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雑誌目次

雑誌文献

臨床検査23巻12号

1979年11月発行

雑誌目次

今月の主題 甲状腺

カラーグラフ

甲状腺疾患の組織像

矢川 寛一

pp.1332-1334

 甲状腺疾患には普通の炎症,腫瘍などのように甲状腺組織自体の形態病変が病像の主体をなすものと,内分泌臓器としての特有な代謝機能障害が疾患像の主役を演ずるものとがあることは周知のところである.もともとホルモン異常を主徴とした,いわば機能性疾患の形態的表現は困難な場合が多いが,特に最近におけるホルモンの合成分泌機序の解明,あるいは免疫学的知識の導入によって,従来の甲状腺疾患の概念に著しい変化を示しているものもあり,これを裏付ける形態的理解がとても追い付けない状態である.

 本項では,病理形態像からわく付けられるか,ないしは比較的特徴的な組織病変を示すような疾患の中から指定枚数内で二,三を選び,供覧したいと思う.

技術解説

T3,T4の測定法

入江 實 , 黒田 光保

pp.1335-1342

 1959年にBersonとYalowがインスリンの測定にラジオイムノアッセイ(RIA)を初めて用いて以来,多くの物質の定量にこの方法が応用されており,ラジオアイソトープを用いるいわゆるin vitro検査の発展は目覚ましい.RIAは抗原抗体反応に基づく特異的結合反応を利用しているが,内分泌学領域においてもRIAにより,下垂体前葉ホルモン,甲状腺ホルモン,インスリン,その他多数のホルモンの微量測定が可能となり,内分泌疾患の診断や治療は飛躍的な発展を遂げた.

 以下にトリヨードサイロニン(T3),サイロキシン(T4)の測定法の実際と注意すべき点などにつき述べ,また本邦での測定報告についても述べるが,最初にRIAにおける一般的な事項について触れる.

TBG,PBI,BEIの測定法

屋形 稔 , 三国 龍彦

pp.1343-1350

 甲状腺から分泌された甲状腺ホルモン(T3,T4)は血液中で大部分が血清蛋白と結合して存在する.また甲状腺ホルモンは有機ヨード化合物であるから,血中ホルモン濃度は,このT4結合蛋白(thyro-xine binding protein;TBP)中のヨードを測定することによって間接的に知ることができる.これがPBI及びBEIで,優れた甲状腺機能検査法の一つとして古くから広く用いられてきたが,測定操作が複雑であること,厳重なヨード制限が必要なことなどから,T3,T4が直接RIAなどで測定しうる現在ではほとんど用いられなくなっている.

 一方,T4のTBPへの結合状態から血中T3濃度を相対的に測定するものとしてT3摂取率試験がある.in vitroで血清に加えた131Iあるいは125I-T3がTBPのT4不飽和部分とレジンなどの吸着物質とに競合的に結合することを利用したもので,現在多種類のキットが市販され,簡単に測定できるようになった.しかも甲状腺機能をよく反映しており,スクリーニングとして極めて有用な検査法である.PBIと異なりヨードに影響されないが,TBP特にTBGのT4結合能に影響される欠点がある.そのTBGも近年RIAによって測定が可能になっているので,それらについて解説したい.

甲状腺シンチグラムの臨床的価値

伊藤 國彦

pp.1351-1357

 甲状腺シンチグラムは甲状腺疾患の臨床の中でも,特に甲状腺の腫瘍性疾患に対して価値がある.この検査法の診断の意義を正しく評価して,目的に応じて施行すべきである.とかく最近は諸種検査法の進歩によりあらゆる検査を網羅して診断を下すという傾向があるが,甲状腺疾患の中でも甲状腺シンチグラムは必要がない場合も少なくない.甲状腺腫瘍の診断のうえでも甲状腺シンチグラムは万能ではない.したがって,例えば妊娠の疑いのある患者に施行すべきではないし,また授乳中の患者に授乳を中止させてまで施行する必要はない.

 甲状腺シンチグラムは理学的診断あるいは諸種検査の系列の中にあって価値がある.したがって著者は,甲状腺疾患の診断の中でのシンチグラムの存在意義を中心に述べる.技術的な問題は著者らの任ではないので,専門書を参考にしていただきたい.初めに甲状腺疾患,特に腫瘍性疾患について解説することにした.

総説

下垂体—甲状腺系ホルモンと臨床的意義

畔 立子 , 宮井 潔

pp.1359-1365

 下垂体が甲状腺の機能に関与していることは今から1世紀以上も前から知られていた.1921年Smith1)が下垂体前葉に甲状腺刺激ホルモンが存在することを報告して以来,このホルモンをthyroid stimulating hormone,thyrotropin (TSH)と呼ぶようになった.更にTSHの生物学的測定法(bioassay)が開発され,甲状腺ホルモン(thy-roxine;T4や3-5'−3'—l-triiodothyronine;T3)を投与するとTSHは抑制されることが認められた.

 その後種々の研究の結果,Salterは"下垂体—甲状腺系(pituitary-thyroid axis)"という言葉を提唱し,古典的なネガティブフィードバック機構(negative feed back system)の概念が認識されるようになった,1967年Odell2)はラジオイムノアッセイ(radioimmunoassay;RIA)を開発し,これによって血中の微量なTSHの測定が可能となった.

臨床検査の問題点・121

甲状腺ホルモン測定値の信頼度

屋形 稔 , 熊原 雄一

pp.1366-1372

 甲状腺ホルモンの測定は,RIの応用により大きく進歩し,血中の微量ホルモンの定量を日常検査化し,更に酵素法の導入により大量検体の同時処理も可能となった.一方,各種測定キットの選択・取り扱い,ピペッティング,またホルモンの性質によっては,臨床症状とは合わない異常値を出しているのも現状である.

(カット図は,RIAの際の標準曲線に及ぼすインキュベーション時間と温度の影響を示す)

検査と疾患—その動きと考え方・35

T3サイロトキシコーシス

江藤 澄哉

pp.1373-1379

 症例1 32歳,女性.

 主訴 体重減少,動悸.

座談会

甲状腺疾患診断の進歩

伊藤 國彦 , 紫芝 良昌 , 入江 實

pp.1380-1389

 甲状腺疾患は,内分泌疾患の中で糖尿病に次ぎ多いが,その診断技術は組織診断,CTスキャン,血中ホルモン測定の向上により,近年目覚しい進歩を遂げている.今月はその形態面,機能面からその診断技術の進歩を,専門家に語っていただくことにする.

Ex Laboratorio Clinico・35

梅毒血清反応・1

緒方 富雄 , 徳永 栄一 , 原 一郎 , 阿部 正英 , 松橋 直

pp.1390-1395

 我が国における梅毒血清反応の開発研究は,我が国における臨床検査で特筆大書すべきものの一つではないかと私は考えております.その理由の第一は,この研究が非常にタイムリーであったということ.すなわち梅毒が爆発的な流行があった終戦前後の時期に開発が行われたこと.第二は,方法が初めから標準化され,その方法が全国に普及したということ.第三は全国的に統一されたこと.全国津々浦々に普及したので,日本においては梅毒血清反応の成績は比較がどこでもできる.東京にいても鹿児島との比較ができる.あるいは北海道の成績を新潟でも比較できる.多くの臨床検査の方法はいろんな所で別々な源泉から出たものですから,統一が非常に困難になって,いわば群雄割拠している形でありましたが,この梅毒血清反応に限ってはそうでなかったと言えます.

 ここに,この血清反応につき早くからお考えになっておられた緒方先生,そして緒方先生の門下生としてこの開発に協力した私どもが集まり,当時を思い出しながら,現在のいわゆるSTSがいかにして開発されたかを通常のEx Laboratorio Clinicoとは形を変えて座談会(全2回)の中でお話しいただいて,若い読者の参考にしていただければと考えております.

臨床化学分析談話会より・74<関東支部>

活発な現場での問題点の指摘—HDL-コレステロールの測定

戸谷 誠之

pp.1396

 第224回臨床化学分析談話会関東支部例会(1979. 7. 17)は東大薬学部記念講堂において開催された.

 今回は"HDL-コレステロール測定法の問題点"と題して慶応大病院の塚本秀子氏,東京クリニカルラボラトリーの藤井幹夫氏,三井記念病院の黒沢郁子氏からの話題提供があった.

研究

Wassermann反応のAA Ⅱ型による自動化

飯田 悦夫 , 田村 䪸子 , 吉田 一夫

pp.1397-1400

はじめに

 梅毒の血清学的診断法として,現在本邦では主にガラス板法,TPHAテスト,FTA-ABS法が実施されているが,自動分析法については福岡1)らのARTシステムの報告があるくらいで非常に少ない.そこで今回我々は,Technicon社のAuto Analyzer Ⅱ型(AA Ⅱ型)を用いてWassermann反応の自動測定を試み,至適条件,用手法との相関及び判定基準について検討した.

アガロースゲル電気泳動法による血清α-コレステロール濃度と糖尿病病態との相関

天野 昌彦 , 岩元 栄一 , 後藤 千賀子 , 糀谷 利明 , 杉町 定 , 生野 哲雄 , 福永 秀行 , 馬場 茂明

pp.1401-1404

いとぐち

 冠動脈疾患発生率とHDL-コレステロールとが逆相関するというFramingham Studyの報告以来,HDL-コレステロールと動脈硬化症との関連性が注目され,疫学,病因,治療面での研究が急速に進みつつある.しかし,HDL-コレステロールの測定法には,①超遠沈法,②沈殿法,③電気泳動法などがあり,まだ確立された方法はない.今回我々はアガロースゲルフィルム(Pol-Efilm)を用い,電気泳動法によるHDL-コレステロール(以下α-chol.)の測定を試み,α-chol.の変動が注目される糖尿病患者91名を対象にα-chol.と病態との相関について観察した.

尿路感染症におけるBMテストNの検討

甲田 雅一 , 鹿島 ひさ , 富川 久美恵 , 佐藤 喜春 , 松崎 廣子

pp.1405-1407

はじめに

 尿中亜硝酸塩検査用試験紙の一つであるBoehringer Mannheim Nitur-Test1)(以下BMテストN)は,菌が105ml以上存在する尿路感染症を90%以上検出すると言われている.本試験は早朝第一尿を用いて行うよう指示されているが1〜4),我々は入院患者緊急検査,外来患者で,早朝第一尿を用いられぬときでも有効か否かを定量培養法と比較検討した.その結果,入院患者では低い一致率しか得られなかったので不適当であるが,外来患者ではグラム陰性杆菌に限定すれば約70%の一致率を得たので,応用の仕方しだいでは補助診断法として使用できるのではないかという成績を得た.

IAHA法によるウイルス抗体価測定

溝口 真理 , 飯田 悦夫 , 永井 秀 , 市川 孝行 , 尾崎 隆男

pp.1408-1410

はじめに

 免疫粘着赤血球凝集反応(Immune adherence hema-gglutination;IAHA)は,1953年Nelson1)が見いだし,抗原—抗体—補体(Ag-Ab-C1-C4-C2-C3)結合物ができると,ヒトまたはサルなどの霊長類の赤血球と強く粘着し,赤血球の凝集を起こす現象が生じることを原理としている.

 現在までにIAHA法を用いた測定法としてHBsAg2)やHBcAg3),更にHAAg4)などについて報告が見られ,HBsAgの場合,最小検出感度が約10ng/mlとRIA法に匹敵すると言われている5)

新しいキットの紹介

プラスチックチューブコートインスリン抗体を用いたエンザイムイムノアッセイによる血中インスリンの測定

清水 静夫 , 泉倉 康男 , 中尾山 梅子 , 三村 幸一 , 井野 隆弘 , 松岡 瑛

pp.1413-1416

緒言

 1959年Yalow & Bersenら1)によりラジオイムノアッセイ(RIA)が開発されて以来,各種ホルモンの微量定量が可能になり,現在広く利用されている.しかしRIAはラジオアイソトープ(RI)を用いるため種々の制約を受ける難点がある.すなわちRIが比較的短時間で減衰すること,また特殊な測定機器ならびに設備を要すること,更に廃棄物及び放射線障害に対する取り扱い上の注意などが問題となる.

 これらの問題点を解消するため,RIの代わりに酵素を標識物質として用いるエンザイムイムノアッセイ(EIA)が近年開発され検討が加えられつつある.

新しい機器の紹介

尿自動分析機(クリニラブ)の使用経験

飯塚 儀明 , 仲村 妙子 , 村井 哲夫 , 及川 淳

pp.1417-1420

はじめに

 尿一般検査は多種類の試験紙の開発,改良によって簡易化されてきたが,肉眼判読による個人差や薬剤などによる偽陽性,偽陰性反応などの問題が残されている.近年,迅速化及び機械化を図る目的で開発された種々のタイプの尿自動分析機が市販されているが,今回当院においても尿自動分析機"クリニラブ"(エームス)の性能について検討する機会を得たので,その成績を報告する.

検査室の用語事典

統計学

土肥 一郎

pp.1421

87) sample variance;標本分散

 大きさnの標本x1,x2,…xnがあったときs2=1/nΣni=1(xi−x)2(ただしx=1/nnΣi=1xi)を標本分散と言う.xiがxの周りに散らばるバラツキが大きいかどうかの目安となる.

超音波検査<臨床編>

竹原 靖明

pp.1423

6.心臓・血管

1)アシナジイ;asynergy

 虚血性心疾患などにより,左室全体の一連の収縮運動に協調性が失われている状態を言う.

質疑応答

臨床化学 甲状腺機能亢進症とCK

K生 , 屋形 稔

pp.1425-1426

 〔問〕甲状腺機能低下症ではCKが上昇することはよく言われますが,甲状腺機能亢進症でCKは,①影響がないのか,②やはり上昇するのか,③正常下限位まで低下するのか,教えてください.成書では③や①と言われていますが,②も経験的にあるのではないかと考えています.

臨床化学 HDL-コレステロールの健常値

M生 , 野間 昭夫

pp.1427-1429

 〔問〕HDL測定用キットが多数出回っていますが,健常値が示されていません.添付文献などにはすべて原法で行った健常域が記載されていますが,実際に測定してみるとかなり高い値を示します.従来当施設ではリンタングステン酸塩化マグネシウム法(自製)で,健常域男37〜55,女40〜60mg/dl(n=600)を得,原法に近い健常域を使用していましたが,キットによっては70〜90mg/dlのものがみられます.

 HDL-コレステロールの健常域は一般にいくらぐらいと考えたら良いのでしょうか.測定方法別に健常値を作る必要があるのか,それとも測定方法を従来使用されている健常値に合うよう工夫するのか,良い方法を教えてください.またメーカーはなぜ健常値をキットに明示しないのでしょうか.

臨床化学 ブドウ糖負荷試験

O生 , 大井 一輝 , 水野 美淳

pp.1429-1432

 〔問〕50g GTTにおいては,ブドウ糖50gを水約300mlに溶解して飲むわけですが,もし溶解する水の量を変えて(例えば500とか600ml)飲んだとき,血糖値及び尿糖値に影響するでしょうか.ただしブドウ糖液は全量飲むものとします.300mlでは甘過ぎて飲みにくいという患者がいます.

血液 凝固因子の測定法の違いによる値の差

Y生 , 藤巻 道男

pp.1432-1434

 〔問〕血液凝固因子の測定で,凝固活性による凝固時間測定による値と,合成基質による測定法には食い違いがあると聞きましたが,なぜでしょうか.また臨床的意義についてもお教えください.

免疫血清 高グロブリン血症患者への輸血は?

S生 , 竹中 道子

pp.1434-1435

 〔問〕高グロブリン血症などの患者に対する輸血には,どのような血液を用いれば良いのですか.

 現在当病院では交差試験としては,①高蛋白交差試験(30%アルブミン),②ブロメリン法,の2法を行っていますが,最近ミエローマ,癌患者に対して保存血AB型を輸血するために交差試験を行いましたが,ミエローマの患者では①,②法とも不適合であり,癌患者では①適合,②不適合の結果を得ました.このような場合,輸血は可能なのですか(ドクターは注意して輸血をすると言い,輸血後副作用はなかったとのことです),やはり不可能なのですか.不可能ならばどのような血液を輸血すれば良いのでしょうか.

病理 鉄ヘマトキシリン液

Y生 , 上野 哲夫

pp.1435-1436

 〔問〕Weigertの鉄ヘマトキシリン液を作製するとき29%塩化第二鉄を使いますが,29%という濃度の意味を教えてください.

臨床生理 WPW症候群における運動負荷後のST低下

S子 , 外畑 巖

pp.1436-1438

 〔問〕WPW (Wolff-Parkinson-White)調律の人に運動負荷試験を行ったとき,心筋に虚血がなくとも,運動後STに有意の低下を認めることがあるとのことですが,その成因を教えてください.

基本情報

臨床検査

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1367

印刷版ISSN 0485-1420

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バックナンバー

64巻12号(2020年12月発行)

今月の特集1 血栓止血学のトピックス—求められる検査の原点と進化
今月の特集2 臨床検査とIoT

64巻11号(2020年11月発行)

今月の特集1 基準範囲と臨床判断値を考える
今月の特集2 パニック値報告 私はこう考える

64巻10号(2020年10月発行)

増刊号 がんゲノム医療用語事典

64巻9号(2020年9月発行)

今月の特集1 やっぱり大事なCRP
今月の特集2 どうする?精度管理

64巻8号(2020年8月発行)

今月の特集1 AI医療の現状と課題
今月の特集2 IgG4関連疾患の理解と検査からのアプローチ

64巻7号(2020年7月発行)

今月の特集1 骨髄不全症の病態と検査
今月の特集2 薬剤耐性カンジダを考える

64巻6号(2020年6月発行)

今月の特集 超音波検査報告書の書き方—良い例,悪い例

64巻5号(2020年5月発行)

今月の特集1 中性脂肪の何が問題なのか
今月の特集2 EBLM(evidence based laboratory medicine)の新展開

64巻4号(2020年4月発行)

増刊号 これで万全!緊急を要するエコー所見

64巻3号(2020年3月発行)

今月の特集1 Clostridioides difficile感染症—近年の話題
今月の特集2 質量分析を利用した臨床検査

64巻2号(2020年2月発行)

今月の特集1 検査でわかる二次性高血圧
今月の特集2 標準採血法アップデート

64巻1号(2020年1月発行)

今月の特集1 免疫チェックポイント阻害薬—押さえるべき特徴と注意点
今月の特集2 生理検査—この所見を見逃すな!

63巻12号(2019年12月発行)

今月の特集1 糖尿病関連検査の動向
今月の特集2 高血圧の臨床—生理検査を中心に

63巻11号(2019年11月発行)

今月の特集1 腎臓を測る
今月の特集2 大規模自然災害後の感染症対策

63巻10号(2019年10月発行)

増刊号 維持・継続まで見据えた—ISO15189取得サポートブック

63巻9号(2019年9月発行)

今月の特集1 健診・人間ドックで指摘される悩ましい検査異常
今月の特集2 現代の非結核性抗酸菌症

63巻8号(2019年8月発行)

今月の特集 知っておきたい がんゲノム医療用語集

63巻7号(2019年7月発行)

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今月の特集2 COPDを知る

63巻6号(2019年6月発行)

今月の特集1 生理検査における医療安全
今月の特集2 薬剤耐性菌のアウトブレイク対応—アナタが変える危機管理

63巻5号(2019年5月発行)

今月の特集1 現在のHIV感染症と臨床検査
今月の特集2 症例から学ぶフローサイトメトリー検査の読み方

63巻4号(2019年4月発行)

増刊号 検査項目と異常値からみた—緊急・重要疾患レッドページ

63巻3号(2019年3月発行)

今月の特集 血管エコー検査 まれな症例は一度みると忘れない

63巻2号(2019年2月発行)

今月の特集1 てんかんup to date
今月の特集2 災害現場で活かす臨床検査—大規模災害時の経験から

63巻1号(2019年1月発行)

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今月の特集2 薬の効果・副作用と検査値

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今月の特集1 海外帰りでも慌てない旅行者感染症
今月の特集2 最近の輸血・細胞移植をめぐって

62巻11号(2018年11月発行)

今月の特集1 循環癌細胞(CTC)とリキッドバイオプシー
今月の特集2 ACSを見逃さない!

62巻10号(2018年10月発行)

増刊号 感染症関連国際ガイドライン—近年のまとめ

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今月の特集2 知っておきたい遺伝性不整脈

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62巻7号(2018年7月発行)

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今月の特集2 現場を変える!効果的な感染症検査報告

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今月の特集2 筋疾患に迫る

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今月の特集2 不妊・不育症医療の最前線

62巻4号(2018年4月発行)

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62巻3号(2018年3月発行)

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今月の特集2 成人先天性心疾患

62巻2号(2018年2月発行)

今月の特集1 Stroke—脳卒中を診る
今月の特集2 実は増えている“梅毒”

62巻1号(2018年1月発行)

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今月の特集2 心腎連関を理解する

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今月の特集1 認知症待ったなし!
今月の特集2 がん分子標的治療にかかわる臨床検査・遺伝子検査

60巻12号(2016年11月発行)

今月の特集1 血液学検査を支える標準化
今月の特集2 脂質検査の盲点

60巻11号(2016年10月発行)

増刊号 心電図が臨床につながる本。

60巻10号(2016年10月発行)

今月の特集1 血球貪食症候群を知る
今月の特集2 感染症の迅速診断—POCTの可能性を探る

60巻9号(2016年9月発行)

今月の特集1 睡眠障害と臨床検査
今月の特集2 臨床検査領域における次世代データ解析—ビッグデータ解析を視野に入れて

60巻8号(2016年8月発行)

今月の特集1 好塩基球の謎に迫る
今月の特集2 キャリアデザイン

60巻7号(2016年7月発行)

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今月の特集2 百日咳,いま知っておきたいこと

60巻6号(2016年6月発行)

今月の特集1 もっと知りたい! 川崎病
今月の特集2 CKDの臨床検査と腎病理診断

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60巻3号(2016年3月発行)

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今月の特集2 グローバル化時代の耐性菌感染症

59巻13号(2015年12月発行)

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今月の特集2 検査室が育てる研修医

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今月の特集2 腹部超音波を極める

59巻11号(2015年10月発行)

増刊号 ひとりでも困らない! 検査当直イエローページ

59巻10号(2015年10月発行)

今月の特集1 見逃してはならない寄生虫疾患
今月の特集2 MDS/MPNを知ろう

59巻9号(2015年9月発行)

今月の特集1 乳腺の臨床を支える超音波検査
今月の特集2 臨地実習で学生に何を与えることができるか

59巻8号(2015年8月発行)

今月の特集1 臨床検査の視点から科学する老化
今月の特集2 感染症サーベイランスの実際

59巻7号(2015年7月発行)

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今月の特集2 血液細胞形態判読の極意

59巻6号(2015年6月発行)

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今月の特集2 健診・人間ドックと臨床検査

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今月の特集1 1滴で捉える病態
今月の特集2 乳癌病理診断の進歩

59巻4号(2015年4月発行)

今月の特集1 奥の深い高尿酸血症
今月の特集2 感染制御と連携—検査部門はどのようにかかわっていくべきか

59巻3号(2015年3月発行)

今月の特集1 検査システムの更新に備える
今月の特集2 夜勤で必要な輸血の知識

59巻2号(2015年2月発行)

今月の特集1 動脈硬化症の最先端
今月の特集2 血算値判読の極意

59巻1号(2015年1月発行)

今月の特集1 採血から分析前までのエッセンス
今月の特集2 新型インフルエンザへの対応—医療機関の新たな備え

58巻13号(2014年12月発行)

今月の特集1 検査でわかる!M蛋白血症と多発性骨髄腫
今月の特集2 とても怖い心臓病ACSの診断と治療

58巻12号(2014年11月発行)

今月の特集1 甲状腺疾患診断NOW
今月の特集2 ブラックボックス化からの脱却—臨床検査の可視化

58巻11号(2014年10月発行)

増刊号 微生物検査 イエローページ

58巻10号(2014年10月発行)

今月の特集1 血液培養検査を感染症診療に役立てる
今月の特集2 尿沈渣検査の新たな付加価値

58巻9号(2014年9月発行)

今月の特集1 関節リウマチ診療の変化に対応する
今月の特集2 てんかんと臨床検査のかかわり

58巻8号(2014年8月発行)

今月の特集1 個別化医療を担う―コンパニオン診断
今月の特集2 血栓症時代の検査

58巻7号(2014年7月発行)

今月の特集1 電解質,酸塩基平衡検査を苦手にしない
今月の特集2 夏に知っておきたい細菌性胃腸炎

58巻6号(2014年6月発行)

今月の特集1 液状化検体細胞診(LBC)にはどんなメリットがあるか
今月の特集2 生理機能検査からみえる糖尿病合併症

58巻5号(2014年5月発行)

今月の特集1 最新の輸血検査
今月の特集2 改めて,精度管理を考える

58巻4号(2014年4月発行)

今月の特集1 検査室間連携が高める臨床検査の付加価値
今月の特集2 話題の感染症2014

58巻3号(2014年3月発行)

今月の特集1 検査で切り込む溶血性貧血
今月の特集2 知っておくべき睡眠呼吸障害のあれこれ

58巻2号(2014年2月発行)

今月の特集1 JSCC勧告法は磐石か?―課題と展望
今月の特集2 Ⅰ型アレルギーを究める

58巻1号(2014年1月発行)

今月の特集1 診療ガイドラインに活用される臨床検査
今月の特集2 深在性真菌症を学ぶ

57巻13号(2013年12月発行)

今月の特集1 病理組織・細胞診検査の精度管理
今月の特集2 目でみる悪性リンパ腫の骨髄病変

57巻12号(2013年11月発行)

今月の特集1 前立腺癌マーカー
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査②

57巻11号(2013年10月発行)

特集 はじめよう,検査説明

57巻10号(2013年10月発行)

今月の特集1 神経領域の生理機能検査の現状と新たな展開
今月の特集2 Clostridium difficile感染症

57巻9号(2013年9月発行)

今月の特集1 肺癌診断update
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査①

57巻8号(2013年8月発行)

今月の特集1 特定健診項目の標準化と今後の展開
今月の特集2 輸血関連副作用

57巻7号(2013年7月発行)

今月の特集1 遺伝子関連検査の標準化に向けて
今月の特集2 感染症と発癌

57巻6号(2013年6月発行)

今月の特集1 尿バイオマーカー
今月の特集2 連続モニタリング検査

57巻5号(2013年5月発行)

今月の特集1 実践EBLM―検査値を活かす
今月の特集2 ADAMTS13と臨床検査

57巻4号(2013年4月発行)

今月の特集1 次世代の微生物検査
今月の特集2 非アルコール性脂肪性肝疾患

57巻3号(2013年3月発行)

今月の特集1 分子病理診断の進歩
今月の特集2 血管炎症候群

57巻2号(2013年2月発行)

今月の主題1 血管超音波検査
今月の主題2 血液形態検査の標準化

57巻1号(2013年1月発行)

今月の主題1 臨床検査の展望
今月の主題2 ウイルス性胃腸炎

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