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雑誌目次

雑誌文献

臨床検査23巻4号

1979年04月発行

雑誌目次

今月の主題 感染症

カラーグラフ

腸内常在菌叢

光岡 知足

pp.320-321

 腸内には多種多様の細菌がいわゆる腸内菌叢として常在している.その菌数は大腸では内容1g当たり2〜4×1011,菌種にして100種類にも及ぶ.約10年前,その培養法に著しい進歩がみられ,徒来培養できなかった多くの菌種の培養が可能となった.腸内菌のあるものは宿主の感染防御や栄養の面で有利に働く一方,あるものは病原性を持ち,日和見感染を起こしたり胃腸炎に関係する.更に最近,腸内菌が発癌,免疫,肝臓病,動脈硬化などにも関係していることを示唆するデータも得られるようになり,いろいろな条件における腸内菌叢と宿主の関係が重要視されている.

技術解説

腸内常在菌叢

光岡 知足

pp.322-334

 腸内は多種多様の細菌が共生・拮抗し合う複雑な栄養的条件と強い嫌気的条件を持った環境であって,普通の方法では培養し難い細菌が優勢菌叢を構成し棲息している.このような腸内菌叢を検索してありのままの姿を知るためには,検体の採取,輸送,希釈,接種などすべての操作中に菌が死滅することのないよう留意し,培地としては,非選択培地と選択培地を併用し,前者によって最優勢菌種を余すところなく培養し,後者によって既によく知られた菌種が腸内に少数しか存在しないため非選択培地では優勢菌叢に隠されてしまうような場合,選択的に培養し,これらの結果を総合して菌叢のパターンを決める.培養法には高度な嫌気培養も加える必要がある.

マラリア原虫の検査法

中林 敏夫 , 小野 忠相

pp.335-341

 全熱帯地に発生するマラリアは,年間1億人以上の患者,100万人もの死亡者をみる熱帯感染症である.最近ではDDTの使用中止,クロロキン耐性熱帯熱マラリアの発生などもあって,患者数は増加の傾向にある.日本国内でもマラリアは輸入感染症としてしばしば問題になりつつある.

 マラリアは発熱,貧血,脾腫を主徴とする原虫感染症で,国内では患者の渡航歴と特有の熱発作から臨床診断を下しうる場合もある.しかし,多くの症例では他の発熱性疾患との鑑別が必要となり,また,熱帯熱にみられるような非典的な熱発作や,脳性マラリアでほとんど発熱を伴わない症例もある.このような場合,マラリアの確定診断のためには原虫の検出が唯一のよりどころとなる.

リムルステストによる内毒素微量定量

丹羽 允

pp.343-348

 グラム陰性菌内毒素は0.01μg/kg以下で強い発熱作用を示すほか,致死,骨髄懐死,白血球減少,補体系,凝固系の活性化など多彩な作用を示す.健康人では腸管菌叢の内毒素は吸収されても肝で解毒されるが,肝機能,腸管機能の阻害,感染巣の存在の場合には内毒素が血中に出現し,内毒素血症(Endotoxemia)となり,しばしば死亡率の高いショックを起こすことがある13).内毒素の定量が難しかったために,内毒素の病因論的意義の解明は遅れていたが,リムルステストが出るに及んで内毒素の臨床的研究は急速に進展してきた.

 カブトガニの血球抽出液のゲル化反応を利用するリムルステストは,簡便で感度の高い内毒素定量法として医学,薬学,環境衛生の分野で広く利用されており9),1978年10月ウッズホール海洋生物学研究所で開かれたカブトガニの生物学医学的利用シンポジウム14)の印象でも,リムルステストの声価は定まったと言える.FDAでは厳重な規制の下に,生物製剤や医療器具の内毒素汚染チェックには,ウサギ発熱性試験に代わるものと認めてゆこうとしている.確かにリムルステストは簡便で感度の高い内毒素検出法であるが,定量性を高め,臨床試料の内毒素を正確に測定するには未解決の問題も多い.

総説

腸内常在菌叢と感染症

小澤 敦

pp.349-359

 疾病に対する治療法の進歩に伴う医原的要因,例えば化学療法薬剤の乱用,多用,副腎皮質ホルモン,抗癌剤などの広範な使用ならびに放射線療法などの導入によって疾病構造が大きく変容し,我々が健康時保有している常在細菌叢のメンバーに属している菌によるいわゆる日和見感染(opp-ortunistic infection)が,臨床医学的問題として注目されている.

 Theobald Smithによって提出された"感染は生物学的な寄生現象(parasitism)にほかならない"という考え方は,現在の変貌した感染症を理解し把握するうえに,極めて示唆的な基礎情報を提供している.感染症の病因論はRobert Kochの歴史的業績を基盤として出発し,結核症,チフス,コレラ,ジフテリア,百日咳,猩紅熱などの各種の古典的な,あるいは外来性(exogenous)の感染症の多くのものについては,ある種の条件付きで"Kochの条件"を満足させることができ,その起炎または原因菌は単一で,いわゆる"病原細菌"の範疇に属しているものであるということはよく知られた事実である.かくして一般的にこのような外来(原)性感染(exogenous infection)は,宿主と寄生体の間の単純な1対1の交渉の結果惹起されるものであるというふうに理解されよう.

臨床検査の問題点・114

opportunistic pathogenをめぐって

五島 瑳智子 , 清水 喜八郎

pp.360-364

 最近,感染症の変貌が認められ,特にopportunistic infectionと呼ばれるものが増加し,病院の日常診療で遭遇する機会が多くなった.このopportunistic infectionを起こすopportunistic pathogen—ここでは細菌検査における平素無害菌—をめぐって,その実態と問題点を検討する(カットは緑膿菌の鞭毛染色標本).

検査と疾患—その動きと考え方・28

マラリア—抗マラリア剤の作用機序と診断上の問題点

海老沢 功

pp.365-372

 症例1 28歳,女.

 主訴 悪寒戦慄を伴った発熱,頭痛,吐き気.

座談会

病院における消毒法の実際

藤本 進 , 池本 秀雄 , 小張 一峰

pp.374-381

 病院内の消毒法は,その時代によって変化を求められ,標準的な方法をたてることが困難とされており,同一病院内でも病棟によってその消毒法が違うという不合理な現実がある.そこで今月は病院内の消毒法の実態を紹介し,各種消毒法の作用濃度・温度による殺菌効果を示し,消毒法選択の一指針としたい.

Ex Laboratorio Clinico・28

風疹ワクチン

高橋 理明

pp.382-387

風疹感染による奇型の発見

 風疹の症状ははしかに似ていてはしかよりも軽いことから三日はしかとも呼ばれ,古くからあった病気であるが,小児の疾患としてはそれほど重要視されていなかった.しかし1941年オーストラリアの眼科医Greggが小児の先天性白内障について母親を問診しているうちに,母親がその子供を妊娠している初期に風疹に罹患していたことが多いこと及び,それらの子供は先天性心疾患をも併せ持っていることが多いことに気付き,母親の妊娠中における風疹の罹患がこれらの先天性疾患の原因であろうと発表した1).これは大きな反響を呼び,その後続々とこれを確認する成績が発表され,先天性奇型の原因として風疹感染が非常に重要視されるようになってきた.

 風疹が原因と分かっている先天性疾患としては現在図1のごとくたくさんあるが,そのうち主なものは眼疾患,心疾患及び耳疾患である.これらの先天性疾患児が風疹罹患妊娠母体からどのくらいの割合で出生するかについては研究者によって異なるが,かなりの高率であるとされていた.しかしこれらの発表時には風疹ウイルスがまだ分離されておらず,したがって風疹の診断は必ずしも確実とは言えないうらみがあった.

臨床化学分析談話会より・67<関東支部>

サーベイからみた脂質測定の問題点—標準化を目指して

仁科 甫啓

pp.388

 第218回臨床化学分析談話会関東支部例会(1978.12.19)は東大薬学部記念講堂にて行われた."サーベイから見た脂質測定の問題点"と題して,神奈川県こども医療センター中検山田正明先生,昭和大藤ヶ丘藤院中検前畑英介先生,三井記念病院中検中甫先生及び仁科らにより話題提供がなされた.話題の内容は山田先生を中心に行っている東京,神奈川の82施設参加の小グループの第2回目のサーベイ結果のまとめで,報告書が出来上がったので,研究会の活動内容のPRを兼ねて,サーベイ結果から見た脂質測定の問題点を取り上げたものである.

 山田先生からは,このグループの臨床検査精度研究会が旗上げした目的とその経緯,更にサーベイは項目をしぼり,参加施設が自己評価できるようユニークなレイアウトを行ったことが述べられた.しかも,液状血清試料を主体にし,これに液状血清試料と同じ成分の凍結乾燥血清も行うようにし,一般のサーベイで用いられる乾燥試料を用いる問題点,特にリポ蛋白中の脂質を測定する酵素法でどのような問題点があるかを明確にするためにレイアウトをした旨,また液状試料を中心としたため試料配布は東京,神奈川県中にならざるを得なかった事情も述べられた.

研究

マイクロタイター法の寒冷凝集反応への応用

山岸 安子 , 中尾 文子 , 河合 忠

pp.389-392

はじめに

 寒冷凝集素は正常人でも血清中に存在するがそのほとんどは64倍以下である.しかし,寒冷凝集素症,マイコプラスマ肺炎また,伝染性単核症などにおいても高値を示すことから,寒冷凝集反応の臨床的意義が大きく,日常検査における寒冷凝集反応の占める割合は大きい.私たちは寒冷凝集素価測定に試験管法を用いているが,検体数の増加に伴い検査法の省力化が望まれた,そこでマイクロタイターによる測定法を検討し,方法を設定したので報告する.

アンモニアガス選択性電極を用いた血漿アンモニア自動化定量

森下 芳孝 , 中根 清司 , 高阪 彰

pp.393-396

はじめに

 血漿アンモニア測定は肝障害,特に肝性昏睡の指標として緊急性を有する重要な検査である.定量方法には微量拡散法1),イオン交換樹脂法2),直接比色定量法3),酵素法4)など種々の方法が採用されているが,これらの方法はいずれも比色分析あるいは紫外部吸収変化によるものである.

 一方,アンモニアに特異的なアンモニアガス選択性電極を用いる血漿アンモニア定量法も,最近試みられている.この方法はColeman5)によって最初に報告され,その後Proelessら6)は,血液を過塩素酸で処理しその上清を用いる血中アンモニア定量法を報告している.Parkら7)はTechniconのオートアナライザーを使用し,自動化定量を行っている.しかしProelessらの方法では血液3.0ml, Parkらの方法では血漿約4mlが必要であり,臨床検査法として採用するには微量化に欠ける問題がある.

レポート

国立病院グループにおける日本医師会精度管理結果の解析

国立病院検査科管理協同研究班 , 佐藤 乙一 , 鈴木 宏 , 星野 辰雄 , 下杉 彰男 , 松尾 明 , 五十川 豊治 , 石崎 庄一郎 , 森 忠敬

pp.397-400

まえがき

 厚生省の委託を受けて1971年度から実施した日本医師会精度管理調査は,当初,医師会病院,医師会検査センターなどのグループと,臨床検査施設のみが対象となり,他の医療機関の検査施設は自由に参加することはできなかった.したがって国立病院もReferenceとして42施設が参加したのみである.

 当時,国立病院,同療養所は単独で統一精度管理調査を行っていたが,日医精度管理調査は1975年度以来官公私立病院と一般登録検査所も対象として応募することになったため,国立医療機関が独自で行っていたこの種の調査は一切中止し,全施設が統一してこの精度管理調査に参加することになった.

新しいキットの紹介

トリヨードサイロニン・ラジオイムノアッセイ—T3 PEGリアパックの検討

橋本 信雄 , 嶺山 隆司

pp.401-404

緒言

 サイロイドホルモンであるサイロキシン(T4)及びトリヨードサイロニン(T3)の測定は,各種甲状腺疾患の病態生理の把握に不可欠のものである.その生物学的活性がT4の2〜5倍と言われるT3が1952年,Gross & Pitt-Rivers1)によって発見されて以来,T3の生理的意義が注目されてきた.しかしT3はT4に比較して血中濃度が1〜2%と低く,T4共存下での定量が困難であったため,その役割は明らかでなかった.1970年になって初めてBrownら2)がT3の定量にラジオイムノアッセイ(RIA)を取り入れ,その後高感度で特異性の高いRIA法が開発されるに至った.今回我々は,科研化学のT3 PEGリアパックについて若干の知見を得たのでここに報告する.

検査室の用語事典

統計学

土肥 一郎

pp.405

25) deviation;偏差

 測定値xi(i=1,2,3…n)があった場合,平均値をxとすると(xi−x)を平均からの偏差と言い種々に利用される.もちろんnΣi=1(xi−x)=0である.

超音波検査〈基礎編〉

竹原 靖明

pp.407

28)セクター走査;sector scan

 超音波ビームを連続的に扇状に移動し,被検体の断面を描く方法を言う.この走査法は肋間などのように,狭いechowindowから広い視野を得ることができるので,主に心臓の断面を描くのに用いられる.この場合ビームは高速機械的あるいは電子的に走査される.

質疑応答

臨床化学 glyoxal bis超微量比色法によるCa測定

I子 , 松宮 和人

pp.409-411

 〔問〕glyoxal bis (2-ヒドロキシアニル)超微量比色法によるCa測定(血清中または他の無機実験溶液)の場合の,誤差の原因,妨害イオンなど教えてください.

 現在,約10mg/mlの測定実験で器具の洗浄,ピペットの洗浄,発色試薬は毎日調製,測定時間を守る,温度は室温,水道水など混入しないことなどに注意していますが,バラツキがOD値0.01〜0.03あり,大きいように思います.実験時の注意も教えてください.また,妨害を調べるとき,試液にスタンダードCa溶液を一定量加えてOD値が正しく出れば,妨害物は含まれていないと考えていますが,これで良いでしょうか.

血液 血液学における半減期の意義

K生 , 野村 武夫

pp.411-413

 〔問〕血液学に関する文献には半減期(半寿命)のことが頻繁に出てきます(例:第Ⅷ因子,10時間〜半減期).単に寿命で表現せずにこの用語を使用するのはなぜでしょうか.

免疫血清 血清の不活化と梅毒反応

T生 , 大谷 英樹

pp.413-414

 〔問〕56℃で血清不活化を行ったところ,白濁ゲル状になって梅毒反応ができなくなりました.どうすれば良いのでしょうか.その原因と対策を教えてください.

微生物 食中毒の原因菌

W生 , 寺山 武

pp.414-417

 〔問〕食中毒で原因物質不明の事例が多いのはなぜですか.

臨床生理 ST上昇・ST下降の生理学的解釈

M生 , 星 猛

pp.417-418

 〔問〕心電図の異常所見としてのST上昇,ST下降は生理学ではどのように説明されるのでしょうか.

検査機器 ディスポ製品の選択法

H生 , 富田 仁

pp.418-420

 〔問〕最近試験管,ピペットなどにディスポ製品が増えましたが,その選択の方法や材質,実際に検体に影響しないかどうかをご教示ください.

診断学 DECDとは

K生 , 永島 成晃 , 畔柳 武雄

pp.420-422

 〔問〕DECD (disseminated eosinophilic collagen disease)とはどんな病気ですか.また診断に必要な検査法を教えてください.

基本情報

臨床検査

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1367

印刷版ISSN 0485-1420

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バックナンバー

64巻12号(2020年12月発行)

今月の特集1 血栓止血学のトピックス—求められる検査の原点と進化
今月の特集2 臨床検査とIoT

64巻11号(2020年11月発行)

今月の特集1 基準範囲と臨床判断値を考える
今月の特集2 パニック値報告 私はこう考える

64巻10号(2020年10月発行)

増刊号 がんゲノム医療用語事典

64巻9号(2020年9月発行)

今月の特集1 やっぱり大事なCRP
今月の特集2 どうする?精度管理

64巻8号(2020年8月発行)

今月の特集1 AI医療の現状と課題
今月の特集2 IgG4関連疾患の理解と検査からのアプローチ

64巻7号(2020年7月発行)

今月の特集1 骨髄不全症の病態と検査
今月の特集2 薬剤耐性カンジダを考える

64巻6号(2020年6月発行)

今月の特集 超音波検査報告書の書き方—良い例,悪い例

64巻5号(2020年5月発行)

今月の特集1 中性脂肪の何が問題なのか
今月の特集2 EBLM(evidence based laboratory medicine)の新展開

64巻4号(2020年4月発行)

増刊号 これで万全!緊急を要するエコー所見

64巻3号(2020年3月発行)

今月の特集1 Clostridioides difficile感染症—近年の話題
今月の特集2 質量分析を利用した臨床検査

64巻2号(2020年2月発行)

今月の特集1 検査でわかる二次性高血圧
今月の特集2 標準採血法アップデート

64巻1号(2020年1月発行)

今月の特集1 免疫チェックポイント阻害薬—押さえるべき特徴と注意点
今月の特集2 生理検査—この所見を見逃すな!

63巻12号(2019年12月発行)

今月の特集1 糖尿病関連検査の動向
今月の特集2 高血圧の臨床—生理検査を中心に

63巻11号(2019年11月発行)

今月の特集1 腎臓を測る
今月の特集2 大規模自然災害後の感染症対策

63巻10号(2019年10月発行)

増刊号 維持・継続まで見据えた—ISO15189取得サポートブック

63巻9号(2019年9月発行)

今月の特集1 健診・人間ドックで指摘される悩ましい検査異常
今月の特集2 現代の非結核性抗酸菌症

63巻8号(2019年8月発行)

今月の特集 知っておきたい がんゲノム医療用語集

63巻7号(2019年7月発行)

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今月の特集2 COPDを知る

63巻6号(2019年6月発行)

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今月の特集2 薬剤耐性菌のアウトブレイク対応—アナタが変える危機管理

63巻5号(2019年5月発行)

今月の特集1 現在のHIV感染症と臨床検査
今月の特集2 症例から学ぶフローサイトメトリー検査の読み方

63巻4号(2019年4月発行)

増刊号 検査項目と異常値からみた—緊急・重要疾患レッドページ

63巻3号(2019年3月発行)

今月の特集 血管エコー検査 まれな症例は一度みると忘れない

63巻2号(2019年2月発行)

今月の特集1 てんかんup to date
今月の特集2 災害現場で活かす臨床検査—大規模災害時の経験から

63巻1号(2019年1月発行)

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今月の特集2 薬の効果・副作用と検査値

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今月の特集1 海外帰りでも慌てない旅行者感染症
今月の特集2 最近の輸血・細胞移植をめぐって

62巻11号(2018年11月発行)

今月の特集1 循環癌細胞(CTC)とリキッドバイオプシー
今月の特集2 ACSを見逃さない!

62巻10号(2018年10月発行)

増刊号 感染症関連国際ガイドライン—近年のまとめ

62巻9号(2018年9月発行)

今月の特集1 DIC診断基準
今月の特集2 知っておきたい遺伝性不整脈

62巻8号(2018年8月発行)

今月の特集 女性のライフステージと臨床検査

62巻7号(2018年7月発行)

今月の特集1 尿検査の新たな潮流
今月の特集2 現場を変える!効果的な感染症検査報告

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今月の特集2 筋疾患に迫る

62巻5号(2018年5月発行)

今月の特集1 肝線維化をcatch
今月の特集2 不妊・不育症医療の最前線

62巻4号(2018年4月発行)

増刊号 疾患・病態を理解する—尿沈渣レファレンスブック

62巻3号(2018年3月発行)

今月の特集1 症例から学ぶ血友病とvon Willebrand病
今月の特集2 成人先天性心疾患

62巻2号(2018年2月発行)

今月の特集1 Stroke—脳卒中を診る
今月の特集2 実は増えている“梅毒”

62巻1号(2018年1月発行)

今月の特集1 知っておきたい感染症関連診療ガイドラインのエッセンス
今月の特集2 心腎連関を理解する

60巻13号(2016年12月発行)

今月の特集1 認知症待ったなし!
今月の特集2 がん分子標的治療にかかわる臨床検査・遺伝子検査

60巻12号(2016年11月発行)

今月の特集1 血液学検査を支える標準化
今月の特集2 脂質検査の盲点

60巻11号(2016年10月発行)

増刊号 心電図が臨床につながる本。

60巻10号(2016年10月発行)

今月の特集1 血球貪食症候群を知る
今月の特集2 感染症の迅速診断—POCTの可能性を探る

60巻9号(2016年9月発行)

今月の特集1 睡眠障害と臨床検査
今月の特集2 臨床検査領域における次世代データ解析—ビッグデータ解析を視野に入れて

60巻8号(2016年8月発行)

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今月の特集2 キャリアデザイン

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今月の特集2 百日咳,いま知っておきたいこと

60巻6号(2016年6月発行)

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今月の特集2 CKDの臨床検査と腎病理診断

60巻5号(2016年5月発行)

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今月の特集2 感度を磨く—検査性能の追求

60巻4号(2016年4月発行)

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今月の特集2 感染症診断に使われるバイオマーカー—その臨床的意義とは?

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今月の特集1 日常検査からみえる病態—心電図検査編
今月の特集2 smartに実践する検体採取

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今月の特集2 実践に役立つ呼吸機能検査の測定手技

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今月の特集2 グローバル化時代の耐性菌感染症

59巻13号(2015年12月発行)

今月の特集1 移植医療を支える臨床検査
今月の特集2 検査室が育てる研修医

59巻12号(2015年11月発行)

今月の特集1 ウイルス性肝炎をまとめて学ぶ
今月の特集2 腹部超音波を極める

59巻11号(2015年10月発行)

増刊号 ひとりでも困らない! 検査当直イエローページ

59巻10号(2015年10月発行)

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今月の特集2 MDS/MPNを知ろう

59巻9号(2015年9月発行)

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今月の特集2 臨地実習で学生に何を与えることができるか

59巻8号(2015年8月発行)

今月の特集1 臨床検査の視点から科学する老化
今月の特集2 感染症サーベイランスの実際

59巻7号(2015年7月発行)

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今月の特集2 血液細胞形態判読の極意

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今月の特集2 健診・人間ドックと臨床検査

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今月の特集2 乳癌病理診断の進歩

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今月の特集2 感染制御と連携—検査部門はどのようにかかわっていくべきか

59巻3号(2015年3月発行)

今月の特集1 検査システムの更新に備える
今月の特集2 夜勤で必要な輸血の知識

59巻2号(2015年2月発行)

今月の特集1 動脈硬化症の最先端
今月の特集2 血算値判読の極意

59巻1号(2015年1月発行)

今月の特集1 採血から分析前までのエッセンス
今月の特集2 新型インフルエンザへの対応—医療機関の新たな備え

58巻13号(2014年12月発行)

今月の特集1 検査でわかる!M蛋白血症と多発性骨髄腫
今月の特集2 とても怖い心臓病ACSの診断と治療

58巻12号(2014年11月発行)

今月の特集1 甲状腺疾患診断NOW
今月の特集2 ブラックボックス化からの脱却—臨床検査の可視化

58巻11号(2014年10月発行)

増刊号 微生物検査 イエローページ

58巻10号(2014年10月発行)

今月の特集1 血液培養検査を感染症診療に役立てる
今月の特集2 尿沈渣検査の新たな付加価値

58巻9号(2014年9月発行)

今月の特集1 関節リウマチ診療の変化に対応する
今月の特集2 てんかんと臨床検査のかかわり

58巻8号(2014年8月発行)

今月の特集1 個別化医療を担う―コンパニオン診断
今月の特集2 血栓症時代の検査

58巻7号(2014年7月発行)

今月の特集1 電解質,酸塩基平衡検査を苦手にしない
今月の特集2 夏に知っておきたい細菌性胃腸炎

58巻6号(2014年6月発行)

今月の特集1 液状化検体細胞診(LBC)にはどんなメリットがあるか
今月の特集2 生理機能検査からみえる糖尿病合併症

58巻5号(2014年5月発行)

今月の特集1 最新の輸血検査
今月の特集2 改めて,精度管理を考える

58巻4号(2014年4月発行)

今月の特集1 検査室間連携が高める臨床検査の付加価値
今月の特集2 話題の感染症2014

58巻3号(2014年3月発行)

今月の特集1 検査で切り込む溶血性貧血
今月の特集2 知っておくべき睡眠呼吸障害のあれこれ

58巻2号(2014年2月発行)

今月の特集1 JSCC勧告法は磐石か?―課題と展望
今月の特集2 Ⅰ型アレルギーを究める

58巻1号(2014年1月発行)

今月の特集1 診療ガイドラインに活用される臨床検査
今月の特集2 深在性真菌症を学ぶ

57巻13号(2013年12月発行)

今月の特集1 病理組織・細胞診検査の精度管理
今月の特集2 目でみる悪性リンパ腫の骨髄病変

57巻12号(2013年11月発行)

今月の特集1 前立腺癌マーカー
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査②

57巻11号(2013年10月発行)

特集 はじめよう,検査説明

57巻10号(2013年10月発行)

今月の特集1 神経領域の生理機能検査の現状と新たな展開
今月の特集2 Clostridium difficile感染症

57巻9号(2013年9月発行)

今月の特集1 肺癌診断update
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査①

57巻8号(2013年8月発行)

今月の特集1 特定健診項目の標準化と今後の展開
今月の特集2 輸血関連副作用

57巻7号(2013年7月発行)

今月の特集1 遺伝子関連検査の標準化に向けて
今月の特集2 感染症と発癌

57巻6号(2013年6月発行)

今月の特集1 尿バイオマーカー
今月の特集2 連続モニタリング検査

57巻5号(2013年5月発行)

今月の特集1 実践EBLM―検査値を活かす
今月の特集2 ADAMTS13と臨床検査

57巻4号(2013年4月発行)

今月の特集1 次世代の微生物検査
今月の特集2 非アルコール性脂肪性肝疾患

57巻3号(2013年3月発行)

今月の特集1 分子病理診断の進歩
今月の特集2 血管炎症候群

57巻2号(2013年2月発行)

今月の主題1 血管超音波検査
今月の主題2 血液形態検査の標準化

57巻1号(2013年1月発行)

今月の主題1 臨床検査の展望
今月の主題2 ウイルス性胃腸炎

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