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雑誌目次

雑誌文献

臨床検査24巻12号

1980年11月発行

雑誌目次

今月の主題 薬剤の検査

カラーグラフ

薬尿

林 康之

pp.1472-1474

 尿中に排出される投与薬剤のうち,尿の色調を変化させるものは比色検査を妨害し,試薬と反応するものも偽陽性や偽陰性を来す原因となる,投与された薬剤は体液全体に希釈された後尿または胆汁その他から排出されるが,腎を排出系路とするものは血中濃度の100倍以上もに濃縮されたことになるので,検査時の妨害は目立ってくる.検査を行う立場からできるだけ妨害を回避できる検査法を考え,結果を解釈する医師の立場からは投与薬剤と検査結果への影響を知り判断を誤まらないことが要求される.日常尿検査における注意を促したい.

技術解説

抗痙攣剤の測定法

渡辺 敬三

pp.1475-1488

 近年における幾多の医薬品の開発は,従来難治とされていた疾病を治す原動力となった反面,その一部の誤った使用によっては薬害を生み,深刻な社会問題を引き起こすに至った.医療における薬物は生体にとりあくまで異物であるにもかかわらず,体内に摂取され,病気の治癒に効果があるとすれば,その薬理作用と化学構造の問題,及びその作用機序が作用位置を含めてどのような過程を経て行われているかを知らねばならない,更に薬物が複合の形で使用される場合には,その未変化体とともにその代謝物につき,同定と薬理活性につき検索する一方,長期閥服用の必要がある場合には個々の患者についてより慎重な配慮が必要である.

 ヒトには薬物を吸収,分布,代謝,排泄する機能があるが,種差,個体差,年齢,性別,生活環境がこれらに影響するため,薬物の的確な使用はヒトそれぞれに異なると言っても過言ではない.抗てんかん薬は正にこれらの諸問題を有する薬剤であり,てんかんの発作を最大限に抑制できる血中濃度の正確な測定は投与量過剰による危険防止及び投与量不足による無効果を防止し,個々の患者に適切な治療を行ううえで極めて重要である.このような見地に立って標題の抗痙攣剤については抗てんかん薬にしぼり,生体試料として血液に焦点を合わせた.

ジギタリス剤の血中濃度

田川 隆介 , 五島 雄一郎

pp.1489-1496

 ジギタリスは古くから民間薬として用いられていたが,1785年,William Withering1)が,浮腫患者に使用しその劇的効果が報告されて以来今日まで約200年の間,うっ血性心不全,上室性頻拍性不整脈などの治療に必要不可欠な薬物として使用され,心疾患治療薬の中で王座の地位を占めてきたと言える.しかしこのような長年の使用経験にもかかわらず,現在においてなおジギタリス剤の適切な投与法は確立されるに至っていない.その理由としては,この薬剤の持つ治療域と中毒域の差が非常に狭く,また個体による反応の差も大きく,特に高齢者,腎機能障害を持つ患者,低カリウム血症を有する患者などでは,平常使用される投与量にてしばしば中毒を起こしうること,加えて中毒症状である不整脈が,本来の心疾患に由来するものと区別し難いため,中毒の診断が容易でないことなどが挙げられる.

 このようなことより,血中ジギタリス濃度の測定は早くから望まれ,bioassay法2)86Rb法3)など,種々の検査法が考案されたが,極めて微量な濃度測定のため精度に乏しく,また複雑な操作を要するため日常検査には適さないものであった.しかし近年目覚ましい科学の進歩により生まれたラジオイムノアッセイ(RIA)法の導入により,現在我々は比較的簡易にかつ十分な精度をもって,血中ジギタリス剤の濃度を測定しうるに至っている.

薬剤検査のための生体試料処理

古徳 迪

pp.1497-1504

 生体に投与された薬剤が期待された薬理学的効果を上げるためには,一定範囲内の血中濃度をある時間維持する必要がある.普通に使用される薬剤の投与量は効果を上げるのに十分な濃度に達するよう定められている.ところが藤井ら1)は,てんかん患児115例に抗てんかん剤フェノバルビタール(PB),ジフェニルヒダントイン(DPH)を投与したとき,投与量と血中濃度との間に高い相関は認められず著明な個人差があること,PBの遊離型の血中濃度が高い場合に発作抑制の良いものが多いこと,DPH血中濃度の低い場合には発作抑制の悪いものが多いが,他剤の併用によりDPH濃度を上げると発作が抑制されることなどを見いだしており,治療において薬剤の血中濃度測定が重要な意味を持つ場合のあることを明らかにしている.

 その他,例えば蓄積作用あるいは習慣作用を持つ薬剤を使用している際,必要なときに血中濃度を知ることができれば治療上非常に有益であることは論をまたない.近年薬剤の体液中濃度測定に関する報告がしだいに多くなってきているのは,分析法の進歩のほかに,その重要性が認められてきたことによると思われる.

総説

薬物の代謝

麻生 芳郎

pp.1505-1510

薬物の吸収

 食物として取られる栄養物質の消化管吸収には二つの経路がある.一つはアミノ酸,糖,ビタミン,ミネラルなど水溶性物質の吸収で,吸収経路は門脈系であり,まず肝を通過してから全身循環に入る.主栄養素の吸収率は非常に良く,吸収速度も速い.他の一つは脂肪の吸収で,中性脂肪(トリグリセリド)を例にとると,消化管内で胆汁酸でミセル化された後,膵リパーゼの作用を受けモノグリセリドと脂肪酸に水解され小腸粘膜細胞内に入る.ここで直ちにトリグリセリドに再合成され,キロミクロン(kilomicron,乳び粒)を形成し細胞腔に出てリンパ系に移行する.キロミクロンはかなり大きな脂肪粒のリポ蛋白であるので,毛細血管壁を通過できないが,内皮間隙の多いリンパ管壁は通過する.小腸リンパ管は乳び槽に集まり,胸管を通って直接大静脈に移る.したがって脂肪は吸収時肝を経由することなく脂肪組織や筋組織に利用されるようになる.主栄養素としての脂肪の吸収は極めて良くまた速やかであるが,食後血中からキロミクロンが完全に消失し,血清が元の澄明になるまでには数時間かかる.コレステロールや脂溶性ビタミン(A,D,E,K)の吸収もキロミクロンを形成して行われるが,それらの吸収は緩やかで,また吸収率も高くない.

臨床検査の問題点・133

尿検査と薬剤干渉

林 康之 , 甲田 一馬

pp.1512-1518

 薬剤のほかに種々雑多な代謝産物が混在する尿検査—これには臨床から検体に対する予備知識を得ると同時に,薬剤干渉の現実すなわち妨害の見付け方,簡易試験紙の性格,再検の仕方などを心得ておくことは大切なことである.

(カット写真は尿酸カルシウム結晶)

検査と疾患—その動きと考え方・47

てんかん

清野 昌一

pp.1519-1527

 症例1 Y.O.,30歳,女性.

 診断 部分てんかん—複雑部分発作・強直発作.

Ex Laboratorio Clinico・47

スモンとの出会い

田村 善蔵

pp.1528-1532

はじめに

 "どうして先の見通しも立たないスモンの研究を始めたのですか."と,あるとき虎の門病院の北村元仕博士に聞かれた私は,"研究費が欲しかったのですよ."と答えた."そうですか,金がないということは良いことですねえ."と一応納得していただいたが,振り返ってみるとどうも私にはドン・キホーテのように,やるべきだと思うと成算なく事を始める癖があり,そのためにいつも私の中には夢と不安が同居しているように思われる.おかげで白髪頭になっても若い気分でいられるのかもしれない.

 今から20年以上前,私が薬学部薬品分析化学講座の助教授になりたてのころ,東京医歯大の小児科でニンジンが腸内有益菌と言われるビフィズス菌をin vivo及びin vitroで増殖させることが発見され,太田敬三教授からこの生育因子を追究してもらえないかとの相談があった.私はこの研究が人間の健康にかかわる大切な仕事であり,医学と薬学が協力し合える良い例でもあると考え,恩師の石館守三先生に申し出た.先生は"泥沼ですよ."と言われたが,結局許してくださった.青年研究者であられたとき,薬理と組んで"樟脳の強心作用の本態"に関する泥沼の研究を遂行されて学士院賞を受けられた先生も,弟子のことになるとこんなにも心配してくださるのかと,有り難く思った.

負荷機能検査・11

尿濃縮試験

中山 文義 , 越川 昭三

pp.1533-1539

濃縮試験の成立

 尿の比重を測定することは既に19世紀から行われており,しかも1820年代に既にBrightは慢性腎疾患患者の尿比重が健常者に比して低いことを認めている1).20世紀に入ってAlbarran (1903)2)は片側性腎疾患の尿管尿を採取し,病側腎からの尿は尿中の溶質濃度や比重の変動の幅が小さいことを見いだした.しかしAlbarranの方法はむしろ水負荷が中心であり,腎機能検査法として尿比重を意識しているわけではなかった.

 濃縮力と腎機能の関係を理論的に研究したのはKora-nyi (1897)であった3).Koranyiによれば腎の最も本質的な機能は浸透圧調節である.物質代謝によって大分子量物質が分解して小分子量物質を生じ,これが体液の浸透圧を高める.この浸透圧を調節するために尿中に浸透圧物質を排泄するのが腎の基本的な役割である.そして実際に尿の浸透圧を氷点降下度によって測定し,腎疾患では尿浸透圧が低下することを明らかにした.Hyposth-enurieという言葉はKoranyiの創作であるが,Sthenosはstrengthを意味するギリシャ語であり,腎の力が低下したときの尿という意味である.

臨床化学分析談話会より・86<第7回夏期セミナー>

ワークショップから臨床化学分析の一つの方向性を見る

高阪 彰

pp.1540

 第7回臨床化学分析談話会夏期セミナーは7月31日から3日間,愛知国定公園内の定光寺自然休養林にある愛知県労働者研修センターで,280名を越す参加者を集めて開催された.会場の付近にはキャンプ場,アーチェリー場,東海自然歩道などもあり,深い緑と豊かな自然の中での有意義なる3日間であった.

<第1日目>

多変量解析の応用・11

多変量データと分布論

古川 俊之 , 田中 博

pp.1541-1549

はじめに

 今回は観点を変えて,多変量解析法適用の共通の問題として分布論的観点から多変量データを検討する方法を述べる.多変量解析は本来記述的な手法で,単変量の統計学の推定や検定のようにデータの母集団の分布型を問題にすることは少ない.これは多変量解析のほとんどすべての手法が,データの統計的性質を相関係数行列に要約するところから始まり,それ以前の仔細なデータの分布状態の知識を形式上は必要としないためである.

 しかし多変量解析法は原理的に言って,データが多変量正規分布に従うことを仮定して構成されており,またこの仮定が満たされるとき最も有効に働く.例えば,線型判別関数や重回帰式の予測の精度は,特性変量が正規分布に従うとき最も高くなる.それゆえ,分析が期待した精度を上げなかったときは,一度データの分布型を検討したほうがよい.その結果,ある変量xの簡単な変換,例えばlog xやx3によって正規分布に従うことが分かれば,変換を行ったデータを用いて分析したほうが理論的にも正当でありまた分析も有効になる.

第1回医学書院臨床検査セミナーより・2

正常値と生理的変動をめぐって

北村 元仕

pp.1551-1557

 正常値が検査データの異常を判断する物差しであることは申すまでもありませんが,それはメートル原器のように不動,絶対の存在ではなく現実ははなはだしい混乱の中にあります.その混乱が,検査技術との不可分のかかわり合いにあること,また検査データの臨床的解釈が技術を離れて存在するのではなく,検査技術を決定的な前提としている,ということを話の筋として,正常値と生理的変動をめぐる私どものささやかな経験をお話ししてみようと思います.

研究

多項目血球計数器(Coulter-SR,TOA-720とTOA-710)による測定値間の差異に関する研究—特にHt,MCV,MCHCについて

佐々木 正照 , 木村 寿之 , 小川 祥子 , 黒川 一郎

pp.1559-1564

はじめに

 近年,多項目血球計数器は広く使われており,それらは使用しやすいこと,各機器専用の精度管理物質が恒常的に供給され良好な再現性が示されることと相俣って,ますます広く普及していく傾向にあると思われる.しかし各機種間で計数値,あるいは赤血球恒数値が,特に特定な疾病によっては一致しないという大きな問題点も指摘されている1).この点は多項目計数器を使用する際無視できないことである.

 我々はCoulter-SR (以下CC-SR),TOA−720(以下720),TOA−710(以下710)の3種の器械で,各種貧血特に球状赤血球症例,鉄欠乏性貧血を主とした小球性低色素性貧血及び大球性貧血例の検体についてHt,MCV,MCHCの測定値を比較し,これら疾患で差が生じるかどうかを調べた.その結果,筆者らが予想した以上に測定値間に差異のあることを知った.また同時に白血球数が増加した際,Ht値,Hb値が実際の値よりも高く測定され,したがって赤血球恒数に影響を及ぼすことについて検討し,データ管理上の問題点となることを知ったので併せて報告する.

新しいキットの紹介

EIA法による血中サイロキシンの測定

三上 恵世 , 塩谷 節子 , 亀井 幸子 , 大久保 昭行 , 山中 學

pp.1565-1568

はじめに

 血中サイロキシン(T4)の測定は甲状腺疾患の診断及びその治療経過を知るうえで不可欠の検査である.血中T4の測定にはCompetitive protein binding analysis(CPBA)法1,2),Radioimmunoassay (RIA)法3,4)などがある.しかし両者とも放射性物質を標識物質として使用するため特殊な設備,装置を必要とし,使用後の放射性物質の廃棄など種々の問題を抱えており,放射性物質を用いないで済む定量法の開発が望まれていた.EngvallとPerlmann (1971)によって開発された酵素免疫測定法5)(EIA)は,この要望を満たすものとして大きな期待が寄ぜられて,T4測定への応用開発が試みられた6〜8)

 今回我々は酵素免疫測定法の一つで,プラスチックチューブの内壁にT4抗体をコーティングした固相法を用い,ペルオキシダービ(POD)を標識物質とした血中T4測定用キットELISA-T4を検討する機会を得,その基礎的検討を行ったので報告する.

Acyl-CoA oxidaseを用いる遊離脂肪酸測定キットの使用経験

林 由扶子 , 石川 けい子 , 橋本 寿美子 , 仁科 甫啓

pp.1569-1572

はじめに

 血清中の遊離脂肪酸(Free Fatty Acids;FFA)の測定には,大別してDole1)に始まりGordon2),Trout3)らによって開発された抽出滴定法と,FFAの金属錯塩を有機溶媒で抽出後発色させる比色法とがあった.後者には,銅塩を用いるDuncombe法4),Itaya-Ui法5),コバルト錯塩を用いるNovak法6),Elphick法7)があり,臨床化学分野で日常検査法として用いられてきたが,操作が繁雑で長時間を要し,有機溶媒を用いるなど多くの問題があった.また血中FFA濃度は脂肪代謝や糖代謝,内分泌性の影響を敏感に受け,寒冷,恐怖,外傷,ショックなど生体の各種刺激で変動するため測定回数を市ねる必要があり,より簡便な測定法が望まれていた.

 最近,これらの問題点を解消した酵素法8,9)が登場したが,依然迅速簡便性などの点で聞題がみられた.今回新しい酵素法としてAcyl-CoA oxidaseを用いる比色法(日本商事,遊離脂肪酸測定用ACS-ACO酵素法試薬キット;NEFAキット-S)が開発された.これを検討する機会を得たのでその結果を報告する.

検査室の用語事典

脳波検査

江部 充

pp.1573

116) slow alpha variant rhythm;徐α(アルファ)異型律動,アルファ異型リズム

 3.5〜6Hz (多くは4〜5Hz)の特異的なリズムで後頭領域で最も著明に記録される.αリズムと倍数関係にあることが多く,それと交互に出現したり混在したりする.振幅はいろいろであるが多くは50μVに近い.緊張,注視,思考などで抑制される,小児や若年者に見られる後頭部の徐波とは別のものである.

筋電図検査

渡辺 誠介

pp.1575

95) stimulating electrode;刺激電極

経皮的電気刺激には表面電極が用いられるが,神経直接刺激のために針電極が用いられることもある.一般に最も閾値の低い陰極閉鎖刺激が行われるが,対になる陽極は電流密度を考慮して接触面を陰極より大きくしたほうが良い.

質疑応答

血液 経胎盤出血の母体血中に移行した胎児赤血球検出法

Y生 , 鈴木 正彦 , 斎藤 博恭

pp.1577-1580

 〔問〕Kleihauerの開発したacid elution法とClaytonらの変法について,その技術的な面を詳しくご教示ください.

血液 好中球アルカリホスファターゼ

H子 , 榊 尚男

pp.1580-1582

 〔問〕好中球アルカリホスファターゼ(NAP)の検査に武藤化学の染色キットを用いています.NAPは成熟好中球を数えスコアとrateで成績を出しています.末梢血で好酸球が20%ほどある患者のNAP検査依頼がありました.後染色にサフラニン・Oを用いるため好中球と好酸球の区別がつきません.良い方法があったらお教えください.

微生物 肺気腫患者の喀痰より分離された菌

A子 , 深見 トシエ

pp.1582-1585

 〔問〕69歳,肺気腫の患者喀痰より分離された菌についてお尋ねします.ローソク培養したチョコレート寒天上で,常在菌多数に混じって中心部のやや盛り上がった平たい灰色2mmほどのコロニーを作ります.グラム陰性のかなり大きな杆菌で,3個ぐらい連鎖したものもあります.ディスクによるX,V因子要求性は培地に発育せず,血液寒天(ウマ血),チョコレート寒天に植え継ぎそれぞれローソク培養,普通培養したところ,培養法による差は余りなく,血液寒天上ではα溶血性の非常に小さいコロニーでした.このような菌のこれからの検索法を教えてください.だいたいどういうものが考えられるのでしょうか.

病理 染色体異常症

S生 , 井上 信男 , 黒木 良和

pp.1585-1586

 〔問〕染色体異常であるフィラデルフィアについて,G群の何番目の欠除または短縮なのかお教えください.またその他の染色体異常症であるダウン,クラインフェルター,ターナー,トリソミーの各症候群についても同様にお願いいたします.

一般検査 ポルフィリンアイソマーの測定法

I子 , 佐々木 英夫 , 神村 匡

pp.1587-1590

 〔問〕尿中コプロポルフィリンⅠとⅢの分画定量法を教えてください.またⅠとⅢを分画定量する臨床的意義はなんでしょうか.

基本情報

臨床検査

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1367

印刷版ISSN 0485-1420

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バックナンバー

64巻12号(2020年12月発行)

今月の特集1 血栓止血学のトピックス—求められる検査の原点と進化
今月の特集2 臨床検査とIoT

64巻11号(2020年11月発行)

今月の特集1 基準範囲と臨床判断値を考える
今月の特集2 パニック値報告 私はこう考える

64巻10号(2020年10月発行)

増刊号 がんゲノム医療用語事典

64巻9号(2020年9月発行)

今月の特集1 やっぱり大事なCRP
今月の特集2 どうする?精度管理

64巻8号(2020年8月発行)

今月の特集1 AI医療の現状と課題
今月の特集2 IgG4関連疾患の理解と検査からのアプローチ

64巻7号(2020年7月発行)

今月の特集1 骨髄不全症の病態と検査
今月の特集2 薬剤耐性カンジダを考える

64巻6号(2020年6月発行)

今月の特集 超音波検査報告書の書き方—良い例,悪い例

64巻5号(2020年5月発行)

今月の特集1 中性脂肪の何が問題なのか
今月の特集2 EBLM(evidence based laboratory medicine)の新展開

64巻4号(2020年4月発行)

増刊号 これで万全!緊急を要するエコー所見

64巻3号(2020年3月発行)

今月の特集1 Clostridioides difficile感染症—近年の話題
今月の特集2 質量分析を利用した臨床検査

64巻2号(2020年2月発行)

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今月の特集2 標準採血法アップデート

64巻1号(2020年1月発行)

今月の特集1 免疫チェックポイント阻害薬—押さえるべき特徴と注意点
今月の特集2 生理検査—この所見を見逃すな!

63巻12号(2019年12月発行)

今月の特集1 糖尿病関連検査の動向
今月の特集2 高血圧の臨床—生理検査を中心に

63巻11号(2019年11月発行)

今月の特集1 腎臓を測る
今月の特集2 大規模自然災害後の感染症対策

63巻10号(2019年10月発行)

増刊号 維持・継続まで見据えた—ISO15189取得サポートブック

63巻9号(2019年9月発行)

今月の特集1 健診・人間ドックで指摘される悩ましい検査異常
今月の特集2 現代の非結核性抗酸菌症

63巻8号(2019年8月発行)

今月の特集 知っておきたい がんゲノム医療用語集

63巻7号(2019年7月発行)

今月の特集1 造血器腫瘍の遺伝子異常
今月の特集2 COPDを知る

63巻6号(2019年6月発行)

今月の特集1 生理検査における医療安全
今月の特集2 薬剤耐性菌のアウトブレイク対応—アナタが変える危機管理

63巻5号(2019年5月発行)

今月の特集1 現在のHIV感染症と臨床検査
今月の特集2 症例から学ぶフローサイトメトリー検査の読み方

63巻4号(2019年4月発行)

増刊号 検査項目と異常値からみた—緊急・重要疾患レッドページ

63巻3号(2019年3月発行)

今月の特集 血管エコー検査 まれな症例は一度みると忘れない

63巻2号(2019年2月発行)

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今月の特集2 災害現場で活かす臨床検査—大規模災害時の経験から

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62巻6号(2018年6月発行)

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62巻4号(2018年4月発行)

増刊号 疾患・病態を理解する—尿沈渣レファレンスブック

62巻3号(2018年3月発行)

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62巻2号(2018年2月発行)

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60巻12号(2016年11月発行)

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59巻13号(2015年12月発行)

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59巻10号(2015年10月発行)

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今月の特集2 臨地実習で学生に何を与えることができるか

59巻8号(2015年8月発行)

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59巻7号(2015年7月発行)

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今月の特集2 血液細胞形態判読の極意

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今月の特集2 健診・人間ドックと臨床検査

59巻5号(2015年5月発行)

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59巻4号(2015年4月発行)

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今月の特集2 感染制御と連携—検査部門はどのようにかかわっていくべきか

59巻3号(2015年3月発行)

今月の特集1 検査システムの更新に備える
今月の特集2 夜勤で必要な輸血の知識

59巻2号(2015年2月発行)

今月の特集1 動脈硬化症の最先端
今月の特集2 血算値判読の極意

59巻1号(2015年1月発行)

今月の特集1 採血から分析前までのエッセンス
今月の特集2 新型インフルエンザへの対応—医療機関の新たな備え

58巻13号(2014年12月発行)

今月の特集1 検査でわかる!M蛋白血症と多発性骨髄腫
今月の特集2 とても怖い心臓病ACSの診断と治療

58巻12号(2014年11月発行)

今月の特集1 甲状腺疾患診断NOW
今月の特集2 ブラックボックス化からの脱却—臨床検査の可視化

58巻11号(2014年10月発行)

増刊号 微生物検査 イエローページ

58巻10号(2014年10月発行)

今月の特集1 血液培養検査を感染症診療に役立てる
今月の特集2 尿沈渣検査の新たな付加価値

58巻9号(2014年9月発行)

今月の特集1 関節リウマチ診療の変化に対応する
今月の特集2 てんかんと臨床検査のかかわり

58巻8号(2014年8月発行)

今月の特集1 個別化医療を担う―コンパニオン診断
今月の特集2 血栓症時代の検査

58巻7号(2014年7月発行)

今月の特集1 電解質,酸塩基平衡検査を苦手にしない
今月の特集2 夏に知っておきたい細菌性胃腸炎

58巻6号(2014年6月発行)

今月の特集1 液状化検体細胞診(LBC)にはどんなメリットがあるか
今月の特集2 生理機能検査からみえる糖尿病合併症

58巻5号(2014年5月発行)

今月の特集1 最新の輸血検査
今月の特集2 改めて,精度管理を考える

58巻4号(2014年4月発行)

今月の特集1 検査室間連携が高める臨床検査の付加価値
今月の特集2 話題の感染症2014

58巻3号(2014年3月発行)

今月の特集1 検査で切り込む溶血性貧血
今月の特集2 知っておくべき睡眠呼吸障害のあれこれ

58巻2号(2014年2月発行)

今月の特集1 JSCC勧告法は磐石か?―課題と展望
今月の特集2 Ⅰ型アレルギーを究める

58巻1号(2014年1月発行)

今月の特集1 診療ガイドラインに活用される臨床検査
今月の特集2 深在性真菌症を学ぶ

57巻13号(2013年12月発行)

今月の特集1 病理組織・細胞診検査の精度管理
今月の特集2 目でみる悪性リンパ腫の骨髄病変

57巻12号(2013年11月発行)

今月の特集1 前立腺癌マーカー
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査②

57巻11号(2013年10月発行)

特集 はじめよう,検査説明

57巻10号(2013年10月発行)

今月の特集1 神経領域の生理機能検査の現状と新たな展開
今月の特集2 Clostridium difficile感染症

57巻9号(2013年9月発行)

今月の特集1 肺癌診断update
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査①

57巻8号(2013年8月発行)

今月の特集1 特定健診項目の標準化と今後の展開
今月の特集2 輸血関連副作用

57巻7号(2013年7月発行)

今月の特集1 遺伝子関連検査の標準化に向けて
今月の特集2 感染症と発癌

57巻6号(2013年6月発行)

今月の特集1 尿バイオマーカー
今月の特集2 連続モニタリング検査

57巻5号(2013年5月発行)

今月の特集1 実践EBLM―検査値を活かす
今月の特集2 ADAMTS13と臨床検査

57巻4号(2013年4月発行)

今月の特集1 次世代の微生物検査
今月の特集2 非アルコール性脂肪性肝疾患

57巻3号(2013年3月発行)

今月の特集1 分子病理診断の進歩
今月の特集2 血管炎症候群

57巻2号(2013年2月発行)

今月の主題1 血管超音波検査
今月の主題2 血液形態検査の標準化

57巻1号(2013年1月発行)

今月の主題1 臨床検査の展望
今月の主題2 ウイルス性胃腸炎

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