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雑誌目次

雑誌文献

臨床検査23巻6号

1979年06月発行

雑誌目次

今月の主題 組織検査の進歩

カラーグラフ

腎生検

荒川 正昭

pp.536-538

 腎生検による腎病変,殊に糸球体病変の診断は,糸球体腎炎(glomerulonephri-tis;GN),ネフローゼ症候群(nephrotic syndrome;NS)の臨床に必須である.診断には光顕,電顕,螢光抗体法が用いられるが,光顕が基本かつ最も重要である.糸球体(glomerulus;Gl)病変は質的ならびに半定量的に評価する.GNはメサンジウム(mesangium;Mes)細胞及び基質の増加と定義されるが,その分布(focal,diffus esegmental,diffuse)と程度(mild,moderate,severe),更に硝子化Glを含む間質反応(parenchymal scarring)が問題となる.また,内皮細胞,基底膜(GBM),Bowman嚢上皮細胞の変化も注意しなければならない.NSではGBMの肥厚の型と分布(minimal change groupかmembranousnephropathyか)が大切で,またMes反応(proliferative GN)も重要である.

技術解説

酵素抗体法・1 酵素抗体法の基礎—光顕観察を中心に

和泉 伸一 , 渡辺 慶一

pp.539-552

 酵素抗体法(酵素標識抗体法;enzyme-labeled antibody method)は,1966年Nakane1,2)らによって開発された免疫組織細胞化学的技法の一つであり,創案以来,更に多くの研究者によって,新しい標識法をはじめ検体作製上の工夫や反応法の改善などが重ねられ,広く医学,生物学での有用性の高い研究技法として発展してきている.

酵素抗体法・2 免疫電顕法としての酵素抗体法

小松 遵至 , 渡辺 慶一

pp.553-561

 酵素抗体法をはじめ免疫組織化学は,組織,細胞の構造と機能を相互の密接な関連下に追求できる技法として医学,生物学研究の領域のみならず,臨床医学の面でもその有用性は広く認められていることは「酵素抗体法・1」でも述べられたとおりである.最近では,細胞の代謝機能の検索は細胞内小器官レベル(Subcellular level)にまで細別されて行われるようになり,免疫組織化学にも電顕,超微形態レベルでの抗原局在観察,すなわち免疫電顕法による観察の要求が高まってきている.

骨組織標本作製法—特に大割標本を中心に

宮下 剛彦 , 尾島 昭次 , 丸本 雅夫 , 古田 伸行 , 川村 亮寿

pp.562-568

 骨組織は膠原線維性の基質と,カルシウムを主体とした無機物質の沈着によって構成されている極めて硬い組織であるため,通常の方法により顕微鏡標本を作製することは不可能である.したがってまずカルシウムを除去(脱灰操作)し,薄切しやすくする必要がある.また染色効果を上げるためには標本をできるだけ小さく切り出し,短時間で脱灰が完了するようにしなければならない.そのために,手術により切断あるいは摘出された大型骨組織標本は一般に小さく切り出され,それによって病理組織学的診断がなされている場合が多い.

 しかし,骨組織は部位により質的,構造的に一様ではなく,かなり変化に富んだ組織であるので,骨病変の組織像は切り出された部位によって異なる場合が少なくない.骨肉腫を例にとるならば,1個の腫瘤は単一の腫瘍性病変だけでなく,反応性の類骨や骨の増生,壊死,出血などが加わり,複雑な像を呈する場合が多い.したがって小さい標本では病理組織診断に際し好ましくない結果を生ずる恐れがあり,手術材料においては大割標本作製が望ましい.

総説

腎生検とネフロパチー

小林 収

pp.569-575

 腎生検が一般に行われるようになってから約30年になり,腎臓病学は一大進歩を遂げることになった.針生検法によることが多いので種々の制約,その意義の限度などについても論ぜられているが,これらについては省略し,腎生検による腎疾患の病態の解明,解釈,新病態,問題などについて二,三の概略を述べる,これらは腎生検組織切片が新鮮で経過の追跡が可能な光顕,電顕,更に免疫螢光染色法による成績を総合して得られている.今後生検切片検査法の新しい技術の開発も期待され,新分野も開かれることと推測される.腎生検の最終目的は腎組織像と非観血的検査成績との相関を解明し,検査成績より腎組織変化を窺知しうる方法,例えば尿内諸物質測定法を発見・開発することと思われる.

臨床検査の問題点・116

蛋白尿

林 康之 , 大竹 和子

pp.576-582

 病気の検査で最も古くから取り入れられている尿検査,その中で件数が多くかつ問題が多いのが蛋白尿であろう.定性試験と定量試験—その考え方と進め方,標準物質の選定を日常検査レベルで検討し,更に最近普及している自動化機器の長短について言及する(カットは病棟から集められた尿と伝票の照合風景).

検査と疾患—その動きと考え方・30

アミロイドーシス

古山 隆 , 京極 芳夫

pp.583-590

 症例 S.S,49歳,女,教員.

 主訴 浮腫,腹部膨隆及び食思不振.

座談会

尿の細胞診

石津 澄子 , 田崎 寛 , 山田 喬 , 土井 久平 , 高橋 正宜

pp.592-600

 膀胱内視鏡や病理組織学的検査に先行され,立ち遅れていた我が国の尿細胞診は,最近膀胱癌やその再発チェックなどに診断価値を高め,かつ"繰り返してできる検査"としてそのオーダーが増えている.検査室として知っておくべき細胞の知識と細胞診技術は…….

私のくふう

免疫電気泳動像の簡易な判読法

橋本 寿美子

pp.591

 免疫電気泳動法は,血漿蛋白組成の増減をマススクリーニングするには極めて優れた方法であり,我々も免疫電気泳動法を日常臨床検査法の一つとして実施しているが,その判読に際しては,熟練者でも特異抗血清を使用しなければ困難を伴うことがしばしばである.特に数多くの沈降線の形成が認められるα2分画においてその感が強い.中でも,血管内溶血や肝炎の活動性を知る良い指標となるとされているハプトグロビンは,遺伝型による易動度の相違があり,その減少時にはα2HS糖蛋白やセルロプラスミンなど,α2分画に含まれる蛋白と紛らわしく,更に判読を困難にしている.

 また,免疫電気泳動法は尿蛋白の分析にも応用さね,α2-マクログロブリンなどの大分子蛋白の検討は,糸球体基底膜の選択的透過性が保たれているか否かを判定する目的でも注目されている.ところが免疫電気泳動法は比較的感度も低く,微量蛋白の検出には不適当てある.これらの問題をいくらかでも改善する目的で,我々は10×10cmの寒天ゲル平板を用い,免疫電気泳動を実施した残りの部分を利用して,図のようにOuchterlony法を実施し,これらの蛋白の判定に役立てているが,極めて便利なので紹介したい.

Ex Laboratorio Clinico・30

TPHA

富沢 孝之

pp.601-605

 いつかTPHAを開発した当時のエピソードを書いてみたいと思っていたところ,今回編集の方から,Ex Laboratorio Clinicoにそのようなことを物語風に書いてみてくれとの要望があり,この機会にと思い書くことにしました.と言うのも,その当時のことを考えてみると,いろいろのチャンスが重なり合っておとずれたことを記憶し,物を作り上げるには偶然に出来上がるものではなく,いろいろな要素,例えばチャンス,タイミング,雰囲気,そして同じ仕事を長くやっていることなど,一時に集まったときに出来上がるものだと考えています.それらのことを思い出しながら述べる前に,臨床検査のことについて前から考えていたことについて一言します.

研究

ポリスチレンラテックス粒子を用いた白血球貪食能検査の検討

丹羽 欣正 , 寺田 信市 , 山本 公麿 , 喜多 悦子 , 梅垣 健三

pp.607-610

はじめに

 白血球貪食機能検査法は,大別して生体外検査及び生体内検査があるが,いずれも現在までに墨粒,細菌,赤血球など種々の被貪食物を用いて実施されている1,2)

 生体外検査法では墨粒貪食試験が最も一般的であり,その方法にはスライドグラス法(杉山)3),毛細管法(寺田)4)などがあり,好中球機能の検索,単球系細胞の鑑別法として広く臨床検査に用いられている.生体内検査法ではポリスチレンラテックス粒子(以下ラテックス粒子)などが,腸管内吸収の研究(Sanders,E.)5)に利用されている.その他ラテックス粒子は,好中球における貪食に伴う酸素消費量の研究(Weening,R.S.6),木谷7))にも利用され,貪食機能のメカニズムの解明に大きな進歩をもたらしている.

パラフィン包埋材料の走査電顕観察について

浜崎 美景 , 福山 伊都子 , 渡部 威 , 井上 とし子 , 岡田 雄平

pp.611-613

はじめに

 日常の病理組織検査の中で,組織標本を光学顕微鏡によって検索している際に,診断確定の目的で,あるいは研究上の興味から,その標本を更に電子顕微鏡的に観察する必要を感じることが少なくない.

 しかしすべての材料を電顕用固定をしておくことは現実的には不可能な現状にあるので,このような場合にパラフィンブロックとなった材料を使用するほかはないケースにしばしば遭遇する.すなわち,いわゆるもどし電顕の方法をとることになるわけであり,透過電顕の場合には既にこの方法が比較的広く日常的に使用されて,像の質についてはかなりの制約はあるものの一定の成果を挙げていることは周知のところで,その方法についての文献1,2)も少なくない.

血液培養へのガスクロマトグラフィーの応用

渡辺 邦友 , 上野 一恵 , 沢 赫代 , 沢村 治樹 , 川出 真坂 , 二宮 敬宇 , 鈴木 祥一郎

pp.614-617

はじめに

 今日菌血症の診断は,カルチャーボトルから適当な平板培地へのblind subcultureの結果に基づいて行われ,その最終的な判定に要する日数は14日以上にも及ぶ.これらの一連の操作の迅速化,簡便化,正確さが強く要求されている.

 そこで著者らは,培養陽性例ではカルチャーボトル内に蓄積されるであろう菌体由来の代謝産物のうち揮発性脂肪酸(volatile fatty acid;VFA),難揮発性脂肪酸(nonvolatile fatty acid;NVFA)に注目し,これらの脂肪酸をGas liquid chromatography (以下GLC)により分析した成績と,従来のblind subcultureによる培養成績とを比較検討し,若干の知見を得たので報告する.

臨床化学分析談話会より・69<関東支部>

免疫学的な血中薬物測定法も—生体内薬物濃度の測定

大竹 皓子

pp.618

 第219回臨床化学分析談話会(1979.2.20)は東大薬学部講堂において開催された.今回の題は"生体内薬物測定"で,東大医学部の田村善蔵先生に薬物測定の意義,測定方法,投与薬物の生体内での代謝,体液中の薬剤のモニタリングの実例などについて解説していただいた.

 まず,生体内薬物濃度測定の意義について触れられ,薬物は生体にとっては異物であり,有効濃度範囲を外れると無効または毒物として有害作用を表すから,体内の標的部位において有効な薬効を期待するためには,薬物の使い方を適正化していかなければならないこと,そのためには薬物治療の監視手段として生体内薬物濃度を測定することが非常に重要であり,従来,医師がさじ加減で行っていた薬物投与を,科学的根拠に基づく投与計画に高めていかなければならないと述べられた.一方,薬物濃度の測定は薬物中毒の解析にも利用でき,その例としてフェノバルビタール中毒とキノホルム中毒の例を示された.

新しいキットの紹介

APIシステム(アピケンキ)による嫌気性菌の簡易同定法の有用性

渡辺 邦友 , 江崎 孝行 , 渡辺 泉 , 甲畑 俊郎 , 今村 博務 , 二宮 敬宇 , 上野 一恵 , 鈴木 祥一郎

pp.619-621

はじめに

 嫌気性菌感染症に対する関心が著しく高まってきた今日,嫌気性菌の分離・同定の簡易化は臨床細菌検査室における非常に重要な問題の一つである.

 著者らは,嫌気性菌同定用の簡易法としてのAPIシステム(アピケンキ)を検討する機会を得たので,その成績を報告する.

HBs抗原・抗体検査法R-PHA法及びPHA法の評価

森山 隆則 , 古森 治代

pp.622-624

はじめに

 HBs抗原・抗体の検査法の中で,現在感作血球凝集反応を用いた方法が普及しつつある.今回抗原についてはRIA法,IAHA法,R-PHA法及び従来法,また抗体についてはRIA法,PHA法などについて検出感度及び測定力価を比較検討し,また同一検体について,HBs抗原RIA法とR-PHA法の再現性を検討したので報告する.

検査室の用語事典

統計学

土肥 一郎

pp.625

44) Latin square;ラテン方格法

 検査のために得られる試料に制限がある場合とか,実験回数が費用とか時間の関係で制限される場合に工夫される実験計画の型である.例えば皮膚に対する照射量と反応との関係を,皮膚の縦方向の区分,横方向の区分を考慮に入れて3要素の効果を分析する場合,照射量D1,D2,D3,D4,縦区域の区分C1〜C4,横区域の区分R1〜R4として,4種類の照射量を縦区域のどの番号の列にも1回ずつ,横区域のどの番号の行にも1回ずつ割り付ける.こうして16か所の反応を測定すると,D,C,Rの主効果を16測定で分析できる.もしこれを2元配置型で行うなら4×4×4,すなわち64測定が必要になってしまう.

超音波検査〈基礎編〉

竹原 靖明

pp.627

54)ダイナミックレンジ;dynamic range

 増幅,表示,記録するエコーの最小振幅(ノイズに埋もれない)から最大振幅(飽和しない)の範囲を言う.通常dBで表す.例えばダイナミックレンジ40dBのブラウン管は,ノイズに埋もれない最小振幅のエコーの100倍の大きさのエコーを飽和することなく表示することができる.

質疑応答

臨床化学 透析患者のCCLF判定

K子 , 池田 清子

pp.629-631

 〔問〕慢性透析患者のCCLF結果は新鮮血清を用いると(2+)〜(3+),2〜3日後の血清を用いると大部分(肝炎のある患者でも)(−)の結果となります.これはフィブリンの影響なのでしょうか.また結果はどちらを提出すれば良いのでしょうか.なお,採血は透析開始後採血で,健康人血清の対照は(−)です.試薬は北里研究所を使用し,調整法に従って調製しています.

臨床化学 尿中ステロイドホルモン測定

H生 , 後藤 順一

pp.631-634

 〔問〕ガスクロによる尿中ステロイドホルモン測定の現状をお教えください.

血液 白血球の粒度分布

N生 , 新谷 和夫

pp.634-636

 〔問〕白血球数をトーアCC 100-2で測定するとき,300〜450のディスクリミネーターで測定し粒度分布をみると,白血球数の多いほど粒度分布の差は大きいのですが,これは赤血球のゴーストを数えているのでしょうか.それともゴミとか血小板なのか,それ以外のものなのか教えてください.

 粒度分布は以下のとおりです.

免疫血清 生死をさまよう患者の血液交差試験

N生 , 遠山 博

pp.636-638

 〔問〕現在,血液交差試験は血清法の後,ブロメリン法を実施していますが,血球の洗浄を2〜3回して実施すると約1時間かかります.他の検査の合間にやっているとこれ以上かかります.

 そこで,生死をさまよう患者の血液交差試験は最低どの程度実施すれば良いのでしょうか.

微生物 消毒液の殺菌効果

M生 , 辻 明良

pp.638-640

 〔問〕使用消毒液の殺菌効果の簡易測定法をお教えください.

臨床生理 トレッドミル負荷試験

K子 , 村山 正博

pp.640-642

 〔問〕日ごろ問題点の多い負荷心電図について,今まで使用しているMaster負荷よりもトレッドミル負荷のほうが適していると聞き購入しようと思っているのですが,今までのMaster負荷と対比させたトレッドミルの運動量を知りたいと思います.

 またトレッドミル負荷時の発作などの対応の仕方についてもお教えください.

一般検査 精液中の円形細胞について

Y生 , 白井 将文

pp.642

 〔問〕不妊症での精液検査で,精子数は正常に認められるのですが,精子形成前段階の各層の精母細胞がみられる症例を経験しています.これらの症例では精子の奇形率は高く,円形細胞に多核分裂像や大小不同,精子脱出後の細胞膜の残存が見られ,何らかの原因で,これら円形細胞のライフサイクルに乱れが起こったと考えられるのですが,文献的に乏しく困っています.円形細胞出現のメカニズム,不妊との関係についてご教示ください.

 また,夫がもしHBs抗原に持続感染していた場合,不妊の原因になる可能性はあるのでしょうか.経験した症例の中に,夫がHBs抗原陽性のケースが数例ありました.

基本情報

臨床検査

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1367

印刷版ISSN 0485-1420

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バックナンバー

64巻12号(2020年12月発行)

今月の特集1 血栓止血学のトピックス—求められる検査の原点と進化
今月の特集2 臨床検査とIoT

64巻11号(2020年11月発行)

今月の特集1 基準範囲と臨床判断値を考える
今月の特集2 パニック値報告 私はこう考える

64巻10号(2020年10月発行)

増刊号 がんゲノム医療用語事典

64巻9号(2020年9月発行)

今月の特集1 やっぱり大事なCRP
今月の特集2 どうする?精度管理

64巻8号(2020年8月発行)

今月の特集1 AI医療の現状と課題
今月の特集2 IgG4関連疾患の理解と検査からのアプローチ

64巻7号(2020年7月発行)

今月の特集1 骨髄不全症の病態と検査
今月の特集2 薬剤耐性カンジダを考える

64巻6号(2020年6月発行)

今月の特集 超音波検査報告書の書き方—良い例,悪い例

64巻5号(2020年5月発行)

今月の特集1 中性脂肪の何が問題なのか
今月の特集2 EBLM(evidence based laboratory medicine)の新展開

64巻4号(2020年4月発行)

増刊号 これで万全!緊急を要するエコー所見

64巻3号(2020年3月発行)

今月の特集1 Clostridioides difficile感染症—近年の話題
今月の特集2 質量分析を利用した臨床検査

64巻2号(2020年2月発行)

今月の特集1 検査でわかる二次性高血圧
今月の特集2 標準採血法アップデート

64巻1号(2020年1月発行)

今月の特集1 免疫チェックポイント阻害薬—押さえるべき特徴と注意点
今月の特集2 生理検査—この所見を見逃すな!

63巻12号(2019年12月発行)

今月の特集1 糖尿病関連検査の動向
今月の特集2 高血圧の臨床—生理検査を中心に

63巻11号(2019年11月発行)

今月の特集1 腎臓を測る
今月の特集2 大規模自然災害後の感染症対策

63巻10号(2019年10月発行)

増刊号 維持・継続まで見据えた—ISO15189取得サポートブック

63巻9号(2019年9月発行)

今月の特集1 健診・人間ドックで指摘される悩ましい検査異常
今月の特集2 現代の非結核性抗酸菌症

63巻8号(2019年8月発行)

今月の特集 知っておきたい がんゲノム医療用語集

63巻7号(2019年7月発行)

今月の特集1 造血器腫瘍の遺伝子異常
今月の特集2 COPDを知る

63巻6号(2019年6月発行)

今月の特集1 生理検査における医療安全
今月の特集2 薬剤耐性菌のアウトブレイク対応—アナタが変える危機管理

63巻5号(2019年5月発行)

今月の特集1 現在のHIV感染症と臨床検査
今月の特集2 症例から学ぶフローサイトメトリー検査の読み方

63巻4号(2019年4月発行)

増刊号 検査項目と異常値からみた—緊急・重要疾患レッドページ

63巻3号(2019年3月発行)

今月の特集 血管エコー検査 まれな症例は一度みると忘れない

63巻2号(2019年2月発行)

今月の特集1 てんかんup to date
今月の特集2 災害現場で活かす臨床検査—大規模災害時の経験から

63巻1号(2019年1月発行)

今月の特集1 発症を予測する臨床検査—先制医療で5疾病に立ち向かう!
今月の特集2 薬の効果・副作用と検査値

62巻12号(2018年12月発行)

今月の特集1 海外帰りでも慌てない旅行者感染症
今月の特集2 最近の輸血・細胞移植をめぐって

62巻11号(2018年11月発行)

今月の特集1 循環癌細胞(CTC)とリキッドバイオプシー
今月の特集2 ACSを見逃さない!

62巻10号(2018年10月発行)

増刊号 感染症関連国際ガイドライン—近年のまとめ

62巻9号(2018年9月発行)

今月の特集1 DIC診断基準
今月の特集2 知っておきたい遺伝性不整脈

62巻8号(2018年8月発行)

今月の特集 女性のライフステージと臨床検査

62巻7号(2018年7月発行)

今月の特集1 尿検査の新たな潮流
今月の特集2 現場を変える!効果的な感染症検査報告

62巻6号(2018年6月発行)

今月の特集1 The Bone—骨疾患の病態と臨床検査
今月の特集2 筋疾患に迫る

62巻5号(2018年5月発行)

今月の特集1 肝線維化をcatch
今月の特集2 不妊・不育症医療の最前線

62巻4号(2018年4月発行)

増刊号 疾患・病態を理解する—尿沈渣レファレンスブック

62巻3号(2018年3月発行)

今月の特集1 症例から学ぶ血友病とvon Willebrand病
今月の特集2 成人先天性心疾患

62巻2号(2018年2月発行)

今月の特集1 Stroke—脳卒中を診る
今月の特集2 実は増えている“梅毒”

62巻1号(2018年1月発行)

今月の特集1 知っておきたい感染症関連診療ガイドラインのエッセンス
今月の特集2 心腎連関を理解する

60巻13号(2016年12月発行)

今月の特集1 認知症待ったなし!
今月の特集2 がん分子標的治療にかかわる臨床検査・遺伝子検査

60巻12号(2016年11月発行)

今月の特集1 血液学検査を支える標準化
今月の特集2 脂質検査の盲点

60巻11号(2016年10月発行)

増刊号 心電図が臨床につながる本。

60巻10号(2016年10月発行)

今月の特集1 血球貪食症候群を知る
今月の特集2 感染症の迅速診断—POCTの可能性を探る

60巻9号(2016年9月発行)

今月の特集1 睡眠障害と臨床検査
今月の特集2 臨床検査領域における次世代データ解析—ビッグデータ解析を視野に入れて

60巻8号(2016年8月発行)

今月の特集1 好塩基球の謎に迫る
今月の特集2 キャリアデザイン

60巻7号(2016年7月発行)

今月の特集1 The SLE
今月の特集2 百日咳,いま知っておきたいこと

60巻6号(2016年6月発行)

今月の特集1 もっと知りたい! 川崎病
今月の特集2 CKDの臨床検査と腎病理診断

60巻5号(2016年5月発行)

今月の特集1 体腔液の臨床検査
今月の特集2 感度を磨く—検査性能の追求

60巻4号(2016年4月発行)

今月の特集1 血漿蛋白—その病態と検査
今月の特集2 感染症診断に使われるバイオマーカー—その臨床的意義とは?

60巻3号(2016年3月発行)

今月の特集1 日常検査からみえる病態—心電図検査編
今月の特集2 smartに実践する検体採取

60巻2号(2016年2月発行)

今月の特集1 深く知ろう! 血栓止血検査
今月の特集2 実践に役立つ呼吸機能検査の測定手技

60巻1号(2016年1月発行)

今月の特集1 社会に貢献する臨床検査
今月の特集2 グローバル化時代の耐性菌感染症

59巻13号(2015年12月発行)

今月の特集1 移植医療を支える臨床検査
今月の特集2 検査室が育てる研修医

59巻12号(2015年11月発行)

今月の特集1 ウイルス性肝炎をまとめて学ぶ
今月の特集2 腹部超音波を極める

59巻11号(2015年10月発行)

増刊号 ひとりでも困らない! 検査当直イエローページ

59巻10号(2015年10月発行)

今月の特集1 見逃してはならない寄生虫疾患
今月の特集2 MDS/MPNを知ろう

59巻9号(2015年9月発行)

今月の特集1 乳腺の臨床を支える超音波検査
今月の特集2 臨地実習で学生に何を与えることができるか

59巻8号(2015年8月発行)

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今月の特集2 感染症サーベイランスの実際

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今月の特集2 血液細胞形態判読の極意

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今月の特集1 日常検査としての心エコー
今月の特集2 健診・人間ドックと臨床検査

59巻5号(2015年5月発行)

今月の特集1 1滴で捉える病態
今月の特集2 乳癌病理診断の進歩

59巻4号(2015年4月発行)

今月の特集1 奥の深い高尿酸血症
今月の特集2 感染制御と連携—検査部門はどのようにかかわっていくべきか

59巻3号(2015年3月発行)

今月の特集1 検査システムの更新に備える
今月の特集2 夜勤で必要な輸血の知識

59巻2号(2015年2月発行)

今月の特集1 動脈硬化症の最先端
今月の特集2 血算値判読の極意

59巻1号(2015年1月発行)

今月の特集1 採血から分析前までのエッセンス
今月の特集2 新型インフルエンザへの対応—医療機関の新たな備え

58巻13号(2014年12月発行)

今月の特集1 検査でわかる!M蛋白血症と多発性骨髄腫
今月の特集2 とても怖い心臓病ACSの診断と治療

58巻12号(2014年11月発行)

今月の特集1 甲状腺疾患診断NOW
今月の特集2 ブラックボックス化からの脱却—臨床検査の可視化

58巻11号(2014年10月発行)

増刊号 微生物検査 イエローページ

58巻10号(2014年10月発行)

今月の特集1 血液培養検査を感染症診療に役立てる
今月の特集2 尿沈渣検査の新たな付加価値

58巻9号(2014年9月発行)

今月の特集1 関節リウマチ診療の変化に対応する
今月の特集2 てんかんと臨床検査のかかわり

58巻8号(2014年8月発行)

今月の特集1 個別化医療を担う―コンパニオン診断
今月の特集2 血栓症時代の検査

58巻7号(2014年7月発行)

今月の特集1 電解質,酸塩基平衡検査を苦手にしない
今月の特集2 夏に知っておきたい細菌性胃腸炎

58巻6号(2014年6月発行)

今月の特集1 液状化検体細胞診(LBC)にはどんなメリットがあるか
今月の特集2 生理機能検査からみえる糖尿病合併症

58巻5号(2014年5月発行)

今月の特集1 最新の輸血検査
今月の特集2 改めて,精度管理を考える

58巻4号(2014年4月発行)

今月の特集1 検査室間連携が高める臨床検査の付加価値
今月の特集2 話題の感染症2014

58巻3号(2014年3月発行)

今月の特集1 検査で切り込む溶血性貧血
今月の特集2 知っておくべき睡眠呼吸障害のあれこれ

58巻2号(2014年2月発行)

今月の特集1 JSCC勧告法は磐石か?―課題と展望
今月の特集2 Ⅰ型アレルギーを究める

58巻1号(2014年1月発行)

今月の特集1 診療ガイドラインに活用される臨床検査
今月の特集2 深在性真菌症を学ぶ

57巻13号(2013年12月発行)

今月の特集1 病理組織・細胞診検査の精度管理
今月の特集2 目でみる悪性リンパ腫の骨髄病変

57巻12号(2013年11月発行)

今月の特集1 前立腺癌マーカー
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査②

57巻11号(2013年10月発行)

特集 はじめよう,検査説明

57巻10号(2013年10月発行)

今月の特集1 神経領域の生理機能検査の現状と新たな展開
今月の特集2 Clostridium difficile感染症

57巻9号(2013年9月発行)

今月の特集1 肺癌診断update
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査①

57巻8号(2013年8月発行)

今月の特集1 特定健診項目の標準化と今後の展開
今月の特集2 輸血関連副作用

57巻7号(2013年7月発行)

今月の特集1 遺伝子関連検査の標準化に向けて
今月の特集2 感染症と発癌

57巻6号(2013年6月発行)

今月の特集1 尿バイオマーカー
今月の特集2 連続モニタリング検査

57巻5号(2013年5月発行)

今月の特集1 実践EBLM―検査値を活かす
今月の特集2 ADAMTS13と臨床検査

57巻4号(2013年4月発行)

今月の特集1 次世代の微生物検査
今月の特集2 非アルコール性脂肪性肝疾患

57巻3号(2013年3月発行)

今月の特集1 分子病理診断の進歩
今月の特集2 血管炎症候群

57巻2号(2013年2月発行)

今月の主題1 血管超音波検査
今月の主題2 血液形態検査の標準化

57巻1号(2013年1月発行)

今月の主題1 臨床検査の展望
今月の主題2 ウイルス性胃腸炎

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