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雑誌目次

雑誌文献

臨床検査22巻2号

1978年02月発行

雑誌目次

カラーグラフ

赤血球の形態異常と疾患

野村 武夫

pp.122-123

 末梢血液薄層塗抹普通染色標本を鏡検する場合に,いきなり白血球百分比を求めるのではなく,まず赤血球形態について十分な観察を行う習慣をつけておきたいものである.特有な赤血球形態から疾患診断への重要な手掛かりを得ることが決して少なくない.ここにはそのような例を幾つかあげてみることにした.いずれもWright染色を施した標本の視野を示しており,倍率は1,000倍に統一してある(図12のみは例外で400倍).

解説

野村 武夫

pp.124

 末梢血液塗抹標本を検査する際には,白血球の百分比をとることに終始してはならない.赤血球と血小板の形態についても観察を怠らぬように注意し,更に白血球と血小板の増減に概略の見当をつけることが大切である.入念に観察すると,1枚の塗抹標本から非常に多くの情報を入手できる.ここでは赤血球の形態異常に注目し,それぞれどのような疾患を考えればよいか,解説を加えてみる.

 大小不同症はすべての貧血で出現しうる.図1では濃染する大赤血球が混在するため大小不同が目立っている.この視野では認められないが,大小不同症には多少なりとも変形赤血球症(poikilocytosis)を伴うことが多い.図2も大小不同症が著明であるが,ここでは小型で著しく濃染する赤血球が多数存在するところが図1と異なる.図2には多染性(polychromasia)も見られ,網赤血球増多症があると推測できる.小球状赤血球は自己免疫性溶血性貧血て溶血が強い場合などにも出現する.

技術解説

赤血球抵抗試験

山本 きよみ , 三輪 史朗 , 米原 ヤス子

pp.125-133

 赤血球は120日間生存するが,生存日数が120日間より短いときは赤血球寿命短縮と呼ばれ,溶血の亢進がその原因とされている.この溶血亢進の原因には種々あるが,赤血球自体に原因を求められる場合と血漿成分中に原因が発見される場合とがある.ここでは前者について述べてみると,赤血球自体の病変による溶血亢進は先天性と後天性とに分けられるが,先天性溶血性貧血には,赤血球膜の異常で起こる遺伝性球状赤血球症や異常血色素症,赤血球内酵素異常症などがあげられる.それぞれには特異的検査法,すなわち遺伝性球状赤血球症では赤血球抵抗試験,異常血色素症でも特に溶血を起こす不安定血色素症はヘモグロビン熱変性試験,赤血球内酵素異常は赤血球内の酵素を定性定量的に測定してその成績から病気の診断を行うが,ここでは赤血球抵抗試験の検査方法1〜4)のみを取り上げる.

 そもそも赤血球は,低張食塩溶液中ではディスク状の形態であったものが,赤血球内部への水分の侵入によりしだいに球状に変化していき,やがて赤血球自体は破壊し内容物が外部へ出てゆく.遺伝性球状赤血球症においては,最初から赤血球自身が球状であるために食塩(以下NaCl)濃度溶液の系列において,正常の場合より高張のところでも溶血を生じ,これを最小抵抗が低下していると言う.

エリスロポエチンの測定

千葉 省三

pp.134-140

エリスロポエチンと赤血球の生成

 血液細胞はその回転が早く,絶えず破壊と新生を繰り返しながら,しかも個体においてその数は一定に保たれ,特に赤血球は最もコンスタントな値を示すものとして知られている.正常人の赤血球寿命は平均120日と推定されているので,現在流血中にある赤血球の1/120が日々寿命を全うすると計算されるが,仮に正常人について,赤血球数500×104/mm3,血液量65ml/kg (正常値65.7±1.6ml/kg),体重50kg,を仮定すると,

 500×104×103×65×50/120÷1.35×1011となり,実に1日1千億個以上の赤血球が寿命を全うし,脾臓などで破壊,消滅されると計算されるが,それに相当する赤血球量が新しく造血組織で生成されることによって,末梢赤血球数の恒常性が維持されるわけである.更に,急性失血や溶血発作など赤血球に対する需要が急激に増大した場合には,骨髄の生成機能は正常の6〜8倍にも達することから,赤血球の恒常性を維持する生体のHomeostasis機構が,間断なくしかも迅速に作動していることが伺われる.

肺内ガス分布検査

佐々木 孝夫

pp.141-147

 ラジオアイソトープによる肺の地理学的分布の検査を除けば,肺内ガス分布の検査は呼気ガスを分析するもので,その基本的実施手順は今日でも変わっていない.変わってきているのは,ガス測定器の発達とその応用により,例えば,質量分析計の応用により数種のガスを同時にしかも連続的に測定でき,ガス分布に及ぼす生理的影響因子がいっそう明らかとなってきた点と,コンピューターの応用によりデータの分析解析法が複雑となっている点であろう.

 本稿では,初めに肺内ガス分布の基本的概念とガス分布検査法一般について解説し,後半はこれから肺内ガス分布の検査を始めるのに参考となるように,具体的に最も基本となる単一呼吸法と連続呼吸法の代表的なものを解説する.なお,紙面の都合上,ラジオアイソトープによる検査は割愛した.

総説

造血と微量元素

三木 昌宏 , 内野 治人

pp.149-155

 微量元素の多くは,その作用や機能が解明されない点が多かったが,最近になって種々の分析方法の進歩とともに,栄養学上や臨床医学の立場より,微量元素と疾病の関連が明らかにされつつある1〜3).また産業衛生や環境問題としての微量元素が注目を集めており,この方面での新しい分野が開かれようとしている.

 現在までに必須微量元素として知られているものでは,鉄,ヨード,銅,亜鉛,マンガン,コバルト,モリブデン,セレン,クロム,スズなどがあり,必要なものと考えられるものでは,上記のものに加えてニッケル,フッ素,臭素,砒素,バナジウム,カドミウム,バリウム,ストロンチウムなどがあげられる2)

臨床検査の問題点・99

血沈の国際標準法

福武 勝博 , 安室 洋子

pp.156-162

 最も古くからあり,最もポピュラーな検査の一つに赤血球沈降速度(赤沈)の測定がある.その赤沈の国際標準法が1973年に設定された.Wes-tergren法を軸にしたこの標準法と従来法とを比較しながら,この"ありふれた検査"を再検討してみる(カットは赤沈の自動読み取り装置).

検査と疾患—その動きと考え方・14

骨髄線維症

山口 潜 , 松谷 章司

pp.163-169

 患者 Z.K.大正8年生まれ,52歳,家婦.

 主訴 全身倦怠感.

Ex Laboratorio Clinico・14

赤血球酵素異常ピルビン酸キナーゼ欠乏症の発見

三輪 史朗

pp.170-175

入局当時の血液学の流れ

 私は昭和26年に東大医学部を卒業し,沖中重雄先生の内科学教室に入局した.研究の方向としては血液学を選んだ.形態学に興味を持ったからである.当時沖中内科で血液学の指導者として現自治医科大学学長中尾喜久先生と現徳島大学教授三好和夫先生がおられた.私は主として三好先生のご指導の下に,骨髄穿刺液より得た材料から組織切片標本を作成して経時的に観察し,骨髄塗抹標本と剖検時の組織標本の対比の接点を求めるという研究を行い,昭和33年学位を取得することができた.当時の我が国の血液学は形態学が主流であったが,そろそろ転換期にさしかかっていた時期だったと言えよう.中尾先生の下では放射性鉄を用いた鉄代謝の研究が行われ,私も患者さんについてフェロキネティクスのお手伝いをする機会があったし,一方三好先生の下ではチゼリウスの電気泳動装置を用いて血漿タンパク異常について,我が国ではパイオニアとして新しい知見が出されつつあった.

座談会

白血球自動分類装置

新谷 和夫 , 八田 享二 , 只野 寿太郎 , 寺田 秀夫

pp.176-183

 最近の臨床血液検査における画期的なことは白血球自動分類装置の登場であろう.これを原理的に分けると,細胞化学的な処理によるものと画像認識によるものとの二つに大別されるが,後者は我が国でも使われ始めているし,国産化も進んでいる.今月はこの装置の使用経験者にその特徴,使い方,問類点を語っていただく.

新しい超音波検査法・2

肝・胆道系

加藤 栄一 , 鈴木 彰

pp.184-190

 近年,超音波の臨床医学への応用は目覚ましい発展をみており,臨床各科の診断に広く用いられている.なかんずく,腹部疾患,特に肝・胆道系疾患に対する応用は,その代表的なものと言えよう.

 胆石症を超音波によって診断しようとする試みは,Ludwig1)による摘出胆石の音響学的特徴の測定に始まり,本邦,和賀井ら2)によって,世界に先駆けて臨床応用がなされた.超音波診断法は,超音波が生体軟部組織の分析能力に優れているという特徴を生かしたものであるが,肝・胆道系疾患における本診断法に限って,その長所を列記すると以下のごとくである.

研究

HBs抗原の検出におけるR-PHA法の検討

升田 隆雄 , 五十川 豊治 , 三原 和栄 , 久野 晋也 , 玉村 和規

pp.191-193

はじめに

 HBs抗原の検出には多くの方法が行われているが,一般病院の臨床検査室で日常検査として行ううえには何を用いるべきであろうか.感度,特異性の問題のみならず,判定の迅速性,あるいは手技の難易の問題も考慮すると,現在ではR-PHA法1〜4)が最も適していると考えられる.現在本邦ではR-PHAのキットとしてAuscell(ダイナボット社),SERODIA-HBs (富士臓器製薬),Reversecell (山之内製薬)の三者が発売されており,今回これらをSRID法(エーザイプレート)及びRIA法(AUSRIA II−125)と比較検討する機会を得たので報告する.

編集者への手紙

膠質反応が3か月後突然異常高値に

富岡 和実

pp.194-195

 ある日開業医より,

"過去3年間にわたって3か月ごとに検診を行っていた健康な人のデータが今回,突然膠質反応及びγグロブリンが異常高値となったのですぐ再検してほしい.3か月前のZTTが9で今回は34である"

臨床化学分析談話会より・53<関東支部>

実用化への模索—電気化学計測の臨床化学分析への応用

溝口 香代子

pp.196

 第206回例会(1977.10.18)は定例会場にて開催され,"電気化学計測の臨床化学分析への応用"というテーマで,昭和大医学部臨床病理 五味邦英先生と東工大資源科学研究所 鈴木周一先生による話題提供が行われた.

 五味先生は,イオン選択電極を用いたNa, K, Clの測定について原理,機械の特性及び実際面での問題点を使用経験に基づいてまとめられた.イオン電極を用いた分析機としてはテクニコン社のStat Ion及びオリオン社のSpace-Stat−30を例にとられた.

新しいキットの紹介

ヒト胎盤由来の活性化部分トロンボプラスチン時間測定試薬の検討

相馬 正幸 , 岡村 憲昭 , 中嶋 豊子 , 水田 亘

pp.197-200

はじめに

 血液凝固検査の中で活性化部分トロンボプラスチン時間(以下APTTとする)測定は,特異性が優れているため内因系凝固機序異常の検索のスクリーニング検査として,全血凝固時間測定,Ca再加凝固時間測定,部分トロンボプラスチン時間測定に代わり実施されることが多くなってきている.また,それに使用される血小板因子代用物質としては動物由来・ヒト由来のものなどが開発され,接触因子活性化物質も不溶性のカオリンをはじめエラジン酸の誘導体など各種のもの1)が用いられている.

 我々はこのたび,ヒト胎盤由来の血小板因子製剤を用い,カオリンにより接触活性を促して測定を行うAPTT測定試薬・パトロンチン(ヘキスト社製)について若干の検討を行ったので報告する.

原血清を用いるRAラテックス試薬の検討

岩田 進 , 阿久津 ひろ子 , 土屋 俊夫

pp.201-204

はじめに

 Singer1)らが,ヒトIgG吸着ラテックスがリウマチ因子と反応することを利用して開発したラテックス凝集反応は,術式も簡単であり,短時間で判定できることから広く普及しているが,試薬自体に関する問題や実際の使用上の注意点などがこれまでに指摘されてきた2,3).しかし,慢性関節リウマチの発症とリウマチ因子の役割が完全に解明されていない現在,試薬の特異性と鋭敏性の問題が依然残されている.

 検査室では,判定しやすく,再現性及び安定性の優れた試薬が要求されている.現在市販されているRAラテックス凝集反応用試薬はすべて被検血清を希釈することを必要としているが,今回血清希釈を行わないで,原血清のままで反応させるダイレクト型のRAラテックス凝集反応用試薬が開発され,使用する機会を得たので,特にその試薬の安定性について検討を行った.

Laboratory Instrumentation

呼吸器用質量分析計

西田 修実

pp.206-209

 呼吸器用質量分析計の出現により,He, Ne, C2H2,N2,O2,Ar, CO2,N2O, SF6などいろいろのガスの分圧変化は瞬時連続分析されうるようになった.本稿ではこの呼吸器用質量分析計について簡単に解説したいと思う.

検査室の用語事典

心機能検査

椎名 晋一

pp.211

11) Ballistocardiography (バリストカルジオグラフィー);心弾動図法

 心拍動により生ずる身体の動揺を時間の経過とともにグラフにして記録する方法である.心拍出量の測定に用いられたときもあるが,不正確なことが分かり絶対値の測定法としては利用されなくなったが,時間的変化,相対的変化を見るのに用いられることもある.

内分泌検査

屋形 稔

pp.212

11) Androsterone (アンドロステロン)

 Androgenの一つで,代謝されetiocholanolone, dehydroepiandrosteroneとともに尿中17—KSとして測定される.男性ホルモン作用はテストステロンを100とすると10である.尿中では大部分がグルクロニドとして見いだされるが,血漿中濃度はアンドロステロン0.3,グルクロニド2.0,硫酸塩40μg/100ml.

質疑応答

臨床化学 血中アンモニア測定

A子 , 内田 敬嗣

pp.213-214

 〔問〕血中アンモニア測定時の採血と検体の取り扱い方,精度管理の方法,良い測定術式をお教えください.

臨床化学 尿タンパク定量の標準液

K生 , 斎藤 正行

pp.214-216

 〔問〕尿タンパク定量のための標準液は何を使ったらよいでしょうか.

血液 LE細胞現象について

緒方 俊郎 , 東條 毅

pp.216-218

 〔問〕LE細胞現象で,LE細胞形成に必要なものはLE因子,補体,細胞核,好中球(単球)だと言われていますが,LE細胞陽性に出るためにはLE因子(ANFのtiter),また補体の量はどれくらい必要なものでしょうか.またLE細胞検出の方法として凝固法(Zimmer-Hargraves法),ヘパリン加法(Mathis法),Snapper法がありますが,凝固法を100%とすると,他の方法は陽性率何パーセントぐらいなものでしょうか.

血液 CLUE testとは

N生 , 小河原 はつ江 , 小林 紀夫

pp.218-219

 〔問〕凝固線溶のスクリーニングテストとしてCLUE testとはどういうものですか.その臨床検査としての有用性と,従来法とどこまで置き換えることができるものでしょうか,お教えください.

免疫血清 ロケット免疫電気泳動法による定量のコツ

T生 , 河合 式子

pp.220-221

 〔問〕ロケット免疫電気泳動法でしばしば抗原孔の周囲に沈降リングができることがあります.これは定量値に影響がないものでしょうか.また,それを防ぐにはどうしたらよいのでしょうか,お教えください.

微生物 標準抗毒素・毒素の入手法

T生 , 村田 良介

pp.221-222

 〔問〕細菌性毒素・抗毒素の同定に必要な標準毒素・抗毒素の入手方法をお教えください.

臨床生理 網膜電図の標準法

S子 , 米村 大蔵 , 河崎 一夫

pp.222-224

 〔問〕網膜電図electroretinogram (ERG)を日常検査として取り入れたいのですが,標準とすべき方法をお教えください.

検査機器 血液凝固自動測定機器の選択

M生 , 鈴木 弘文

pp.224-226

 〔問〕プロトロンビン時間やPTTの測定に,用手法でのバラツキが気になります.自動化によって精度を高めたいと思いますが,現在我が国で入手可能な機種にはどんなものがありますか.また,どれが良いかお教えください.

基本情報

臨床検査

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1367

印刷版ISSN 0485-1420

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バックナンバー

64巻12号(2020年12月発行)

今月の特集1 血栓止血学のトピックス—求められる検査の原点と進化
今月の特集2 臨床検査とIoT

64巻11号(2020年11月発行)

今月の特集1 基準範囲と臨床判断値を考える
今月の特集2 パニック値報告 私はこう考える

64巻10号(2020年10月発行)

増刊号 がんゲノム医療用語事典

64巻9号(2020年9月発行)

今月の特集1 やっぱり大事なCRP
今月の特集2 どうする?精度管理

64巻8号(2020年8月発行)

今月の特集1 AI医療の現状と課題
今月の特集2 IgG4関連疾患の理解と検査からのアプローチ

64巻7号(2020年7月発行)

今月の特集1 骨髄不全症の病態と検査
今月の特集2 薬剤耐性カンジダを考える

64巻6号(2020年6月発行)

今月の特集 超音波検査報告書の書き方—良い例,悪い例

64巻5号(2020年5月発行)

今月の特集1 中性脂肪の何が問題なのか
今月の特集2 EBLM(evidence based laboratory medicine)の新展開

64巻4号(2020年4月発行)

増刊号 これで万全!緊急を要するエコー所見

64巻3号(2020年3月発行)

今月の特集1 Clostridioides difficile感染症—近年の話題
今月の特集2 質量分析を利用した臨床検査

64巻2号(2020年2月発行)

今月の特集1 検査でわかる二次性高血圧
今月の特集2 標準採血法アップデート

64巻1号(2020年1月発行)

今月の特集1 免疫チェックポイント阻害薬—押さえるべき特徴と注意点
今月の特集2 生理検査—この所見を見逃すな!

63巻12号(2019年12月発行)

今月の特集1 糖尿病関連検査の動向
今月の特集2 高血圧の臨床—生理検査を中心に

63巻11号(2019年11月発行)

今月の特集1 腎臓を測る
今月の特集2 大規模自然災害後の感染症対策

63巻10号(2019年10月発行)

増刊号 維持・継続まで見据えた—ISO15189取得サポートブック

63巻9号(2019年9月発行)

今月の特集1 健診・人間ドックで指摘される悩ましい検査異常
今月の特集2 現代の非結核性抗酸菌症

63巻8号(2019年8月発行)

今月の特集 知っておきたい がんゲノム医療用語集

63巻7号(2019年7月発行)

今月の特集1 造血器腫瘍の遺伝子異常
今月の特集2 COPDを知る

63巻6号(2019年6月発行)

今月の特集1 生理検査における医療安全
今月の特集2 薬剤耐性菌のアウトブレイク対応—アナタが変える危機管理

63巻5号(2019年5月発行)

今月の特集1 現在のHIV感染症と臨床検査
今月の特集2 症例から学ぶフローサイトメトリー検査の読み方

63巻4号(2019年4月発行)

増刊号 検査項目と異常値からみた—緊急・重要疾患レッドページ

63巻3号(2019年3月発行)

今月の特集 血管エコー検査 まれな症例は一度みると忘れない

63巻2号(2019年2月発行)

今月の特集1 てんかんup to date
今月の特集2 災害現場で活かす臨床検査—大規模災害時の経験から

63巻1号(2019年1月発行)

今月の特集1 発症を予測する臨床検査—先制医療で5疾病に立ち向かう!
今月の特集2 薬の効果・副作用と検査値

62巻12号(2018年12月発行)

今月の特集1 海外帰りでも慌てない旅行者感染症
今月の特集2 最近の輸血・細胞移植をめぐって

62巻11号(2018年11月発行)

今月の特集1 循環癌細胞(CTC)とリキッドバイオプシー
今月の特集2 ACSを見逃さない!

62巻10号(2018年10月発行)

増刊号 感染症関連国際ガイドライン—近年のまとめ

62巻9号(2018年9月発行)

今月の特集1 DIC診断基準
今月の特集2 知っておきたい遺伝性不整脈

62巻8号(2018年8月発行)

今月の特集 女性のライフステージと臨床検査

62巻7号(2018年7月発行)

今月の特集1 尿検査の新たな潮流
今月の特集2 現場を変える!効果的な感染症検査報告

62巻6号(2018年6月発行)

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今月の特集2 筋疾患に迫る

62巻5号(2018年5月発行)

今月の特集1 肝線維化をcatch
今月の特集2 不妊・不育症医療の最前線

62巻4号(2018年4月発行)

増刊号 疾患・病態を理解する—尿沈渣レファレンスブック

62巻3号(2018年3月発行)

今月の特集1 症例から学ぶ血友病とvon Willebrand病
今月の特集2 成人先天性心疾患

62巻2号(2018年2月発行)

今月の特集1 Stroke—脳卒中を診る
今月の特集2 実は増えている“梅毒”

62巻1号(2018年1月発行)

今月の特集1 知っておきたい感染症関連診療ガイドラインのエッセンス
今月の特集2 心腎連関を理解する

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今月の特集1 認知症待ったなし!
今月の特集2 がん分子標的治療にかかわる臨床検査・遺伝子検査

60巻12号(2016年11月発行)

今月の特集1 血液学検査を支える標準化
今月の特集2 脂質検査の盲点

60巻11号(2016年10月発行)

増刊号 心電図が臨床につながる本。

60巻10号(2016年10月発行)

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今月の特集2 感染症の迅速診断—POCTの可能性を探る

60巻9号(2016年9月発行)

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今月の特集2 臨床検査領域における次世代データ解析—ビッグデータ解析を視野に入れて

60巻8号(2016年8月発行)

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今月の特集2 百日咳,いま知っておきたいこと

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今月の特集2 CKDの臨床検査と腎病理診断

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今月の特集2 感度を磨く—検査性能の追求

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今月の特集2 感染症診断に使われるバイオマーカー—その臨床的意義とは?

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今月の特集2 smartに実践する検体採取

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今月の特集2 腹部超音波を極める

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59巻10号(2015年10月発行)

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今月の特集2 MDS/MPNを知ろう

59巻9号(2015年9月発行)

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今月の特集2 臨地実習で学生に何を与えることができるか

59巻8号(2015年8月発行)

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今月の特集2 感染症サーベイランスの実際

59巻7号(2015年7月発行)

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今月の特集2 血液細胞形態判読の極意

59巻6号(2015年6月発行)

今月の特集1 日常検査としての心エコー
今月の特集2 健診・人間ドックと臨床検査

59巻5号(2015年5月発行)

今月の特集1 1滴で捉える病態
今月の特集2 乳癌病理診断の進歩

59巻4号(2015年4月発行)

今月の特集1 奥の深い高尿酸血症
今月の特集2 感染制御と連携—検査部門はどのようにかかわっていくべきか

59巻3号(2015年3月発行)

今月の特集1 検査システムの更新に備える
今月の特集2 夜勤で必要な輸血の知識

59巻2号(2015年2月発行)

今月の特集1 動脈硬化症の最先端
今月の特集2 血算値判読の極意

59巻1号(2015年1月発行)

今月の特集1 採血から分析前までのエッセンス
今月の特集2 新型インフルエンザへの対応—医療機関の新たな備え

58巻13号(2014年12月発行)

今月の特集1 検査でわかる!M蛋白血症と多発性骨髄腫
今月の特集2 とても怖い心臓病ACSの診断と治療

58巻12号(2014年11月発行)

今月の特集1 甲状腺疾患診断NOW
今月の特集2 ブラックボックス化からの脱却—臨床検査の可視化

58巻11号(2014年10月発行)

増刊号 微生物検査 イエローページ

58巻10号(2014年10月発行)

今月の特集1 血液培養検査を感染症診療に役立てる
今月の特集2 尿沈渣検査の新たな付加価値

58巻9号(2014年9月発行)

今月の特集1 関節リウマチ診療の変化に対応する
今月の特集2 てんかんと臨床検査のかかわり

58巻8号(2014年8月発行)

今月の特集1 個別化医療を担う―コンパニオン診断
今月の特集2 血栓症時代の検査

58巻7号(2014年7月発行)

今月の特集1 電解質,酸塩基平衡検査を苦手にしない
今月の特集2 夏に知っておきたい細菌性胃腸炎

58巻6号(2014年6月発行)

今月の特集1 液状化検体細胞診(LBC)にはどんなメリットがあるか
今月の特集2 生理機能検査からみえる糖尿病合併症

58巻5号(2014年5月発行)

今月の特集1 最新の輸血検査
今月の特集2 改めて,精度管理を考える

58巻4号(2014年4月発行)

今月の特集1 検査室間連携が高める臨床検査の付加価値
今月の特集2 話題の感染症2014

58巻3号(2014年3月発行)

今月の特集1 検査で切り込む溶血性貧血
今月の特集2 知っておくべき睡眠呼吸障害のあれこれ

58巻2号(2014年2月発行)

今月の特集1 JSCC勧告法は磐石か?―課題と展望
今月の特集2 Ⅰ型アレルギーを究める

58巻1号(2014年1月発行)

今月の特集1 診療ガイドラインに活用される臨床検査
今月の特集2 深在性真菌症を学ぶ

57巻13号(2013年12月発行)

今月の特集1 病理組織・細胞診検査の精度管理
今月の特集2 目でみる悪性リンパ腫の骨髄病変

57巻12号(2013年11月発行)

今月の特集1 前立腺癌マーカー
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査②

57巻11号(2013年10月発行)

特集 はじめよう,検査説明

57巻10号(2013年10月発行)

今月の特集1 神経領域の生理機能検査の現状と新たな展開
今月の特集2 Clostridium difficile感染症

57巻9号(2013年9月発行)

今月の特集1 肺癌診断update
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査①

57巻8号(2013年8月発行)

今月の特集1 特定健診項目の標準化と今後の展開
今月の特集2 輸血関連副作用

57巻7号(2013年7月発行)

今月の特集1 遺伝子関連検査の標準化に向けて
今月の特集2 感染症と発癌

57巻6号(2013年6月発行)

今月の特集1 尿バイオマーカー
今月の特集2 連続モニタリング検査

57巻5号(2013年5月発行)

今月の特集1 実践EBLM―検査値を活かす
今月の特集2 ADAMTS13と臨床検査

57巻4号(2013年4月発行)

今月の特集1 次世代の微生物検査
今月の特集2 非アルコール性脂肪性肝疾患

57巻3号(2013年3月発行)

今月の特集1 分子病理診断の進歩
今月の特集2 血管炎症候群

57巻2号(2013年2月発行)

今月の主題1 血管超音波検査
今月の主題2 血液形態検査の標準化

57巻1号(2013年1月発行)

今月の主題1 臨床検査の展望
今月の主題2 ウイルス性胃腸炎

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