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雑誌目次

雑誌文献

臨床検査23巻3号

1979年03月発行

雑誌目次

今月の主題 DIC

カラーグラフ

DICの病理組織

田中 健蔵

pp.216-218

 DICでは全身の細小血管内に微小血栓が形成される.血栓にはフィブリン血栓(図1),血小板血栓,硝子血栓,球状血栓(図9)などがみられ,時にはやや大きな古典的な白色,赤色,混合血栓がみられることがある.一般に微小血栓がみられるのは腎に最も頻度が高く,以下,皮膚,肺,睾丸,心,副腎,中枢神経,脾,種々の内分泌器の順である.微小血栓形成により臓器の局所循環の障害が起こり腎,心,脳や内分泌臓器に巣状あるいはび漫性壊死がみられる.これにより臓器の機能障害が起こる.

 なお本症候群にみられる出血傾向は先天性あるいは後天性の止血障害の場合と同様である.図10にウサギのエンドトキシンによる全身性Shwartzman反応による肺の出血と腎皮質壊死を示す.

技術解説

FDPとFgDPの鑑別

風間 睦美

pp.219-226

 フィブリノゲン及びフィブリン(フィブリン体)の線溶による分解産物すなわちFDPの臨床的意義は既によく知られ,免疫学的手段によるその測定法もしだいに普及しつつある.

 しかしFDPは線溶分解の程度が異なる産物の集合名詞であり,その測定に際してFDP全体の定量はもとより,どの分解段階のものが検出されるかについても興味が持たれるようになった.更に最近ではFDPの起源がフィブリノゲンかフィブリンかを鑑別することが,そのFDPが生体内で受けた凝固・線溶の機序を反映するものとして重視される.

Cold-insoluble globulin

松田 道生

pp.227-232

 Cold-insoluble globulin (CIG)とは,寒冷環境下に難溶性の血漿グロブリン分画で,最近線維芽細胞など間葉系細胞に由来することが示された.CIGは活性第ⅩⅢ因子の作用を受けて,フィブリンのα鎖との間に架橋形成することから,その生理的意義が小さくないことが推定される.線維芽細胞膜表面にあってはその形態と発育を制御し,ウイルス感染による悪性転換に際して膜表面から消失することから,contact inhibitionにも関与する重要な役割が想定され,近年にわかに脚光を浴びてきた.

 CIGは血漿中にかなりの濃度で存在し,第ⅩⅢ因子が活性化される生理的,病的状態下にその濃度が変動することが考えられる.

血小板第4因子測定法

桜川 信男

pp.233-237

 近年,血小板に含まれる特異蛋白体の研究が進み,従来知られていた本稿のテーマである血小板第4因子(platelet factor 4;pf 4)のほかに,β-グロブリン領域に泳動される分子量35,800の塩基性蛋白であるβ—トロンボグロブリンが発見された1).pf 4は凝固過程やADP,コラゲンやエピネフリンなどで血小板が凝集する際に放出されるもので,血中のヘパリンを中和し2),かつパラコアグレーションを惹起する3)

 pf 4にはhigh affinity pf 4とlow affinity pf 4の分子量の異なる2種類があり,low affinity pf 4と上記のβ-トロンボグロブリンとの関係が注目されている4〜5).pf 4は血小板の顆粒(granules)に貯蔵され7),血管内凝固症候群や血栓塞栓症で増加する8〜11)

総説

急性DICと慢性DIC

松岡 松三

pp.239-245

 DIC (disseminated intravascular coagulation)症候群とは,生体内で何らかの機転によって凝固能を亢進せしめる物質が血管内に侵入するか,血管内に発生して,これが引き金となって凝固能が亢進し,末梢血管に広範に微小血栓が作られ,その結果として凝固異常をはじめとする種々の病態を示す疾患群を総称したものである.本症候群は必ず基礎疾患があってその合併症として発生するもので,急性型と慢性型とがある.

 この際の凝固異常の発生には,①第ⅩⅡ因子の活性化による内因性凝固系の活性化によるものと,②組織トロンボプラスチンの遊離による外因性凝固系の活性化によるものとがある.

臨床検査の問題点・113

パラコアグレーションテスト

藤巻 道男 , 小河原 はつ江

pp.246-252

 DIC (disseminated intravascular coagulation;播種性血管内血液凝固)の診断には,種々の検査法が開発されつつあるが,その中でパラコアグレーションテストは大きな診断の手掛かりとなっている.ここでは硫酸プロタミン試験,エタノールゲル化試験など日常検査に入りつつある方法を取り上げ,その検査室診断の問題点を検討する(カットは連続希釈硫酸プロタミンテストによる陽性像).

検査と疾患—その動きと考え方・27

急性前骨髄球性白血病

山口 潜 , 野沢 靖美

pp.253-261

 症例1 M.K.,初診時24歳,家婦.

 主訴 出血傾向.

Ex Laboratorio Clinico・27

先天性α2-plasmin inhibitor欠損症発見への道程

青木 延雄

pp.262-268

発端

 1968年私は,米国コロラド州デンバーのコロラド大学医学部内科のDr.von Kaulla教授の研究室で,試験管内でフィブリン魂を溶解する一連の合成化学物質の作用機序について,いろいろと調べていた.この一連の化合物は,von Kaulla教授が長年にわたって臨床への応用を夢みて,多数の化合物からより有効なものをと追い求めて得られたものであったが,その中に抗炎症剤として臨床的に用いられているsodium fulfenamatc (FFA)があった.これを血漿に最終濃度3〜7mMになるように加え,カルシウムで凝固させた後37℃で温置すると,24時間後には凝塊は完全に溶解している.この線維素溶解現象(線溶)の亢進機序には三つの可能性が考えられた.

 第一にFFAが直接プラスミノゲンの活性化を促進する可能性である.しかしながら,プラスミノゲンを用いた実験でこの可能性を支持するような成績が得られず,また一般に酵素,特にプロテアーゼが単純な合成化学物質で活性化されることはないとの理由から否定された.第二は生成するフィブリンに構造的な変化が生じ,プラスミンの作用を受けやすくなった可能性が考えられたが,これも使用したFFAの濃度ではそのようなことは起こらず,否定された.残る第三の可能性は,FFAが線溶の阻害因子を不活性化することにより,線溶が阻害を受けずに自由に進行することである.

研究

CLOTEK使用によるヘパプラスチンテスト自動化の試み

藤井 正博 , 安永 幸二郎

pp.269-272

 ヘパプラスチンテストによる凝固第Ⅱ,Ⅶ,Ⅹ因子の測定は肝疾患の重症度や予後の判定に役立ち,GOT,GPTとは異なった性質の有用な肝機能検査である.ところが現在,その凝固反応時間の測定は用手法によって"目で見て"判定するのが普通であり,判定のバラツキや個人差を生ずることが避け難い.そこで著者らはヘパプラスチンテストの自動化の試みとして,CLOTEK(Hyland)の利用を提唱した.

 CLOTEKはプロトロンビン時間や部分トロンボプラスチンなどの測定に利用されている凝固時間測定器で,小試験管内の試料中を鉄球が移動している状態に,タイマーに接続されたマイクロピペットから試薬が駆出された時点と,凝固反応の進行により鉄球の移動が不能になった時点との間を反応時間として,自動的に記録するように考案された装置である.本測定器に装着されているピペットは100μl用であり,試料10μlを使用するヘパプラスチンテストには用いられない.しかし試料添加に別の10μl用マイクロピペットを用い,空いたほうの手で装着のピペットを通じてタイマーを作動させるならば,凝固反応時間の自動測定が可能である.この方法によって検討した結果,測定者間の相違は0とみなしてよく,同一検体反復間の変動係数は6.4%以下で,To-nksに従って計算したヘパプラスチンテストの最大許容誤差±15.0%に比して低い値が得られた.

新しい肝機能検査としての血清中総胆汁酸測定—第2報内因性胆汁酸負荷試験

遠藤 了一 , 鹿野 敏夫 , 清水 暉雄 , 石塚 昭信 , 山根 示子 , 土屋 敏子 , 太田 裕彦 , 佐藤 源一郎 , 上野 幸久

pp.273-277

まえおき

 胆汁酸の生成と胆汁中への分泌,ならびに腸肝循環により再び肝にもどった胆汁酸の処理は肝細胞のみが営む特異的な機能である1).したがって,肝疾患において胆汁酸の取り込みと生成あるいは分泌が障害され,胆道疾患では胆汁の腸管への排出が障害されるために血清中の胆汁酸は上昇する.我々の成績でも急性肝炎,慢性肝炎,肝硬変をはじめ,各種の肝疾患において血清中胆汁酸は上昇し,その肝病態をよく反映していた.第1報に報告したごとく,肝硬変では空腹時血清中胆汁酸がその代償性期でも平均30μMと高値を示す例が多い.

 しかし,完成された肝硬変であっても一般の肝機能検査(GOT,GPT,TTT,ZST,ALP,ChE,血清ビリルビン,アルブミン)が正常域を示すような機能的によく代償された非活動性の状態では,空腹時血清中総胆汁酸もしばしば正常値(10μM以下)を示す.これらの症例について空腹時に採血後,卵黄2個,あるいはダイアン顆粒13g,セルレインなどの胆嚢収縮剤を投与し,一定間隔で負荷後3時間まで繰り返し採血し,血清中胆汁酸濃度を求める内因性胆汁酸負荷試験を行うと,その多くの症例で負荷後血清中胆汁酸は著明に上昇する.かつ慢性肝炎と肝硬変ではその上昇程度に差が認められた.肝疾患におけるその病態と内因性,外因性胆汁酸負荷試験との関係については多くの報告があるが,必ずしも一定の見解は得られていない2〜7)

Kind-King変法の酸化剤にヨード化合物を用いたALPの活性測定

瀬川 修史 , 岡村 研太郎

pp.278-280

はじめに

 現在アルカリホスファターゼ(EC 3.1.3.1,以下ALP)の活性測定は渡辺ら1)のKind-King変法が広く使用されているが,このとき使用する酸化剤のK3Fe(CN)6が水質汚濁のために,これに代わる酸化剤が種種検討されて,クロラミンTを用いる方法2)が報告され,メタ過ヨウ素酸塩,ヨウ化カリウム-硫酸第二セリウムを用いた測定試薬キットも市販されている.我々は緩和な酸化剤としてH2O2あるいはヨウ素の化合物に着目し既にH2O2-ペルオキシダーゼ3),H2O2-ヨウ化カリウム4)などを用いる方法について報告した.

 今回,ヨウ素酸塩を用いる方法について検討し,良好な結果が得られたので報告する.

救急部または血液科のための簡便な小型自動血球計測器の検討

品田 章二 , 白井 康子 , 小林 緑 , 服部 晃 , 桜川 信男 , 柴田 昭

pp.281-284

はじめに

 激しく出血している患者や強力な抗腫瘍剤投与中の患者などでは,平日はもちろん夜間〜休日にわたる頻回の血球計測が必要となるばかりか,迅速な結果を要求される.この必要性は救急部,輸血部及び血液専門分科で特に著しく,専任の技師のみならずだれもが使用できるような簡便な自動血球計測器の設置が望まれる.

 我々は各主治医が運転できる小型の自動血球計測器として,①四項目血液分析機(Hematology Analyzer,HA/4)及び,②自動血小板計数器(Coulter, Throm-bocounter C)を選定し,両機器を用いて赤血球(RBC),ヘマトクリット(HCT),白血球(WBC),ヘモグロビン(HGB)及び血小板の測定を行った.

細胞診標本の作製不手際がスクリーニングの成績に及ぼす影響について

松田 実 , 南雲 サチ子

pp.285-288

はじめに

 細胞診断の成績を左右する大きな因子は,検索材料の不適当さであると考えられている.例えば喀痰細胞診では,材料として唾液が提出された場合や,肺穿刺の場合に穿刺技術のまずさから十分な材料が採取されなかった場合などである.細胞診断陰性という報告は,その標本中に癌細胞が存在しないものと解釈されがちであるが,癌細胞が存在していても,標本作製技術の不手際のために癌細胞として認識できない場合のあることは,以外と見過ごされているようである.今回我々は,標本作製技術の不手際がいかに細胞診断の成績を左右するかについて検討したので報告する.

臨床化学分析談話会より・66<東海支部>

明るい酵素の分析技術と利用技術の将来—臨床病理学会のトピックスから

篠原 力雄

pp.289

 1977年4月より名大検査部から名古屋保健衛生大学病院検査部が幹事を引き継ぎ,2年間務めることとなり現在に至っていますが,この機会をかりて今までの活動の概要を報告します.

 第150回は愛知県臨床検査技師会,血液ガス分析研究会との共催による血液ガスに関する学術講演会.

新しいキットの紹介

アガロースゲル電気泳動による螢光LDHアイソエンザイムの検討

橋本 寿美子 , 石川 俊夫 , 長橋 信子 , 関口 光夫 , 岩田 進 , 河野 均也 , 土屋 俊夫

pp.293-296

はじめに

 1959年MarkertとMφllerがアイソエンザイムの概念を提唱して以来,LDHアイソエンザイムは多くの酵素の中でも最も多くの基礎的な検討及び臨床的な意義付けがなされている.

 一般にLDHアイソエンザイムは五つの分画に分離される.これらは2種類のサブユニット,すなわち心筋型のHサブユニットと骨格筋型のMサブユニットの組み合わせによる.国際酵素命名委員会の名付け方で表すと,LDH Ⅰ=H4,LDHⅡ=H3M……LDHⅤ=M4となる.

検査室の用語事典

統計学

土肥 一郎

pp.297

16) combined measurement;組み合わせ秤量

 例えば化学天秤で物の重さを測るとき,誤差を少なくするには1個のものを多数回測ればよいが,何個か組み合わせて測ることでなるべく少ない測定方法で誤差を少なくする工夫がある.例えばA,B2個を二つとも左の皿に載せて測る,Aを左にBを右に載せて測る,Aを右にBを左に載せて測る,A,Bを二つとも右の皿に載せて測るというやり方でA,Bの重さa,bを計算すると,1個のものを4回ずつ測るのと同じ精度で求めることができる.

超音波検査<基礎編>

竹原 靖明

pp.299

18)近距離干渉帯;(Fresnel's)interference zone

 振動子より放射された超音波は,その放射面に近い部分ではほぼ平面波として伝播するため,ビームは振動子の直径とほぼ同じ太さの円筒内をほとんど広がることなく伝播する.振動子面より遠い部分では球面波として伝播するため,ビームはしだいに広がる.この移行部(x1)は振動子の半径(a)と波長(λ)によって定まり,x1=a2/λで表される,このx1からみて振動子面に十分近い部分では,振動子の中央から出た音波と端から出た音波が相互に干渉して,複雑な音場を形成する.この範囲を近距離干渉帯または近距離音場と呼んでいる.x1より十分遠い部分は遠距離音場(Fraunhofer zone)と呼ばれ音場は単純になるが,ビームはしだいに広がり超音波エネルギーは著しく減弱する.

質疑応答

臨床化学 等電点電気泳動と等速電気泳動

O生 , 佐野 紀代子

pp.301-303

 〔問〕等電点電気泳動と等速電気泳動は,原理的にどのような違いがあるのでしょうか.またその操作法などの詳しい文献がありましたらお教えください.

 また浮遊液の作り方で,5×109個/mlなどの表示がありますが,これはどのようにして作製するのでしょうか.

臨床化学 酵素免疫測定法の現況

M生 , 宮井 潔

pp.303-305

 〔問〕酵素免疫測定法,特にサイロキシンの現況(測定できる項目及び発売元)をお教えください.

血液 FDP-Eキットについて

M生 , 松田 保

pp.305-306

 〔問〕富士臓器のFDP-Eキットを使用して血中FDPを測定検討中です.使用書にそって操作しておりますが,肝不全患者で,10倍希釈は2分で強陽性を示したのに,40倍希釈では2分でも4分でも(−)でした.常位胎盤早期剥離の患者でも同様の結果を得ました.この場合の総合判定はどうすれば良いのでしょうか.

 また抗プラスミン剤を滴下して採血しても凝固しない場合,ヘパリンの多量投与の場合の採血後の処置,すなわち血清採取までの操作をお教えください.

血液 凝固系検査における採血量

K生 , 藤巻 道男

pp.307-308

 〔問〕抗凝固剤クエン酸ナトリウムの割合に対して血液量を少なく採血した場合,PT,TT,PTT,フィブリノゲン,FDPの値にどのような影響があるでしょうか.

免疫血清 寒冷凝集素

T生 , 福岡 良男

pp.308-309

 〔問〕寒冷凝集素はなぜ低温でしか赤血球凝集を起こさないのでしょうか.

臨床生理 Kコンプレックスの由来

W生 , 一条 貞雄

pp.309-311

 〔問〕KコンプレックスのKの由来はどこからきているのでしょうか.

臨床生理 脳波のパワースペクトル

W生 , 佐藤 謙助

pp.311-314

 〔問〕脳波のパワースペクトルの臨床応用とその限界を教えてください.

基本情報

臨床検査

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1367

印刷版ISSN 0485-1420

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バックナンバー

64巻12号(2020年12月発行)

今月の特集1 血栓止血学のトピックス—求められる検査の原点と進化
今月の特集2 臨床検査とIoT

64巻11号(2020年11月発行)

今月の特集1 基準範囲と臨床判断値を考える
今月の特集2 パニック値報告 私はこう考える

64巻10号(2020年10月発行)

増刊号 がんゲノム医療用語事典

64巻9号(2020年9月発行)

今月の特集1 やっぱり大事なCRP
今月の特集2 どうする?精度管理

64巻8号(2020年8月発行)

今月の特集1 AI医療の現状と課題
今月の特集2 IgG4関連疾患の理解と検査からのアプローチ

64巻7号(2020年7月発行)

今月の特集1 骨髄不全症の病態と検査
今月の特集2 薬剤耐性カンジダを考える

64巻6号(2020年6月発行)

今月の特集 超音波検査報告書の書き方—良い例,悪い例

64巻5号(2020年5月発行)

今月の特集1 中性脂肪の何が問題なのか
今月の特集2 EBLM(evidence based laboratory medicine)の新展開

64巻4号(2020年4月発行)

増刊号 これで万全!緊急を要するエコー所見

64巻3号(2020年3月発行)

今月の特集1 Clostridioides difficile感染症—近年の話題
今月の特集2 質量分析を利用した臨床検査

64巻2号(2020年2月発行)

今月の特集1 検査でわかる二次性高血圧
今月の特集2 標準採血法アップデート

64巻1号(2020年1月発行)

今月の特集1 免疫チェックポイント阻害薬—押さえるべき特徴と注意点
今月の特集2 生理検査—この所見を見逃すな!

63巻12号(2019年12月発行)

今月の特集1 糖尿病関連検査の動向
今月の特集2 高血圧の臨床—生理検査を中心に

63巻11号(2019年11月発行)

今月の特集1 腎臓を測る
今月の特集2 大規模自然災害後の感染症対策

63巻10号(2019年10月発行)

増刊号 維持・継続まで見据えた—ISO15189取得サポートブック

63巻9号(2019年9月発行)

今月の特集1 健診・人間ドックで指摘される悩ましい検査異常
今月の特集2 現代の非結核性抗酸菌症

63巻8号(2019年8月発行)

今月の特集 知っておきたい がんゲノム医療用語集

63巻7号(2019年7月発行)

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今月の特集2 COPDを知る

63巻6号(2019年6月発行)

今月の特集1 生理検査における医療安全
今月の特集2 薬剤耐性菌のアウトブレイク対応—アナタが変える危機管理

63巻5号(2019年5月発行)

今月の特集1 現在のHIV感染症と臨床検査
今月の特集2 症例から学ぶフローサイトメトリー検査の読み方

63巻4号(2019年4月発行)

増刊号 検査項目と異常値からみた—緊急・重要疾患レッドページ

63巻3号(2019年3月発行)

今月の特集 血管エコー検査 まれな症例は一度みると忘れない

63巻2号(2019年2月発行)

今月の特集1 てんかんup to date
今月の特集2 災害現場で活かす臨床検査—大規模災害時の経験から

63巻1号(2019年1月発行)

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今月の特集2 最近の輸血・細胞移植をめぐって

62巻11号(2018年11月発行)

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62巻9号(2018年9月発行)

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今月の特集2 不妊・不育症医療の最前線

62巻4号(2018年4月発行)

増刊号 疾患・病態を理解する—尿沈渣レファレンスブック

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62巻2号(2018年2月発行)

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62巻1号(2018年1月発行)

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増刊号 心電図が臨床につながる本。

60巻10号(2016年10月発行)

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今月の特集2 感染症の迅速診断—POCTの可能性を探る

60巻9号(2016年9月発行)

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今月の特集2 キャリアデザイン

60巻7号(2016年7月発行)

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今月の特集2 百日咳,いま知っておきたいこと

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今月の特集2 CKDの臨床検査と腎病理診断

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今月の特集2 実践に役立つ呼吸機能検査の測定手技

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今月の特集2 腹部超音波を極める

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今月の特集2 臨地実習で学生に何を与えることができるか

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59巻7号(2015年7月発行)

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59巻4号(2015年4月発行)

今月の特集1 奥の深い高尿酸血症
今月の特集2 感染制御と連携—検査部門はどのようにかかわっていくべきか

59巻3号(2015年3月発行)

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59巻2号(2015年2月発行)

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今月の特集2 血算値判読の極意

59巻1号(2015年1月発行)

今月の特集1 採血から分析前までのエッセンス
今月の特集2 新型インフルエンザへの対応—医療機関の新たな備え

58巻13号(2014年12月発行)

今月の特集1 検査でわかる!M蛋白血症と多発性骨髄腫
今月の特集2 とても怖い心臓病ACSの診断と治療

58巻12号(2014年11月発行)

今月の特集1 甲状腺疾患診断NOW
今月の特集2 ブラックボックス化からの脱却—臨床検査の可視化

58巻11号(2014年10月発行)

増刊号 微生物検査 イエローページ

58巻10号(2014年10月発行)

今月の特集1 血液培養検査を感染症診療に役立てる
今月の特集2 尿沈渣検査の新たな付加価値

58巻9号(2014年9月発行)

今月の特集1 関節リウマチ診療の変化に対応する
今月の特集2 てんかんと臨床検査のかかわり

58巻8号(2014年8月発行)

今月の特集1 個別化医療を担う―コンパニオン診断
今月の特集2 血栓症時代の検査

58巻7号(2014年7月発行)

今月の特集1 電解質,酸塩基平衡検査を苦手にしない
今月の特集2 夏に知っておきたい細菌性胃腸炎

58巻6号(2014年6月発行)

今月の特集1 液状化検体細胞診(LBC)にはどんなメリットがあるか
今月の特集2 生理機能検査からみえる糖尿病合併症

58巻5号(2014年5月発行)

今月の特集1 最新の輸血検査
今月の特集2 改めて,精度管理を考える

58巻4号(2014年4月発行)

今月の特集1 検査室間連携が高める臨床検査の付加価値
今月の特集2 話題の感染症2014

58巻3号(2014年3月発行)

今月の特集1 検査で切り込む溶血性貧血
今月の特集2 知っておくべき睡眠呼吸障害のあれこれ

58巻2号(2014年2月発行)

今月の特集1 JSCC勧告法は磐石か?―課題と展望
今月の特集2 Ⅰ型アレルギーを究める

58巻1号(2014年1月発行)

今月の特集1 診療ガイドラインに活用される臨床検査
今月の特集2 深在性真菌症を学ぶ

57巻13号(2013年12月発行)

今月の特集1 病理組織・細胞診検査の精度管理
今月の特集2 目でみる悪性リンパ腫の骨髄病変

57巻12号(2013年11月発行)

今月の特集1 前立腺癌マーカー
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査②

57巻11号(2013年10月発行)

特集 はじめよう,検査説明

57巻10号(2013年10月発行)

今月の特集1 神経領域の生理機能検査の現状と新たな展開
今月の特集2 Clostridium difficile感染症

57巻9号(2013年9月発行)

今月の特集1 肺癌診断update
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査①

57巻8号(2013年8月発行)

今月の特集1 特定健診項目の標準化と今後の展開
今月の特集2 輸血関連副作用

57巻7号(2013年7月発行)

今月の特集1 遺伝子関連検査の標準化に向けて
今月の特集2 感染症と発癌

57巻6号(2013年6月発行)

今月の特集1 尿バイオマーカー
今月の特集2 連続モニタリング検査

57巻5号(2013年5月発行)

今月の特集1 実践EBLM―検査値を活かす
今月の特集2 ADAMTS13と臨床検査

57巻4号(2013年4月発行)

今月の特集1 次世代の微生物検査
今月の特集2 非アルコール性脂肪性肝疾患

57巻3号(2013年3月発行)

今月の特集1 分子病理診断の進歩
今月の特集2 血管炎症候群

57巻2号(2013年2月発行)

今月の主題1 血管超音波検査
今月の主題2 血液形態検査の標準化

57巻1号(2013年1月発行)

今月の主題1 臨床検査の展望
今月の主題2 ウイルス性胃腸炎

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