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文献詳細

雑誌文献

臨床検査23巻8号

1979年08月発行

文献概要

Ex Laboratorio Clinico・32

川崎病Acute febrile mucocutaneous lymph node syndrome=MCLS

著者: 直江史郎1 増田弘毅2

所属機関: 1東邦大学・大橋病院病理部 2昭和大学第1病理

ページ範囲:P.806 - P.811

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はじめに
 約15年くらい前から乳幼児に発熱,発疹,四肢末端の硬性浮腫や膜様落屑,結膜充血,苺舌様紅潮,そして頸部リンパ節腫脹などの一連の症状を来す"MCLS","川崎病"または"川崎熱病"などの名で呼ばれている病気が医学誌ばかりでなく新聞などもにぎわせている.またこの病気にかかった子供が突然死を来すことが少なからずあることから,社会問題として取り上げられ注目を浴びるようになった.今回は本疾患の概略を紹介したい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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