文献詳細
文献概要
新しいキットの紹介
ラテックス凝集反応とRIA法によるHPL(HCS)測定法の比較
著者: 川口忠幸1 石原静盛1 石田初恵1 端山京子1
所属機関: 1住友病院臨床検査部
ページ範囲:P.1016 - P.1018
文献購入ページに移動Human placental lactogen(HPL)または,Human chorionic somatomammotropin(HCS)と呼ばれるホルモンは,Josimovich及びMaclaren1)によって,1962年に存在が明らかにされた.以来,Human chorionic gonadotropin(HCG)に次ぐ第二の胎盤タンパクホルモンとして注目を浴びてきており,我が国でも産婦人科領域において,HPLの測定法とその測定値の解析には多くの報告2〜8)がみられる.
今回,著者らは新たに開発されたラテックス凝集反応によるHPL測定法について,ラジオイムノアッセイ(RIA)法と比較検討したので,その成績を報告する.
掲載誌情報