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特集 出血傾向のLaboratory Diagnosis Ⅲ.最近注目されている出血性素因
6.薬剤と出血
著者: 岡本緩子1
所属機関: 1関西医科大学・第1内科
ページ範囲:P.1330 - P.1334
文献購入ページに移動 近年,新しい優れた薬効を持つ薬剤の開発は目覚ましいものがあるが,一方ではこれらによる副作用も少なくなく,特に動物実験では認められなかったような副作用がヒトではみられることさえあり,臨床家に不安を学えているのが現況である.
出血傾向のある場合にも,原因疾患によるものであるかどうかを検索するとともに,服用薬剤(いわゆる常用薬をも含めて)ならびに化学薬品との接触ないし暴露の有無などについても,病歴を詳しく聴取しないと,出血傾向の真の原因を見逃してしまうことになりやすい,薬剤が原因であるかどうかについては,特に出血傾向の出現時期と薬剤投開始時期との関係を十分に追求する必要がある.
出血傾向のある場合にも,原因疾患によるものであるかどうかを検索するとともに,服用薬剤(いわゆる常用薬をも含めて)ならびに化学薬品との接触ないし暴露の有無などについても,病歴を詳しく聴取しないと,出血傾向の真の原因を見逃してしまうことになりやすい,薬剤が原因であるかどうかについては,特に出血傾向の出現時期と薬剤投開始時期との関係を十分に追求する必要がある.
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