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文献詳細

雑誌文献

臨床検査23巻7号

1979年07月発行

文献概要

質疑応答

微生物 サルモネラの血清型判定/病理 再び細胞診の判定基準について/臨床生理 機能的残気量及び残気量測定値の変動

著者: I生 坂井千三1 T生 石束嘉男2 O生 西田修実3

所属機関: 1東京都立衛生研究所細菌第一研究科 2厚生中央病院産婦人科 3広島大・第2内科

ページ範囲:P.743 - P.746

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 〔問〕市販のサルモネラ診断用免疫血清O群多価血清に凝集しないサルモネラの判定を強くするには,どのようにすれば良いかお教えください.この場合は,生化学的性状はサルモネラ菌と同定されています.サルモネラ属の中にはO凝集を判定しにくい血清型もあるのでしょうか.

 〔問〕本誌1月号で石束先生は検査技師は"この検体中にはこのような形態学的特徴を持った細胞が認められます"とまでは報告できるが,それ以上はできないと書かれていますが,技師は"この検体には扁平上皮癌細胞(または腺癌,小細胞分化癌細胞)を多数認めます"と報告できるのでしょうか.

 〔問〕残気量の測定で,同じ人で同じときに測定値が大きく出たり小さく出たり,変動が大きいことがあります.理由として,測定技術上どういうことが考えられるのでしょか.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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