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新しいキットの紹介
スパックコルチゾールキットの使用経験
著者: 小菅幸子1 仁科甫啓12 高橋十志子2 高山夕子2 橋本寿美子2
所属機関: 1虎の門病院RI研究室 2虎の門病院臨床化学検査部
ページ範囲:P.93 - P.96
文献購入ページに移動血中コルチゾール測定が診断上有益な情報となりうることは明らかであるが,従来の螢光法でコルチゾールを特異的に測定するのには血漿1ml近くを必要とし,日常検査として頻繁に測定するのには問題がみられた.
近年登場してきたラジオイムノアッセイ(RIA)法による測定では5〜10μlの検体量で,しかも有機溶媒抽出を行わない直接法も提唱されてきており,微量,迅速,簡便性などの点から注目されている.しかし.用いる抗体により特異性が異なり,正確度での問題がみられた.
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