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雑誌目次

雑誌文献

臨床検査22巻12号

1978年11月発行

雑誌目次

カラーグラフ

筋の組織化学

田辺 等

pp.1380-1381

 臨床各科領域で広く診療の対象になっている神経筋疾患の病態診断上,筋生検はその習熟により安全確実に情報が得られる有力な補助検査の一つである.光顕組織化学的方法(化学物質・酵素などの半定量的局在の検索)の筋病変に関する臨床的応用は約20年の歴史を持ち,一般病理組織学的方法・電顕的方法とともに重要な役割を果たしている.患者診療への貢献のためには,病歴聴取・診察・他検査所見との比較検討による総合判断が大切である.

解説

田辺 等

pp.1382

神経筋疾患について

 概念神経筋疾患(neuromuscular diseases)とは,運動単位(motor unit)すなわち"運動二次ニューロンとその支配筋"のどこかに主病態のある全身疾患の総称である,症候上多くは筋力低下・筋萎縮・深部反射減弱消失など共通点がみられるので,便宜上一括して取り扱われている.多くは遺伝変性疾患であるが,反応性・炎症性あるいは代謝性疾患も含まれる.

技術解説

心刺激伝導系検索の病理標本作製

齊藤 脩 , 佐久間 由子 , 鈴木 節子 , 砂田 美津子

pp.1383-1392

 臨床心電図学的所見と病理学的所見を対応せしめようとする諸家の努力は1950年代より重ねられて,ばくだいな時間と労力を費やしながらも,両者の照応は必ずしも容易ではない.

 臨床的にはECG-monitoring,His束心電図の登場発展があり,ますます精緻を極めている.一方,病理組織学的な刺激伝導系検索方法には見るべき進歩はない.1例の伝導系標本の製作に1人の技師が専念しても6週から2か月の長時日を要する(Lev et al.)ことはLev,Hudson,Jamesらの方法が発表された時代から何らの本質的改革はない.そのためルーチンの病理検査から外れた特殊専門領域とされている.

心音図検査

中村 芳郎 , 服部 成彦

pp.1393-1401

 心疾患の診断に聴診法は不可欠であり,古くより行われていたが,1894年にEinthovenが心音計を開発して以後,心臓の聴診法,診断技術はなお一層の発展を遂げた.心音図法(phonocardio-graphy)とは聴診所見を客観的に記録,図式表示したものである.現在では,心電図,心尖拍動図,頸動・静脈波などとの同時記録により,心音・心雑音と心動態とを結びつけ,心疾患の診断,重症度,手術法などの決定に広く応用され,心臓病学の基礎となっている.

生理機能検査と写真技術

石山 陽事 , 坂本 省介

pp.1402-1409

 生理機能検査で写真技術が必要なものは従来,ペン書きによる直記録が難しい心音図や筋電図のような高い周波数成分を持つ生体現象に限られていた.しかし医学の進歩に伴う種々の検査法の発達に伴って,心音図や筋電図にとどまることなく,心電図や脈波などの低い周波数を持つ現象や,超音波検査のようにブラウン管面の画像を記録するものなどにも用いられるようになった.

 生理機能検査における写真技術が一般の写真技術と異なる点は,時間の変化に伴う生体の電気現象または物理・機械的現象の変化を,ブラウン管面の輝点の動きや光点(スポット)の移動をフィルムまたはオシログラフペーパーに1枚撮りあるいは連続撮影する点である.

総説

検査室における化学物質の安全管理

白戸 四郎

pp.1411-1417

 化学物質の危険と言えば,かつては化学物質による直接的事故.例えば発火,引火,爆発,腐食,中毒などによる取扱者自身あるいはその周辺の障害を指すことが多かった.それらは概して高濃度の物質による化学反応であり,そのためいかなる物質も十分に希釈すれば安全という認識が広く定着してしまったようである.しかし希釈が問題を解決しないばかりかかえって途方もない困難に直結するということを知らしめたのは水俣病であった.薄まったとばかり思っていたものが生物によって濃縮されるという,予想もしなかったことが現実に起こったのである,一方,PCB汚染では難分解性,環境残留性の問題が大きくクローズアップされた.これらを契機として環境汚染が見直されてみると,更に新しい事実が発見され,すべての物質は廃棄しても我々と縁が切れるわけではなく,その物質が存在する限りその物質の性質は持続し,思わぬ所でその存在が証明されるという極めて当然のことが分かったのである.

 かくてにわかにすべての化学物質に対する見直しが世界的規模で始まった1)。我が国においては「化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律」が1973年に成立し,水質汚濁防止法や大気汚染防止法と関連しない物質についても,広くこれを環境との関係において調査研究することとなった.

臨床検査の問題点・108

測定法を変えるとき

北村 元仕 , 大場 操児

pp.1418-1423

測定法の変更は検査室のみならず,検査データを利用する臨床側にとっても重大な影響を与える.そこで最も肝心なのは正確度の検討であろう.なぜ変更するのかという考え方も合わせて,コレステロール測定を例に,変更の実際を話し合う(カット図は,血清コレステロールのο-フタルアルデヒド法と酵素法との相関)

検査と疾患—その動きと考え方・23

慢性関節リウマチ

鈴木 星文 , 塩川 優一

pp.1424-1433

 症例 Y.S.46歳,女性.

 主訴 発熱,るい痩.

Ex Laboratorio Clinico・23

アルカリホスファターゼ結合性IgGの発見

長嶺 光隆

pp.1434-1439

はじめに

 血清中で酵素が免疫グロブリンと複合体を形成する現象の認識は,1964年Wildingら1)によって見いだされたアミラーゼとγ-グロブリンとの結合が初めてである.その後,1967年Ganrot2)がLDHとIgAとの結合例を発表して以来,LDHアイソザイム分析の普及に伴ってLDH-免疫グロブリン結合例の検出は増加し,また一方では結合様式や免疫グロブリンの性状,更には疾患との関連についても検討されてきた.

 1975年,筆者3)はアルカリホスファターゼ(ALP)とIgGとの結合例を見いだしたが,その後今日まで7例が報告されて,ALPも免疫グロブリンと結合する酵素のグループに仲間入りしたわけである.ここではALP-IgG結合例との出会いから本態解明までのいきさつを紹介する.

座談会

穿刺細胞診の現況

坂井 義太郎 , 加藤 治文 , , 穂高 千春 , 国実 久秋 , 高橋 正宜

pp.1440-1447

 細胞診は,自然な脱落細胞を対象とした剥離細胞診として,癌の診断に重要な役割を果たしているが,一方積極的に乳腺,リンパ節,甲状腺,皮下の腫瘤などに細い針を穿刺して,目標とする細胞を採取する穿刺細胞診も大いに活用されている.

臨床化学分析談話会より・62<関東支部>

新しい精度管理の展開—患者の個別データを用いての試み

仁科 甫啓

pp.1448

 第214回臨床化学分析談話会関東支部例会(1978.7.18)は東大薬学部記念講堂にて"個別データの精度管理の新しい展開"と題して,浜松医大 菅野剛史先生,鳥取大ステロイド研 臼井敏明先生(現 長崎大医学部教授),東大工学部 久米均先生に話題提供していただいた.

 菅野先生は現在もっぱら行われている分析法自体の精度管理,特にX-R管理法の功績について述べられるとともに,従来のX-R管理法では解決され難い幾つかの問題点を挙げられ,特に大型自動分析装置の非常な普及によって,従来とられてきた精度管理法と違ったやり方,非常に早いレスポンスの精度管理の採用,特にコンピューターを利用した管理法の展開の必要性を強調された.

新しい末梢脈管機能検査法・5

超音波による末梢血流測定

仁村 泰治 , 木下 直和 , 榊原 博

pp.1449-1454

I.はじめに

 末梢血管の血流状態を調べる方法として最近有望視されつつあるものに,里村,金子ら1〜3)により開発された超音波のドプラー効果を利用する血流測定法がある.この方法は生体に全く苦痛を与えず体外から経皮的に容易に施行できるところから,生理的状態での血流測定が可能でかつ反復して検査できる有利さがあり,今後は装置面での開発に伴い普及するものと思われる.

研究

Cellogel膜を用いたImmunofixation電気泳動法—Mタンパク同定への応用を中心として

堀井 康司 , 菅野 剛史

pp.1455-1458

 Alperら1)によって始められたImmunofixation電気泳動法(IFE)はタンパクを電気泳動後,直接抗体と反応させて検出同定する方法である.

 当初,IFEは主としてアガロースゲル,デンプンゲルを用い,各種タンパクの遺伝型決定に用いられてきた1,2).その後,この方法はRitchieら3,4)及びCawleyら5)により血清中,尿中,及び髄液中のMタンパク(単一クローン性グロブリン)のタイプ,クラスの同定にも応用され,特に近接した易動度を持つ複数のMタンパクの同定,IgM型Mタンパクの直接同定など,拡散を行った後に同定を行う免疫電気泳動法よりも優れていることが報告されている.

私のくふう

尿沈渣赤血球の新染色法

稲垣 勇夫

pp.1459

 尿沈渣赤血球の染色法としてLa-rcom法があるが,製造及び使用を禁止されているベンチジンを用いるので,現在では実施することはできない.しかし,尿沈渣鏡検中に赤血球や血液円柱の確認が困難な場合が度々あるので,著者はο-トリジンを用いた染色法を考案し,常用しているので紹介する.

マイクロタイター用簡易ミニミキサー

安東 泰行

pp.1460

 マイクロタイターを使用する検査法が普及するに従い,付属品であるミキサーなどが必要になる.既に何種類かの既製品が販売されているが,廃物利用で実用に耐えうるミニミキサーを自作したので紹介する.

 現在当検査室ではHBs検査などのマイクロタイター法に日常利用しており,反応パターンも明瞭である.

新しいキットの紹介

副甲状腺ホルモン(PTH)RIAキットの基礎的及び臨床的検討

中井 利昭 , 鈴木 一夫 , 山田 律爾

pp.1461-1463

はじめに

 原発性副甲状腺機能亢進症は,腎結石や骨病変をはっきり伴ったり,筋力低下などの神経学的徴候がみられる場合は,その診断もそれほど困難ではない.しかし原発性副甲状腺機能亢進症の中には,食欲不振,倦怠感など極めて漠然とした症状を示すにすぎない症例も少なくなく,また全く無症状の軽症例もみられる.このような例では血清カルシウムとともに,血中副甲状腺ホルモン(PTH)の測定が唯一の,また最も有用な検査法である.副甲状腺ホルモンのラジオイムノアッセイは従来いろいろな理由で非常に困難であった.今回は栄研ICLよりPTH-RIAキットを入手したので,この基礎的及び臨床的検討を行った.

レシチンとその反応を応用したCRP検出試薬の検討

河井 明夫 , 島村 幸夫 , 松田 重三

pp.1465-1468

はじめに

 C反応性タンパク(C-reactive protein,以下CRP)は,最近では健康者の血漿中にも微量に存在する正常血漿タンパク成分として認識されるようになっているが1〜3),炎症や組織崩壊性病変に伴って著増する,急性相反応性タンパクの一種でもある.このCRPの消長は疾患の経過,予後,治療効果などをよく反映しており,その臨床的意義は極めて高い4,5)

 従来,CRPスクリーニング法としては沈降反応を応用した毛細管法が広く用いられてきたが,この方法は判定までに長時間を要することが最大の欠点であった.このような欠点を補い,しかもベッドサイドテストとしての有用性を具備したCRP検出用試薬キット(CRPスライド—‘栄研’)が最近開発された.この試薬には,CRPとその抗血清との抗原抗体反応を応用した,従来のスライド法とは異なる原理が採用されている.すなわちCRPは,レシチンのコリンホスフェート残基と特異的な親和性を有することが明らかにされているが6,7),これとCRPとを反応させてCRPの有無を凝集反応によって検査する方法である8).今回我々は,この試薬キットを使用する機会を得,その有用性について若干の検討を行ったので報告する.

Laboratory Instrumentation

生体情報処理装置

西牟田 啓

pp.1472-1475

 医療の分野においてより良い健康管理,診断,治療のため多くの検査,研究を必要とし,大量のデータが生み出されている.生体情報処理の範囲を明確にすることは極めて困難であるが,1968年厚生省新医療技術研究の一環として行われた,"汎用医用電子計算機の性能およびサブルーチン,ライブラリ開発に関する調査結果集計報告"の処理対象別の参考分類によれば,①電気的現象(心電図,脳波,筋電図など),②音響,振動現象(心音図,心拍動図など),③循環器の圧力,流量(脈拍,血圧など),④呼吸器の圧力,流量(呼吸数,気圧曲線など),⑤その他の圧力,流量(消化器内圧,脳脊髄圧など),⑥温度(体表温度,器官温度など),⑦放射線関係(X線,キモグラフなど),⑧超音波計測データ像(Aスコープ,Bスコープなど),⑨その他の写真,光学像(血液の細胞成分,尿沈渣など),⑩その他の臨床検査(酸素飽和度,pHなど),⑪モデルまたはシミュレーション,に分類されている.

 生体情報処理装置で考慮しなければならないものは,生体特有の性質である.一般に生体から得られる現象の性質は,①一過性のものが多く再現性に乏しい,②生体内で各種の生体現象が混合し,目的とするデータだけを得ることが難しい,③生体は順応,記憶,予測するなどの性質があり,一定条件でのデータを得ることが難しい,④個体差が大きい,などを挙げることができる.

検査室の用語事典

心機能検査

椎名 晋一

pp.1477

117) Trifascicular block;三束索性ブロック

房室伝導系は前放線と後放線の2本の枝から成る左脚と,1本の右脚を加えた3本の伝導路から成っている.したがってこの3本の枝が傷害された場合を三束索性ブロックと言い,他に右脚と左脚起始部が傷害された二束索性ブロック,His束穿通部の傷害された一束索性ブロックによっても完全房室ブロックを生ずる.

内分泌検査

屋形 稔

pp.1478

101) Stein-Leventhal syndrome;スタインレベンサール症候群

女性の両側卵巣が多嚢胞性で異常腫大を呈し,不妊(無排卵性)を来す.70%に多毛,40%に肥満を伴う.尿17-KS,血中アンドロゲンなど男性ホルモン過剰になるので,副腎性との鑑別が必要である.治療は卵巣楔状切除術や薬物(クロミッド)投与が有効.

質疑応答

臨床化学 GOTm測定の問題点

Y生 , 屋形 稔 , 松井 朝子

pp.1479-1481

 〔問〕GOTmは現在カラム法と免疫法と二つの分離の方法がありますが,分離されたGOTmの値が低い場合が多いため,特にカラム法は希釈率が高く測定に困難を感じています.初速度法で正確に測れるものでしょうか.測定する機器にも問題はないでしょうか.測定のための最良の機器及び試薬,またそれによるカラム法,免疫法の正常値(温度,単位などのはっきりした)が知りたいのですが…….また最も新しい文献があればお知らせください.

血液 血小板の大小

T生 , 磯部 淳一

pp.1481-1483

 〔問〕血小板を観察していると,時に大きいものやあるいは小さい形のものが出現しますが,これらはすべて異常として良いのでしょうか.あるいは正常ではどのくらいまで許容されるのか,お教えください.

免疫血清 ASOに使用する赤血球について

K生 , 水谷 昭夫

pp.1483-1485

 〔問〕普通ASOに使用する赤血球はウサギの血球のほかにヒトのO型赤血球が用いられますが,O型がないときは他の型を使用することは不可能でしょうか.私の実験ではO型でも他の型でも結果は同じに出るのですが,なぜO型のみ成書に書かれているのでしょうか.また血清を非働化するのに56℃30分間が薦められていますが,62℃3分間でも良いとされています.それでは58℃とか60℃とかで,15分間とか10分間とかでも良いのでしょうか.

臨床生理 脳波の"diffuseαpattern"について

U生 , 一条 貞雄

pp.1485-1487

 〔問〕脳波でdiffuseαという所見があります.記録上注意しなければならない点,及びこれの臨床的な意味について教えてください.

臨床生理 呼吸機能検査

S生 , 川根 博司 , 西田 修実

pp.1487-1490

 〔問〕フローボリウム検査におけるMEFR,PFR,MMFR,V75%,V50%,V25%,V10%,MTCなどアニマ社のパルモコーダーで測定しています.正常か異常かは今までのスパイロメトリーでは%VC 80%,FEV1.0%70%を基準として判定しています.フローボリウムが入ってきている現在,どういう基準で判定していくのか知りたいと思います.MEFR,PFRなどの値が悪くても%VC,FEV1.0%が正常に出ている例も多いのです.フローボリウムの判定基準などを教えてください.

診断学 sick sinus syndrome

S生 , 横須賀 努 , 上杉 昌秀

pp.1490-1492

 〔問〕sick sinus syndromeとはどのような症候群ですか,心電図の面から教えてください.

基本情報

臨床検査

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1367

印刷版ISSN 0485-1420

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バックナンバー

64巻12号(2020年12月発行)

今月の特集1 血栓止血学のトピックス—求められる検査の原点と進化
今月の特集2 臨床検査とIoT

64巻11号(2020年11月発行)

今月の特集1 基準範囲と臨床判断値を考える
今月の特集2 パニック値報告 私はこう考える

64巻10号(2020年10月発行)

増刊号 がんゲノム医療用語事典

64巻9号(2020年9月発行)

今月の特集1 やっぱり大事なCRP
今月の特集2 どうする?精度管理

64巻8号(2020年8月発行)

今月の特集1 AI医療の現状と課題
今月の特集2 IgG4関連疾患の理解と検査からのアプローチ

64巻7号(2020年7月発行)

今月の特集1 骨髄不全症の病態と検査
今月の特集2 薬剤耐性カンジダを考える

64巻6号(2020年6月発行)

今月の特集 超音波検査報告書の書き方—良い例,悪い例

64巻5号(2020年5月発行)

今月の特集1 中性脂肪の何が問題なのか
今月の特集2 EBLM(evidence based laboratory medicine)の新展開

64巻4号(2020年4月発行)

増刊号 これで万全!緊急を要するエコー所見

64巻3号(2020年3月発行)

今月の特集1 Clostridioides difficile感染症—近年の話題
今月の特集2 質量分析を利用した臨床検査

64巻2号(2020年2月発行)

今月の特集1 検査でわかる二次性高血圧
今月の特集2 標準採血法アップデート

64巻1号(2020年1月発行)

今月の特集1 免疫チェックポイント阻害薬—押さえるべき特徴と注意点
今月の特集2 生理検査—この所見を見逃すな!

63巻12号(2019年12月発行)

今月の特集1 糖尿病関連検査の動向
今月の特集2 高血圧の臨床—生理検査を中心に

63巻11号(2019年11月発行)

今月の特集1 腎臓を測る
今月の特集2 大規模自然災害後の感染症対策

63巻10号(2019年10月発行)

増刊号 維持・継続まで見据えた—ISO15189取得サポートブック

63巻9号(2019年9月発行)

今月の特集1 健診・人間ドックで指摘される悩ましい検査異常
今月の特集2 現代の非結核性抗酸菌症

63巻8号(2019年8月発行)

今月の特集 知っておきたい がんゲノム医療用語集

63巻7号(2019年7月発行)

今月の特集1 造血器腫瘍の遺伝子異常
今月の特集2 COPDを知る

63巻6号(2019年6月発行)

今月の特集1 生理検査における医療安全
今月の特集2 薬剤耐性菌のアウトブレイク対応—アナタが変える危機管理

63巻5号(2019年5月発行)

今月の特集1 現在のHIV感染症と臨床検査
今月の特集2 症例から学ぶフローサイトメトリー検査の読み方

63巻4号(2019年4月発行)

増刊号 検査項目と異常値からみた—緊急・重要疾患レッドページ

63巻3号(2019年3月発行)

今月の特集 血管エコー検査 まれな症例は一度みると忘れない

63巻2号(2019年2月発行)

今月の特集1 てんかんup to date
今月の特集2 災害現場で活かす臨床検査—大規模災害時の経験から

63巻1号(2019年1月発行)

今月の特集1 発症を予測する臨床検査—先制医療で5疾病に立ち向かう!
今月の特集2 薬の効果・副作用と検査値

62巻12号(2018年12月発行)

今月の特集1 海外帰りでも慌てない旅行者感染症
今月の特集2 最近の輸血・細胞移植をめぐって

62巻11号(2018年11月発行)

今月の特集1 循環癌細胞(CTC)とリキッドバイオプシー
今月の特集2 ACSを見逃さない!

62巻10号(2018年10月発行)

増刊号 感染症関連国際ガイドライン—近年のまとめ

62巻9号(2018年9月発行)

今月の特集1 DIC診断基準
今月の特集2 知っておきたい遺伝性不整脈

62巻8号(2018年8月発行)

今月の特集 女性のライフステージと臨床検査

62巻7号(2018年7月発行)

今月の特集1 尿検査の新たな潮流
今月の特集2 現場を変える!効果的な感染症検査報告

62巻6号(2018年6月発行)

今月の特集1 The Bone—骨疾患の病態と臨床検査
今月の特集2 筋疾患に迫る

62巻5号(2018年5月発行)

今月の特集1 肝線維化をcatch
今月の特集2 不妊・不育症医療の最前線

62巻4号(2018年4月発行)

増刊号 疾患・病態を理解する—尿沈渣レファレンスブック

62巻3号(2018年3月発行)

今月の特集1 症例から学ぶ血友病とvon Willebrand病
今月の特集2 成人先天性心疾患

62巻2号(2018年2月発行)

今月の特集1 Stroke—脳卒中を診る
今月の特集2 実は増えている“梅毒”

62巻1号(2018年1月発行)

今月の特集1 知っておきたい感染症関連診療ガイドラインのエッセンス
今月の特集2 心腎連関を理解する

60巻13号(2016年12月発行)

今月の特集1 認知症待ったなし!
今月の特集2 がん分子標的治療にかかわる臨床検査・遺伝子検査

60巻12号(2016年11月発行)

今月の特集1 血液学検査を支える標準化
今月の特集2 脂質検査の盲点

60巻11号(2016年10月発行)

増刊号 心電図が臨床につながる本。

60巻10号(2016年10月発行)

今月の特集1 血球貪食症候群を知る
今月の特集2 感染症の迅速診断—POCTの可能性を探る

60巻9号(2016年9月発行)

今月の特集1 睡眠障害と臨床検査
今月の特集2 臨床検査領域における次世代データ解析—ビッグデータ解析を視野に入れて

60巻8号(2016年8月発行)

今月の特集1 好塩基球の謎に迫る
今月の特集2 キャリアデザイン

60巻7号(2016年7月発行)

今月の特集1 The SLE
今月の特集2 百日咳,いま知っておきたいこと

60巻6号(2016年6月発行)

今月の特集1 もっと知りたい! 川崎病
今月の特集2 CKDの臨床検査と腎病理診断

60巻5号(2016年5月発行)

今月の特集1 体腔液の臨床検査
今月の特集2 感度を磨く—検査性能の追求

60巻4号(2016年4月発行)

今月の特集1 血漿蛋白—その病態と検査
今月の特集2 感染症診断に使われるバイオマーカー—その臨床的意義とは?

60巻3号(2016年3月発行)

今月の特集1 日常検査からみえる病態—心電図検査編
今月の特集2 smartに実践する検体採取

60巻2号(2016年2月発行)

今月の特集1 深く知ろう! 血栓止血検査
今月の特集2 実践に役立つ呼吸機能検査の測定手技

60巻1号(2016年1月発行)

今月の特集1 社会に貢献する臨床検査
今月の特集2 グローバル化時代の耐性菌感染症

59巻13号(2015年12月発行)

今月の特集1 移植医療を支える臨床検査
今月の特集2 検査室が育てる研修医

59巻12号(2015年11月発行)

今月の特集1 ウイルス性肝炎をまとめて学ぶ
今月の特集2 腹部超音波を極める

59巻11号(2015年10月発行)

増刊号 ひとりでも困らない! 検査当直イエローページ

59巻10号(2015年10月発行)

今月の特集1 見逃してはならない寄生虫疾患
今月の特集2 MDS/MPNを知ろう

59巻9号(2015年9月発行)

今月の特集1 乳腺の臨床を支える超音波検査
今月の特集2 臨地実習で学生に何を与えることができるか

59巻8号(2015年8月発行)

今月の特集1 臨床検査の視点から科学する老化
今月の特集2 感染症サーベイランスの実際

59巻7号(2015年7月発行)

今月の特集1 検査と臨床のコラボで理解する腫瘍マーカー
今月の特集2 血液細胞形態判読の極意

59巻6号(2015年6月発行)

今月の特集1 日常検査としての心エコー
今月の特集2 健診・人間ドックと臨床検査

59巻5号(2015年5月発行)

今月の特集1 1滴で捉える病態
今月の特集2 乳癌病理診断の進歩

59巻4号(2015年4月発行)

今月の特集1 奥の深い高尿酸血症
今月の特集2 感染制御と連携—検査部門はどのようにかかわっていくべきか

59巻3号(2015年3月発行)

今月の特集1 検査システムの更新に備える
今月の特集2 夜勤で必要な輸血の知識

59巻2号(2015年2月発行)

今月の特集1 動脈硬化症の最先端
今月の特集2 血算値判読の極意

59巻1号(2015年1月発行)

今月の特集1 採血から分析前までのエッセンス
今月の特集2 新型インフルエンザへの対応—医療機関の新たな備え

58巻13号(2014年12月発行)

今月の特集1 検査でわかる!M蛋白血症と多発性骨髄腫
今月の特集2 とても怖い心臓病ACSの診断と治療

58巻12号(2014年11月発行)

今月の特集1 甲状腺疾患診断NOW
今月の特集2 ブラックボックス化からの脱却—臨床検査の可視化

58巻11号(2014年10月発行)

増刊号 微生物検査 イエローページ

58巻10号(2014年10月発行)

今月の特集1 血液培養検査を感染症診療に役立てる
今月の特集2 尿沈渣検査の新たな付加価値

58巻9号(2014年9月発行)

今月の特集1 関節リウマチ診療の変化に対応する
今月の特集2 てんかんと臨床検査のかかわり

58巻8号(2014年8月発行)

今月の特集1 個別化医療を担う―コンパニオン診断
今月の特集2 血栓症時代の検査

58巻7号(2014年7月発行)

今月の特集1 電解質,酸塩基平衡検査を苦手にしない
今月の特集2 夏に知っておきたい細菌性胃腸炎

58巻6号(2014年6月発行)

今月の特集1 液状化検体細胞診(LBC)にはどんなメリットがあるか
今月の特集2 生理機能検査からみえる糖尿病合併症

58巻5号(2014年5月発行)

今月の特集1 最新の輸血検査
今月の特集2 改めて,精度管理を考える

58巻4号(2014年4月発行)

今月の特集1 検査室間連携が高める臨床検査の付加価値
今月の特集2 話題の感染症2014

58巻3号(2014年3月発行)

今月の特集1 検査で切り込む溶血性貧血
今月の特集2 知っておくべき睡眠呼吸障害のあれこれ

58巻2号(2014年2月発行)

今月の特集1 JSCC勧告法は磐石か?―課題と展望
今月の特集2 Ⅰ型アレルギーを究める

58巻1号(2014年1月発行)

今月の特集1 診療ガイドラインに活用される臨床検査
今月の特集2 深在性真菌症を学ぶ

57巻13号(2013年12月発行)

今月の特集1 病理組織・細胞診検査の精度管理
今月の特集2 目でみる悪性リンパ腫の骨髄病変

57巻12号(2013年11月発行)

今月の特集1 前立腺癌マーカー
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査②

57巻11号(2013年10月発行)

特集 はじめよう,検査説明

57巻10号(2013年10月発行)

今月の特集1 神経領域の生理機能検査の現状と新たな展開
今月の特集2 Clostridium difficile感染症

57巻9号(2013年9月発行)

今月の特集1 肺癌診断update
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査①

57巻8号(2013年8月発行)

今月の特集1 特定健診項目の標準化と今後の展開
今月の特集2 輸血関連副作用

57巻7号(2013年7月発行)

今月の特集1 遺伝子関連検査の標準化に向けて
今月の特集2 感染症と発癌

57巻6号(2013年6月発行)

今月の特集1 尿バイオマーカー
今月の特集2 連続モニタリング検査

57巻5号(2013年5月発行)

今月の特集1 実践EBLM―検査値を活かす
今月の特集2 ADAMTS13と臨床検査

57巻4号(2013年4月発行)

今月の特集1 次世代の微生物検査
今月の特集2 非アルコール性脂肪性肝疾患

57巻3号(2013年3月発行)

今月の特集1 分子病理診断の進歩
今月の特集2 血管炎症候群

57巻2号(2013年2月発行)

今月の主題1 血管超音波検査
今月の主題2 血液形態検査の標準化

57巻1号(2013年1月発行)

今月の主題1 臨床検査の展望
今月の主題2 ウイルス性胃腸炎

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