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文献詳細

雑誌文献

臨床検査22巻8号

1978年08月発行

文献概要

研究

市販コレステロールキット(酵素法)の信頼性に関する検討

著者: 松永義朗1

所属機関: 1関東中央病院臨床検査科

ページ範囲:P.889 - P.892

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はじめに
 臨床検査の進歩と検査件数の増加に伴い,検査室作業の能率化の一助として現在臨床化学検査のキット類が多数市販されるようになった.私たちの検査室においても数種の検査に市販キットを導入しているが,各メーカーからそれぞれ異なる原理の様々な製品が発売されており,選択に苦しむことが多い.
 1965年Barnett1)は臨床化学検査の測定技術の検討法を設定し,その方法によって市販キット類の信頼性を比較検討した1,2).筆者も1973年コレステロール直接法のキット5種を選び,製品によっていろいろな問題点のあることを明らかにした3).今回私たちは我が国で市販されているコレステロール酵素法キット6種を選び,その精密度及び正確度について比較検討を行った.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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