icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床検査24巻11号

1980年11月発行

文献概要

特集 出血傾向のLaboratory Diagnosis Ⅱ.出血傾向を訴えてきたとき

1.乳幼児,小児

著者: 山田兼雄1

所属機関: 1聖マリアンナ医科大学・小児科

ページ範囲:P.1248 - P.1253

文献購入ページに移動
 小児の出血傾向の患者を初めて診察したときに重要なことは,小児の年齢,性から好発する出血傾向の疾患を考えるということと,次に家族歴を問診で調べるということである.新生児,乳幼児,学童で好発する疾患がかなり異なっている.家族歴をよく聞くことで遺伝形式が明らかになり,検査前に病名を推定することが可能なことが少なくない.相手は小さな小児である.いたずらに無意味な検査を行って小児を痛めつけるようなことがあってはならない.はじめに総論的なことについて述べ後に代表的疾患について述べていく.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?