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特集 出血傾向のLaboratory Diagnosis Ⅲ.最近注目されている出血性素因
5.血小板機能異常症
著者: 磯部淳一1
所属機関: 1徳島大学,病院検査部
ページ範囲:P.1320 - P.1329
文献購入ページに移動 血小板機能異常癖とは,血小板の数は正常であるが質的異常のために出血症状を来す疾患群を指す.疾患によっては量的異常を伴うものも知られている.
従来から血小板の機能異常を示す疾患は先天性及び後天性に大別されており,前者が機能低下に基づく出血性疾患であるのに対し,後者には易出血性ならびに機能亢進状態による易血栓性疾患も含まれる.本稿では主として先天性血小板機能異常症を対象として記述を進める.
従来から血小板の機能異常を示す疾患は先天性及び後天性に大別されており,前者が機能低下に基づく出血性疾患であるのに対し,後者には易出血性ならびに機能亢進状態による易血栓性疾患も含まれる.本稿では主として先天性血小板機能異常症を対象として記述を進める.
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