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羊水からの細胞診断
著者: 北村吉宗1 松本雅彦1 須川佶1
所属機関: 1大阪市立大学産科婦人科
ページ範囲:P.12 - P.19
文献購入ページに移動羊水細胞の培養に成功したのは1961年Fuchs&Philipであり,胎児染色体分析の可能性を呈示した.そしてついに1966年,Steele&Bregらにより羊水からの染色体分析が成功した.このときの成功率は62例中12例(18%)であった.その後培養方法や培養条件に改良がなされ,Nadler&Gerbie1)は163例中155例(95%)という高い成功率をあげるに至った.
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