートブック

63巻9号(2019年9月発行)

今月の特集1 健診・人間ドックで指摘される悩ましい検査異常
今月の特集2 現代の非結核性抗酸菌症

63巻8号(2019年8月発行)

今月の特集 知っておきたい がんゲノム医療用語集

63巻7号(2019年7月発行)

今月の特集1 造血器腫瘍の遺伝子異常
今月の特集2 COPDを知る

63巻6号(2019年6月発行)

今月の特集1 生理検査における医療安全
今月の特集2 薬剤耐性菌のアウトブレイク対応—アナタが変える危機管理

63巻5号(2019年5月発行)

今月の特集1 現在のHIV感染症と臨床検査
今月の特集2 症例から学ぶフローサイトメトリー検査の読み方

63巻4号(2019年4月発行)

増刊号 検査項目と異常値からみた—緊急・重要疾患レッドページ

63巻3号(2019年3月発行)

今月の特集 血管エコー検査 まれな症例は一度みると忘れない

63巻2号(2019年2月発行)

今月の特集1 てんかんup to date
今月の特集2 災害現場で活かす臨床検査—大規模災害時の経験から

63巻1号(2019年1月発行)

今月の特集1 発症を予測する臨床検査—先制医療で5疾病に立ち向かう!
今月の特集2 薬の効果・副作用と検査値

62巻12号(2018年12月発行)

今月の特集1 海外帰りでも慌てない旅行者感染症
今月の特集2 最近の輸血・細胞移植をめぐって

62巻11号(2018年11月発行)

今月の特集1 循環癌細胞(CTC)とリキッドバイオプシー
今月の特集2 ACSを見逃さない!

62巻10号(2018年10月発行)

増刊号 感染症関連国際ガイドライン—近年のまとめ

62巻9号(2018年9月発行)

今月の特集1 DIC診断基準
今月の特集2 知っておきたい遺伝性不整脈

62巻8号(2018年8月発行)

今月の特集 女性のライフステージと臨床検査

62巻7号(2018年7月発行)

今月の特集1 尿検査の新たな潮流
今月の特集2 現場を変える!効果的な感染症検査報告

62巻6号(2018年6月発行)

今月の特集1 The Bone—骨疾患の病態と臨床検査
今月の特集2 筋疾患に迫る

62巻5号(2018年5月発行)

今月の特集1 肝線維化をcatch
今月の特集2 不妊・不育症医療の最前線

62巻4号(2018年4月発行)

増刊号 疾患・病態を理解する—尿沈渣レファレンスブック

62巻3号(2018年3月発行)

今月の特集1 症例から学ぶ血友病とvon Willebrand病
今月の特集2 成人先天性心疾患

62巻2号(2018年2月発行)

今月の特集1 Stroke—脳卒中を診る
今月の特集2 実は増えている“梅毒”

62巻1号(2018年1月発行)

今月の特集1 知っておきたい感染症関連診療ガイドラインのエッセンス
今月の特集2 心腎連関を理解する

60巻13号(2016年12月発行)

今月の特集1 認知症待ったなし!
今月の特集2 がん分子標的治療にかかわる臨床検査・遺伝子検査

60巻12号(2016年11月発行)

今月の特集1 血液学検査を支える標準化
今月の特集2 脂質検査の盲点

60巻11号(2016年10月発行)

増刊号 心電図が臨床につながる本。

60巻10号(2016年10月発行)

今月の特集1 血球貪食症候群を知る
今月の特集2 感染症の迅速診断—POCTの可能性を探る

60巻9号(2016年9月発行)

今月の特集1 睡眠障害と臨床検査
今月の特集2 臨床検査領域における次世代データ解析—ビッグデータ解析を視野に入れて

60巻8号(2016年8月発行)

今月の特集1 好塩基球の謎に迫る
今月の特集2 キャリアデザイン

60巻7号(2016年7月発行)

今月の特集1 The SLE
今月の特集2 百日咳,いま知っておきたいこと

60巻6号(2016年6月発行)

今月の特集1 もっと知りたい! 川崎病
今月の特集2 CKDの臨床検査と腎病理診断

60巻5号(2016年5月発行)

今月の特集1 体腔液の臨床検査
今月の特集2 感度を磨く—検査性能の追求

60巻4号(2016年4月発行)

今月の特集1 血漿蛋白—その病態と検査
今月の特集2 感染症診断に使われるバイオマーカー—その臨床的意義とは?

60巻3号(2016年3月発行)

今月の特集1 日常検査からみえる病態—心電図検査編
今月の特集2 smartに実践する検体採取

60巻2号(2016年2月発行)

今月の特集1 深く知ろう! 血栓止血検査
今月の特集2 実践に役立つ呼吸機能検査の測定手技

60巻1号(2016年1月発行)

今月の特集1 社会に貢献する臨床検査
今月の特集2 グローバル化時代の耐性菌感染症

59巻13号(2015年12月発行)

今月の特集1 移植医療を支える臨床検査
今月の特集2 検査室が育てる研修医

59巻12号(2015年11月発行)

今月の特集1 ウイルス性肝炎をまとめて学ぶ
今月の特集2 腹部超音波を極める

59巻11号(2015年10月発行)

増刊号 ひとりでも困らない! 検査当直イエローページ

59巻10号(2015年10月発行)

今月の特集1 見逃してはならない寄生虫疾患
今月の特集2 MDS/MPNを知ろう

59巻9号(2015年9月発行)

今月の特集1 乳腺の臨床を支える超音波検査
今月の特集2 臨地実習で学生に何を与えることができるか

59巻8号(2015年8月発行)

今月の特集1 臨床検査の視点から科学する老化
今月の特集2 感染症サーベイランスの実際

59巻7号(2015年7月発行)

今月の特集1 検査と臨床のコラボで理解する腫瘍マーカー
今月の特集2 血液細胞形態判読の極意

59巻6号(2015年6月発行)

今月の特集1 日常検査としての心エコー
今月の特集2 健診・人間ドックと臨床検査

59巻5号(2015年5月発行)

今月の特集1 1滴で捉える病態
今月の特集2 乳癌病理診断の進歩

59巻4号(2015年4月発行)

今月の特集1 奥の深い高尿酸血症
今月の特集2 感染制御と連携—検査部門はどのようにかかわっていくべきか

59巻3号(2015年3月発行)

今月の特集1 検査システムの更新に備える
今月の特集2 夜勤で必要な輸血の知識

59巻2号(2015年2月発行)

今月の特集1 動脈硬化症の最先端
今月の特集2 血算値判読の極意

59巻1号(2015年1月発行)

今月の特集1 採血から分析前までのエッセンス
今月の特集2 新型インフルエンザへの対応—医療機関の新たな備え

58巻13号(2014年12月発行)

今月の特集1 検査でわかる!M蛋白血症と多発性骨髄腫
今月の特集2 とても怖い心臓病ACSの診断と治療

58巻12号(2014年11月発行)

今月の特集1 甲状腺疾患診断NOW
今月の特集2 ブラックボックス化からの脱却—臨床検査の可視化

58巻11号(2014年10月発行)

増刊号 微生物検査 イエローページ

58巻10号(2014年10月発行)

今月の特集1 血液培養検査を感染症診療に役立てる
今月の特集2 尿沈渣検査の新たな付加価値

58巻9号(2014年9月発行)

今月の特集1 関節リウマチ診療の変化に対応する
今月の特集2 てんかんと臨床検査のかかわり

58巻8号(2014年8月発行)

今月の特集1 個別化医療を担う―コンパニオン診断
今月の特集2 血栓症時代の検査

58巻7号(2014年7月発行)

今月の特集1 電解質,酸塩基平衡検査を苦手にしない
今月の特集2 夏に知っておきたい細菌性胃腸炎

58巻6号(2014年6月発行)

今月の特集1 液状化検体細胞診(LBC)にはどんなメリットがあるか
今月の特集2 生理機能検査からみえる糖尿病合併症

58巻5号(2014年5月発行)

今月の特集1 最新の輸血検査
今月の特集2 改めて,精度管理を考える

58巻4号(2014年4月発行)

今月の特集1 検査室間連携が高める臨床検査の付加価値
今月の特集2 話題の感染症2014

58巻3号(2014年3月発行)

今月の特集1 検査で切り込む溶血性貧血
今月の特集2 知っておくべき睡眠呼吸障害のあれこれ

58巻2号(2014年2月発行)

今月の特集1 JSCC勧告法は磐石か?―課題と展望
今月の特集2 Ⅰ型アレルギーを究める

58巻1号(2014年1月発行)

今月の特集1 診療ガイドラインに活用される臨床検査
今月の特集2 深在性真菌症を学ぶ

57巻13号(2013年12月発行)

今月の特集1 病理組織・細胞診検査の精度管理
今月の特集2 目でみる悪性リンパ腫の骨髄病変

57巻12号(2013年11月発行)

今月の特集1 前立腺癌マーカー
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査②

57巻11号(2013年10月発行)

特集 はじめよう,検査説明

57巻10号(2013年10月発行)

今月の特集1 神経領域の生理機能検査の現状と新たな展開
今月の特集2 Clostridium difficile感染症

57巻9号(2013年9月発行)

今月の特集1 肺癌診断update
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査①

57巻8号(2013年8月発行)

今月の特集1 特定健診項目の標準化と今後の展開
今月の特集2 輸血関連副作用

57巻7号(2013年7月発行)

今月の特集1 遺伝子関連検査の標準化に向けて
今月の特集2 感染症と発癌

57巻6号(2013年6月発行)

今月の特集1 尿バイオマーカー
今月の特集2 連続モニタリング検査

57巻5号(2013年5月発行)

今月の特集1 実践EBLM―検査値を活かす
今月の特集2 ADAMTS13と臨床検査

57巻4号(2013年4月発行)

今月の特集1 次世代の微生物検査
今月の特集2 非アルコール性脂肪性肝疾患

57巻3号(2013年3月発行)

今月の特集1 分子病理診断の進歩
今月の特集2 血管炎症候群

57巻2号(2013年2月発行)

今月の主題1 血管超音波検査
今月の主題2 血液形態検査の標準化

57巻1号(2013年1月発行)

今月の主題1 臨床検査の展望
今月の主題2 ウイルス性胃腸炎

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