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文献詳細

雑誌文献

臨床検査22巻4号

1978年04月発行

文献概要

新しいキットの紹介

Antihebscell試薬キットによるHBs抗原ならびにHebsgencell試薬キットによるHBs抗体検出の試み

著者: 田口一宏1 河井明夫1 松田重三2

所属機関: 1東京クリニカルラボラトリー 2帝京大学第1内科

ページ範囲:P.437 - P.440

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はじめに
 HBs抗原(hepatitis B surface antigen)及びHBs抗体(hepatitis B surface antibody)の検出を目的として,現在までに数多くの免疫学的方法が応用されてきたが,最近では検出感度がRI法(ラジオイムノアッセイ)と比し遜色がなく,しかもその取り扱いに種々の問題を有するRI法と異なり,検査室に採用しやすい方法としてPHA法(passive hemagglutination法),R-PHA法(reversed passive hemagglutination法)あるいはIAHA法(immune adherence hemagglutination法)たどがにわかに注目され始めている1〜5)
 我々は今回,R-PHA法を応用したHBs抗原検出用Antihebscell試薬キット(ミドリ十字)及びPHA法を応用したHBs抗体検出用Hebsgencell試薬キット(ミドリ十字)を使用する機会を得,若干の検討を加えたので,その成績を報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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