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文献概要
今月の主題 形態検査 技術解説
粘液多糖体重染色
著者: 竹田桂子1 小島孝子1 須藤嘉子1 佐久間由子1
所属機関: 1順大附属順天堂医院中央臨床検査部病理
ページ範囲:P.1455 - P.1460
文献購入ページに移動その他にも,Bouchard (1967),Russell (1972),Clifford & Taylar (1973)らが次々に改良法を報告した.しかしいずれも一般的な病理検査室において日常化されるまでに至っていない.これらの染色は極めて美麗な染色結果が期待され,賞用すべきであると考え,私どもは日常の病理組織検査に十分に使用できるように改良簡易化した.私どもの改良法を中心として,粘液多糖類の結合組織との簡易な重染色法と,組織学的同定法の大要を紹介する.
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