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雑誌目次

雑誌文献

臨床検査25巻12号

1981年11月発行

雑誌目次

今月の主題 輸血

カラーグラフ

成分輸血とその手技—Haemonetics Model 30を用いた血小板顆粒球採取

下山 正徳

pp.1420-1422

 血球分離装置は最近各種のものが市販されている.遠心法と吸着法とに分けられるが,遠心法には間欠血流方式であるHaemonetics Model 30があり,連続血流方式としてCelltrifuge Ⅰ,Ⅱ,IBM 2997, CS−3000などの機種がある.これらの機種はコンピューターを用いて自動化する傾向にあるが,それぞれの機種には特徴があり,一概に優劣は論じられない.なお,吸着法は顆粒球採取のためのロイカラムが市販されているが,世界的にみて,この方法は採取顆粒球に損傷がみられるので使用されない傾向にある.現在のところ,我が国で最も多く使用されているHaemonetics Model30を用いた血小板,顆粒球採取法を中心に述べたい.

技術解説

不規則抗体の検査

古川 研

pp.1423-1431

 ヒトは血清中に,A型では抗B,B型では抗A,O型では抗Aと抗Bの各ヒト血球疑集素を持っていることは周知のことであるが,これらは自然抗体(natural antibody)で,自己のABO式血液型の型抗原に対応しない抗体が規則的に存在しているので,規則抗体(regular antibody)と呼ばれている.これらの抗A及び抗Bのほかにも,まれにヒト血清中にヒト血球に対する抗体が存在していることがある.このヒト血清中に存在している抗Aと抗B規則性自然抗体以外の抗体が不規則抗体(irregular anti-body)である.不規則抗体には,輸血や妊娠などのヒト同士の免疫で産生されたことが明らかな免疫抗体(immune antibody)と,免疫されて生じたとは考えにくい正常のヒト血清中の自然抗体のほか,自己血球と反応して結合している自己抗体などがある.

血球保存法

隅田 幸男

pp.1432-1443

 血球には赤血球,白血球,血小板の三つがある.骨髄も加えることがあるが,一般的には前三者のことである.本稿の比重もその辺に置いて述べてみたい.ただ,本誌の主眼が臨床検査であるため,著者が述べようとしている輸血を目的とした血球保存法では,読者は不満足ではないかと思われる.臨床検査に必要な血球保存法を述べるとすれば,各血液型の赤血球を抗体同定に必要な量だけ細かく分けて,液状あるいは凍結して保存する方法(表1)とか,HLA検査の殺細胞試験プレートの小孔に各種抗原型のリンパ球を入れて凍結保存しておき,必要なときに抗血清のスクリーニングとか,抗体の同定に使用できる方法とか,感作血球を凍結保存する方法とかがいちばん良いのだろうと思うのだが,残念ながらこれらのいずれもまだまだこれからの研究課題である.したがって本稿はあくまで輸血用血球の保存法のうち,本邦の血液製剤基準に定められている赤血球の保存法を中心に述べ,その他の血球に関しては現況を概観しておくにとどめた.

HLA抗原の検査法

荒木 千枝子 , 十字 猛夫

pp.1444-1450

 HLA抗原は,マウスにおけるH−2抗原と生物学的に相同の抗原であり,同種免疫において最も強い免疫原性を有するものの一つであることが知られている.この意味から,臓器移植,血小板などの血液成分輸血において供血者と受血者の適合性を決めるのに極めて重要な意味を持つ抗原系である.

 また,H−2抗原遺伝子座領域に,免疫応答遺伝子をはじめとして,生物学的に重要な遺伝子が存在することが知られている.ヒトにおいても,幾つかの疾患に対する(感受性及び抵抗性)遺伝子が,HLA抗原と密接な相関性を有することも明らかにされており,HLA抗原がこれらの遺伝子を解明するためのマーカーとして利用されている.例えば強直性脊椎炎の診断において,HLA-B 27抗原の有無は重要な手掛かりになってきている.

総説

輸血副作用

遠山 博

pp.1451-1458

 輸血最中,または輸血後比較的短時間で患者に起こる異常な反応を輸血副作用と言う.これに対して輸血梅毒,マラリア,肝炎のような輸血による感染症は障害の現れるまでにかなりの日数がかかり,通常輸血副作用とは言わず,輸血合併症と言う.輸血副作用を分類するのはなかなかに難しいが,著者は通常表1のように分けている.

 表1の中でⅠ.による輸血諸副作用は,その責任が主に血液センター,病院輸血部などにゆくことになり,Ⅱ.のほうはその責任が全面的に臨床医サイドにゆくことになる.本章ではI.についてのみ述べることにする.

臨床検査の問題点・145

交差適合試験

川越 裕也 , 山本 一恵

pp.1460-1466

 輸血は,現代の医療の中で欠かすことのできない治療の一部となっている.実施に当たっては,血液成分という組織の移植であることから,受血者と供血者との適合性が厳重に検索されなければならない.どの検査法を選択し,どのように輸血前検査を進めるか,より有効な輸血の実施のためにお話しいただく.

検査と疾患—その動きと考え方・59

劇症肝炎と交換輸血

田中 慧

pp.1467-1473

 急性肝炎は一般に極めて予後の良い疾患である.しかし,一部に急性肝炎発症後,短期間のうちに全身倦怠感,食欲不振,頭痛などの自覚症状が強くなり,意識障害が出現し,昏睡となり死亡する症例が存在する.それらは時には発熱,頭痛から髄膜炎と誤診されたり,錯乱状態や意識障害があることから精神科あるいは脳外科へ入院させられることがある.これらの重篤で予後の悪い急性肝炎を劇症肝炎と呼ぶ.

 我が国では,急性肝炎の約2%が劇症化すると推定され,年間では約3,700人の発症があるであろうと計算されている.その死亡率は80〜90%とされている.

座談会

輸血の現状と将来

福岡 良男 , 小島 健一 , 伊藤 和彦 , 大河内 一雄 , 隅田 幸男 , 清水 勝 , 村上 省三

pp.1474-1486

 輸血は治療の一部として盛んに行われるようになったが,輸血のための教育についてみるとむしろ技師のほうが先行している面もある.医師に対して輸血検査についての認識をより高めるべく卒後教育,トレーニングも行われているが,現場の実情はどうなのか.それぞれの経験を大いに語っていただいた.

私のくふう

ローズアニリンによる弾性線維染色

高橋 勝美

pp.1459

 弾性線維染色の組織学的検索において,日常,最も頻繁に活用されているものに,Weigertのレゾルシンフクシン液がある.しかし,日常検査に活用されていながら,今なお液の作製に当たり,各社から商品化されているいわゆる塩基性フクシンの質のバラツキ,作製者の相違による出来不出来,更には作製過程の時間的浪費など,問題は数多い.そこで,ローズアニリンをいわゆる塩基性フクシンに代用させることにより,だれにでも簡単にしかも短時間で済み,色素回収量も多く安価で,染色結果も鮮明に染めうることを確認したのでここに報告する.

Ex Laboratorio Clinico・59

Cis AB型

大久保 康人

pp.1487-1492

はじめに

 大阪府が予算を計上して府民の血液型検査を実施し始めたのは,1961年からであったと思う.そのころはかなりの売血が残っていて世の中の批判があり,新聞紙上をにぎわせていた.

 我々は,1962年に全国に先駆けて,売血を中止し献血に切り換えたが,もちろん献血者は少なくて苦労していた.ちょうど集団血液型検査を実施するのには時間的に余裕があった.大阪府民の血液型検査は年間10万人が目標であり,我々の血液センター(当時は赤十字病院附属大阪輸血研究所と呼んでいた)ではそのうち3万人の検査を引き受けていた.この検査はABO式血液型とRh(D)の検査であったが,ABO型については,必ず"オモテ検査"と"ウラ検査"を行ったうえ判定することに申し合わせていた.当時一般病院ではオモテ検査とウラ検査を行って患者の血液型判定を行っているところはほとんどなかったのではないかと思う.大阪府の検査を始めて間もなくABO型の変異型(variant)と考えられる検体に遭遇した.それはオモテ検査で,抗Aには反応せずに抗Bには通常のB型より明らかに凝集の弱い反応であり,ウラ検査ではB型であった.現在では全く苦労なく判定できるが,この当時は決して簡単なものではなかった.結局古畑種基先生(当時科学警察研究所長,故人)に相談し解決したが,Bh (para-Bombay)であった.残念ながら我々は抗Hを保有していなかったために,判断できなかったのである.

負荷機能検査・23

ガストリン誘発試験—セクレチン負荷試験を中心に

木本 邦彦 , 藤本 荘太郎 , 山口 勝通

pp.1493-1501

 診断的意義を重視するガストリン誘発試験の主流を成すものは世界的にみてセクレチン負荷試験であり,次いで,Ca負荷試験やグルカゴン負荷試験などである.この試験はほとんどの場合,著明な高ガストリン血症を呈するガストリノーマの検索のために用いられると言っても過言ではない.そこで,ここでは高ガストリン血症に対するセクレチン負荷試験を中心に述べる.

 ガストリンは1968年McGuiganや1970年Yalowらによるラジオイムノアッセイ(RIA)の応用により,微量な血清ガストリン濃度の測定が可能となり,高ガスリン血症を呈するZollinger-Ellison症候群(Z-E症候群)や悪性貧血の診断に欠かすことのできない検査の一つとなってきた.しかし,ガストリノーマを有しながら高ガストリン血症を呈しないZ-E症候群が時にみられ,そこにセクレチン負荷試験の意義が生じる.

アイソエンザイム・11

コリンエステラーゼ

五味 邦英 , 石井 暢

pp.1503-1507

はじめに

 コリンエステラーゼ(cholinesterase;ChE)はコリンエステルを加水分解して,コリンとカルボン酸を生ずる酵素で,生体内ではその酵素学的特性,生理的作用の差により二種類が存在する.すなわち,一方はアセチルコリンエステラーゼ(系統名acetylcholine hydrolase,EC 3.1.1.7, acetyl-cholinesterase,別名true cholinesterase)で特異基質としてアセチルβメチルコリン,至適基質としてアセチルコリンに作用し,酢酸とコリンとに分解する.この酵素は神経組織,赤血球に多く存在し,その生理機能に関与して分布している.他方コリンエステラーゼ(系統名acylcholine acylhy-drolase, EC 3.1.1.8, cholinesterase,別名pseudo-cholinesterase)は特異基質としてベンゾイルコリン,至適基質としてブチリルコリンというアシルコリン類に作用し,有機酸とコリンとに分解する.この酵素は血清,肝臓,腸管粘膜などに多く存在し,肝臓で産生され,その生理作用は恐らく神経筋肉系に関与しているのではないかと考えられているが不明な点が多い.

第2回医学書院臨床検査セミナーより・1【新連載】

血小板—その多能性

山中 學

pp.1509-1518

囗はじめに

 今日,私がお話しいたしますのは"血小板—その多能性"についてであります."多能"という言葉にちょっと問題があるかもしれません.あるいは多様性と言ったほうがいいかもしれません.血小板は御存じのように,止血あるいは血栓で重要な役目を果たしているのですが,そのことだけでも最近は臨床の先生方に興味を持たれまして,私どもの検査部にも血小板の数をはじめ,機能的な検査の要望が非常に多くなりました.私たちが若いころ,研究室で血小板の仕事をしていたときに比べますと,全く思いもよらないほどに,血小板というものに対する関心が大きくなってきました.これは我が国だけではなくて,世界的にそういう傾向が強く,特にここ10年ぐらいの血小板に関する研究は,たいへん専門化してきておりますし,医学関係のみならず,いわゆる理学,薬学の専門家の方たちが血小板に取り組んでおられる.研究だけではなく,臨床的にどういうふうにそれぞれが関係しているかということが,これからお話しする内容です.

 血小板というものがいろいろな面にチョッカイを出す,それに対して血小板の機能を制御するような方法で,ある種の病気,あるいは病態が改善されているといった事実が最近たくさん出てまいりました.今日は,本来の血小板の役目であります止血以外のことについて,血小板はどういうふうな点に関与しているかということを御紹介させていただいて,私の責めを果たしたいと思います.

資料

血液製剤パイロットの当院におけるHBs抗原再検査結果について

片桐 千恵子 , 内藤 成子 , 若林 郁子 , 市川 スミ枝 , 兼子 澄子 , 藤沢 きくえ , 宮崎 明子 , 瀬戸 幸子 , 塚田 理康 , 真弓 忠

pp.1519-1520

はじめに

 日赤血液センターで,1972年よりHBs抗原のスクリーニングを開始して以来,輸血後のB型肝炎は減少したが,皆無になってはいない.そこで,当院で輸血に使用した,日赤よりの血液製剤パイロットのHBs抗原の再検査を行った.この結果について報告する.

逆受身赤血球凝集反応(RPHA)に基づく血中フェリチン迅速定量法の評価

扇谷 茂樹 , 初田 和由 , 辻 哲 , 中村 まき子 , 久城 英人 , 児玉 順三

pp.1521-1523

はじめに

 1937年,Laufberger1)はウマ脾臓からフェリチンを単離した.次いでフェリチンは動植物の細胞質内に広く存在する水溶性の鉄結合組織蛋白であることが明らかにされた.1972年,Addisonら2)は正常ヒト血清中にもフェリチンが存在することを確認し,以後血清フェリチン測定の臨床医学的な意義が注目され始めた.

 フェリチンは24個のサブユニットから成る分子量約45万のアポ蛋白と,その中心に存在する鉄ヒドロキシリン酸の鉄ミセルより成る球状構造を有する.アポ蛋白には蛋白固有の不均一性があることより,いわゆるアイソフェリチンが存在する3)

新しいキットの紹介

エンザイムイムノアッセイによるTBGの不飽和サイロキシン結合能測定の基礎的検討

泉倉 康男 , 清水 静夫 , 白井 祥子 , 三村 幸一 , 槇村 博之 , 松岡 瑛 , 福地 稔

pp.1525-1528

はじめに

 血中ホルモンの測定には,現在ラジオイムノアッセイ(RIA)法が広く普及するに至っている.このRIA法は標識物にラジオアイソトープ(RI)を使用するため,測定に際して特殊な機器や設備が必要であり,また環境汚染の問題から廃棄方法にも細心の注意を払わなければならない.更に,RI取り扱い者の被曝線量など種々の制約を受ける欠点を有している.このためRIA法に代わる方法として.標識物に酵素を用いたエンザイムイムノアッセイ(EIA)法が開発されつつある.筆者らは既にEIA法による血中インスリン1),サイロキシン(T42),トリヨードサイロニン(T33)の測定について報告を行ってきた.

 一方,甲状腺機能検査法の進歩に従って,ホルモンレベルそのものの動態もさることながらサイロキシン結合蛋白質(TBP)の変動が注目されるようになり,TBPの中でも甲状腺ホルモンとの結合において最大部分を占めるサイロキシン結合グロブリン(TBG)に関しては,RIA法で直接測定が可能になってきている.

検査室の用語事典

凝固・線溶検査

藤巻 道男

pp.1529

103)パラコアグレーション;parocoagulation

 フィブリノゲンモノマー,FDP,CIG及びこれらの複合体が塩基性蛋白である硫酸プロタミンやエタノールによって,フィブリノゲン様物質を形成することを言う.この現象の応用でDICの検出法においてパラコアグレーションテストとして硫酸プロタミン試験,エタノールゲル試験がある.

細胞診

浦部 幹雄

pp.1531

101)転移;metastasis

 悪性腫瘍が発生して増殖過程の中で他の臓器組織に非連続性に同一組織形態の腫瘍が増殖を始める現象である.血行転移(hematogenous metastasis)とリンパ行性転移(lympho-genous metastasis)の二種がある.なお管内性転移はまれと考えられる.原発巣と対比して組織学的な基本構造は変わらないが,分化の程度に差異があるため,注意が肝腎である.

質疑応答

臨床化学 直接・間接ビリルビンの分画

宍野 宏治 , 片山 善章 , U生

pp.1533-1535

 〔問〕現在行われているビリルビン測定法の感度,再現性を考えたとき,総ビリルビン何mg/dlくらいから分画可能でしょうか.医師から1mg/dl以下でも分画の依頼があり困っています.直接ビリルビンについて説明してください.

血液 臍帯血では血餅ができるのが遅いか

吉岡 慶一郎 , T生

pp.1535-1537

 〔問〕生化学分析で臍帯血中のビリルビンなどの検査を行いますが,普通の静脈血に比べ,血餅のできるのが遅いように思われます.凝固因子,その量などの関係で固まりにくいのでしょうか.御教示ください.

免疫血清 緊急時の交差試験

伊藤 和彦 , I生

pp.1537-1540

 〔問〕緊急時の交差試験について以下の二項についてお教えください.

(1)現在交差試験には血清を使用していますが,血漿を使用した場合不規則抗体の検出感度はどの程度変化しますか.

病理 psammoma bodyのCaイオン/一般検査 尿沈渣と広視野顕微鏡

浦野 順文 , W生 , 立花 勇一 , K生

pp.1540-1542

 〔問〕 卵巣癌,乳癌,脳腫瘍などにみられるpsa-mmoma bodyを形成する石灰のCaイオンは,どこに由来するのでしょうか.細胞内にCa2+が異常に高くなるとすると,ATPascが関係しているのかどうか知りたいと思います.また特有の臓器にみられるのはどうしてでしょうか.

 〔問〕 最近の顕微鏡は広視野型のものが普及していますが,尿沈渣を鏡検し報告する場合に従来型との視野の差はどうなるのでしょうか.

診断学 無症候性低血糖,その原因と対策

成宮 学 , 池田 義雄 , I子

pp.1542-1544

 〔問〕 血糖値35mg/mlの成績で,患者さんには低血糖症状がないので間違いではないかと言われました.検体はNaFで採り,まだ残っていたので再検しましたが,同程度(29mg/dl)でした.あと,何を考えて調べればよいのかをお教えください.

検査機器 ビリルビンメーターの信頼性について

山舘 周恒 , K生

pp.1544-1546

 〔問〕 新生児のビリルビンをビリルビンメーターで測定すると,ジアゾ反応法で測定した値より低くなるのはなぜでしょうか.またビリルビンメーターの信頼性はどの程度と考えてよいでしょうか.

基本情報

臨床検査

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1367

印刷版ISSN 0485-1420

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バックナンバー

64巻12号(2020年12月発行)

今月の特集1 血栓止血学のトピックス—求められる検査の原点と進化
今月の特集2 臨床検査とIoT

64巻11号(2020年11月発行)

今月の特集1 基準範囲と臨床判断値を考える
今月の特集2 パニック値報告 私はこう考える

64巻10号(2020年10月発行)

増刊号 がんゲノム医療用語事典

64巻9号(2020年9月発行)

今月の特集1 やっぱり大事なCRP
今月の特集2 どうする?精度管理

64巻8号(2020年8月発行)

今月の特集1 AI医療の現状と課題
今月の特集2 IgG4関連疾患の理解と検査からのアプローチ

64巻7号(2020年7月発行)

今月の特集1 骨髄不全症の病態と検査
今月の特集2 薬剤耐性カンジダを考える

64巻6号(2020年6月発行)

今月の特集 超音波検査報告書の書き方—良い例,悪い例

64巻5号(2020年5月発行)

今月の特集1 中性脂肪の何が問題なのか
今月の特集2 EBLM(evidence based laboratory medicine)の新展開

64巻4号(2020年4月発行)

増刊号 これで万全!緊急を要するエコー所見

64巻3号(2020年3月発行)

今月の特集1 Clostridioides difficile感染症—近年の話題
今月の特集2 質量分析を利用した臨床検査

64巻2号(2020年2月発行)

今月の特集1 検査でわかる二次性高血圧
今月の特集2 標準採血法アップデート

64巻1号(2020年1月発行)

今月の特集1 免疫チェックポイント阻害薬—押さえるべき特徴と注意点
今月の特集2 生理検査—この所見を見逃すな!

63巻12号(2019年12月発行)

今月の特集1 糖尿病関連検査の動向
今月の特集2 高血圧の臨床—生理検査を中心に

63巻11号(2019年11月発行)

今月の特集1 腎臓を測る
今月の特集2 大規模自然災害後の感染症対策

63巻10号(2019年10月発行)

増刊号 維持・継続まで見据えた—ISO15189取得サポートブック

63巻9号(2019年9月発行)

今月の特集1 健診・人間ドックで指摘される悩ましい検査異常
今月の特集2 現代の非結核性抗酸菌症

63巻8号(2019年8月発行)

今月の特集 知っておきたい がんゲノム医療用語集

63巻7号(2019年7月発行)

今月の特集1 造血器腫瘍の遺伝子異常
今月の特集2 COPDを知る

63巻6号(2019年6月発行)

今月の特集1 生理検査における医療安全
今月の特集2 薬剤耐性菌のアウトブレイク対応—アナタが変える危機管理

63巻5号(2019年5月発行)

今月の特集1 現在のHIV感染症と臨床検査
今月の特集2 症例から学ぶフローサイトメトリー検査の読み方

63巻4号(2019年4月発行)

増刊号 検査項目と異常値からみた—緊急・重要疾患レッドページ

63巻3号(2019年3月発行)

今月の特集 血管エコー検査 まれな症例は一度みると忘れない

63巻2号(2019年2月発行)

今月の特集1 てんかんup to date
今月の特集2 災害現場で活かす臨床検査—大規模災害時の経験から

63巻1号(2019年1月発行)

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今月の特集2 最近の輸血・細胞移植をめぐって

62巻11号(2018年11月発行)

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62巻10号(2018年10月発行)

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62巻7号(2018年7月発行)

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62巻5号(2018年5月発行)

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増刊号 疾患・病態を理解する—尿沈渣レファレンスブック

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60巻10号(2016年10月発行)

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今月の特集2 感染症の迅速診断—POCTの可能性を探る

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今月の特集2 実践に役立つ呼吸機能検査の測定手技

60巻1号(2016年1月発行)

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今月の特集2 グローバル化時代の耐性菌感染症

59巻13号(2015年12月発行)

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59巻12号(2015年11月発行)

今月の特集1 ウイルス性肝炎をまとめて学ぶ
今月の特集2 腹部超音波を極める

59巻11号(2015年10月発行)

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59巻10号(2015年10月発行)

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59巻4号(2015年4月発行)

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今月の特集2 感染制御と連携—検査部門はどのようにかかわっていくべきか

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今月の特集2 夜勤で必要な輸血の知識

59巻2号(2015年2月発行)

今月の特集1 動脈硬化症の最先端
今月の特集2 血算値判読の極意

59巻1号(2015年1月発行)

今月の特集1 採血から分析前までのエッセンス
今月の特集2 新型インフルエンザへの対応—医療機関の新たな備え

58巻13号(2014年12月発行)

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今月の特集2 とても怖い心臓病ACSの診断と治療

58巻12号(2014年11月発行)

今月の特集1 甲状腺疾患診断NOW
今月の特集2 ブラックボックス化からの脱却—臨床検査の可視化

58巻11号(2014年10月発行)

増刊号 微生物検査 イエローページ

58巻10号(2014年10月発行)

今月の特集1 血液培養検査を感染症診療に役立てる
今月の特集2 尿沈渣検査の新たな付加価値

58巻9号(2014年9月発行)

今月の特集1 関節リウマチ診療の変化に対応する
今月の特集2 てんかんと臨床検査のかかわり

58巻8号(2014年8月発行)

今月の特集1 個別化医療を担う―コンパニオン診断
今月の特集2 血栓症時代の検査

58巻7号(2014年7月発行)

今月の特集1 電解質,酸塩基平衡検査を苦手にしない
今月の特集2 夏に知っておきたい細菌性胃腸炎

58巻6号(2014年6月発行)

今月の特集1 液状化検体細胞診(LBC)にはどんなメリットがあるか
今月の特集2 生理機能検査からみえる糖尿病合併症

58巻5号(2014年5月発行)

今月の特集1 最新の輸血検査
今月の特集2 改めて,精度管理を考える

58巻4号(2014年4月発行)

今月の特集1 検査室間連携が高める臨床検査の付加価値
今月の特集2 話題の感染症2014

58巻3号(2014年3月発行)

今月の特集1 検査で切り込む溶血性貧血
今月の特集2 知っておくべき睡眠呼吸障害のあれこれ

58巻2号(2014年2月発行)

今月の特集1 JSCC勧告法は磐石か?―課題と展望
今月の特集2 Ⅰ型アレルギーを究める

58巻1号(2014年1月発行)

今月の特集1 診療ガイドラインに活用される臨床検査
今月の特集2 深在性真菌症を学ぶ

57巻13号(2013年12月発行)

今月の特集1 病理組織・細胞診検査の精度管理
今月の特集2 目でみる悪性リンパ腫の骨髄病変

57巻12号(2013年11月発行)

今月の特集1 前立腺癌マーカー
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査②

57巻11号(2013年10月発行)

特集 はじめよう,検査説明

57巻10号(2013年10月発行)

今月の特集1 神経領域の生理機能検査の現状と新たな展開
今月の特集2 Clostridium difficile感染症

57巻9号(2013年9月発行)

今月の特集1 肺癌診断update
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査①

57巻8号(2013年8月発行)

今月の特集1 特定健診項目の標準化と今後の展開
今月の特集2 輸血関連副作用

57巻7号(2013年7月発行)

今月の特集1 遺伝子関連検査の標準化に向けて
今月の特集2 感染症と発癌

57巻6号(2013年6月発行)

今月の特集1 尿バイオマーカー
今月の特集2 連続モニタリング検査

57巻5号(2013年5月発行)

今月の特集1 実践EBLM―検査値を活かす
今月の特集2 ADAMTS13と臨床検査

57巻4号(2013年4月発行)

今月の特集1 次世代の微生物検査
今月の特集2 非アルコール性脂肪性肝疾患

57巻3号(2013年3月発行)

今月の特集1 分子病理診断の進歩
今月の特集2 血管炎症候群

57巻2号(2013年2月発行)

今月の主題1 血管超音波検査
今月の主題2 血液形態検査の標準化

57巻1号(2013年1月発行)

今月の主題1 臨床検査の展望
今月の主題2 ウイルス性胃腸炎

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