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雑誌目次

雑誌文献

臨床検査24巻8号

1980年08月発行

雑誌目次

今月の主題 癌の臨床検査

カラーグラフ

機能性腫瘍の免疫組織化学的診断法

川生 明

pp.872-873

 ホルモン,免疫グロブリン,酵素などの生体物質を病理組織切片や塗抹細胞内に検出する免疫組織化学的方法は,AFPやCEAなどの癌関連物質の検出も含め機能性腫瘍の診断にも応用され,単に臨床診断の確認だけでなく,腫瘍の潜在的機能を発見したり,更に腫瘍の発生母地への考察や機能発現の機序を明らかにするうえでも,貴重な手掛かりをもたらす有用な手段として普及している.

 以下,著者の検索例から若干の症例を紹介する.

技術解説

機能性腫瘍の免疫組織化学的診断法

川生 明

pp.874-879

 機能性腫瘍(functioning tumor)の厳密な定義はないが,通常腫瘍がある特定の生体物質を産生・分泌する場合にその腫瘍は機能性であると言う.腫瘍が産生する物質は多様で,各種のホルモン,免疫グロブリンなどの血清蛋白,アルカリホスファターゼやアミラーゼなどの酵素,更にAFPやCEAなど胎児性蛋白と共通性を持つ癌関連抗原などがある.

 これらの物質は体液中に分泌されるため,癌の診断,臨床症状の分析,術後の経過観察に有用な手掛かりとなるが,その場合,確かに腫瘍がその物質を産生しているという証拠が必要である.それを証明する方法の中で免疫組織化学的方法は最も効果的な形態学的手段の一つであり,今日多くの病理検査室において利用されつつある.本稿では上記の物質を病理検体を用いて検出・同定するために必要な具体的技術について解説したい.

制癌剤感受性試験

松本 雄雄

pp.880-889

 制癌剤感受性試験は,人癌化学療法の発展の歴史の中で常に古くて新しい問題である.その概念は細菌感染症における薬物感受性試験のそれと共通するが,細菌と腫瘍とでは根本的に大きな違いがある.すなわち生体にとって細菌はあくまで異物であり免疫学的に言うところの"非自己"である.これに対して,腫瘍は生体にとって本来"自己"である.したがって細菌に対する薬物効果は,それが殺菌的であれ静菌的であれ,ヒトと細菌との細胞構築あるいは代謝過程の微妙な差に基づいて働くことが可能である.

 しかし既存の制癌剤は腫瘍に対して少なくとも本質的な意味において選択的作用を有するのではなく,また腫瘍自体もそれぞれ個性を有し薬物に対して決して一様の感受性を示さない.したがって現時点での制癌剤感受性試験はかなり便宜的なものにならざるを得ないであろう.しかし,現在に数多くある制癌剤が非選択的作用薬物であるだけに,それらのより適正な臨床使用の科学的根拠として,制癌剤感受性試験の重要性が強く認識されてしかるべきである.この観点から本項では本質論はさておいて,制癌剤感受性試験における技術的問題を中心として論述してみよう.

CEAの測定

仁科 甫啓

pp.891-898

 CEAとはCarcinoembryonic Antigensの略で,Goldらによって発見された当初は大腸癌に特異的な抗原と考えられたが,その後の研究で大腸癌のみならず,他の癌疾患でも血中レベルが上昇していることが明らかになった.そのためCEA測定は大腸癌のみならず,他の悪性腫瘍の診断スクリーニングとして,また腫瘍に対する治療効果の判定などにも利用しうることが明らかになり,CEA測定の臨床的意義が高まっている.

 CEA測定は主として超微量分析法のラジオイムノアッセイ(RIA)法で行われているが,このRIA法でも競合反応に基づく術式のほか,CEAの多価抗原性を利用したサンドイッチ法の登場で更に微量化が図られている.一方,アイソトープを用いない酵素免疫測定法(酵素抗体法,エンザイムイムノアッセイ;EIA)法も提唱された.そこでこれらの術式について,原理,実際の操作法,それにまつわる問題点についての解説を試みたい.

総説

人癌特異抗原検索の現状

石井 良文 , 菊地 浩吉

pp.899-905

 人癌腫瘍特異抗原の存在は,腫瘍の自然退縮現象や腫瘍に対する液性・細胞性免疫反応の証明,免疫療法に対する感受性などにより間接的に捕らえられている.しかしながらこのような反応を惹起する腫瘍抗原の性状については十分解明されているとは言えない.動物実験の結果から,腫瘍特異的とみえる抗原の中に腫瘍関連抗原が含まれ,このような正常個体にも出現しうる抗原群を除外したとき,果たして癌化に伴って"新生"した腫瘍特異的なneoantigenが存在するかどうか,重要な問題であろう(表1)1)

 動物癌の場合,それが化学発癌にせよウイルス誘発腫瘍にせよ,腫瘍特異的移植抗原(TSTA)が存在し,発癌個体あるいはそれと同系の動物によってTSTAが認識されるとき,腫瘍は拒絶される2).このようにして見いだされたTSTAもその諸性状が解明されているわけではなく,移植免疫学的手技によって間接的に証明されたのみで,人癌の場合ではこのような移植実験が不可能であるため,抗原の検出は結局in vitroの方法に頼らざるを得ない.すなわち癌細胞あるいはその抽出物と患者リンパ球や血清抗体の反応性を測定することにより,腫瘍抗原の存在を知ろうとするわけである.本稿ではこのような研究の概略を紹介し,人癌抗原研究の問題点をできるだけ明らかにするなかで,その性状について述べてみたい.人癌抗原についての研究はむしろ今後の課題として残されていることを特に強調しておきたい.

臨床検査の問題点・130

癌化学療法と検査値の変動

老籾 宗忠 , 亀野 靖郎

pp.906-912

他の疾病の化学療法における薬剤干渉と同様に,癌の化学療法にも多種多様の制癌剤が多剤併用療法として使用され,検査値に影響を及ぼしている.生化学的検査データ,特に蛋白量や酵素には著明で,その変化を知ることは検査室としても大切である.(カットは騎士=マイトマイシンCに攻撃されるカニ=癌)

検査と疾患—その動きと考え方・44

担癌生体の病態

山下 喬 , 河野 知弘 , 螺良 英郎

pp.913-920

 症例 53歳,男,公務員(事務職).

 主訴 歩行障害,背部腫瘤.

座談会

体液による癌の臨床検査

北村 元仕 , 東野 一彌 , 荒木 英爾 , 服部 信

pp.922-930

 癌の検索は,従来からの細胞診,組織診に加えて,最近では体液中のある種の酵素,蛋白,金属などいわゆる腫瘍マーカーの測定による検索が注目されている.現在の腫瘍マーカーを概観し,その癌特異性を検討するとともに,ルーチン検査化への道を探ってみる.

臨床化学分析談話会より・83<関東支部>

HPLCによるアミン測定技術—新しいシリーズ・検査技術の開発から診断治療へ

戸谷 誠之

pp.921

 第230回臨床化学分析談話会関東支部例会(1980.3.18)は慶応大学医学部東校舎において,"検査技術の開発から診断治療へ"と題する新しいシリーズの第1回として"高速液体クロマトグラフィーによる測定の基礎と特発性浮腫の治療への応用"という話題提供があった.当日は例会場所が東大薬学部の工事のために慶応大学へ変更になったこともあり,若干出足が遅れたが約70名余の参加者が熱心に聞き入っていた.

 話題提供者は分析化学の面から東京大学薬学部薬品分析学教室助教授今井一洋氏と,臨床面から東京大学第1内科教室助教授岡博氏であった.

Ex Laboratorio Clinico・44

塩基性フェトプロテイン—Basic Fetoprotein

石井 勝

pp.931-936

はじめに

 胎児性蛋白であるα-フェトプロテイン(AFP)が肝癌移植マウス血中に出現することを1963年ソ連のAbelevら1)が発見して以来,胎児性蛋白が癌の診断に役立つことが注目され,その後数種のこの種の蛋白が報告2〜4)されている.

 塩基性フェトプロテイン(Basic fetoprotein;BFP)は,筆者5,6)が1974年にヒト胎児血清及び胎児腸組織抽出液中に見付けた新しい蛋白で,既知の胎児性蛋白と異なり物性面では酸性蛋白ではなく塩基性蛋白であり,臨床面では特定臓器の癌診断に役立つのではなく広範囲諸種の癌診断,すなわち担癌の診断に役立つという二つの特色を持つ.本蛋白の名称は塩基性蛋白という物性の特徴に由来しているが,以下にBFPの発見のきっかけ,基礎研究の概要,測定法,臨床的意義などについて述べる.

負荷機能検査・8

Schillingテスト—ビタミンB12吸収試験

寺田 秀夫

pp.937-943

ビタミンB12欠乏とSchillingテスト

 ビタミンB12欠乏による悪性貧血は1855年にAddi-sonが初めて"idiopathic anemia"として発表し,その後Biermer (1872)がその臨床像を詳細にまとめた.その後1926年にMinot & Murphyが,悪性貧血の患者に生の肝臓を食べさせることによって著しい治療効果を認めた.次いでCastle (1929)が本症は正常人胃液中にある内因子(intrinsic factor;分子量55,000の糖蛋白)と外因子(食物性因子)から成る抗悪性貧血因子(antiperni-cious factor)の欠乏によって起こると仮設した.更にその後Rickes & Smith (1948)が肝臓から,本症に有効な物質として微量な赤色のビタミンの結晶の抽出に成功した.この物質はビタミンB12(VB12)と命名され,その欠乏によって悪性貧血が起こることが明らかになり,更に小腸の部分切除や吻合などによって生ずる盲管症候群(blind loop syndrome)などの吸収不良症候群(malabsorption syndrome)に,しばしば悪性貧血に類似したVB12欠乏による巨赤芽球性貧血(megaloblastic anemia)が発生することが知られるようになった.

多変量解析の応用・8

数量化Ⅰ類,Ⅱ類

古川 俊之 , 田中 博

pp.944-952

 前回までの連載で紹介した多変量解析の手法は,判別分析の目的変量を除くとすべて定量的なデータを取り扱う手法であった.しかし医学データは定量的なものとは限らず,むしろある症候の有無や段階的に表記された検査結果などの定性的なデータを総合して,患者に対する判断を下さねばならないことが多い.数量化手法は,多変量解析の諸手法を定性的データやカテゴリカルなデータに適用するために工夫された手法である.特によく用いられる数量化手法はⅠ類〜Ⅳ類で,Ⅰ類は重回帰分析に,Ⅱ類は判別分析に相当する.これらの手法のプログラムはほとんどの統計パッケージに収録されていて,容易に利用することができる.

 今回は外的基準がある場合の数量化手法,すなわちⅠ類,Ⅱ類について解説する.

研究

γ-GTPアイソザイムの新しい検出法・1—基礎的検討

佐野 紀代子 , 長 裕子

pp.953-956

緒言

 γ-Glutamyl transpeptidase (EC.2.3.2.2,γ-GTP)には,電気泳動で易動度の異なるアイソザイムの存在することが,Kokot1)らによって初めて報告された.以来このアイソザイム分画にはKokot1)らが用いた濾紙のほか,デンプンゲル2),アガロ-ス3),寒天4),セルロ-ス・アセテ-ト膜5〜7)など種-の支持体を用い,γ-L-グルタミル-β-ナフチルアミドまたはα-L-グルタミル-α-ナフチルアミドを基質とし,遊離したナフチルアミンをファ-ストガ-ネットGBCなどのジアゾ色素で発色させるのが通常の方法である.我-もセルロ-ス・アセテ-ト膜5)を支持体とし,γ-L-グルタミル-α-ナフチルアミドを基質とし,ファ-ストブル-Bで発色する方法で検出を行っていたが,基質が難溶性であること,また基質から遊離するナフチルアミンが発癌性を有することから新たな検出法を考えていた.

 近年和光純薬から易溶性でしかも毒性のないγ-L-グルタミル-p-ジエチルアミノアニリドが合成され,自動分析用のγ-GTP基質として発売されたのを機会に種-検討を行った結果,本基質とポルEフィルム(日本商事)を組み合わせた新しいγ-GTPアイソザイム検出法を開発した.

視覚誘発電位と基準電極

村山 利安 , 橋本 優子 , 吉井 信夫

pp.957-959

はじめに

 各種誘発電位に関する研究は多いが,その際一般に用いられる耳朶基準電極について検討したものはないようである.我々は10数年間不関電極について研究してきた1,3〜9).そこで耳朶には脳の活動電位が相当量波及していると言われていることから,視覚誘発電位が耳朶基準電極に及ぼす影響について検討した.

レポート

当院中検における尿結石の分析結果(1975〜1978年)

松永 ふみ子 , 大場 操児

pp.961-963

はじめに

 尿結石の成分分析は診断,治療に大きな役割を果たしている.現在行われている尿結石の検査法としては化学的分析,赤外線分光分析,偏光顕微鏡による結晶学的分析,そしてX線回折による分析などがある.このうち化学的分析は古くから行おれ,赤外分析法,X線回折法は比較的新しいものと言えよう.当院では開院時(1974年)より日立215形赤外分光光度計を用い,KBr錠剤法により尿結石の分析を行ってきた.今回それらの結石検体の成分を分類し,併せて若干の検討を加えたのでその結果を報告する.

新しいキットの紹介

ピルビン酸酸化酵素による血清トランスアミナーゼ活性測定

楢原 眞二 , 山下 頼厚 , 牧野 隆浩 , 白畑 敬子 , 尾辻 省悟

pp.965-968

はじめに

 我が国における血清トランスアミナーゼの測定法は,自動分析機の普及につれてUV法の使用頻度が逐年の延びを示してはいるものの,依然としてReitman-Frankel法(R-F法)がその大半を占めている.これはR-F法が特殊の機器を必要とせず,また我が国では本法が一応標準化されていることなどによるものと考えられる.R-F法,UV法を問わず測定機器,試薬組成,反応条件,測定操作法などの面において改良法の開発に多くの努力が払われているにもかかわらず,いまだ一定の解決をみるに至っていない1)

 今回,オキザロ酢酸脱炭酸酵素(Oxa-loacetate decarboxylase;OAC),ピルビン酸酸化酵素(Pyruvate oxidase, phos-phorylating;POP),ペルオキシダーゼ(Peroxidase;POD)を用い,従来の方法とは全く異なった新しい測定原理に基づいた血清トランスアミナーゼ測定法2)(日本商事,GOT・GPTキット-S)について若干の検討を加えた.その結果,種々の点において本法の測定精度が良好であることが分かったが,更に自動分析機への応用も可能であり,従来のR-F法に代わるものとして今後の普及が期待される.

検査室の用語事典

脳波検査

江部 充

pp.969

82) montage;モンタージュ

 多チャンネル脳波計で記録を行うとき,同時記録する導出の組み合わせを言う.日常の脳波検査では一定の組み合わせを定めておく.bipolar montage (双極モンタージュ)として①longitudinal bipolar montage (縦双極モンタージュ),②coronal bipolar montage(冠状双極モンタージュ),③transverse bipolar montage (横双極モンタージュ),④tri-angular bipolar montage (三角双極モンタージュ),⑤monopolar montage (単極モンタージュ)などがよく用いられる(図).

筋電図検査

渡辺 誠介

pp.971

67) motor nerve conduction velocity;運動神経伝導速度

 同一の筋を同一の運動神経の距離の異なる2点で電気刺激して筋活動電位を記録し,各潜時の差で2点間の距離を除して求める.同一神経を距離の異なる2点で刺激しなければならぬので検査できる神経は比較的限定され,主として尺骨神経,正中神経,脛骨神経,腓骨神経が対象となる.一般に超最大電気刺激による筋活動電位を表面電極で記録し,潜時は基線からの最初の振れで求めるので,この方法で計算される運動神経伝導速度は最も早いもの,言い換えれば正常に近いものになり病的なものが後の波形に隠される恐れがある.

質疑応答

臨床化学 β-リポ蛋白測定時の浮上検体

S子 , 塚本 秀子 , 大西 佳子

pp.973-975

 〔問〕被検血清1滴と抗血清1滴とをよく混合し遠沈させ白色物を測定する方法なのですが,浮上検体が時々みられます.乳び血清(強弱にかかわらず)に多いような気がするのですが,そうでない場合もあります.この場合,浮上した白色物を測定してもかまわないのですか,それとも被検血清を希釈するなど何か良い方法があるのでしょうか.(従来どおり検査不能と報告すべきでしょうか.)また,なぜそのように浮上するのかお教えください.

血液 トロンボテストとカルシウムイオン

S生 , 桜川 信男

pp.975-977

 〔問〕トロンボテストを静脈血にて行うとき,試薬(Thrombotest, Owren)を3.2mM CaC12で溶解しますが,32mM CaC12で溶解するとフィブリン析出時間が約2倍ほどにも延長しました.カルシウムイオンが少ないのなら分かりますが,十分(過剰)な状態で延長するのは,何が阻害剤として働いているのでしょうか.

免疫血清 マクロアミラーゼ

M生 , 屋形 稔

pp.977-980

 〔問〕マクロアミラーゼとはどんなものですか.

病理 髄鞘染色法

K生 , 福田 典子 , 河口 礼子

pp.980-982

 〔問〕Klüver-Barrera染色において,ルクソールファーストブルーの分別の程度がよく分かりません.ある本では0.05%炭酸リチウムの浸漬時間を10〜15秒として,エタノールⅠ,Ⅱ,Ⅲと合わせて1〜2分程度で行い灰白質がほぼ無色,白質が青緑色となり,灰白質と白質の識別ができるまでとあるのですが,なかなかうまくいきません.またクレシルバイオレット溶液が37℃5〜6分では染まらないことがあります.この液は調製後どれくらいおいたらよく染まるのですか.

 また試薬はどこのメーカーのものがいちばん良いのでしょうか.

一般検査 ブドウ糖負荷試験

N生 , 大森 安恵

pp.982-983

 〔問〕100gブドウ糖負荷試験において,負荷後1時間の血糖値が負荷前血糖値より下がる例が何例もあります.採血から検査までのシステムを点検しても,手順におけるミスは見当たりません.このような場合の体内代謝の機構はどうなっているのでしょうか.

雑件 確率紙の使い方

K生 , 飯塚 悦功

pp.983-986

 〔問〕正常値の作成などに利用される確率紙の使い方を教えてください.

基本情報

臨床検査

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1367

印刷版ISSN 0485-1420

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58巻12号(2014年11月発行)

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58巻10号(2014年10月発行)

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58巻8号(2014年8月発行)

今月の特集1 個別化医療を担う―コンパニオン診断
今月の特集2 血栓症時代の検査

58巻7号(2014年7月発行)

今月の特集1 電解質,酸塩基平衡検査を苦手にしない
今月の特集2 夏に知っておきたい細菌性胃腸炎

58巻6号(2014年6月発行)

今月の特集1 液状化検体細胞診(LBC)にはどんなメリットがあるか
今月の特集2 生理機能検査からみえる糖尿病合併症

58巻5号(2014年5月発行)

今月の特集1 最新の輸血検査
今月の特集2 改めて,精度管理を考える

58巻4号(2014年4月発行)

今月の特集1 検査室間連携が高める臨床検査の付加価値
今月の特集2 話題の感染症2014

58巻3号(2014年3月発行)

今月の特集1 検査で切り込む溶血性貧血
今月の特集2 知っておくべき睡眠呼吸障害のあれこれ

58巻2号(2014年2月発行)

今月の特集1 JSCC勧告法は磐石か?―課題と展望
今月の特集2 Ⅰ型アレルギーを究める

58巻1号(2014年1月発行)

今月の特集1 診療ガイドラインに活用される臨床検査
今月の特集2 深在性真菌症を学ぶ

57巻13号(2013年12月発行)

今月の特集1 病理組織・細胞診検査の精度管理
今月の特集2 目でみる悪性リンパ腫の骨髄病変

57巻12号(2013年11月発行)

今月の特集1 前立腺癌マーカー
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査②

57巻11号(2013年10月発行)

特集 はじめよう,検査説明

57巻10号(2013年10月発行)

今月の特集1 神経領域の生理機能検査の現状と新たな展開
今月の特集2 Clostridium difficile感染症

57巻9号(2013年9月発行)

今月の特集1 肺癌診断update
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査①

57巻8号(2013年8月発行)

今月の特集1 特定健診項目の標準化と今後の展開
今月の特集2 輸血関連副作用

57巻7号(2013年7月発行)

今月の特集1 遺伝子関連検査の標準化に向けて
今月の特集2 感染症と発癌

57巻6号(2013年6月発行)

今月の特集1 尿バイオマーカー
今月の特集2 連続モニタリング検査

57巻5号(2013年5月発行)

今月の特集1 実践EBLM―検査値を活かす
今月の特集2 ADAMTS13と臨床検査

57巻4号(2013年4月発行)

今月の特集1 次世代の微生物検査
今月の特集2 非アルコール性脂肪性肝疾患

57巻3号(2013年3月発行)

今月の特集1 分子病理診断の進歩
今月の特集2 血管炎症候群

57巻2号(2013年2月発行)

今月の主題1 血管超音波検査
今月の主題2 血液形態検査の標準化

57巻1号(2013年1月発行)

今月の主題1 臨床検査の展望
今月の主題2 ウイルス性胃腸炎

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