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雑誌目次

雑誌文献

臨床検査25巻3号

1981年03月発行

雑誌目次

今月の主題 筋疾患

カラーグラフ

筋肉病変の組織化学

布村 進作 , 伊井 邦雄 , 檜澤 一夫

pp.244-246

 筋組織は均一な筋線維の単なる集合体ではない.すなわち筋肉はその機能に応じて,代謝の面で大きく異なる2型に大別される筋線維(タイプI及びⅡ)から成る.こねらの筋線維の分布,酵素活性の異常をみる組織化学的な検索は,筋疾患,筋病変の細織診断には不可欠の方法である.

技術解説

単一筋線維筋電図

小西 哲郎

pp.247-257

 単一筋線維筋電図(single fiber electromyography;SFEMG)は従来の一芯同心型筋電図針を用いたルーチン筋電図(conccntric needlc electromyography;CNEMG)と対比され,筋電図計本体はルーチン筋電図と共通のものであるが,その違いは記録電極の大小によるものである.単一筋線維筋電図とは個々の単一の筋線維の活動電位を分離同定しうる十分小さい電極(直径25μm)を,外套針の側窓に取り付けた筋電図針を用いて観察する筋電図のことである.

 ルーチン筋電図では記録電極が大きいため,観察される個々の波形は複数の単一筋線維の活動電位の合成波形であり,その位相数,振幅,持続時間及び強収縮下での波形の動員の状態を主に取り扱っている.単一筋線維由来の活動電位を分離同定しうる単一筋線維筋電図では,個々の分離された波形はほぼ同一の二相性の単純な波形を示すため,ルーチン筋電図で問題となる個々の波形の分析は行わずに,互いの波形の間隔や同一の波形の出現様式を分析するのがルーチン筋電図と異なるところである.このため単一筋線維筋電図では個々の波形を一種の信号パルスとして取り扱って,分析方法をいろいろ変えることにより,従来の筋電図ては得られ難い臨床上有用なパラメーターを定量的に検索することを特徴としている.

ミオグロビンの検査と臨床的意義

三好 和夫 , 川井 尚臣 , 岩朝 勝 , 長田 淳一 , 林 正 , 近藤 彰

pp.258-268

 ミオグロビン(Mb)は筋組織中に存在する分子量17,500のヘム蛋白である.Mbの主な生理機能は血色素(Hb)によって運搬されてきた酸素を筋組織で受け取り,これを筋組織中で運搬,貯蔵し,必要に応じてエネルギー産生系に供給することである.

 Mbは人では主として骨格筋(5 mg/g wet weight),心筋(3 mg/g wet weight)に存在する.健常人の血中,尿中にも微量のMbが存在するが,筋細胞の崩壊時にはこれが血中に増加し,分子量が小さいため早早に尿中に排泄される.すなわち,血中や尿中のMbを測定することによって,骨格筋や心筋の筋崩壊の程度や病態の把握ならびに予後の判定などに利用することができる.

末梢神経伝導速度

進藤 政臣 , 柳沢 信夫

pp.269-280

 運動神経伝導速度(MCV)及び感覚神経伝導速度(SCV)は,末梢神経機能を客観的かつ定量的に把握できる検査法として,臨床診断上しばしば用いられる.末梢神経には多くの種類の神経線維が混在するが,MCV,SCVはこの中でも直径が太く,伝導速度の早い神経線維の機能をみるものである.直径が細く伝導速度の遅い神経線維については微小電極などを用いて研究はされているが,臨床応用の段階には至っていない.

 検査法は,MCVは末梢運動神経を電気刺激して引き起こされる筋の活動電位(M波)を利用して行い(誘発筋電図),SCVは末梢感覚神経を刺激して直接神経の活動電位を記録して求める(誘発神経電図).これらは比較的簡単な方法ではあるが,検査手技や検査条件,測定値の判定,意味づけなどには多少の注意が必要で,以下本文ではこれらの諸点につき解説する.

総説

筋収縮のメカニズム

渡部 士郎

pp.281-290

筋細胞の系統的発達

 英語のanimalを語原辞典でみるとa livingbeingとかabreathing beingの意であるという.後者は,正に日本語の呼吸(いぎ)ものとなり東西の不思議な一致がある.呼吸しているものは,とりもなおさず生きているものであり,特に顕微鏡の発明以来,我々人類は常に"動くもの"に対しての観察を進めてきた.細胞の発見に次いで,細胞内での"動く現象",すなわち原形質流動(cyclo-sis)がまず調べられ,それらは周回運動(rota-tion),循環運動(circulation),湧出運動(foun-tain streaming)などに分類された.

 細胞そのものの運動は主として動物界にみられ,代表的な現象を列挙すれば,アメーバ運動(amoeboid movement),②繊毛運動(ciliarym.),鞭毛運動(flagellan m.)及び今回の主題である③筋運動(muscular m.)または筋収縮(muscular contraction)などに分類されている.前段の原形質流動も含めて,これらの運動現象は,すべてアクチンとミオシンによって代表される収縮性蛋白(contractile protein)が関与していることが,近年急速に発展した研究によって明らかにされている.

臨床検査の問題点・137

筋電図検査のコツ

広瀬 和彦 , 原田 秀樹

pp.292-297

 筋電図検査は,心電図や脳波と同様に波形のパターン認識が検査技術のポイントとなるが,その他に長時間患者と接するため患者とのコミュニケーションの良し悪しがデータに大きく影響する.不用意な言動を避けるのは当然だが,確実な技術に基づいた確信のある態度が更に大切となろう.

(カット図は上が知覚神経伝導速度,下が運動神経伝導速度の波形)

検査と疾患—その動きと考え方・51

重症筋無力症

塩沢 瞭一

pp.298-304

 症例 S.I.,60歳,主婦.

 主訴 眼瞼下垂,両上肢挙上困難.

Ex Laboratorio Clinico・51

LDH Mサブユニット欠損

菅野 剛史

pp.305-309

 LDH Mサブユニット欠損症が見いだされたことで,Ex Laboratorio Olinicoに書くように依頼されたが,私としては時期尚早であると思っている.したがって詳細はこれから報告される論文によって読まれるのが正しいと考える.それならばどうしてこの症例が見いだされたのか,その理由を知りたいという人がいるかもしれない.しかしそれとても,我々が毎日毎日つぶさに検査報告書を点検していたことと,鋭い洞察力を持った臨床医がいたこと,生化学の教室でこの症例の解析に協力いただいたという,ごく当たり前のことがなされただけにすぎない.

負荷機能検査・15

副甲状腺機能検査

屋形 稔 , 三国 龍彦

pp.310-316

 副甲状腺ホルモン(PTH)は,主として腎,骨,腸管に作用して血清カルシウム(Ca)を上昇させるとともに,腎尿細管におけるリン(P)再吸収を抑制して,尿中P排泄を増加させることはよく知られている.また細胞膜のアデニルサイクラーゼ活性を刺激し,腎,骨などのサイクリックAMP (cAMP)レベルを上昇させ,尿中cAMPを増加させる作用を有する.

 したがって血清Ca値や尿中P値の測定は,副甲状腺機能を知るうえで簡便かつ信頼性のある検査法であり,血中PTH濃度をRIAによって直接測定でき,副甲状腺疾患の診断が一段の進歩した現在でもこのことに変わりはない,しかしCa代謝にはPTHばかりでなく,カルチトニンとビタミンDが重要な役割を果たしており,この三者が互いに協調して血清Ca濃度の恒常性を保っている1).また標的器官のPTHに対する反応性が欠除している偽性副甲状腺機能低下症のあることなどから,必ずしも副甲状腺機能とCa値とは一致しない.

アイソエンザイム・3

CK

高木 康 , 鵜澤 龍一 , 由宇 芳上

pp.317-322

 クレアチンキナーゼ(CK)は生体内で次の反応を触媒する酵素で,筋肉のエネルギー代謝に関与している.

 ATP+クレアチンpH9.0pH7.4ADP+クレアチンリン酸 生体内ではこの反応は左方向に傾斜しているが,これはクレアチンリン酸がATPより高エネルギーリン酸結合を有するからであり,これらの高エネルギーリン酸化合物は筋肉の収縮に不可欠のものである.

臨床化学分析談話会より・90

分析化学と生化学の団結で新たなる発展を!—本誌掲載最終回に当たって

斎藤 正行

pp.324

 本誌第17巻第8号(1973年)に"臨床化学分析談話会より・1"が掲載されてから7年余,今回の90回をもってこの欄を終わることになった.長い間貴重な紙面を御提供くださったことに対し心からお礼申し上げる.

 東京及びその近郊の病院化学検査室の同志が集まって勉強会を持ったのが本会の始まりて,1957年の春のことである.それから24年,今年の2月には関東支部は240回例会を迎えている,1961年には東海,北海道,また近畿にも有志のこういう会が発足,1964年には山陰支部も生まれ,現在は四国,東北地区にも波及,ほぼ全国的規模になった.そして1974年からは年2回,夏期と冬期に宿泊してのセミナーが開かれ,全国の同志の交流の場となっている.

研究

センシタイター法と液体培地希釈法及び寒天平板希釈法のMICの比較

宮崎 修一 , 小川 正俊 , 金子 康子 , 五島 瑳智子

pp.325-330

目的

 抗菌薬の感受性測定法には,液体培地希釈法,寒天平板希釈法及び感受性ディスク法がある.現在,病院の臨床検査室では迅速性,簡便性が要求されることから,ディスク法が最も広く用いられている.しかしこの方法については,ディスク薬剤含有濃度の適正さ,製品の精度管理,実験の適否のチェック,及びディスク成績の解釈などの問題点が指摘されている.

 一方,液体培地希釈法,寒天平板希釈法によって菌の感受性を調べる方法は,最小発育阻止濃度(minimuminhibitory concentration;MIC)として実測値を炎現でき,更に液体培地希釈法では,引き続き最小殺菌濃度(minimum bactcricidal conccntration)を測定できる利点がある.しかし,これら二つのMIC測定法は正確性においてディスク法に勝るが,手数を要する点から日常検査には用い難い.この欠点を考慮し,近年各国でMICの簡易測定装置が考案されている.

血小板粘着能の検討

上野 晴美 , 杉浦 晴彦

pp.331-333

はじめに

 最近血栓形成と血小板機能との関連が注目され,予防面からも血小板機能の検索が盛んとなり,血小板機能亢進に対する対索の必要性が強調されるようになってきた.血小板は血液凝固のみでなく,止血や血栓形成に重要な役割を持ち,血小板血栓形成は器質的または機能的に異常のある血管内皮に血小板が粘着し,血管内皮及び血.小板からADPが遊離して,粘着した血小板が互いに付着し合い凝集塊を形成する.したがって血小板機能が亢進している場合には,血栓形成傾向がもたらされるのである.

 血小板粘着能の代表的な検査法にSalzman法及びその変法,Hellem法,ガラスフィルター法などがあるが,測定の統一的標準法はまだ確立されたとは言えない.我々はSalzman変法:安永1,2)らが考案した一定量のガラスビーズ入りプラスチックチューブ,自動血液吸引装置を用い,個人間・個人内の経時的変動,性別及び若年者,中年者,高年者の比較を行ったので報告する.

追悼

故高橋昭三先生を偲んで

松橋 直

pp.336

 畏友高橋昭三君にはもう会えなくなった.高橋昭三君と交友を結んだのは,本誌「臨床検査」の編集を通じてであった.本誌創刊のころは,東大病院に中央検査部が設立途上にあった.我が国にも,本格的な中央検査システムを導入すべく,東大医学部の有志が献身的な努力を果たしているころであり,東大の試験的試みが成功するか否かは注目されているころである.しかし,海外の情勢を察すれば,この方面への展開は必至のものでもあった.その点に着目して本誌創刊の準備が進められていた.臨床検査領域における各部門から,この方向に関心を持つ者が選ばれ編集の任に当たった.細菌部門からは,秋葉朝一郎先生(当時東大教授)が参画されたが,やがて高橋君に譲られた.高橋君は,臨床検査の意義を強く感じ,実際面での活躍で頭角を現していたが,その点に着目された秋葉先生の烱眼による推薦であった.秋葉先生の御期待は見事に適中し,「臨床検査」において,次から次へと適切な企画を立案し,我が国における細菌検査の中央化に貢献している.

 一方,東大の中検においては実務が進行していた.筆者は血清検査室で努力していたが,隣の細菌検査室でも高橋君が頑張り始めていた.今でこそ細菌検査も体系付けらねているが,当時は臨床側からの要望が多種多様であり,その要望を整理し体系化することは容易なことではなかった.

新しいキットの紹介

抗体感作イースト菌を用いたダブルロゼット形成法によるTγ細胞の検出

松本 美富士 , 加藤 芳郎

pp.337-340

はじめに

 ヒトのリンパ球は種々の細胞表面形質を持っており1),これを利用して各種リンパ球の同定が行われている.最近,T細胞サブセットのうちTγ,Tμ細胞が注目されているが,リンパ球機能との関係については明らかでない.これらT細胞の同定は各々,免疫グロブリンIgG,IgMのFcに対するレセプターを有することを利用して行われている.Tγ細胞は各種免疫学的疾患によって変動を示すこと2),その検出が必ずしも困難でないことより,広く臨床的に測定が行われている.

 末梢血Tr細胞の検出法には数多くの方法が考案されているが,大きく分けて2種類の方法がある.その一つは,2種類の異なった指示細胞を用いて行うダブルロゼット形成法3〜6)であり,他の一つはまずT細胞を分離した後,IgGのFcレセプターを検出する方法である7).操作の簡便性から前者のダブルロゼット形成法が一般的である.Fcレセプター検出用の指示細胞として種々のものが利用されており,著者らも従来から有核であるニワトリ赤血球(Ck-EA)を用いたダブルロゼット形成法で検出を行ってきた3)

検査室の用語事典

凝固・線溶検査

藤巻 道男

pp.341

21)外因系血液凝固;extrinsic clotting system

血管が損傷されると血管壁損傷部位より脂質蛋白である組織因子(組織トロンボプラスチン,第Ⅲ因子)が血液中に流入し,第Ⅶ因子とCa2+によって活性型複合体を形成し,第X因子を活性化する.この反応系を外因系と言う.プロトロンビン時間は外因系の検査法である.

細胞診

浦部 幹雄

pp.343

22)円柱上皮細胞;columnar epithelial cell

腺細胞に属する円柱様の細胞で,一端に線毛を有しているのが特徴.ほとんど全身に分布する.細胞診材料としては気管支擦過標本,胃生検捺印標本,子宮頸管材料などがある.

質疑応答

臨床化学 輸液と電解質

和田 孝雄 , H生

pp.345-346

 〔問〕下記のような電解質異常がみられました.余りにもおかしいので再検後,病棟に連絡し再び採血してもらいました.その検査結果は正常でした.点滴の成分については詳しくは聞きませんでしたが,Kは投与していないとのこと.採血及び測定法についても間違いないようで,輸液と電解質との関係及びそれに関ずる注意点などをお教えください.

血液 Brecher-Cronkite法

松野 一彦 , H生

pp.346-348

 〔問〕血小板算定法のBrecher-Cronkit法で,なぜ赤血球が溶血して血小板は安定なのでしょうか.

血液 ジョリー小体とハインツ小体の見分け方

日野 志郎 , M子

pp.348-349

 〔問〕ブリリアントクレシルブルー染色による網状赤血球数の測定を行った際に,主に赤血球辺縁部に2〜3個のブリリアントクレシルブルーに染まる小体が見られました.これを網状赤血球としていいのでしょうか.その他の小体(ジョリー小体,ハインツ小体)の出現とみるべきなのでしょうか.Wright染色ではジョリー小体が見られましたが,ハインツ小体もWright染色で染まるということを聞きましたので,ジョリー小体なのかハインツ小体なのかもはっきり分かりません.この見分け方をお教えください.

 なおこれは実験動物(イヌ)について行つたものです.

免疫血清 バプトグロビンの型別判定法

大谷 英樹 , O生

pp.349-350

 〔問〕ハプトグロビンは遺伝的に三つの型があり,定量の際ばその型によって一定の係数を乗じなければならないと言われています.そこでその型別をするためPAGディスク電気泳動を行いましたが,うまく判別できません.そこで次の点についてお教えください.

(1)血清とヘモグロビンの混合割合

免疫血清 二峰性γグロブリン

河野 均也 , 土屋 達行 , A生

pp.350-352

 〔問〕セルロースアセテート膜電気泳動法によりγグロブリンが2分画を示した検体がありました.臨床的解釈を御教示ください.

免疫血清 HBs抗原・抗体の共存例

小島 健一 , 吉川 明 , K生

pp.352-354

 〔問〕PHA法,RPHA法にてHBsの抗原,抗体の検査をしていますが,時々同一検体で両者が共存する例があります.通常抗原と抗体は特異的に反応し複合体を作るはずですが,この場合,①抗原蛋白と抗体は結合してはいるが,他の結合していない鋸出した部分に試薬が反応し,この免疫複合体が陽性となるのか,②抗原,抗体のタイプ(adr,adwなど)の違いによるものか,③両者はin vivo in, viroで全く反応しないのか,④その他,のどれなのでしょうか,お教えください.

病理 コンゴーレッド染色後の偏光

水平 敏知 , A生

pp.354-355

 〔問〕コンゴーレッド染色用の対照標本が未染色,HE染色で偏光を示さないのに,コンゴーレッド染色後に偏光するのはなぜでしょうか.

一般検査 尿沈渣における赤血球と潜血反応

林 康之 , W生

pp.355-356

 〔問〕尿沈渣中,1視野数個の赤血球が出ているのに,潜血反応(試験紙)陰性ということがよくあります.尿は浸透圧の影響でだいたい溶血するはずですが,なぜですか.

検査機器 酵素電極法

鈴木 周一 , M生

pp.356-358

 〔問〕酵素電極法の原理と,臨床的応用についてお教えください.

基本情報

臨床検査

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1367

印刷版ISSN 0485-1420

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バックナンバー

64巻12号(2020年12月発行)

今月の特集1 血栓止血学のトピックス—求められる検査の原点と進化
今月の特集2 臨床検査とIoT

64巻11号(2020年11月発行)

今月の特集1 基準範囲と臨床判断値を考える
今月の特集2 パニック値報告 私はこう考える

64巻10号(2020年10月発行)

増刊号 がんゲノム医療用語事典

64巻9号(2020年9月発行)

今月の特集1 やっぱり大事なCRP
今月の特集2 どうする?精度管理

64巻8号(2020年8月発行)

今月の特集1 AI医療の現状と課題
今月の特集2 IgG4関連疾患の理解と検査からのアプローチ

64巻7号(2020年7月発行)

今月の特集1 骨髄不全症の病態と検査
今月の特集2 薬剤耐性カンジダを考える

64巻6号(2020年6月発行)

今月の特集 超音波検査報告書の書き方—良い例,悪い例

64巻5号(2020年5月発行)

今月の特集1 中性脂肪の何が問題なのか
今月の特集2 EBLM(evidence based laboratory medicine)の新展開

64巻4号(2020年4月発行)

増刊号 これで万全!緊急を要するエコー所見

64巻3号(2020年3月発行)

今月の特集1 Clostridioides difficile感染症—近年の話題
今月の特集2 質量分析を利用した臨床検査

64巻2号(2020年2月発行)

今月の特集1 検査でわかる二次性高血圧
今月の特集2 標準採血法アップデート

64巻1号(2020年1月発行)

今月の特集1 免疫チェックポイント阻害薬—押さえるべき特徴と注意点
今月の特集2 生理検査—この所見を見逃すな!

63巻12号(2019年12月発行)

今月の特集1 糖尿病関連検査の動向
今月の特集2 高血圧の臨床—生理検査を中心に

63巻11号(2019年11月発行)

今月の特集1 腎臓を測る
今月の特集2 大規模自然災害後の感染症対策

63巻10号(2019年10月発行)

増刊号 維持・継続まで見据えた—ISO15189取得サポートブック

63巻9号(2019年9月発行)

今月の特集1 健診・人間ドックで指摘される悩ましい検査異常
今月の特集2 現代の非結核性抗酸菌症

63巻8号(2019年8月発行)

今月の特集 知っておきたい がんゲノム医療用語集

63巻7号(2019年7月発行)

今月の特集1 造血器腫瘍の遺伝子異常
今月の特集2 COPDを知る

63巻6号(2019年6月発行)

今月の特集1 生理検査における医療安全
今月の特集2 薬剤耐性菌のアウトブレイク対応—アナタが変える危機管理

63巻5号(2019年5月発行)

今月の特集1 現在のHIV感染症と臨床検査
今月の特集2 症例から学ぶフローサイトメトリー検査の読み方

63巻4号(2019年4月発行)

増刊号 検査項目と異常値からみた—緊急・重要疾患レッドページ

63巻3号(2019年3月発行)

今月の特集 血管エコー検査 まれな症例は一度みると忘れない

63巻2号(2019年2月発行)

今月の特集1 てんかんup to date
今月の特集2 災害現場で活かす臨床検査—大規模災害時の経験から

63巻1号(2019年1月発行)

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62巻11号(2018年11月発行)

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今月の特集2 ACSを見逃さない!

62巻10号(2018年10月発行)

増刊号 感染症関連国際ガイドライン—近年のまとめ

62巻9号(2018年9月発行)

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今月の特集2 知っておきたい遺伝性不整脈

62巻8号(2018年8月発行)

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62巻7号(2018年7月発行)

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今月の特集2 不妊・不育症医療の最前線

62巻4号(2018年4月発行)

増刊号 疾患・病態を理解する—尿沈渣レファレンスブック

62巻3号(2018年3月発行)

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今月の特集2 成人先天性心疾患

62巻2号(2018年2月発行)

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62巻1号(2018年1月発行)

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60巻12号(2016年11月発行)

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60巻11号(2016年10月発行)

増刊号 心電図が臨床につながる本。

60巻10号(2016年10月発行)

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今月の特集2 感染症の迅速診断—POCTの可能性を探る

60巻9号(2016年9月発行)

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60巻7号(2016年7月発行)

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今月の特集2 百日咳,いま知っておきたいこと

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今月の特集2 smartに実践する検体採取

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60巻1号(2016年1月発行)

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今月の特集2 グローバル化時代の耐性菌感染症

59巻13号(2015年12月発行)

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今月の特集2 検査室が育てる研修医

59巻12号(2015年11月発行)

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今月の特集2 腹部超音波を極める

59巻11号(2015年10月発行)

増刊号 ひとりでも困らない! 検査当直イエローページ

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59巻1号(2015年1月発行)

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58巻13号(2014年12月発行)

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58巻12号(2014年11月発行)

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今月の特集2 ブラックボックス化からの脱却—臨床検査の可視化

58巻11号(2014年10月発行)

増刊号 微生物検査 イエローページ

58巻10号(2014年10月発行)

今月の特集1 血液培養検査を感染症診療に役立てる
今月の特集2 尿沈渣検査の新たな付加価値

58巻9号(2014年9月発行)

今月の特集1 関節リウマチ診療の変化に対応する
今月の特集2 てんかんと臨床検査のかかわり

58巻8号(2014年8月発行)

今月の特集1 個別化医療を担う―コンパニオン診断
今月の特集2 血栓症時代の検査

58巻7号(2014年7月発行)

今月の特集1 電解質,酸塩基平衡検査を苦手にしない
今月の特集2 夏に知っておきたい細菌性胃腸炎

58巻6号(2014年6月発行)

今月の特集1 液状化検体細胞診(LBC)にはどんなメリットがあるか
今月の特集2 生理機能検査からみえる糖尿病合併症

58巻5号(2014年5月発行)

今月の特集1 最新の輸血検査
今月の特集2 改めて,精度管理を考える

58巻4号(2014年4月発行)

今月の特集1 検査室間連携が高める臨床検査の付加価値
今月の特集2 話題の感染症2014

58巻3号(2014年3月発行)

今月の特集1 検査で切り込む溶血性貧血
今月の特集2 知っておくべき睡眠呼吸障害のあれこれ

58巻2号(2014年2月発行)

今月の特集1 JSCC勧告法は磐石か?―課題と展望
今月の特集2 Ⅰ型アレルギーを究める

58巻1号(2014年1月発行)

今月の特集1 診療ガイドラインに活用される臨床検査
今月の特集2 深在性真菌症を学ぶ

57巻13号(2013年12月発行)

今月の特集1 病理組織・細胞診検査の精度管理
今月の特集2 目でみる悪性リンパ腫の骨髄病変

57巻12号(2013年11月発行)

今月の特集1 前立腺癌マーカー
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査②

57巻11号(2013年10月発行)

特集 はじめよう,検査説明

57巻10号(2013年10月発行)

今月の特集1 神経領域の生理機能検査の現状と新たな展開
今月の特集2 Clostridium difficile感染症

57巻9号(2013年9月発行)

今月の特集1 肺癌診断update
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査①

57巻8号(2013年8月発行)

今月の特集1 特定健診項目の標準化と今後の展開
今月の特集2 輸血関連副作用

57巻7号(2013年7月発行)

今月の特集1 遺伝子関連検査の標準化に向けて
今月の特集2 感染症と発癌

57巻6号(2013年6月発行)

今月の特集1 尿バイオマーカー
今月の特集2 連続モニタリング検査

57巻5号(2013年5月発行)

今月の特集1 実践EBLM―検査値を活かす
今月の特集2 ADAMTS13と臨床検査

57巻4号(2013年4月発行)

今月の特集1 次世代の微生物検査
今月の特集2 非アルコール性脂肪性肝疾患

57巻3号(2013年3月発行)

今月の特集1 分子病理診断の進歩
今月の特集2 血管炎症候群

57巻2号(2013年2月発行)

今月の主題1 血管超音波検査
今月の主題2 血液形態検査の標準化

57巻1号(2013年1月発行)

今月の主題1 臨床検査の展望
今月の主題2 ウイルス性胃腸炎

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