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雑誌目次

雑誌文献

臨床検査25巻4号

1981年04月発行

雑誌目次

今月の主題 マイコプラズマ症,クラミジア症の診断

カラーグラフ

マイコプラズマとクラミジア

三輪谷 俊夫

pp.364-365

微生物の培養・同定技術の進歩はマイコフラズマやクラミジアの分類学を一変させた.細胞壁合成能を全く欠如しているマイコプラズマ及びマイコプラズマ様微生物(MLOまたはPPLO)はclassMollecutes (広義のマイコプラズマ,the mycoplasmas)に包括され,ヒトを含む哺乳動物のみならず植物・昆虫に対する病原体も多数含まれている.クラミジア(order Chlamydiales)に関しては非常に明解になり,1目1科1属として,かつて大型ウイルスとして取り扱われてきたPLT群(オウム病,鼠径リンパ肉芽腫症(第4性病),トラコーマ群)の病原体はgenus Chalamydiaに一括され,オウム病クラミジア(C.psitaci)とトラコーマクラミジア(C.trachomatis)に分けられている.近年,オウム病は輸入伝染病として重視され,非淋菌性尿道炎の病原菌,不妊症との関連などにおいてC.trachomatisfや凸Ureaplasma urealayaticum (human T-mycoplasmaまたはT-strain)などが重要視されてきている.(図1〜6は中村昌弘教授,図7は田波洋教授による.技術解説参照)

技術解説

非淋菌性尿道炎の検査法

吉岡 守正

pp.366-375

 非淋菌性尿道炎(nongonococcal urethritis;NGU)はその名のごとく,淋菌(Neisseria gonorrhoea)を原因としないすべての尿道炎を指す.淋菌も,またそれ以外の病原体も検出されない尿道炎を,非特異性尿道炎(nonspccific urethritis;NSU)と呼ぶこともあるが,現在の多くのNSU症例が病原体を検出できるようになったので,NGUという名称のほうが適当である.NGUはもっぱら男子尿道炎を指すことが多く,女子では解剖学的に併発しやすい腟炎,子宮内膜の炎症などと一緒に論じられるのが普通である.

オウム病の検査法

田波 洋

pp.377-382

 抗生物質が開発される以前はオウム病は死亡率の高い危険な伝染病であったが,抗生物質(特にテトラサイクリン系)が開発された後,死亡率は激減し,軽い異型肺炎の一つとみなされ危険な伝染病という印象は薄れる傾向にあった.

 ところが,数年前から輸入家禽から感染した患者で死亡例が多発し,改めて本疾患を見直さねばならない状況が生まれている1,2).一方,関連疾患であるトラコーマ・クラミジアによるヒトの生殖器感染症も潜行的に流行している兆しがある.

ヒトマイコプラズマ症の検査法

中村 昌弘

pp.383-388

 ヒトのマイコプラズマ感染症は現在のところ,マイコプラズマ肺炎(原発性異型肺炎)に限られているので,マイコプラズマ肺炎を診断するための技術を主として述べることにする.また,今回は特にウレアプラズマの分離,同定を加えた.こわは以前はTマイコプラズマ(Tiny mycoplasma)と呼ばれていたもので,今ではウレアプラズマ(Ureaplasma)と言う.最近になりこれが慢性前立腺炎の原因にも関係がありそうだとの報告もあり,また不妊の原因の一部にもなりかねないとの説があってウレアプラズマへの関心も高まりつつある.これは肺炎マイコプラズマ(Mycoplasma pneumoniae)と性状が著しく異なるので,検査技術も別に述べる必要がある.

 ヒトに関係ありそうなマイコプラズマは以上のごとくM.pneumoniaeとUreaplasmaの二つである.一般にまだ,マイコプラズマの分離同定は検査室でもかなり憶劫がられて,他の細菌ほどにルーチンに行われないところもあるようだが,ここでは我々が日常,容易に行っている方法を詳細に述べる.ルーチン化すればブドウ球菌の検査と同程度である.方法に規格はないので,行っているうち自分に慣れた方法をあみ出せばよい.

総説

国際細菌命名規約の改正について—その周辺の出来事から

藪内 英子

pp.389-396

 1958年に単行本として出版された国際細菌ウイルス命名規約(International Code of Nomcn-clature of Bacteria and Viruses)は部分改訂を経て細菌独自の規約,国際細菌命名規約(Intcrnati-onal Code of Nomenclature of BactcriaとしてIntcrnational Journal of systematic Bacteriology;IJSB)に発表されたが,単行本にはならなかった.その後細菌の命名に関する多くの問題に対処するため規約の全面改訂が達成され,単行本として1975年発行,1976年1月から発効した.またこの新版に付録として収録されるはずであった細菌学名承認リスト(Approved Lists of BacterialNames)は,1980年1月IJSBに掲載されその後単行本となった.

 細菌の分類命名委員会が初めて結成された第1回国際微生物学会議(1930年,パリ)からほぼ50年を経て刊行されたこの細菌命名規約の新版は,動・植物命名規約から離れた細菌学独自の命名規約であり,また有名無実の細菌名を整理するとともに,細菌命名の優先権の出発日をこれまでの1753年5月1日から1980年1月1日に改めた点で,正に画期的な壮挙と言わねばならない.

臨床検査の問題点・138

培養細胞のマイコプラズマ汚染とその対策

尾形 学 , 水谷 裕迪

pp.398-405

 培養細胞,特に継代細胞の汚染の70〜80%はマイコプラズマが占めている.しかしその汚染の実態は,実験者自身も余り知らない.そこで,汚染の原因,ウイルス検査などへの影響,菌の検出法,そしてその汚染対策を話し合っていただく.

(カット写真は紐織培養液から麻疹ウイルスを精製中に見いだきれたマイコプラズマと思われる棒状の物体.10万倍:水谷)

検査と疾患—その動きと考え方・52

おうむ病

田村 静夫

pp.406-413

 症例1 愛玩鳥からの感染例,33歳,主婦.

 主訴 発熱咳,腰痛.

座談会

細菌検査における迅速化・自動化の展望と問題点

小沢 敦 , 上野 一恵 , 小栗 豊子 , 播金 収 , 三輪谷 俊夫

pp.414-423

 迅速化,自動化が立ち遅れていた細菌検査にも薬剤感受性試験の機械化や,腸内細菌,嫌気性菌などの簡易同定キットが日常検査に人りつつある.しかし,その性能や成績管理面ではまだまだ十分でないことから必ずしも展望は開けていない.検査室での迅速化,自動化の現況とその問題点を検討する.

私のくふう

退色のないvan Gieson液

若松 菊男

pp.376

 現在EVG染色法は,Weigertの弾性線維染色とvan Gieson染色の重染色法として広く行われている.この染色法は組織を赤黄黒と鮮やかに染め分ける反面,van Gieson液中の酸性フクシンが退色するという欠点を持っている.そこで今回私はEVG染色における赤の退色を解決する方法として,van Gicson液の改良を行ったので報告する.

 普通のvan Gicson液は飽和ピクリン酸100ml (実験では50ml)に対し1%酸性フクシンを10〜15ml (実験では4ml)加えて作る.改良した液は,飽和ピクリン酸100ml (実験では50ml)に対して1%酸性フクシン,1%ボンソー,1%アゾフロキシンの混合液を10〜15ml (実験では4ml)加えて作る.上記の3種色素はMasson第1液の成分と同じである.

Ex Laboratorio Clinico・52

水痘ワクチンの実用化

高橋 理明

pp.424-429

水痘感染の危険性

 水痘は健康児では一般に軽症とされている.しかし中には高熱を伴って全身に水疱を生じ治癒後も皮膚に瘢痕を残すことがある.特に免疫抑制剤の投与を受けている疾患児や急性自血病児が罹患すると重症化し,死亡に至る例も少なくない.成人が初感染を受けると肺炎などを起こし重篤化することもある.最近は治療にステロイドを使用することが多く,水痘感染の危険性は以前に比しはるかに増大している.また水痘は伝染力が強くて院内感染が多く小児科病棟の医師,病院管理者にとっては大きな問題となっている.

負荷機能検査・16

デキサメサゾン抑制試験

小島 至 , 尾形 悦郎

pp.430-434

 内分泌疾患診断のためにさまざまな負荷試験があるが,それらは大別して刺激試験と抑制試験に分類きれる.dexamethasone (デキサメサゾン)抑制試験は,視床下部下重体—副腎系の抑制試験である.主として副腎皮質機能亢進,すなわちCushing症候群の診断及びその病型鑑別を目的に行う検査法である.本試験の原理の中心は視床下部—下垂体—副腎系のネガティブフィードバック機構の有無を調べることにある.したがって本試験を理解するためには,正常のネガティブフィードバック機構及びCushing症候群における病態生理を知ることが必要となる.

アイソエンザイム・4

遺伝的多型現象

植田 信太郎 , 尾本 恵市

pp.435-439

遺伝的多型現象とは

 遺伝的多型現象(gcnctic polymorphism)とは,同一の繁殖集団内に遺伝的に異なる二つ以上の型が共存する現象であり,性的2型(scxual dimo-rphism)も広義には含まれるが,一般には狭義に"正常な同一集団内で,ある遺伝子座に対立遺伝子が反復突然変異では説明できないほど高い頻度で存在する現象"であると定義されている.普通,最も汚通な対立遺伝子の頻度が99%を越えない場合,すなわちその他の対立遺伝子の頻度の合計が1%を越えれば,その遺伝子座は多型的であると言える.したがって,これよりはるかに頻度の低い酵素異常症などの遺伝病は除外されている.

 遺伝的多型を示す形質には,例えば抗原抗体反応により検出される赤血球抗原型(血液型)や白血球抗原型(HLA),電気泳動法による赤血球酵素型や血清蛋白型,その他,耳垢型やINH代謝型など,数多く知られているが,ここでは電気泳動法により検出さねる酵素の遺伝的多型について述べる.すなわち,国際純止応用化学連合一国際生化学連合(IUPAC IUB)の生化学用語命名委員会により,"アイソザイムの呼称は,多様性を有する酵素群のうち,遺伝的に決定された一次構造上の違いを示すものに用い,修飾による酵素の多様性に対しては用いない"ことが勧告されているが,ここでは更に,その中の一つのカテゴリーである"同一構造遺伝子座における遺伝的変異によるアイソザイム"の中でも特に,電気泳動法で検出される遺伝的多型現象を示すものについて概観する.

研究

凍結組織標本中の乳酸,ピルビン酸ATPの変動について

国武 美知子 , 山口 牧子 , 園田 容子 , 藤島 正敏

pp.440-442

はじめに

 血中あるいは組織中の代謝産物あるいは酵素は,その保存法によって,濃度あるいは活性が減衰あるいは低下する.したがって,検体は採取後直ちに測定するのが望ましいが,保存した検体を用いなくてはならない場合,あるいは一度測定された検体を後日再検する場合には,その検体の保存法と保存による影響を考慮しなくてはならない.

 我々は.高血圧ラットを用いて実験的脳虚血を作成し,脳組織における糖代謝及びエネルギー代謝に関する研究を続げてきた1,2).得られた脳組織中の乳酸,ピルビン酸,及びアデノシン三リン酸(ATP)濃度を測定するに際し,その再現性と検体冷凍保存中の時間的な推移(減衰率)を今回検討した.

多項目検査情報の有効利用に関する一考察

丹後 俊郎 , 西岡 久寿樹 , 倉科 周介

pp.443-448

はじめに

 生化学・血液学的研検査などの臨床検査には,生体内部の状態の変化を連続量で表現するものが多い.ところが,これらのデータを使用する臨床の場においては,検査室で設定した"正常値"というフィルターを個別に通過させることにより,極論すれば正常か異常かという"離散量"に変換されている.しかもこのフィルターの操作は.すべて個々の臨床医にゆだねられているのが実情である.

 ところで,生体内部の状態は,単一指標で規定されるほど単純ではなく,多次元的な複数の指標の組み合わせによって炎現されると考えるのが自然であろう.とすれば,上記のごとく遂行されている今日の日常診療行為の過程においては,少なくとも,(1)検査項目選択の最適性への疑問.(2)集団の"正常値"の解釈の妥当性の問題.(3)連続量から離散量への変換による情報量の損失,(4)多次元空間的な認識における人間の思考能力の限界.などの問題が存在し,検査データが含有する貴重な生体情報の発堀と利用が,臨床医学の場で効果的に行われているとは言い難い.

酵素抗体法(PAP法)の検討

佐藤 雄一 , 中島 孝 , 黒木 将仁 , 阿部 ゆかり , 渡辺 昌

pp.449-453

緒言

 現在童でに組織内における蛋自質,特に酵素活性を持たない蛋白質の局在を証明する方法として,主に螢光抗体法,酵素抗体法などがある.螢光抗体法はCoons1)により創始されて以来,確立された方法として広い範囲で用いられてきた.しかし螢光顕微鏡装置が必要なこと,永久標本が作れないこと,HE標本などと対比することが難しいことなどの点から,通常の臨床検査においては,その使用が限られている.一方,Nakaneら2)により考案された酵素抗体法は特別な装置が必要でなく,永久標本が作製でき,螢光抗体法と比較して所見のとり方が容易であり,更に電顕への応用が可能なことなどの点から,現在では免疫組織化学の一方法として,その重要性はますます高まってきている.しかし抗原性の保存のために種々の固定液を選択しなければならず,そのことが今のところ検査室において利用ざれていない原因の一つのように思わねる.

 今回我々は通常ホルマリン固定,パラフィン包埋された皮内母斑の組織切片を用い,一次抗体として神経組織特異S100蛋白3)抗体を使用して酵素組織化学(peroxi-dase anti:pcroxidase method;PAP法4,5))を行い,その有用性とPAP法に関する諸問題を検討した.

編集者への手紙

じん肺法に基づく肺機能検査について

中川 隆

pp.454-455

 じん肺健康診断に携わる当院ゆえ,臨床検査voL.24,no.2"公害検診と臨床検査"の技術解説を興味深く拝読させていただきました.しかし,これは昭和35年に制定された田じん肺法(以下旧法と言う)によるものであり,その後20年を経て昭和53年3月31日付により,じん肺法が改正(以下新法と言う)施行されていますので報告します.

 改正年度においては産業医,検診機関,医療機関で幾多の問題を持ちつつ,また全国でじん肺検診受診折が約22万人もあり,検査内容の全面的改正に対応しかねる施設があったことだと思います.しかし呼吸機能検査の内容を見ると,必ずしも即応できないことはなく,医療のME化によりレスピロメーターからFiish型の流速計,もしくは熱線式流速計へと変わり,大半の施設ではフローボリゥム検査は特殊検査でなく,今や大気汚染により公害医療にも欠くことのできない日常検査となっている実情にあります.二次検査の動脈血ガス分析(肺胞気—動脈血分圧較差)測定についても同様,緊急検査の一項目として広く利川されています.

新しい機器の紹介

新しい血小板凝集能検査装置の開発と評価—血小板凝集能検査法の標準化を目指して(第1報)

中井 一吉 , 内田 景博 , 寺田 信幸 , 橋口 弘次 , 吉村 早苗 , 奥間 啓市 , 久城 英人 , 児玉 順三 , 吉岡 至浩 , 岸本 進一 , 河井 昭治

pp.457-460

はじめに

 心筋梗塞,脳梗塞などの血栓性疾患が循環器病に占める割合は近年著しく増加しており,その成因,病態の解明及び治療,予防についての対策の確立が望まれている1)

 これらの対策の策一歩として,血栓症の病態を血管,血流ならびに凝固,線溶因子系とそのインヒビターの関連から捕らえる試みが行われている1).また一方では血小板の機能が血栓の成立,進展因子として大きな役割を持つものと考えられ,その測定法と臨床的位置付けについても多くの報告がある2〜7).しかしながら,血小板機能,特に凝集能検査法については基礎的な測定条件や検査データの見方,解釈についての標準的な指針を示した報告は少ない8)

検査室の用語事典

凝固・線溶検査

藤巻 道男

pp.461

31)血液凝固;blood coagulotion

血液は循環し流動性を保っているが,何らからの障害により血液の凝固が起こる.これに関与する血漿凝固因子は第1からⅧ因子まであり,血液中では酵素原として存在している.活性化には血液由来の内因系と,組織因子の介在する外因系の機構とがある.

細胞診

浦部 幹雄

pp.463

34)カリオタイプ;karyotype

染色体分析の際に個々の染色体を並べる核板配列のこと.それぞれの染色体の腕の長さに基づいて配列する.この時点で染色体異常が発見される.

質疑応答

臨床化学 アンジオテンシン転換酵素とは

四元 秀毅 , T生

pp.465-467

 〔問〕アンジナテンシン転換酵索(ACE)とはどんな酵素ですか.一般の酵素とは違うものなのか,どのような作用をするのかなどお教えください.

血液 LE細胞試験

橋本 博史 , A生

pp.467-468

 〔問〕LE細胞はLE小体を貧食した好中球と書かれていますが,単球や好酸球がLE小体を貧食することはないのでしょうか.またヘパリン加法でヘパリンの量が多過ぎるとLE細胞形成を阻害するのはなぜですか.

血液 Smouldering acute leukemia

森山 美昭 , 高井 和江 , 桜井 賢二 , O生

pp.468-471

 〔問〕Smouldering acute leukemiaとはどんな病気なのでしょうか.

免疫血清 スピンイムノアッセイ

渡部 徳子 , S生

pp.471-472

 〔問〕スピンイムノアッセイとはどんな方法なのでしょうか.その原理と応用面について教えてください.

病理 固定の理論

大網 弘 , T生

pp.472-473

 〔問〕固定液の組織に対する浸透速度の違いは,固定液のどのような性状の違いに起因するのですか.

臨床生理 血管抵抗

小川 研一 , S子

pp.474-477

 〔問〕TPR,TSPRは心臓の機能判定にとってどのような意義があるのでしょうか.

臨床生理 P波命名の由来は

長尾 透 , K生

pp.477-478

 〔問〕心電図で日常用いているP波からU波までの命名ですが,なぜ最初がPなのでしょうか。アルファベットのPから始まった理由をお知らせください.

基本情報

臨床検査

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1367

印刷版ISSN 0485-1420

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バックナンバー

64巻12号(2020年12月発行)

今月の特集1 血栓止血学のトピックス—求められる検査の原点と進化
今月の特集2 臨床検査とIoT

64巻11号(2020年11月発行)

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64巻10号(2020年10月発行)

増刊号 がんゲノム医療用語事典

64巻9号(2020年9月発行)

今月の特集1 やっぱり大事なCRP
今月の特集2 どうする?精度管理

64巻8号(2020年8月発行)

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64巻7号(2020年7月発行)

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64巻6号(2020年6月発行)

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64巻4号(2020年4月発行)

増刊号 これで万全!緊急を要するエコー所見

64巻3号(2020年3月発行)

今月の特集1 Clostridioides difficile感染症—近年の話題
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64巻2号(2020年2月発行)

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63巻12号(2019年12月発行)

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今月の特集2 高血圧の臨床—生理検査を中心に

63巻11号(2019年11月発行)

今月の特集1 腎臓を測る
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63巻10号(2019年10月発行)

増刊号 維持・継続まで見据えた—ISO15189取得サポートブック

63巻9号(2019年9月発行)

今月の特集1 健診・人間ドックで指摘される悩ましい検査異常
今月の特集2 現代の非結核性抗酸菌症

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今月の特集 知っておきたい がんゲノム医療用語集

63巻7号(2019年7月発行)

今月の特集1 造血器腫瘍の遺伝子異常
今月の特集2 COPDを知る

63巻6号(2019年6月発行)

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今月の特集2 薬剤耐性菌のアウトブレイク対応—アナタが変える危機管理

63巻5号(2019年5月発行)

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今月の特集2 症例から学ぶフローサイトメトリー検査の読み方

63巻4号(2019年4月発行)

増刊号 検査項目と異常値からみた—緊急・重要疾患レッドページ

63巻3号(2019年3月発行)

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62巻4号(2018年4月発行)

増刊号 疾患・病態を理解する—尿沈渣レファレンスブック

62巻3号(2018年3月発行)

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今月の特集2 グローバル化時代の耐性菌感染症

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59巻10号(2015年10月発行)

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59巻4号(2015年4月発行)

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59巻3号(2015年3月発行)

今月の特集1 検査システムの更新に備える
今月の特集2 夜勤で必要な輸血の知識

59巻2号(2015年2月発行)

今月の特集1 動脈硬化症の最先端
今月の特集2 血算値判読の極意

59巻1号(2015年1月発行)

今月の特集1 採血から分析前までのエッセンス
今月の特集2 新型インフルエンザへの対応—医療機関の新たな備え

58巻13号(2014年12月発行)

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今月の特集2 とても怖い心臓病ACSの診断と治療

58巻12号(2014年11月発行)

今月の特集1 甲状腺疾患診断NOW
今月の特集2 ブラックボックス化からの脱却—臨床検査の可視化

58巻11号(2014年10月発行)

増刊号 微生物検査 イエローページ

58巻10号(2014年10月発行)

今月の特集1 血液培養検査を感染症診療に役立てる
今月の特集2 尿沈渣検査の新たな付加価値

58巻9号(2014年9月発行)

今月の特集1 関節リウマチ診療の変化に対応する
今月の特集2 てんかんと臨床検査のかかわり

58巻8号(2014年8月発行)

今月の特集1 個別化医療を担う―コンパニオン診断
今月の特集2 血栓症時代の検査

58巻7号(2014年7月発行)

今月の特集1 電解質,酸塩基平衡検査を苦手にしない
今月の特集2 夏に知っておきたい細菌性胃腸炎

58巻6号(2014年6月発行)

今月の特集1 液状化検体細胞診(LBC)にはどんなメリットがあるか
今月の特集2 生理機能検査からみえる糖尿病合併症

58巻5号(2014年5月発行)

今月の特集1 最新の輸血検査
今月の特集2 改めて,精度管理を考える

58巻4号(2014年4月発行)

今月の特集1 検査室間連携が高める臨床検査の付加価値
今月の特集2 話題の感染症2014

58巻3号(2014年3月発行)

今月の特集1 検査で切り込む溶血性貧血
今月の特集2 知っておくべき睡眠呼吸障害のあれこれ

58巻2号(2014年2月発行)

今月の特集1 JSCC勧告法は磐石か?―課題と展望
今月の特集2 Ⅰ型アレルギーを究める

58巻1号(2014年1月発行)

今月の特集1 診療ガイドラインに活用される臨床検査
今月の特集2 深在性真菌症を学ぶ

57巻13号(2013年12月発行)

今月の特集1 病理組織・細胞診検査の精度管理
今月の特集2 目でみる悪性リンパ腫の骨髄病変

57巻12号(2013年11月発行)

今月の特集1 前立腺癌マーカー
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査②

57巻11号(2013年10月発行)

特集 はじめよう,検査説明

57巻10号(2013年10月発行)

今月の特集1 神経領域の生理機能検査の現状と新たな展開
今月の特集2 Clostridium difficile感染症

57巻9号(2013年9月発行)

今月の特集1 肺癌診断update
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査①

57巻8号(2013年8月発行)

今月の特集1 特定健診項目の標準化と今後の展開
今月の特集2 輸血関連副作用

57巻7号(2013年7月発行)

今月の特集1 遺伝子関連検査の標準化に向けて
今月の特集2 感染症と発癌

57巻6号(2013年6月発行)

今月の特集1 尿バイオマーカー
今月の特集2 連続モニタリング検査

57巻5号(2013年5月発行)

今月の特集1 実践EBLM―検査値を活かす
今月の特集2 ADAMTS13と臨床検査

57巻4号(2013年4月発行)

今月の特集1 次世代の微生物検査
今月の特集2 非アルコール性脂肪性肝疾患

57巻3号(2013年3月発行)

今月の特集1 分子病理診断の進歩
今月の特集2 血管炎症候群

57巻2号(2013年2月発行)

今月の主題1 血管超音波検査
今月の主題2 血液形態検査の標準化

57巻1号(2013年1月発行)

今月の主題1 臨床検査の展望
今月の主題2 ウイルス性胃腸炎

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