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雑誌目次

雑誌文献

臨床検査23巻2号

1979年02月発行

雑誌目次

今月の主題 脂質

カラーグラフ

リピドーシスの病理組織

折居 忠夫 , 堀野 清孝

pp.112-114

 リピドーシスは蓄積性疾患と呼称されるごとく,各種の組織への主として複合脂質の蓄積を特色とする.それは脂質が水に溶けにくく比較的分子量の大きいことに起因する.蓄積性疾患の診断は蓄積しているか否かを確かめることから始まり,蓄積物質を同定することで終わる.その意味でリピドーシスの代表的疾患と,かつ比較的容易に得られる臨床材料を選んだ.蓄積性疾患のスクリーニングまたは蓄積所見から疾患を予測するためには,光顕より電顕のほうが優れていることは言うまでもない.

技術解説

過酸化脂質の測定

八木 國夫

pp.115-120

 最近,過酸化脂質が退行性変化を伴う疾患や老化の原因の一つとして注目されてきた.筆者はまだ過酸化脂質がそれほど注目されていなかった約10年前に,血清中の過酸化脂質を測定する方法を開発し1),その臨床応用を進めてきたが,これを改良し1975年に微量の血清を用いる螢光測定法を確立した2).この方法はいずれも過酸化脂質とチオバルビツール酸との反応を利用したもので,現在臨床的にほとんどこの方法が採用されているので,その原理,測定法の実際ならびに注意事項などについて,技術的な立場から解説したい.

HDL-コレステロール

櫻林 郁之介

pp.121-127

 HDL-コレステロール,すなわち高比重リポ蛋白コレステロール(high density lipoprotein-choles-terol,以下C-HDL)が近年臨床的に注目を集めるようになった.

 C-HDLとは,HDL中に含まれているコレステロール含量のことで,1976年のFraminghamの疫学的研究結果により,C-HDLが動脈硬化症,特に冠状動脈硬化症の最も強力な危険予防因子(nega-tive risk factor)であることが判明し,にわかに注目されるようになった.現在C-HDLの測定法には大きく分けて三つの方法がある.すなわち,

血中胆汁酸の測定法

眞重 文子

pp.129-136

 胆汁酸は肝細胞においてのみ特異的にコレステロールから生成され,主にグリシンとタウリン,その一部は硫酸,グルクロン酸と抱合された後胆汁中に排泄される.排泄された胆汁酸のほとんどは(約97%)回腸末端から吸収され,門脈を経て肝にもどり腸肝循環を行っている.この腸肝循環は極めて閉鎖的なので,正常人においては胆汁酸はほとんど大循環に漏れず,血液中には微量にしか存在しない.

 例えば胆汁酸濃度は胆汁では極めて高く(約5g/dl),糞便中にもかなり排泄されているが(約500mg/日),血液中では1μg/ml程度で,尿中にもわずかしか排泄されていない(0.4mg以下/日).しかし肝疾患時には,肝細胞による摂取を逃がれて大循環の中に胆汁酸が逸脱して増加し,ビリルビンよりも鋭敏に肝傷害を反映するので1〜5),血中胆汁酸測定は有用な肝機能検査法として注目されつつある.

総説

高脂質血症

五島 雄一郎

pp.137-147

 高脂質血症は種々の疾病のときに起こるし,長期にわたる高脂質血症の存続は,動脈硬化を進行させることは疑いのない事実である.この意味から,高脂質血症を正しく診断し治療することが,動脈硬化を予防することに結び付くことになる.

 本稿においては臨床検査に携わる人たちのために,高脂質血症の概略について述べることとする.

臨床検査の問題点・112

脂質検査—特に食事の影響について

川出 真坂 , 橋本 寿美子

pp.148-153

 血液生化学検査では食事の影響を受けることが少なくなく,殊に脂質検査では注意が肝心である.一般に12〜14時間絶食が必要とされているが,被検者の食習慣も忘れてはならない干渉因子である.今月は食事の脂質検査への影響を中心にして,最近のリポ蛋白測定の動向を話し合う(カットはトリグリセリドの食後の経時変化).

検査と疾患—その動きと考え方・26

リピドーシス

折居 忠夫 , 堀野 清孝

pp.154-159

Niemann-Pick病(A型)

 症例 11歳3か月,男

 主訴 腹部膨満と精神運動発達遅滞.

Ex Laboratorio Clinico・26

高分子GOT

中島 正男

pp.160-165

はじめに

 血清酵素の異常を手掛がりとして疾患の鑑別診断や経過観察を行うことは,もう長い間日常的な手段となっている.通常血清酵素が異常値を示す場合は,その酵素の由来する臓器疾患を幾つか考え,更に他の種々の酵素との関係から病気の本態が究明されていく.ところが近年になって血清酵素が異常値を示すにもかかわらず,関連のある臓器に何らの疾患も認められない症例のあることが分かってきた.

 特に1964年Wildingらがglobulin bound amylaseについて報告して以来,血清中で酵素と免疫グロブリンが複合体を作り,血中酵素が異常値を示すことが広く知られるようになった.その後乳酸脱水素酵素(LDH),アルカリホスファターゼ(ALP),GPTの諸酵素についても同様の現象がみられる症例が次々と報告された.この種の血中酵素異常が起こる原因については酵素そのものの異常なのか,それともある種の疾患,例えば免疫異常の結果起こってくるものなのか現在までのところ明らかにされていない.しかし日常の医療業務に当たっては,常にこのような型の血中酵素異常があることを念頭に置いていなければならない.

臨床化学分析談話会より・65<関東支部>

等電点電気泳動法と等速電気泳動法の解析力—期待される臨床化学への応用

大竹 皓子

pp.166

 第216回分析談話会関東支部例会(1978.10.17)は東大薬学部記念講堂において開かれた.今回は①セルロースアセテート膜等電点電気泳動法の分析技術とその応用(東大・医科研アレルギー学研究部 臼井美津子先生),②等速電気泳動法の臨床化学への応用(埼玉医大・生化学教室坂岸良克先生)の2題で,臨床化学分析への応用を中心として話題を提供していただいた.

 まず,臼井先生はセルロースアセテート膜(セ・ア膜)を支持体とする等電点電気泳動法の分析法について詳しく解説された.通常の電気泳動に用いられるセ・ア膜は多かれ少なかれ電気浸透度を有するが,この性質は等電用支持体としては不都合であり,従来からポリアクリルアミドゲルが主に用いられていた.しかし,近年電気浸透度のほとんどない膜が開発されたことにより,操作が非常に簡便になり,両性担体のAmpholineの溶液を膜に均一に浸み込ませるだけで支持体の調製が済み,そのうえ微量試料を同時に多数処理することができて,分析精度も従来の方法と比較して遜色のないことを示された.更に,試料成分を細分画してPIを測定するだけに限らず,等電点分画終了後に酵素染色を応用すれば,分画された成分の生物活性を調べることも可能であり,また特異抗体を用いて免疫固定(immunofixation)法を行えば抗原分析も同時にできることなど,臨床化学分析には有用な手段であり汎用性があることを示された.

研究

リポ蛋白Xの定量—泳動分画後のコレステロール定量による

古賀 俊逸 , 山本 匡介 , 津守 規代子

pp.167-170

はじめに

 リポ蛋白X(以下LP-X)の血漿中への出現は胆汁うっ滞の指標として極めて有用であることが知られている1〜3).更に,LP-Xの定量的検討が肝内胆汁うっ滞と肝外胆道閉塞の鑑別診断や,胆汁うっ滞症の経過観察の一助になることも報告され4〜6),LP-Xの臨床的意義が注目されてきている.従来,我々は〔3H〕-コレステロールを用いるRitland法によりLP-Xの定量を行ってきたが,操作が煩雑であり臨床応用上の問題点となっていた.そこで著者らは,寒天電気泳動によりLP-Xを分離後そのコレステロール量を酵素法により測定し,LP-Xの定量的測定を試みた.本法では特殊な機器を必要とせず1日の実験作業時間内にLP-X定量を完了させることができ,臨床応用上においても有用な方法と思われたので,ここに報告する.

インピーダンス変換器利用の脳波"平均関電極誘導法"の研究

阪本 実男

pp.171-175

はじめに

 平均関電極誘導法は,頭皮上に置いた活性電極の各々に高い抵抗をつないで1点に連結して基準電極を人工的に作り,これと活性電極の間で脳波記録する方法である.この基準電極を構成する抵抗の値は種々工夫1〜4)されているが,脳波計入力回路の不平衡という避け難い問題がまだ解決されていない.すなわちG1側に対しG2側の入力抵抗値が,脳波計の素子数の並列値を示し,そのうえに平均関電極の構成抵抗が加わるので交流障害を生じやすく,この対策が重要となる.著者は,この問題を解決する一つの手段がインピーダンス変換器の利用であるという考えを明らかにし5,6),このような働きをする回路を考案・試作した.これは大きな入力抵抗を有し,出力インピーダンスが少さく増幅度が1で低雑音であり,D.C.〜10kHzまでの周波数特性が一定しており,その間の位相歪がない.またモデル実験から平均関電極の構成抵抗値や脳波計のG2側の入力抵抗の変化に関係なく,平均関電極に接続したインピーダンス変換器の出力電圧が一定であり,実際の脳波記録に応用すると交流障害が著しく改善されるなどの知見を得た7)

 本論文では,このインピーダンス変換器を使用した平均関電極誘導法で記録される脳波の様態を明らかにし,本変換器を使用しない平均関電極誘導法で記録した脳波と比較検討しようと試みた.

神経芽細胞腫におけるVMAスポットテストの評価

宮川 富三雄 , 中田 幸之介 , 野口 輝彦 , 橋崎 和子 , 井上 武夫

pp.177-180

はじめに

 神経芽細胞腫は交感神経系由来の腫瘍であり,その神経の分布されている臓器ならどの部位からでも発生するが,副腎髄質がその大部分を占めている.

 本腫瘍のカテコールアミン(以下CA)代謝の関連性について,1957年Masonら1)が初めて報告し,その後,本腫瘍における一連の尿中CA代謝産物の研究から2,3),functioning neural tumorの概念が確立され,生化学的検査による診断の中でも特にバニリルマンデル酸(以下VMA)の測定が重要とされてきた4).しかしながら病理組織学的にも明らかに神経芽細胞腫と診断された症例において,VMAスポットテスト及びGitlowの半定量法による陽性率は85%とされている5)

腎生検標本における免疫複合体観察のためのマッソン・トリクローム染色の応用

藤沼 裕明 , 宇賀神 絹代 , 金敷 俊枝 , 小西 晴夫 , 羽角 安夫

pp.181-184

緒言

 近年,多数の腎生検が行われるようになり,多くの新知見がもたらされている1).それには病態の経過観察が可能なことのほかに,螢光抗体法や電子顕微鏡での観察が大きく貢献しており,糸球体腎炎の発症に関しては,免疫複合体の関与が重要視されている1〜3).したがって,腎生検における螢光抗体法及び電子顕微鏡による検索は不可欠とも言えるが,現在,すべての検査室で利用できる方法とは言えず,パラフィン切片により免疫複合体の証明が可能となれば,その応用範囲は広いものと考えられる.

 最近,腎生検のパラフィン切片による免疫複合体を含む蛋白沈着物の手軽な証明法として,マッソン・トリクローム染色(以下MT染色)の応用が報告されている4,5).著者らはこれの追試を行い,MT染色所見と螢光抗体法の所見とを比較し,MT染色の染色法とその有用性について,若干の検討を加えたので報告する.

新しい肝機能検査としての血清中総胆汁酸測定—第1報肝疾患における診断的意義

遠藤 了一 , 鹿野 敏夫 , 清水 暉雄 , 石塚 昭信 , 山根 示子 , 土屋 敏子 , 太田 裕彦 , 佐藤 源一郎 , 上野 幸久

pp.185-188

まえおき

 ヒトの胆汁酸は肝細胞内においてコレステロールより合成され,その胆汁酸プール量は3〜4gであるとされている.飲食により胆嚢から胆汁酸は排出され,小腸上部では胆汁酸濃度が5〜40mMと著しく高くなりミセルを形成し,脂質の吸収を促進している.胆汁酸は小腸下部より再吸収され,アルブミンと結合して門脈を経て肝にもどる.肝細胞はこの胆汁酸を1回の通過でその92%程度を取り込むため,便中への排泄は微量であり,1日500mg程度にすぎない1)

 これら胆汁酸の生成と胆汁中への分泌ならびに,腸肝循環により肝にもどってきた胆汁酸の処理という機能は肝細胞のみが営むものである.そのため,肝胆道疾患においては胆汁酸の取り込み,あるいは生成された胆汁酸の分泌,腸管への排出が障害されるため血清中胆汁酸は上昇する.したがって,血清中胆汁酸濃度の上昇は,肝胆道疾患を特異的にしかも鋭敏に反映するという事実がかなり以前より認められていたが,その測定が極めて複雑であり,時間と労力を要することから日常の臨床に応用されるに至らなかった2〜5).しかしながら近年に至り,真重らに2,3)よる3α-ヒドロキシステロイド:NADオキシドリダクターゼ(3α-HSD, EC 1.1.1.50)を用いる酵素螢光法が開発され,血清中胆汁酸の測定が比較的容易で,中央検査室でも実施可能となった.

新しいキットの紹介

"アブソーブG"使用による風疹IgM,IgA抗体検出について

前田 勝 , 林 徳夫 , 中原 節

pp.189-191

はじめに

 風疹の血清学的診断は,急性期,回復期による対血清の風疹赤血球凝集抑制(HI)抗体価の有意上昇によって決定されるのが基本的方法である.しかし通常対血清が得られることは少なく,感染時期の不明な単一血清による検査が要求される.特に妊婦の風疹抗体価検査では,検出された抗体が妊娠中感染によるものか,妊娠前過去の感染によるものかの判定が重要な問題となる.風疹感染では,風疹IgG抗体に対するIgM抗体の優位な時期は風疹の発疹出現後数日と言われており,またIgM,IgA抗体がほぼ同じ経過をとることから,IgG吸収によるIgM (IgAを含む)抗体の証明が要求される.

 風疹IgM抗体の検出方法として,ショ糖密度勾配遠心法,螢光抗体法,ゲル濾過法などがあるが日常簡単に行われる方法ではない.近年,黄色ブドウ球菌の菌体成分のprotein Aは,ヒト血清中IgG (G1,G2,G4)分子のFcフラグメントに特異的に結合し不溶物を形成することが知られ,黄色ブドウ球菌の菌体で血清中のIgGを吸収し,残存する風疹IgM及びIgA抗体を極めて短時間に容易に検出する吸収試薬"アブソーブG"が化学及血清療法研究所より発売されたので,我々もこの方法を実施したところ,検査室レベルで日常検査として行いうる方法であると思われる成績を得たので報告する.

学会印象記 第25回日本臨床病理学会

実り多き四半世紀の歩み

金澤 知徳

pp.192

 第25回日本臨床病理学会総会(総会長柴田進)は11月3,4,5日の3日間,倉敷市川崎医大キャンパスにおいて開催された.前日の小雨混じりの天気がうそのように晴れあがり,すがすがしい第1日目の朝,会場へと向かった.会場の川崎医科大学は岡山市街から車で約20分の郊外にあり,地上16階の本館を中心に威容をなしていた.

 開会式の始まる約1時間前には既に多くの会員が集まっており,この学会に対する関心の深さが推察された.また,今年の参加者数は2,500名を越え演題数も約600題に及び,日本臨床病理学会の発展がうかがわれた.この印象記はそのような多くの演題,諸行事の中のほんの一部のものであることをお許し願いたい.

検査室の用語事典

統計学

土肥 一郎

pp.193

8) bar chart;棒グラフ

 横軸にある定性的な区分,縦軸にその区分に属するものの出現度数を度数に比例した高さの柱として図示したもので,一見して頻度の分布を推測させるものである.例えば花の種をまいて咲いたときの色に5種類あったとすると,それぞれの色の花の個数に比例した高さの柱を描けばよい.

超音波検査〈基礎編〉

竹原 靖明

pp.195

10)追込時間;recover time

 受信器の追い込みが影響している時間(日超医)のことで,大きいパルスを受信した後一時正常な受信ができなくなる.この時間のことを追込時間という.

質疑応答

臨床化学 キットを変えたいとき

S生 , 大場 操児

pp.197-199

 〔問〕キットを変えたいとき,例えば尿素窒素の測定でユニグラフ法から比色法に変えるとき,またLDHの測定をテトラゾリウム塩法にしたいとき,どこの製品を選んだら良いのかの着眼点,また最低限しなければならない検討の方法を教えてください.

血液 エリトロポエチンについて

W生 , 三浦 恭定

pp.199-200

 〔問〕エリトロポエチンの測定法とその臨床的意義についてお教えください.

免疫血清 血液型特異性を示さない寒冷凝集素

A生 , 神奈木 玲児 , 恒松 徳五郎

pp.201-202

 〔問〕寒冷凝集はその大部分が抗I血液型特異性を示すと言われますが,寒冷凝集素で血液型特異性を示さないものの有無と疾病との関係について教えてください.

病理 クリオスタットでの薄切

T生 , 丸本 雅夫

pp.203

 〔問〕現在,迅速標本作製とか酵素検査で,Damon社(アメリカ)のクリオスタットを使用しております.検体ホルダーの上に水,生食水または包埋剤をおとし検体を載せていますが,脂肪の多い組織,線維化した組織では薄切困難ですし,リンパ節などでは鏡検すると機械的に粗密になったりします.解決策を教えてください.

臨床生理 肺機能検査

O子 , 鵜沢 毅

pp.204-205

 〔問〕被検者の身長128cm,体重27kg,年齢79歳.この人は女性ですが,最大換気量の測定で予測値をみたいと思いますが,DuBoisの体表面積表では当てはまりません.このようなときはどのようにして体表面積を出すのでしょうか.

臨床生理 生体電気情報のシステム管理

N子 , 又吉 正治 , 斎藤 正男

pp.205-207

 〔問〕生体電気情報の自動計測システムの運営には,ソフト・ハード両面の信頼性と被検者に対する安全性が保証されなければなりませんが,日常業務の中でその信頼性,安全性を得るにはどんなシステム管理体制をしくべきか,ご教示ください.

一般検査 尿中脂肪

A生 , 原 一郎 , 滝沢 旭

pp.207-210

 〔問〕尿中脂肪についてご教示ください.

雑件 二級臨床病理技術士資格認定試験

A生 , 内海 邦輔

pp.210

 〔問〕今年度より二級臨床病理技術士資格認定試験の受験資格が変更になると聞きました.具体的にどのように変わるのかお教えください.

基本情報

臨床検査

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1367

印刷版ISSN 0485-1420

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バックナンバー

64巻12号(2020年12月発行)

今月の特集1 血栓止血学のトピックス—求められる検査の原点と進化
今月の特集2 臨床検査とIoT

64巻11号(2020年11月発行)

今月の特集1 基準範囲と臨床判断値を考える
今月の特集2 パニック値報告 私はこう考える

64巻10号(2020年10月発行)

増刊号 がんゲノム医療用語事典

64巻9号(2020年9月発行)

今月の特集1 やっぱり大事なCRP
今月の特集2 どうする?精度管理

64巻8号(2020年8月発行)

今月の特集1 AI医療の現状と課題
今月の特集2 IgG4関連疾患の理解と検査からのアプローチ

64巻7号(2020年7月発行)

今月の特集1 骨髄不全症の病態と検査
今月の特集2 薬剤耐性カンジダを考える

64巻6号(2020年6月発行)

今月の特集 超音波検査報告書の書き方—良い例,悪い例

64巻5号(2020年5月発行)

今月の特集1 中性脂肪の何が問題なのか
今月の特集2 EBLM(evidence based laboratory medicine)の新展開

64巻4号(2020年4月発行)

増刊号 これで万全!緊急を要するエコー所見

64巻3号(2020年3月発行)

今月の特集1 Clostridioides difficile感染症—近年の話題
今月の特集2 質量分析を利用した臨床検査

64巻2号(2020年2月発行)

今月の特集1 検査でわかる二次性高血圧
今月の特集2 標準採血法アップデート

64巻1号(2020年1月発行)

今月の特集1 免疫チェックポイント阻害薬—押さえるべき特徴と注意点
今月の特集2 生理検査—この所見を見逃すな!

63巻12号(2019年12月発行)

今月の特集1 糖尿病関連検査の動向
今月の特集2 高血圧の臨床—生理検査を中心に

63巻11号(2019年11月発行)

今月の特集1 腎臓を測る
今月の特集2 大規模自然災害後の感染症対策

63巻10号(2019年10月発行)

増刊号 維持・継続まで見据えた—ISO15189取得サポートブック

63巻9号(2019年9月発行)

今月の特集1 健診・人間ドックで指摘される悩ましい検査異常
今月の特集2 現代の非結核性抗酸菌症

63巻8号(2019年8月発行)

今月の特集 知っておきたい がんゲノム医療用語集

63巻7号(2019年7月発行)

今月の特集1 造血器腫瘍の遺伝子異常
今月の特集2 COPDを知る

63巻6号(2019年6月発行)

今月の特集1 生理検査における医療安全
今月の特集2 薬剤耐性菌のアウトブレイク対応—アナタが変える危機管理

63巻5号(2019年5月発行)

今月の特集1 現在のHIV感染症と臨床検査
今月の特集2 症例から学ぶフローサイトメトリー検査の読み方

63巻4号(2019年4月発行)

増刊号 検査項目と異常値からみた—緊急・重要疾患レッドページ

63巻3号(2019年3月発行)

今月の特集 血管エコー検査 まれな症例は一度みると忘れない

63巻2号(2019年2月発行)

今月の特集1 てんかんup to date
今月の特集2 災害現場で活かす臨床検査—大規模災害時の経験から

63巻1号(2019年1月発行)

今月の特集1 発症を予測する臨床検査—先制医療で5疾病に立ち向かう!
今月の特集2 薬の効果・副作用と検査値

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今月の特集2 最近の輸血・細胞移植をめぐって

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62巻8号(2018年8月発行)

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62巻6号(2018年6月発行)

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今月の特集2 筋疾患に迫る

62巻5号(2018年5月発行)

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今月の特集2 不妊・不育症医療の最前線

62巻4号(2018年4月発行)

増刊号 疾患・病態を理解する—尿沈渣レファレンスブック

62巻3号(2018年3月発行)

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今月の特集2 成人先天性心疾患

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62巻1号(2018年1月発行)

今月の特集1 知っておきたい感染症関連診療ガイドラインのエッセンス
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60巻12号(2016年11月発行)

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60巻11号(2016年10月発行)

増刊号 心電図が臨床につながる本。

60巻10号(2016年10月発行)

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今月の特集2 感染症の迅速診断—POCTの可能性を探る

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今月の特集2 百日咳,いま知っておきたいこと

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今月の特集2 感染症診断に使われるバイオマーカー—その臨床的意義とは?

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今月の特集2 smartに実践する検体採取

60巻2号(2016年2月発行)

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59巻9号(2015年9月発行)

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今月の特集2 血液細胞形態判読の極意

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59巻4号(2015年4月発行)

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今月の特集2 夜勤で必要な輸血の知識

59巻2号(2015年2月発行)

今月の特集1 動脈硬化症の最先端
今月の特集2 血算値判読の極意

59巻1号(2015年1月発行)

今月の特集1 採血から分析前までのエッセンス
今月の特集2 新型インフルエンザへの対応—医療機関の新たな備え

58巻13号(2014年12月発行)

今月の特集1 検査でわかる!M蛋白血症と多発性骨髄腫
今月の特集2 とても怖い心臓病ACSの診断と治療

58巻12号(2014年11月発行)

今月の特集1 甲状腺疾患診断NOW
今月の特集2 ブラックボックス化からの脱却—臨床検査の可視化

58巻11号(2014年10月発行)

増刊号 微生物検査 イエローページ

58巻10号(2014年10月発行)

今月の特集1 血液培養検査を感染症診療に役立てる
今月の特集2 尿沈渣検査の新たな付加価値

58巻9号(2014年9月発行)

今月の特集1 関節リウマチ診療の変化に対応する
今月の特集2 てんかんと臨床検査のかかわり

58巻8号(2014年8月発行)

今月の特集1 個別化医療を担う―コンパニオン診断
今月の特集2 血栓症時代の検査

58巻7号(2014年7月発行)

今月の特集1 電解質,酸塩基平衡検査を苦手にしない
今月の特集2 夏に知っておきたい細菌性胃腸炎

58巻6号(2014年6月発行)

今月の特集1 液状化検体細胞診(LBC)にはどんなメリットがあるか
今月の特集2 生理機能検査からみえる糖尿病合併症

58巻5号(2014年5月発行)

今月の特集1 最新の輸血検査
今月の特集2 改めて,精度管理を考える

58巻4号(2014年4月発行)

今月の特集1 検査室間連携が高める臨床検査の付加価値
今月の特集2 話題の感染症2014

58巻3号(2014年3月発行)

今月の特集1 検査で切り込む溶血性貧血
今月の特集2 知っておくべき睡眠呼吸障害のあれこれ

58巻2号(2014年2月発行)

今月の特集1 JSCC勧告法は磐石か?―課題と展望
今月の特集2 Ⅰ型アレルギーを究める

58巻1号(2014年1月発行)

今月の特集1 診療ガイドラインに活用される臨床検査
今月の特集2 深在性真菌症を学ぶ

57巻13号(2013年12月発行)

今月の特集1 病理組織・細胞診検査の精度管理
今月の特集2 目でみる悪性リンパ腫の骨髄病変

57巻12号(2013年11月発行)

今月の特集1 前立腺癌マーカー
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査②

57巻11号(2013年10月発行)

特集 はじめよう,検査説明

57巻10号(2013年10月発行)

今月の特集1 神経領域の生理機能検査の現状と新たな展開
今月の特集2 Clostridium difficile感染症

57巻9号(2013年9月発行)

今月の特集1 肺癌診断update
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査①

57巻8号(2013年8月発行)

今月の特集1 特定健診項目の標準化と今後の展開
今月の特集2 輸血関連副作用

57巻7号(2013年7月発行)

今月の特集1 遺伝子関連検査の標準化に向けて
今月の特集2 感染症と発癌

57巻6号(2013年6月発行)

今月の特集1 尿バイオマーカー
今月の特集2 連続モニタリング検査

57巻5号(2013年5月発行)

今月の特集1 実践EBLM―検査値を活かす
今月の特集2 ADAMTS13と臨床検査

57巻4号(2013年4月発行)

今月の特集1 次世代の微生物検査
今月の特集2 非アルコール性脂肪性肝疾患

57巻3号(2013年3月発行)

今月の特集1 分子病理診断の進歩
今月の特集2 血管炎症候群

57巻2号(2013年2月発行)

今月の主題1 血管超音波検査
今月の主題2 血液形態検査の標準化

57巻1号(2013年1月発行)

今月の主題1 臨床検査の展望
今月の主題2 ウイルス性胃腸炎

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