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特集 臨床神経生理学的検査の進歩 Ⅰ 脳波
7.視覚誘発電位
著者: 小口芳久1
所属機関: 1慶応義塾大学眼科
ページ範囲:P.1261 - P.1266
文献購入ページに移動 視覚による大脳誘発電位は,通常,視覚誘発電位(vi-sual evoked potential;VEP)と呼ばれ,視神経を含む視覚伝導路の機能の検査方法として,近年重要視されるようになってきている.歴史的には,Cigánek1)(1961年)のflash刺激によるVEPの報告以来さかんにflashVEPが行われてきたが,1970年代からはpattern刺激によるpattern VEPの時代になっており,刺激方法にも種々の改善がみられる.
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