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雑誌目次

雑誌文献

臨床検査24巻1号

1980年01月発行

雑誌目次

今月の主題 白血病

カラーグラフ

無菌室

武尾 宏 , 天木 一太

pp.4-6

 無菌病室の様式は,テント式(Life Island型)と層流式(水平層流,垂直層流)に大別されるが,白血病などの感染予防に使用されるのは,最近では主に水平層流式無菌病室である.無菌病室の運営要領に関してはまだ一定の基準がなく,各施設の能力に見合った運営がなされているのが現状である.我々も1976年より本装置を使用して白血病の化学療法を試みているので,装置の概要と運営要領について述べる.

技術解説

白血球の特殊染色

古沢 新平

pp.7-18

 今日白血病の診断や病型分類に有用な特殊染色として,ペルオキシダーゼ(POD),ズダンブラックB,エステラーゼ(ES),パス(PAS),酸ホスファターゼ(ACP),アルカリホスファターゼ(ALP),β-グルクロニダーゼなどの染色がある.これらのうちPODあるいはズダンブラックB染色は歴史は古いが,リンパ性と骨髄性とを分ける最も基本的な方法であることは現在も変わりがない.

 近年のトピックはES染色で,基質を変えることにより単球系と好中球系とが正反対の染色態度を示すことから,両者の鑑別に極めて有力な染色法であり,更にリンパ球のサブポピュレーションの分類にも有用とされている.

白血病細胞のTdT活性

高久 史麿

pp.19-25

 TdTはオリゴ・ポリデオキシヌクレオチドをプライマー(primer)として,その3'OH末端にポリデオキシリボヌクレオチド三リン酸からのデオキシリボヌクレオチジル残基の付加を行う特殊なDNAポリメラーゼで,その測定にはpoly dAをプライマーとして3H-dGTPの取り込みでもって測定する生化学的な方法と,TdTに対する抗体を作製して間接螢光抗体法によって個々の細胞中のTdT活性を測定する免疫学的な方法とがある.TdT活性はかつてはT細胞のマーカーとされていたが,ほとんどすべての急性リンパ性白血病及び,約1/3の慢性骨髄性白血病急性転化例の芽球中にTdT活性が証明されること,TdT活性陽性の症例がビンクリスチン・プレドニゾロン(V-P)療法によく反応することなどが判明し,この酵素の病態生理学的ならびに臨床的意義がにわかに注目されるようになった.

 現在TdT活性の生化学的な測定が幾つかの施設においてなされており,また螢光抗体法による測定も一般化しつつあるが,特に後者の螢光抗体法による個々の白血病芽球のTdT活性の測定は,今後日常の臨床検査として広く行われるようになるのではないかと期待される.

Colony stimulating factor

冨田 幹夫

pp.26-30

 骨髄などの造血組織より得られる細胞を,colony stimulating factor (CSF)と呼ばれる物質を含む軟寒天培地に接種すると,細胞が増殖・分化し,顆粒球やマクロファージのコロニーを形成する.この方法はPluznikとSachs (1965年)及びBradlyとMetcalf (1966年)によって開発され,以後,白血球の増殖と分化の機構を解明するための重要な手段となった.臨床的には,白血病などの白血球の産生異常症の病態解明の目的でCSF分子について,コロニーを形成する細胞(CFU-C)とコロニー形成を阻害する生体因子について,この方法によって現在研究が進められている.

 CSFの性状に関する詳細は,拙著1,2)などを参照していただくことにして,ここではマウスの骨髄細胞を用いたCSFの測定法を中心に解説したい.

総説

白血病とHLA

辻 公美

pp.31-37

 白血病とHLAの関係を論ずるに当たって注目すべきことは,疾病とHLAとの関連性の最初の報告が1967年Kourilsky1)により急性リンパ性白血病を対象としてなされたことである.その後10年間のヒト免疫遺伝学,特にHLAの発展はすさまじいものがある.HLA,否,第6染色体上の遺伝子マーカーを武器にすることによって,疾病の原因,素因,診断,治療,予後,予防の面に大きく貢献した.

 ここでは白血病とMHCとの歴史,新しいHLA抗原の概念,二,三の我々の知見を中心に論述し,Cancer immunogeneticsの新しい方向性が生まれることを望むものである.

臨床検査の問題点・123

骨髄生検と骨髄像

新倉 春男 , 佐野 欣一 , 風間 和男 , 寺田 秀夫

pp.38-44

 我が国では,血液疾患の診断に骨髄穿刺(塗抹)検査は従来から行われているが,骨髄生検(組織)は,その重要性の割には普及していない.最近,生検針の改善により生検の実施が容易となり,有用性が更に高まったが,一方生検材料の処理をする検査室としてもますます慎重さを必要としてきている.

(カット写真はJamshidi針)

検査と疾患—その動きと考え方・37

前白血病状態

伊藤 宗元 , 川戸 正文

pp.45-53

 症例1 N.H.初診時40歳,女子,独身,公務員.

 主訴 心悸亢進.

座談会

白血病の研究と新しい検査法

下山 正徳 , 坂本 忍 , 森山 美昭 , 古沢 新平 , 鎌田 七男 , 柴田 昭

pp.54-64

 免疫学的検索法の導入,及び染色体検査,細胞化学,酵素測定などの進歩により白血病の研究や検査は大きな展開をみせている.今月は血液学の第一線のエキスパートに,急性及び慢性の白血病に限ってその診断面の最前線を語っていただく.

Ex Laboratorio Clinico・37

α1-アンチトリプシン欠損症

大橋 晃 , 猪熊 茂子

pp.65-70

はじめに

 何気なく見過ごされがちな検査データの一つ一つを注意深く観察していくことによって,思いがけずに珍しい症例,興味ある症例を発見することがある.血清電気泳動像における異常としては,M蛋白血症,二峰性アルブミン血症などが日常よく遭遇するものであるが,α1分画に注意が向けられることは少ない.ここに紹介するα1-アンチトリプシン(α1-AT)欠損症(Pi null)1)はα1分画の著減が契機となって発見されたものであり,電気泳動像の注意深い観察が稀有な症例を見いだした実例である.

負荷機能検査・1【新連載】

PSP排泄試験

折田 義正 , 上田 尚彦 , 今井 宣子

pp.71-78

 PSP (phenolsulfonphthalein,phenol red)排泄試験は,腎の異物排泄試験であるとともに,一種の負荷試験でもある.本稿ではこの試験について解説したい.

 PSPはRowntreeとGeraghtyにより1910年臨床検査に導入された.彼らは多くの色素の腎からの排泄を多くの動物でテストし,PSPが最も速やかに腎より排泄されること,ヒトの糸球体腎炎患者で排泄が非常に低下することを見いだした.彼らの原法は筋注法であったが,1933年ChapmanとHalsted2)により静注法に改良され,その臨床的価値を高めることとなった.

多変量解析の応用・1【新連載】

多変量解析入門

古川 俊之 , 田中 博

pp.79-89

 臨床検査の目的は,精密な観測によって個体の状態を正しく認識しようとする点にある.ところが精密な観測は正確な記述,認識,及び判断の必要条件であるが,十分条件ではない.ある物質の濃度を有効数字6けたで測定しえたとしても,日内変動や群間変動が2けたある場合には,判断の根拠が確実になるとは言えない.一方,臨床検査の発展に伴って同一被検者の多角的なデータが得られるようになって,いわゆる総合判断の手法を用いることへの素地が作られた.

 このような背景から臨床検査を担当する部門で,数理科学の応用への期待を反映するかのように,代表的な手法である多変量解析を用いた研究が広まりつつある.本講座はこのようなニーズに応えて,多変量解析法の概要を実際に経験した例に即して解説することを目的として企画した.予定の内容は第1回から順次以下のとおりである.

臨床化学分析談話会より・76<関東支部>

CPUの活用にはやはりソフトウエアがポイント—データ処理の工夫

大竹 皓子

pp.90

 第225回分析談話会関東支部例会(1979.9.18)は東大薬学部記念講堂で開かれた.夏期セミナーが盛大に終わった後でもあり,また秋の学会シーズンを控えて多忙な折にもかかわらず,会場には大勢の会員が参加して盛会であった.先のリポ蛋白シリーズでは,リポ蛋白の最近の知見とその検査法の新しい情報について学び,議論した.また,11月からは"糖尿病シリーズ"と題して,リポ蛋白と同様の主旨の企画が予定されている.今回の談話会ではこのような企画の合間に,臨床検査の現場では常日ごろ検査に対して求められているものにどう対処しているか,そのためにいかなる工夫がなされているのかを,"臨床化学検査のデータ処理の工夫"をテーマとして,現場の中からの話題を取り上げてみた.話題と提供者は次のとおりであった.

1.自動分析機の統計的管理法

研究

末梢血液検査の正常値及び個人の生理的変動について

設楽 正登 , 吉元 加代子 , 篠根 和子 , 梅津 静子 , 近藤 由紀江 , 西川 美智子 , 林 康之

pp.91-94

緒言

 現在広く使用されている末梢血液検査成績の正常値は,1957年全国規模で実施された小宮ら1)の報告に基づくものである.以来,方法論においては,メランジュールによる視算法から粒度分布を電気的に検出測定する自動血球計数器へと替わり,採血も耳朶,指頭から静脈血を用いるのが一般的となった.また抗凝固剤も,二重シュウ酸塩からEDTA-2K-ヘパリン合剤に替わり,その度ごとに従来の計数法に比較してその影響の有無を論じられてきたことは周知のところである.

 一方,これらの報告による正常値の多くは条件を整えた集団の平均値±2標準偏差で表しており,健康人の個人変動率にまで言及したものは少ない.また集団の1回検査測定における正常値範囲が,固有値±個人変動幅の累積から成り立っていることも明らかなところである.それで我々は個人の正常値を求め,その健康時における変動率を明らかにし,いわゆる正常値の臨床的応用をより精細にすることのできる資料を作ることを目的とし,次の実験を行った.すなわち,特定集団を対象とし約2年間に7回の末梢血液検査を実施し,個人差,個人変動率について解析したのでその成績を報告する.

新しいキットの紹介

エンザイムイムノアッセイによるCEA測定法(ABBOTT)の検討

伊藤 寿美子 , 飯森 糸子 , 仁科 甫啓 , 北村 元仕 , 佐藤 誠也

pp.95-98

はじめに

 癌胎児性抗原(carcinoembryonic antigen;CEA)は,1965年Gold1)らにより結腸癌組織及び胎児の腸管上皮組織中に見いだされた.その後,多くの研究者2,3)によりラジオイムノアッセイ法による測定法が開発され,血中CEAの測定は,内胚葉性器官の癌の診断及び臨床経過の観察に有効な手段として用いられるようになってきた.しかし,アイソトープを用いるため特殊な測定機器と設備を要し,また廃棄物の処理や放射線障害に対する取り扱い上の注意が必要とされるなど,多くの問題がある.

 今回,これらの問題のない酵素を標識物質とし,更にサンドイッチ法を採用した酵素免疫測定法のキット(アボット・CEA-EIA)が開発され,検討する機会を得たので,基礎的検討を行い多少の知見を得たので,その結果を報告する.

HBs抗体検出用PHA法試薬(エーザイ)の使用経験

舘田 朗 , 桜井 富久子 , 菊地 金男 , 安藤 弘一

pp.99-103

はじめに

 Hepatitis B surface antigen (HBs抗原)の発見1)以来,HBs抗原及びこれに対するAntibody to hepatitis B surface antigen (HBs抗体)の測定意義が明らかされ,現在では一般血清検査としてルーチンに測定されている.これらHBs抗原とHBs抗体の検出には種々の方法が開発・実用化されているが,高感度,特異性,定量性,簡便性などの点で,現在HBs抗原では逆受身赤血球凝集反応(Reversed Passive Hemagglutination;RPHA)2),HBs抗体では受身赤血球凝集反応(Passive Hemagglutination;PHA)3)が広く用いられている.しかし両赤血球凝集反応についてなお少なからず問題点がみられ,特に一般検査室においてルーチンに検査する場合,往々にして判定上困惑する問題に遭遇することがある.

 最近,Hepatitis B Virus (HBV)感染に対する予防及び治療におけるHBs抗体の役割が注目され,抗B型肝炎ヒト免疫グロブリン(Hepatitis B Immuno Globulin;HBIG)4)やワクチン5)が開発されるに至った.その実用化に際しては,HBs抗体によるモニタリングは必要欠くべからざるものである.

検査室の用語事典

脳波検査

江部 充

pp.105

 脳波の用語は主として生理学で使用する用語から由来しており,臨床検査としては心電図,筋電図など活動電位を記録する検査用語と重複するものが多い.また装置に関係した用語も他の検査と共通するものが多いため,日本脳波・筋電図学会用語集(脳波と筋電図,6,155,1978)と国際脳波・臨床神経生理学会連合用語委員会による用語集(Elect-roenceph.clin.Neurophysiol.,37,538,1974)を参考として,なるべく脳波に限定した用語を選んだ.英文用語の和訳は日本脳波・筋電図学会用語集に従った.一つの英文に二つの和訳が付いているものもある.

筋電図検査

渡辺 誠介

pp.107

1) absolute refractory period;絶対不応期

 細胞の興奮直後にはどんなに刺激を与えても興奮しない時期がある.これを絶対不応期と言う.この時期は細胞が脱分極して活動電位を生じている期間と考えられている.

質疑応答

臨床化学 GOD法におけるムタロターゼの作用

S生 , 奥田 潤

pp.109-111

 〔問〕血糖測定をGOD法により行っていますが,GODはα-D-グルコースには作用しないと聞いています.そこでムタロターゼを使用し,α-D-グルコース,β-D-グルコースをより早く測定しようと思いますが,各社のキットをみますと15〜20分で反応が終わってしまいます.これらのキットにムタロターゼを添加してもその反応に変化はみられず,キットの酵素に自家製の溶解液(コハク酸緩衝液)を加えるとムタロターゼの必要性があります.各キットの溶解液にはムタロターゼは使用していないと思いますので,何の作用で速く反応が終わるのでしょうか.またムタロターゼは血糖測定において,必要な酵素なのかどうかお教えください.

臨床化学 二波長測定の特徴

K子 , 横山 宏 , 斉藤 徹

pp.111-113

 〔問〕比色分析に二波長測定を用いた自動分析機を使用していますが,二波長測定の特徴,また波長の決定方法をお教えください.

血液 血漿凝固時間について—遠心時間と正常値

N生 , 松田 保

pp.113-114

 〔問〕血漿凝固時間(血漿カルシウム再加凝固時間)の検査を行っていますが,凝固の本によっては遠心回転数,遠心時間が異なっています.(3,000 rpm10分と1,000 rpm5分).正常値はどちらも90秒以上となっていますが,1,000 rpm5分のときはもっと早くフィブリンの析出が見られるようなのですが…….

〔例〕臨床検査法提要3,000 rpm 10分

免疫血清 間接クームス試験の検体

S生 , 山崎 順啓

pp.114-115

 〔問〕間接クームス試験を利用した交差適合試験では,補体成分が不活性化されるので,抗凝固剤(脱Ca2+)を用いず血清を使用すべきだと言われていますが,補体が作用する条件として,IgG,IgMの結合が必要であり,またこれらが赤血球表面に結合していれば,補体が不活性化されていてもクームス血清で検出できるはずなので,利用しやすい点からも血漿で良いと思うのですが,いかがでしょうか.

微生物 下痢腸炎における細菌検査

W子 , 坂井 千三

pp.115-116

 〔問〕便の一般培養では赤痢,サルモネラ,ビブリオ,ブドウ球菌,病原大腸菌を目的に検査を進めていますが,下痢腸炎の原因菌としては,上記以外の菌はないのでしょうか.当検査室での培養はほとんど小児科からのものです.他に考えられる菌がありましたら教えてください.

病理 Papanicolaou染色

T生 , 山岸 紀美江

pp.116-118

 〔問〕Papanicolaou染色で,OG−6とEA−36を混合して一度に染めることはできないものでしょうか.

臨床生理 肺機能検査における努力性のチェック

M生 , 谷合 哲

pp.118-121

 〔問〕肺機能検査は患者の協力を必要とする検査が多く,チェックによっては正常と異常に分かれることがあります.どのようにチェックしたら良いのでしょうか.

一般検査 クレアチニン・クリアランスの補正

S生 , 山下 秀光 , 小出 輝

pp.121-122

 〔問〕クレアチニン・クリアランスは結果を体表面積で補正しますが,クレアチニン係数は体重で補正すると1日排泄量はかなり一定だと言います.ということは糸球体の濾過能力は体重に比例すると考えられますが,それならクリアランスも体重補正のほうが良いように思うのですがいかがでしょうか.それともクレアチニン係数も体表面積当たりのほうが本当は一定化するのでしょうか.

基本情報

臨床検査

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1367

印刷版ISSN 0485-1420

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バックナンバー

64巻12号(2020年12月発行)

今月の特集1 血栓止血学のトピックス—求められる検査の原点と進化
今月の特集2 臨床検査とIoT

64巻11号(2020年11月発行)

今月の特集1 基準範囲と臨床判断値を考える
今月の特集2 パニック値報告 私はこう考える

64巻10号(2020年10月発行)

増刊号 がんゲノム医療用語事典

64巻9号(2020年9月発行)

今月の特集1 やっぱり大事なCRP
今月の特集2 どうする?精度管理

64巻8号(2020年8月発行)

今月の特集1 AI医療の現状と課題
今月の特集2 IgG4関連疾患の理解と検査からのアプローチ

64巻7号(2020年7月発行)

今月の特集1 骨髄不全症の病態と検査
今月の特集2 薬剤耐性カンジダを考える

64巻6号(2020年6月発行)

今月の特集 超音波検査報告書の書き方—良い例,悪い例

64巻5号(2020年5月発行)

今月の特集1 中性脂肪の何が問題なのか
今月の特集2 EBLM(evidence based laboratory medicine)の新展開

64巻4号(2020年4月発行)

増刊号 これで万全!緊急を要するエコー所見

64巻3号(2020年3月発行)

今月の特集1 Clostridioides difficile感染症—近年の話題
今月の特集2 質量分析を利用した臨床検査

64巻2号(2020年2月発行)

今月の特集1 検査でわかる二次性高血圧
今月の特集2 標準採血法アップデート

64巻1号(2020年1月発行)

今月の特集1 免疫チェックポイント阻害薬—押さえるべき特徴と注意点
今月の特集2 生理検査—この所見を見逃すな!

63巻12号(2019年12月発行)

今月の特集1 糖尿病関連検査の動向
今月の特集2 高血圧の臨床—生理検査を中心に

63巻11号(2019年11月発行)

今月の特集1 腎臓を測る
今月の特集2 大規模自然災害後の感染症対策

63巻10号(2019年10月発行)

増刊号 維持・継続まで見据えた—ISO15189取得サポートブック

63巻9号(2019年9月発行)

今月の特集1 健診・人間ドックで指摘される悩ましい検査異常
今月の特集2 現代の非結核性抗酸菌症

63巻8号(2019年8月発行)

今月の特集 知っておきたい がんゲノム医療用語集

63巻7号(2019年7月発行)

今月の特集1 造血器腫瘍の遺伝子異常
今月の特集2 COPDを知る

63巻6号(2019年6月発行)

今月の特集1 生理検査における医療安全
今月の特集2 薬剤耐性菌のアウトブレイク対応—アナタが変える危機管理

63巻5号(2019年5月発行)

今月の特集1 現在のHIV感染症と臨床検査
今月の特集2 症例から学ぶフローサイトメトリー検査の読み方

63巻4号(2019年4月発行)

増刊号 検査項目と異常値からみた—緊急・重要疾患レッドページ

63巻3号(2019年3月発行)

今月の特集 血管エコー検査 まれな症例は一度みると忘れない

63巻2号(2019年2月発行)

今月の特集1 てんかんup to date
今月の特集2 災害現場で活かす臨床検査—大規模災害時の経験から

63巻1号(2019年1月発行)

今月の特集1 発症を予測する臨床検査—先制医療で5疾病に立ち向かう!
今月の特集2 薬の効果・副作用と検査値

62巻12号(2018年12月発行)

今月の特集1 海外帰りでも慌てない旅行者感染症
今月の特集2 最近の輸血・細胞移植をめぐって

62巻11号(2018年11月発行)

今月の特集1 循環癌細胞(CTC)とリキッドバイオプシー
今月の特集2 ACSを見逃さない!

62巻10号(2018年10月発行)

増刊号 感染症関連国際ガイドライン—近年のまとめ

62巻9号(2018年9月発行)

今月の特集1 DIC診断基準
今月の特集2 知っておきたい遺伝性不整脈

62巻8号(2018年8月発行)

今月の特集 女性のライフステージと臨床検査

62巻7号(2018年7月発行)

今月の特集1 尿検査の新たな潮流
今月の特集2 現場を変える!効果的な感染症検査報告

62巻6号(2018年6月発行)

今月の特集1 The Bone—骨疾患の病態と臨床検査
今月の特集2 筋疾患に迫る

62巻5号(2018年5月発行)

今月の特集1 肝線維化をcatch
今月の特集2 不妊・不育症医療の最前線

62巻4号(2018年4月発行)

増刊号 疾患・病態を理解する—尿沈渣レファレンスブック

62巻3号(2018年3月発行)

今月の特集1 症例から学ぶ血友病とvon Willebrand病
今月の特集2 成人先天性心疾患

62巻2号(2018年2月発行)

今月の特集1 Stroke—脳卒中を診る
今月の特集2 実は増えている“梅毒”

62巻1号(2018年1月発行)

今月の特集1 知っておきたい感染症関連診療ガイドラインのエッセンス
今月の特集2 心腎連関を理解する

60巻13号(2016年12月発行)

今月の特集1 認知症待ったなし!
今月の特集2 がん分子標的治療にかかわる臨床検査・遺伝子検査

60巻12号(2016年11月発行)

今月の特集1 血液学検査を支える標準化
今月の特集2 脂質検査の盲点

60巻11号(2016年10月発行)

増刊号 心電図が臨床につながる本。

60巻10号(2016年10月発行)

今月の特集1 血球貪食症候群を知る
今月の特集2 感染症の迅速診断—POCTの可能性を探る

60巻9号(2016年9月発行)

今月の特集1 睡眠障害と臨床検査
今月の特集2 臨床検査領域における次世代データ解析—ビッグデータ解析を視野に入れて

60巻8号(2016年8月発行)

今月の特集1 好塩基球の謎に迫る
今月の特集2 キャリアデザイン

60巻7号(2016年7月発行)

今月の特集1 The SLE
今月の特集2 百日咳,いま知っておきたいこと

60巻6号(2016年6月発行)

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今月の特集2 CKDの臨床検査と腎病理診断

60巻5号(2016年5月発行)

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今月の特集2 感度を磨く—検査性能の追求

60巻4号(2016年4月発行)

今月の特集1 血漿蛋白—その病態と検査
今月の特集2 感染症診断に使われるバイオマーカー—その臨床的意義とは?

60巻3号(2016年3月発行)

今月の特集1 日常検査からみえる病態—心電図検査編
今月の特集2 smartに実践する検体採取

60巻2号(2016年2月発行)

今月の特集1 深く知ろう! 血栓止血検査
今月の特集2 実践に役立つ呼吸機能検査の測定手技

60巻1号(2016年1月発行)

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今月の特集2 グローバル化時代の耐性菌感染症

59巻13号(2015年12月発行)

今月の特集1 移植医療を支える臨床検査
今月の特集2 検査室が育てる研修医

59巻12号(2015年11月発行)

今月の特集1 ウイルス性肝炎をまとめて学ぶ
今月の特集2 腹部超音波を極める

59巻11号(2015年10月発行)

増刊号 ひとりでも困らない! 検査当直イエローページ

59巻10号(2015年10月発行)

今月の特集1 見逃してはならない寄生虫疾患
今月の特集2 MDS/MPNを知ろう

59巻9号(2015年9月発行)

今月の特集1 乳腺の臨床を支える超音波検査
今月の特集2 臨地実習で学生に何を与えることができるか

59巻8号(2015年8月発行)

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今月の特集2 感染症サーベイランスの実際

59巻7号(2015年7月発行)

今月の特集1 検査と臨床のコラボで理解する腫瘍マーカー
今月の特集2 血液細胞形態判読の極意

59巻6号(2015年6月発行)

今月の特集1 日常検査としての心エコー
今月の特集2 健診・人間ドックと臨床検査

59巻5号(2015年5月発行)

今月の特集1 1滴で捉える病態
今月の特集2 乳癌病理診断の進歩

59巻4号(2015年4月発行)

今月の特集1 奥の深い高尿酸血症
今月の特集2 感染制御と連携—検査部門はどのようにかかわっていくべきか

59巻3号(2015年3月発行)

今月の特集1 検査システムの更新に備える
今月の特集2 夜勤で必要な輸血の知識

59巻2号(2015年2月発行)

今月の特集1 動脈硬化症の最先端
今月の特集2 血算値判読の極意

59巻1号(2015年1月発行)

今月の特集1 採血から分析前までのエッセンス
今月の特集2 新型インフルエンザへの対応—医療機関の新たな備え

58巻13号(2014年12月発行)

今月の特集1 検査でわかる!M蛋白血症と多発性骨髄腫
今月の特集2 とても怖い心臓病ACSの診断と治療

58巻12号(2014年11月発行)

今月の特集1 甲状腺疾患診断NOW
今月の特集2 ブラックボックス化からの脱却—臨床検査の可視化

58巻11号(2014年10月発行)

増刊号 微生物検査 イエローページ

58巻10号(2014年10月発行)

今月の特集1 血液培養検査を感染症診療に役立てる
今月の特集2 尿沈渣検査の新たな付加価値

58巻9号(2014年9月発行)

今月の特集1 関節リウマチ診療の変化に対応する
今月の特集2 てんかんと臨床検査のかかわり

58巻8号(2014年8月発行)

今月の特集1 個別化医療を担う―コンパニオン診断
今月の特集2 血栓症時代の検査

58巻7号(2014年7月発行)

今月の特集1 電解質,酸塩基平衡検査を苦手にしない
今月の特集2 夏に知っておきたい細菌性胃腸炎

58巻6号(2014年6月発行)

今月の特集1 液状化検体細胞診(LBC)にはどんなメリットがあるか
今月の特集2 生理機能検査からみえる糖尿病合併症

58巻5号(2014年5月発行)

今月の特集1 最新の輸血検査
今月の特集2 改めて,精度管理を考える

58巻4号(2014年4月発行)

今月の特集1 検査室間連携が高める臨床検査の付加価値
今月の特集2 話題の感染症2014

58巻3号(2014年3月発行)

今月の特集1 検査で切り込む溶血性貧血
今月の特集2 知っておくべき睡眠呼吸障害のあれこれ

58巻2号(2014年2月発行)

今月の特集1 JSCC勧告法は磐石か?―課題と展望
今月の特集2 Ⅰ型アレルギーを究める

58巻1号(2014年1月発行)

今月の特集1 診療ガイドラインに活用される臨床検査
今月の特集2 深在性真菌症を学ぶ

57巻13号(2013年12月発行)

今月の特集1 病理組織・細胞診検査の精度管理
今月の特集2 目でみる悪性リンパ腫の骨髄病変

57巻12号(2013年11月発行)

今月の特集1 前立腺癌マーカー
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査②

57巻11号(2013年10月発行)

特集 はじめよう,検査説明

57巻10号(2013年10月発行)

今月の特集1 神経領域の生理機能検査の現状と新たな展開
今月の特集2 Clostridium difficile感染症

57巻9号(2013年9月発行)

今月の特集1 肺癌診断update
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査①

57巻8号(2013年8月発行)

今月の特集1 特定健診項目の標準化と今後の展開
今月の特集2 輸血関連副作用

57巻7号(2013年7月発行)

今月の特集1 遺伝子関連検査の標準化に向けて
今月の特集2 感染症と発癌

57巻6号(2013年6月発行)

今月の特集1 尿バイオマーカー
今月の特集2 連続モニタリング検査

57巻5号(2013年5月発行)

今月の特集1 実践EBLM―検査値を活かす
今月の特集2 ADAMTS13と臨床検査

57巻4号(2013年4月発行)

今月の特集1 次世代の微生物検査
今月の特集2 非アルコール性脂肪性肝疾患

57巻3号(2013年3月発行)

今月の特集1 分子病理診断の進歩
今月の特集2 血管炎症候群

57巻2号(2013年2月発行)

今月の主題1 血管超音波検査
今月の主題2 血液形態検査の標準化

57巻1号(2013年1月発行)

今月の主題1 臨床検査の展望
今月の主題2 ウイルス性胃腸炎

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