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雑誌目次

雑誌文献

臨床検査23巻5号

1979年05月発行

雑誌目次

今月の主題 生理検査・1

カラーグラフ

過敏性肺臓炎

河合 健

pp.428-430

 過敏性肺臓炎は,有機塵埃抗原を繰り返し吸入しているうちに個体が経気道的に感作され,再度の抗原吸入により肺に炎症性病変を起こす疾患群を指す.肺病変は病理組織学的には肉芽腫性肺臓炎とも呼ばれるもので,血清中には高い力価の抗体が見いだされる.この疾患は農夫肺,砂糖きび肺症,楓皮病,鳥飼病など,発症の環境や原因となる塵埃源の異なる20種余りの病気から成る.我が国では,夏に多発する夏型過敏性肺臓炎と呼ばれる疾患があることが明らかとなりつつあり,過敏性肺臓炎の過半を占めるが,病因は明らかではない.夏型過敏性肺臓炎の中には,毎年同じ時期になると繰り返す症例もあるが,過敏性肺臓炎は予後佳良な疾患で,抗原から隔離すれば自然に軽快し,副腎ステロイド剤が著効を奏する.

技術解説

超音波心臓断層法の基礎

松尾 裕英 , 島津 敬 , 大原 龍彦 , 千田 彰一

pp.431-441

 循環器系,特に心臓の生理検査としては,X線撮影,心電図(ECG),心音図(PCG),心尖拍動図(ACG)などが従来用いられてきたが,最近進歩の著しい超音波検査法も,その無侵襲性と,得られる情報の質と量の豊富さから,一般検査として重要な位置を占めている.

 ここではこの超音波検査のうち広く普及している心エコー図診断法の基礎から,最近の電子スキャンに至る経過とその原理,技術について解説する.

ME機器の漏れ電流の計り方

戸崎 丑之助

pp.442-450

 医療機器の安全基準の代表的なものに,UL (アメリカ),CSA (カナダ),VDE (西独)などが挙げられる.これらの基準を世界的に統一調整したものがIEC (国際電気標準会議)医用電気機器安全基準(以下IEC基準)で,約8年に及ぶ国際的な審議の後,ようやく1977年末に各国に正式に通告された.

 我が国でもこれを受けていろいろな施策が進められており,ME学会ではIEC基準を基調とした国内基準である"ME学会医用電気機器安全基準"の改定が行われ,厚生省もこれを医療用具認可基準の一部として採用する見込みである.IEC基準には電気的,機械的な危険をはじめ,放射線,化学物質による障害,機器の故障,操作ミス及び病院設備の不備に対する防護基準などが詳細に定められているが,その主軸をなすものは機器からの漏れ電流によって,人体側が受ける電撃による危険を防止しようとするものである.電撃防止の点についてはIEC基準もME学会基準も全く同様である.更にこれらの具体的な試験方法としてJIS (日本工業規格)試験方法原案が審議中である.以下にはJIS (案)による試験方法を中心として解説する.

終夜睡眠脳波の記録と分析法

中沢 洋一 , 野中 健作

pp.451-456

 睡眠中の脳波が覚醒時のそれと異なっていることは,ヒトの脳波を発見したBergerが既に記載した.その後Loomisらによって,ヒトの自然睡眠の深さが脳波のパターンと対応することが観察された.しかし,一夜の睡眠の経過と脳波のパターンの対応を詳しく報告したのは,1953年にAserinskyとKleitmanがREM睡眠を発見した後,1957年に睡眠のポリグラフ的観察を報告したDementとKleitmanである.更にJouvetがREM睡眠中に抗重力筋の持続的な緊張消失が起こることを発見し,脳波,体制機能,自律機能などを睡眠中に同時記録する睡眠ポリグラフィーが広く行われるようになった.

 本稿では1968年にAPSS (睡眠心理生理学会)でまとめられた"ヒトの睡眠段階に関する標準用語,技術,判定"(RechtschaffenとKalesの編著)を引用しながら,終夜睡眠脳波の記録と分析を解説する.なお,前記の本は清野茂博博士の翻訳で「睡眠脳波アトラス標準用語・手技・判定法」として医歯薬出版から出ている.終夜睡眠研究を志す者にとって必携の書である.

総説

肺音の新しい計測技術

工藤 翔二 , 渋谷 惇夫

pp.457-463

 19世紀初頭,近代医学の祖と言われるフランスのLaennecによって聴診器が発明され,肺聴診学の基礎が築かれて以来,今日まで150年余りの間,臨床家は肺音を生体情報の一つとして呼吸器疾患の診断に利用してきた.しかし今日,聴診学のもう一つの対象である心音の研究に比べると,肺音の研究ははるかに立ち遅れていると言って過言ではない.その理由として,今世紀に始まるX線診断学が呼吸器疾患の非侵襲性の診断手段として余りにも有用であったことが挙げられよう.しかし第2の理由として,心音図に比肩するような有効な肺音計測法が開発されなかったために,肺音が聴覚に頼った主観的な情報の域から出ることができなかったことも無視しえない.

 近年,音響科学技術の進歩に伴って肺音を計測し,客観的な生体情報として臨床により役立てようとする試みが内外で行われるようになってきた1,2,3).1976年以来毎年アメリカで国際肺音カンファランスがもたれており,1977年には国際肺音学会が設立された.本稿ではこれらの動向をふまえ肺音計測の技術的内容について,我々の成績4,5)を中心に概説する.

臨床検査の問題点・115

血液ガス分析

白石 透 , 宮沢 正治

pp.464-470

 最近のME機器の発達により血液ガス分析も広く一般病院でも行われるようになった.また分析の適応範囲も,全自動分析機の普及とともに広がり,検査件数を伸ばしている.そこで検査室として知っておくべき採血,保存の問題,全自動分析機の良し悪しを中心に検討してみる(カットは動脈血と毛細管血との相関図-IL Model 213).

検査と疾患—その動きと考え方・29

過敏性肺臓炎

河合 健

pp.471-477

症例 N.S.,50歳,女性,理容師

主訴 咳嗽

座談会

睡眠と生体反応

菱川 泰夫 , 遠藤 四郎 , 松本 淳治

pp.478-487

 この7月に東京で第3回国際睡眠学会が開かれることは日本の睡眠の研究が国際レベルにある一つの現れでもあり,また臨床脳波室における睡眠脳波記録の増加とともに睡眠への関心は高まっている.そこで三人の睡眠の専門家に臨床と基礎の両面からみつめていただき,睡眠の生体反応を浮き彫りにする.

私のくふう

廃物利用のマイクロピペット用吸引器

中村 幸夫 , 高橋 秀身 , 藤田 良子

pp.441

 近年,ラジオイムノアッセイが広く利用されるようになり,そのための便利な器具が発売されていますが,私たらは廃物を使ってマイクロピペット用の吸引器を作り,便利に使用しています.

 マイクロピペットの容量に合ったスポイト用ゴムキャップ(100〜200μl用にはゴナビスライドのキットに入っているものが便利)を用意し,これの上部に直径2mmくらいの穴を開け,マイクロピペットに装着します.ゴムキャップとピペットのサイズが合わない場合は,適当なチューブで接続します.

Ex Laboratorio Clinico・29

ステロイド分析法研究の遍歴

南原 利夫

pp.488-494

グルクロン酸との出合い

 最初に与えられたテーマや研究生活に入った当初の経験が,その後における研究に大きな影響を及ぼし,その方向を決定付けたという話はよく耳にするところである.筆者が取り組んでいるステロイドの直接分析法の研究も,そのきっかけは実に20数年前にさかのぼるのである.大学卒業後数年間続けていた研究に一応の区切りがついたころ,ちょうど創設された北海道大学薬学科に転出することが内定した.先生から"君は分析化学の教官になるのだから着任するまでその勉強をしなさい"と申し渡され,転任の数か月前に与えられたテーマが尿中グルクロン酸の定量であった.正にそれがグルクロン酸との出会いである.

 そのころグルクロン酸が医薬として臨床に提供されるようになり,信頼度の高い測定法が求められていたわけである.当時定量にはもっぱらナフトレゾルシンと鉱酸により生成する色素を有機溶媒で抽出するFishmanの比色法が用いられていた.ナフトレゾルシンは今もなおこれに優るものがないほど,グルクロン酸に特異的な発色試薬である.しかし,この試薬は結晶状態でも空気酸化を受けるほど不安定なため,それが分析結果に影響を与えずいぶん泣かされた.糖類の呈色反応と言えば一般にその機構は複雑である.グルクロン酸とナフトレゾルシンの反応も,呈色を代表する色素の構造は明らかにされているものの極めて微妙であり,再現性のある結果を得るのに厳しい条件の設定が必要とされる.

研究

フィブリン染色のためのPTAH染色法の検討—DICにおけるフィブリン血栓の染色性を中心として

長屋 清三 , 若林 隆

pp.495-498

はじめに

 グリア線維染色法としてMalloryにより開発されたPTAH (リンタングステン酸ヘマトキシリン)染色法は,フィブリンの染色法としても現在広く用いられている1).生検材料,剖検材料を通じて臨床病理に従事する我々にとって,フィブリンの染色は,近年臨床的に注目されている血管内凝固症候群(disseminated intravas-cular coagulation, DIC)の診断のためいっそうその重要性を増している.

 DICの病理形態学的証明は,新鮮壊死・出血巣の有無とともに,フィブリン血栓を中心とした血栓の存在である.しかし,従来のPTAH染色法では赤血球の共染,DICに見られるフィブリン血栓の難染色性2)など染色上の問題が幾つか残されており,日常の診断に困難を伴う場合が多い.血栓は通常の染色法を用いての光学顕微鏡による方法とともに,螢光抗体法3),電子顕微鏡4)の併用により検出率を増すことができるが,日常の検索においてはやはり制約が大きく,ルーチンの方法での検出率の上昇が急務と考えられる.

血清GOT活性測定におけるピリドキサール誘導体の添加効果—主にその病態との関係について

山道 宏 , 北添 直行 , 檀 芳之 , 老田 達雄 , 大川 二朗 , 水田 亘

pp.499-503

はじめに

 トランスアミナーゼの補酵素であるピリドキサールリン酸(以下PALP)を,トランスアミナーゼ活性測定時に添加すべきか否かについては活発に議論されている1〜3).我が国ではごく少数の施設を除いては日常検査でのPALP添加は行われていない.しかし1976年のIFCCの勧告4)以来,我が国でもPALP添加についてのコンセンサスの確立が望まれている.PALP添加の方法については,①PALPを血清に添加すべきか緩衝液,基質系に添加すべきか,②アポ酵素活性化に最適なPALP濃度及び緩衝液の種類,③PALP添加によってブランク系に起こる反応,などについて詳しく検討されている4〜12),また一方では,PALP添加はその臨床的有用性によって決定されなければならないという議論もある3)

 そこで.私たちは,血清GOTに対するPALP添加の至適条件を再検討し,各種ピリドキサール誘導体の活性化率,アポ酵素の飽和に至適なPALP濃度,飽和までの必要時間を求めた,次いでそこで得られた至適条件下で,正常人及び各種疾患時の血清について,ピリドキサール誘導体添加前後のGOT活性値から求めたアポ酵素濃度が,病態解析の指標になりうるか否かについて検討を加えた.更にPALPを添加した際のトランスアミナーゼの参照活性値として使用される可能性のある市販管理血清中のアポ酵素濃度も併せて測定した.

臨床化学分析談話会より・68

第5回冬期セミナー

佐々木 禎一

pp.504

 第1回を北海道ニセコで実施した臨床化学分析談話会主催の"臨床化学検査に関する冬期セミナー"は,5年目に再び北海道に舞台を移して1979年2月13〜15日の3日間,札幌市手稲山で行われた.

 この当番を担当した北海道支部では,札幌地区の代表的病院の談話会会員及びメーカー数社の札幌在住の社員が一緒になり,約1年半前より準備を進めてきたが,どうにか無事大任を果たすことができた.その印象を関係者に感謝をこめて報告する.

新しいキットの紹介

精製HBs抗原サブタイプ(adr,adw)に関する市販キット11種の検出感度の比較検討

吉原 なみ子

pp.505-508

はじめに

 現在,HBs抗原の検出法には種々の免疫学的方法があり1〜3),多くの製品が市販されている.HBs抗原にはサブタイプが大きく分けて4種類(adr, adw, ayr, ayw)あるが,日本ではadrとadwが約99%,yタイプは1%以下である.九州ではadrが90%以上であり北に行くほどrタイプが少なくなり,秋田では約46%と,地域によって分布が異なっている.市販のHBs抗原検出キットの中にはwタイプの多い外国で開発されたキットがあり,サブタイプの差が我々の日常検査に問題を生じるかどうか,最小検出濃度及び検出感度の違いを検討した.検査には我が国のサブタイプの99%以上を占めるadrとadwの精製抗原(目黒研究所から分与)を用いた.抗原量は分光光度計のOD280nmで測定し吸光度3.0を1mg/mlとした.

低濃度IgMラテックス凝集試薬の検討

杉山 武喜子 , 福田 文男 , 渋谷 美智子

pp.509-511

はじめに

 新生児血清中のIgM,IgA量は胎盤の選択的通過性のために,IgGに比較して極めて低値である1,2).しかし子宮内感染及び新生児早期感染があった場合,特にIgMの急激な上昇がみられることが知られている3〜6).重症な新生児感染症には早急な処置が必要となる.しかし,現在IgMの定量はほとんどが一次元免疫拡散法(SRID法)で行われ,正確な値は72時間を必要とし,0〜40mg/dlの低濃度IgMは低濃度用プレートを用いない限り,信頼できる値は求められないのが現状である.この度胎内感染,新生児感染の有無について迅速に結果の得られる低濃度用IgMラテックス凝集試薬(Rapi-Tex IgM, 33mg/dl以上で凝集陽性;ヘキストジャパン)が開発され検討する機会を得たので,その結果及び臨床的考察も併せて報告する.

検査室の用語事典

統計学

土肥 一郎

pp.513

34) F-test;エフ検定

28)で統計量で構成される関数はF分布をするものが多いことを述べたが,実験で得られた値についてFを計算し,それがめったに得られないほど大きなFの値となったら仮説を否定して,対立仮説が正しいと結論する論理.

超音波検査<基礎編>

竹原 靖明

pp.515

41)二素子法:two-channel method

2個の探触子を用い,独立して超音波の送受を行い,2現象的に画像を表示する方法をいう.この方法は,例えば頭部検査において,左右両側頭部に2個の探触子を当て,ミッドラインエコーを2現象的に表示するような場合に用いる.

質疑応答

臨床化学 レイトアッセイによるGPT測定

S生 , 小川 善資 , 林 長蔵

pp.517-519

 〔問〕レイトアッセイによるGPT測定(モノテストGPT, Boehringer)において,基質に血清を添加後1分目はNADH2消費系のため吸光度変化(明光度減少率)が高くなり,以後低く一定値を示す.ところが,高単位活性の血清を水で希釈(10倍)した場合,1〜4分は吸光度変化がだんだん大きくなり,以後大きいまま一定する.この原因は何でしょうか.同程度の活性値を示す非希釈血清の場合,lag timeを含めたNADH2消費系の作用する時間は1分(長くとも2分以内)で十分なのですが…….

臨床化学 ALP活性の異常低値

I生 , 中山 年正

pp.519-521

 〔問〕ALP活性の異常低値を示す原因についてお教えください.患者さんが服用する何らかの薬の影響で,そのようなことがありうるのか,またはアイソザイムによるものなのか,それとも検査手技によるミスで起こるのか,そうしたすべての点から起こりうるALPの異常低値について教えてください.

 今回私の経験したデータは次のとおりです.

血液 肝疾患とプロトロンビン時間

O生 , 末永 隆一郎 , 山崎 晴一朗

pp.521-523

 〔問〕肝疾患とプロトロンビン時間(PT)の関連についてですが,肝のどの部位の変化がPTに影響を与えるのか,また肝機能検査の何がどれだけ異常値を示したとき,PTに変化を来すのでしょうか.

 また3.13%クエン酸ナトリウム検体が少し凝固(わずかにフィブリンが出ている程度)している場合はPTが短縮するわけですが,理論上これはどのように説明できるのですか.

血液 妊産婦の白血球

M生 , 村田 英雄

pp.523-524

 〔問〕妊産婦はなぜわずかながら白血球が増多するのでしょうか.また分類のうえでは何が変化するのでしょうか.免疫学的にみてリンパ球は低下するわけですか?また数のうえで白血球数に反映するほどのものなのでしょうか.

免疫血清 I-i特異性

N子 , 河合 忠

pp.525-526

 〔問〕寒冷凝集反応のI-i特異性を決定する場合,河合先生の「血漿蛋白」によるとブロメリン処理を行っていますが,その意義についてお教えください.

微生物 髄液のCF抗体価の測定について

O生 , 船橋 修之

pp.526

 〔問〕従来から髄液の抗体測定には不活化は不要と心得ていましたが,先日髄液中のコクサッキーA9,エコー6,9のCF抗体価がそれぞれ8,2,2のものがあったので,これを56℃30分不活化したところ,すべて<1になってしまいました.同一の髄液でコクサッキーA4,Bの数型,アデノ,ヘルペスなどの抗体測定も同時に実施しましたが,不活化の有無にかかわらず<1でした.また正常抗原に対する抗体もすべてなしでした.

 不活化によって<1となったものを抗体と考えるべきでしょうか,それともインヒビターの存在によるものなのでしょうか.またそれらのどのような性質によってこのような現象が起こるのでしょうか,お教えください.

病理 ヘマトキシリン液

A生 , 滝沢 通 , 朝隈 蓉子 , 井上 正年 , 千野 秀教 , 斎藤 孝久

pp.527-528

 〔問〕組織検査ではMayerのヘマトキシリンのような進行性のヘマトキシリンを使いますが,細胞診のときにはHarrisのような退行性のヘマトキシリンを使いますが,なぜでしょうか.

雑件 計量診断学の今後は?

K生 , 古川 俊之

pp.528-530

 〔問〕たくさんの検査データを組み合わせることによって病名を求めようとする,いわゆる計量診断学は,多項目分析やコンピュータの普及によって飛躍的に発展するものと期待していましたが,どうも現実は余りパッとせず,計量診断は落ち目だ,という声も聞かれます.なぜうまくいかないのでしょうか.コンピュータ診断は今後どうなるのでしょうか,やさしく解説してください.

基本情報

臨床検査

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1367

印刷版ISSN 0485-1420

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バックナンバー

64巻12号(2020年12月発行)

今月の特集1 血栓止血学のトピックス—求められる検査の原点と進化
今月の特集2 臨床検査とIoT

64巻11号(2020年11月発行)

今月の特集1 基準範囲と臨床判断値を考える
今月の特集2 パニック値報告 私はこう考える

64巻10号(2020年10月発行)

増刊号 がんゲノム医療用語事典

64巻9号(2020年9月発行)

今月の特集1 やっぱり大事なCRP
今月の特集2 どうする?精度管理

64巻8号(2020年8月発行)

今月の特集1 AI医療の現状と課題
今月の特集2 IgG4関連疾患の理解と検査からのアプローチ

64巻7号(2020年7月発行)

今月の特集1 骨髄不全症の病態と検査
今月の特集2 薬剤耐性カンジダを考える

64巻6号(2020年6月発行)

今月の特集 超音波検査報告書の書き方—良い例,悪い例

64巻5号(2020年5月発行)

今月の特集1 中性脂肪の何が問題なのか
今月の特集2 EBLM(evidence based laboratory medicine)の新展開

64巻4号(2020年4月発行)

増刊号 これで万全!緊急を要するエコー所見

64巻3号(2020年3月発行)

今月の特集1 Clostridioides difficile感染症—近年の話題
今月の特集2 質量分析を利用した臨床検査

64巻2号(2020年2月発行)

今月の特集1 検査でわかる二次性高血圧
今月の特集2 標準採血法アップデート

64巻1号(2020年1月発行)

今月の特集1 免疫チェックポイント阻害薬—押さえるべき特徴と注意点
今月の特集2 生理検査—この所見を見逃すな!

63巻12号(2019年12月発行)

今月の特集1 糖尿病関連検査の動向
今月の特集2 高血圧の臨床—生理検査を中心に

63巻11号(2019年11月発行)

今月の特集1 腎臓を測る
今月の特集2 大規模自然災害後の感染症対策

63巻10号(2019年10月発行)

増刊号 維持・継続まで見据えた—ISO15189取得サポートブック

63巻9号(2019年9月発行)

今月の特集1 健診・人間ドックで指摘される悩ましい検査異常
今月の特集2 現代の非結核性抗酸菌症

63巻8号(2019年8月発行)

今月の特集 知っておきたい がんゲノム医療用語集

63巻7号(2019年7月発行)

今月の特集1 造血器腫瘍の遺伝子異常
今月の特集2 COPDを知る

63巻6号(2019年6月発行)

今月の特集1 生理検査における医療安全
今月の特集2 薬剤耐性菌のアウトブレイク対応—アナタが変える危機管理

63巻5号(2019年5月発行)

今月の特集1 現在のHIV感染症と臨床検査
今月の特集2 症例から学ぶフローサイトメトリー検査の読み方

63巻4号(2019年4月発行)

増刊号 検査項目と異常値からみた—緊急・重要疾患レッドページ

63巻3号(2019年3月発行)

今月の特集 血管エコー検査 まれな症例は一度みると忘れない

63巻2号(2019年2月発行)

今月の特集1 てんかんup to date
今月の特集2 災害現場で活かす臨床検査—大規模災害時の経験から

63巻1号(2019年1月発行)

今月の特集1 発症を予測する臨床検査—先制医療で5疾病に立ち向かう!
今月の特集2 薬の効果・副作用と検査値

62巻12号(2018年12月発行)

今月の特集1 海外帰りでも慌てない旅行者感染症
今月の特集2 最近の輸血・細胞移植をめぐって

62巻11号(2018年11月発行)

今月の特集1 循環癌細胞(CTC)とリキッドバイオプシー
今月の特集2 ACSを見逃さない!

62巻10号(2018年10月発行)

増刊号 感染症関連国際ガイドライン—近年のまとめ

62巻9号(2018年9月発行)

今月の特集1 DIC診断基準
今月の特集2 知っておきたい遺伝性不整脈

62巻8号(2018年8月発行)

今月の特集 女性のライフステージと臨床検査

62巻7号(2018年7月発行)

今月の特集1 尿検査の新たな潮流
今月の特集2 現場を変える!効果的な感染症検査報告

62巻6号(2018年6月発行)

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今月の特集2 筋疾患に迫る

62巻5号(2018年5月発行)

今月の特集1 肝線維化をcatch
今月の特集2 不妊・不育症医療の最前線

62巻4号(2018年4月発行)

増刊号 疾患・病態を理解する—尿沈渣レファレンスブック

62巻3号(2018年3月発行)

今月の特集1 症例から学ぶ血友病とvon Willebrand病
今月の特集2 成人先天性心疾患

62巻2号(2018年2月発行)

今月の特集1 Stroke—脳卒中を診る
今月の特集2 実は増えている“梅毒”

62巻1号(2018年1月発行)

今月の特集1 知っておきたい感染症関連診療ガイドラインのエッセンス
今月の特集2 心腎連関を理解する

60巻13号(2016年12月発行)

今月の特集1 認知症待ったなし!
今月の特集2 がん分子標的治療にかかわる臨床検査・遺伝子検査

60巻12号(2016年11月発行)

今月の特集1 血液学検査を支える標準化
今月の特集2 脂質検査の盲点

60巻11号(2016年10月発行)

増刊号 心電図が臨床につながる本。

60巻10号(2016年10月発行)

今月の特集1 血球貪食症候群を知る
今月の特集2 感染症の迅速診断—POCTの可能性を探る

60巻9号(2016年9月発行)

今月の特集1 睡眠障害と臨床検査
今月の特集2 臨床検査領域における次世代データ解析—ビッグデータ解析を視野に入れて

60巻8号(2016年8月発行)

今月の特集1 好塩基球の謎に迫る
今月の特集2 キャリアデザイン

60巻7号(2016年7月発行)

今月の特集1 The SLE
今月の特集2 百日咳,いま知っておきたいこと

60巻6号(2016年6月発行)

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今月の特集2 CKDの臨床検査と腎病理診断

60巻5号(2016年5月発行)

今月の特集1 体腔液の臨床検査
今月の特集2 感度を磨く—検査性能の追求

60巻4号(2016年4月発行)

今月の特集1 血漿蛋白—その病態と検査
今月の特集2 感染症診断に使われるバイオマーカー—その臨床的意義とは?

60巻3号(2016年3月発行)

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今月の特集2 smartに実践する検体採取

60巻2号(2016年2月発行)

今月の特集1 深く知ろう! 血栓止血検査
今月の特集2 実践に役立つ呼吸機能検査の測定手技

60巻1号(2016年1月発行)

今月の特集1 社会に貢献する臨床検査
今月の特集2 グローバル化時代の耐性菌感染症

59巻13号(2015年12月発行)

今月の特集1 移植医療を支える臨床検査
今月の特集2 検査室が育てる研修医

59巻12号(2015年11月発行)

今月の特集1 ウイルス性肝炎をまとめて学ぶ
今月の特集2 腹部超音波を極める

59巻11号(2015年10月発行)

増刊号 ひとりでも困らない! 検査当直イエローページ

59巻10号(2015年10月発行)

今月の特集1 見逃してはならない寄生虫疾患
今月の特集2 MDS/MPNを知ろう

59巻9号(2015年9月発行)

今月の特集1 乳腺の臨床を支える超音波検査
今月の特集2 臨地実習で学生に何を与えることができるか

59巻8号(2015年8月発行)

今月の特集1 臨床検査の視点から科学する老化
今月の特集2 感染症サーベイランスの実際

59巻7号(2015年7月発行)

今月の特集1 検査と臨床のコラボで理解する腫瘍マーカー
今月の特集2 血液細胞形態判読の極意

59巻6号(2015年6月発行)

今月の特集1 日常検査としての心エコー
今月の特集2 健診・人間ドックと臨床検査

59巻5号(2015年5月発行)

今月の特集1 1滴で捉える病態
今月の特集2 乳癌病理診断の進歩

59巻4号(2015年4月発行)

今月の特集1 奥の深い高尿酸血症
今月の特集2 感染制御と連携—検査部門はどのようにかかわっていくべきか

59巻3号(2015年3月発行)

今月の特集1 検査システムの更新に備える
今月の特集2 夜勤で必要な輸血の知識

59巻2号(2015年2月発行)

今月の特集1 動脈硬化症の最先端
今月の特集2 血算値判読の極意

59巻1号(2015年1月発行)

今月の特集1 採血から分析前までのエッセンス
今月の特集2 新型インフルエンザへの対応—医療機関の新たな備え

58巻13号(2014年12月発行)

今月の特集1 検査でわかる!M蛋白血症と多発性骨髄腫
今月の特集2 とても怖い心臓病ACSの診断と治療

58巻12号(2014年11月発行)

今月の特集1 甲状腺疾患診断NOW
今月の特集2 ブラックボックス化からの脱却—臨床検査の可視化

58巻11号(2014年10月発行)

増刊号 微生物検査 イエローページ

58巻10号(2014年10月発行)

今月の特集1 血液培養検査を感染症診療に役立てる
今月の特集2 尿沈渣検査の新たな付加価値

58巻9号(2014年9月発行)

今月の特集1 関節リウマチ診療の変化に対応する
今月の特集2 てんかんと臨床検査のかかわり

58巻8号(2014年8月発行)

今月の特集1 個別化医療を担う―コンパニオン診断
今月の特集2 血栓症時代の検査

58巻7号(2014年7月発行)

今月の特集1 電解質,酸塩基平衡検査を苦手にしない
今月の特集2 夏に知っておきたい細菌性胃腸炎

58巻6号(2014年6月発行)

今月の特集1 液状化検体細胞診(LBC)にはどんなメリットがあるか
今月の特集2 生理機能検査からみえる糖尿病合併症

58巻5号(2014年5月発行)

今月の特集1 最新の輸血検査
今月の特集2 改めて,精度管理を考える

58巻4号(2014年4月発行)

今月の特集1 検査室間連携が高める臨床検査の付加価値
今月の特集2 話題の感染症2014

58巻3号(2014年3月発行)

今月の特集1 検査で切り込む溶血性貧血
今月の特集2 知っておくべき睡眠呼吸障害のあれこれ

58巻2号(2014年2月発行)

今月の特集1 JSCC勧告法は磐石か?―課題と展望
今月の特集2 Ⅰ型アレルギーを究める

58巻1号(2014年1月発行)

今月の特集1 診療ガイドラインに活用される臨床検査
今月の特集2 深在性真菌症を学ぶ

57巻13号(2013年12月発行)

今月の特集1 病理組織・細胞診検査の精度管理
今月の特集2 目でみる悪性リンパ腫の骨髄病変

57巻12号(2013年11月発行)

今月の特集1 前立腺癌マーカー
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査②

57巻11号(2013年10月発行)

特集 はじめよう,検査説明

57巻10号(2013年10月発行)

今月の特集1 神経領域の生理機能検査の現状と新たな展開
今月の特集2 Clostridium difficile感染症

57巻9号(2013年9月発行)

今月の特集1 肺癌診断update
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査①

57巻8号(2013年8月発行)

今月の特集1 特定健診項目の標準化と今後の展開
今月の特集2 輸血関連副作用

57巻7号(2013年7月発行)

今月の特集1 遺伝子関連検査の標準化に向けて
今月の特集2 感染症と発癌

57巻6号(2013年6月発行)

今月の特集1 尿バイオマーカー
今月の特集2 連続モニタリング検査

57巻5号(2013年5月発行)

今月の特集1 実践EBLM―検査値を活かす
今月の特集2 ADAMTS13と臨床検査

57巻4号(2013年4月発行)

今月の特集1 次世代の微生物検査
今月の特集2 非アルコール性脂肪性肝疾患

57巻3号(2013年3月発行)

今月の特集1 分子病理診断の進歩
今月の特集2 血管炎症候群

57巻2号(2013年2月発行)

今月の主題1 血管超音波検査
今月の主題2 血液形態検査の標準化

57巻1号(2013年1月発行)

今月の主題1 臨床検査の展望
今月の主題2 ウイルス性胃腸炎

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