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文献詳細

雑誌文献

臨床検査22巻1号

1978年01月発行

文献概要

臨床検査の問題点・98

脳の迅速標本作製

著者: 三方淳男1 田原澄江3 宇佐美一彪2

所属機関: 1慶大病理学 2中央鉄道病院中央検査部 3群馬大学医学部第1病理学教室

ページ範囲:P.38 - P.44

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 術中迅速標本作製の中で,材料が小さく硬さもいろいろな脳の生検材料が最も難しい.脳外科からオーダーされることが最も多く,腫瘍が良性か悪性かの判断に重要な役割りを果たす.標本作製にはクリオスタット法のほかに最近,圧挫標本が注目されている(カットは脳腫瘍(星細胞腫Grade2)の迅速凍結標本の1例.凍結の仕方によってしばしば下半分のような空胞変化が起こる.慶大中検佐藤原図).

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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