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文献詳細

雑誌文献

臨床検査23巻8号

1979年08月発行

文献概要

研究

耳朶基準電極に関する研究—同側耳朶と交差耳朶基準電極の比較

著者: 村山利安1 北川公子1 染葉裕美1 川原万美1 木原孝子1 吉井信夫2

所属機関: 1東邦大学大森病院中央検査部Ⅲ部 2東邦大学第2外科,脳神経外科

ページ範囲:P.826 - P.829

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はじめに
 脳波検査において基準電極は非常に重要な位置を占めており,その選択は時に脳波の判読結果をも左右するほどである.我々は既に10年以上前からこの点を強調し発表1,2)を行ってきたが,今回は従来の頭皮上電極と同側の耳朶を基準電極とした単極誘導法と,交差耳朶単極誘導法3)(頭皮上電極と反対側の耳朶を基準電極とした場合)に分けて,帯域周波数分析器を用いて各周波数帯域の分析値の変化について検討した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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