icon fsr

雑誌目次

雑誌文献

臨床検査25巻5号

1981年05月発行

雑誌目次

今月の主題 膵疾患

カラーグラフ

膵島腫瘍の病理

鈴木 春見

pp.484-486

 膵島腫瘍はいわゆる機能性腫瘍の代表的なものの一つで,膵ランゲルハンス島由来の内分泌腫瘍である.最近では膵島腫瘍の産生・分泌するホルモン,あるいは臨床症状に呼応した名称が付けられて分類されている.すなわちインスリン産生のインスリノーマ,グルカゴン産生のグルカゴノーマ,ソマトスタチン産生のソマトスタチノーマなどにZollin-ger-Ellson症候群を伴うガストリン産生のガストリノーマや,水様性下痢を主徴(Verner-Morrison syndrome;watery diarrhea-hypokalemia-achlohydria syndrome)とするWDHA腫瘍などである.

 以下,著者の経験例から各膵島腫瘍の病理組織学的特徴を供覧する.

技術解説

膵疾患の超音波診断

伊東 紘一

pp.487-496

 最近の超音波診断学の進歩は,膵疾患診断のうえに画期的な前進を薬もたらしたと言える.特に膵癌の診断では超音波ガイド穿刺術が完成し,消化器系疾患の中で最も困難視されていた膵癌の診断に希望をもたらした.しかしながら,超音波診断の中で膵はやはり難しい対象であり,膵疾患の診断に携わる多くの医師及び技師は超音波検査法に翌熟し,早期発見,根治手術を目指さなければならない.今回は膵疾患に対して,どのように超音波を用いてアプローチしていくのかという点と読影のポイント及び,もうほとんど完成したと考えてよい膵生検穿刺法の手技と成績を述べることとする.

アミラーゼ,リパーゼ

長田 敦夫 , 小口 寿夫

pp.497-506

 膵疾患の診断に有力であるアミラーゼ及びリパーゼの測定法と,臨床的意義について述べる.アミラーゼの測定法には多種類あるが,原理的には3種に大別され,簡便で再現性の良いchromogenic法,中でもブルースターチ法が最も広く用いられている.高アミラーゼ血症の鑑別にはアミラーゼを膵と唾液腺成分に分離するアミラーゼアイソエンザイム,腎での排泄動態より解析したACCRが欠かせない検査である.リパーゼは膵に特異性の高い酵素で,アミラーゼのように尿中の活性はないが唾液腺性疾患などでは血中に増量しない.最近は人工基質を用いたリパーゼの比色定最法などが普及し臨床的意義が明らかにされつつある.

 アミラーゼとリパーゼはともに慢性膵炎や膵癌では診断的意義は少ないが,急性膵炎では血中での出現あるいは消退時期が異なり,両者を同時に測定することによって,より正確に膵障害の病態を把握でき,診断や病期,予後の判定に役立つ.

膵液採取法

菅田 文夫

pp.507-512

 膵外分泌機能検査として膵液を採取し,その組成,特にアミラーゼ,重炭酸塩,液量などを測定,時には細胞診にて癌細胞を見いだすことは,慢性膵疾患,特に慢性膵炎あるいは膵癌の診断に不可欠である.本検査は膵の臨床検査の中で中心に位置するものであり,日本膵臓病研究会の慢性膵炎に対する診断基準の試案においても,組織学的所見,腹部X線写真による膵石灰化の存在とともに,本検査の異常がその確診のための根拠とされている.しかし膵外分泌は一般に実質細胞からの酵素,蛋白の合成分泌にしても,膵管上皮からの水と重炭酸塩の分泌にしても,何らかの刺激を与えることによって,初めて測定可能な量の膵液が得られる.そこで一般にはパンクレオザイミン(CCK-PZ)及びセクレチンにて刺激する方法が行われている(PS試験),試験食などによる間接的刺激法やERCP(内視鏡的膵管造影)の際の膵液採取法も考えられるが,本項においてはPS試験における膵液採取法について主として記述し,直接膵管より採取する方法については若干触れるに留めたい.

総説

人工膵臓—膵疾患患者への応用

阿部 裕 , 七里 元亮 , 河盛 隆造

pp.513-520

 医学の進歩とともに,これを応用した医療の発展も目覚ましいものがある.近年,糖尿病患者の失われた膵β細胞機能を,膵β細胞機能と同じ機能を持つものを人工的に設計し,組み立てて補ってやろうという気運が生まれた.これが人工膵臓であり,糖尿病患者の完全な治療を目的に開発されたものである.したがって,人工膵臓は厳密には膵β細胞機能を代替えする場合を人工膵β細胞,膵α,β両細胞機能を代替えする場合を人工膵島と呼ぶべきものである.

 今日,ベッドサイド型人工膵臓が開発され臨床応用がなされ,その有用性が認められてきたが,長期応用のための小型化が次の目標と言えよう.

臨床検査の問題点・139

膵・胆道系細胞診

春日井 達造 , 土井 久平

pp.522-527

 胃の細胞診は内視鏡やファイバースコープの台頭により影が薄れてきたが,膵・胆道系の診断では細胞診の役割は大きい.わずか12μmぐらいの癌細胞を見付ける細胞診では,その採液部位とともに標本作製の良否が診断の鍵となる.そこで,採液後の検体をいかに細胞変性を起こさせずに処理するか,具体例を挙げて検討する.

(カット写真は,セクレチン刺激による内視鏡的直接採取膵液の膵癌細胞.Papanicolaou染色,×400)

検査と疾患—その動きと考え方・53

慢性膵炎

原沢 茂 , 三輪 剛

pp.529-535

 症例 55歳,男,会社員.

 診断 慢性再発性膵炎,高血圧症.

座談会

膵疾患診断法—最近の進歩

須田 耕一 , 黒田 慧 , 神津 忠彦 , 内藤 聖二

pp.536-545

 膵疾患検査—臨床検査室では血中アミラーゼ測定やPS試験がよく知られているが,一方形態学的観察から血管造影,ERCPのほかに最近では超音波やCTの適応が目立ち成果を上げている.多面的な進歩を示す膵疾患の診断法を臨床,基礎の両面から概観する.

Ex Laboratorio Clinico・53

術後の高アミラーゼ血症

池永 達雄

pp.546-551

血清アミラーゼの謎

 血液中にアミラーゼが存在することは,既に1846年Magendieによって発見され,1867年にFosterはヒトの血液中のアミラーゼを既に定量的に測定し始めている1).以来血中アミラーゼの起源,その活性値と種々の病態との相関関係,特に膵疾患における血清アミラーゼ活性値(以下血清AM値)の変動の模様などが,多くの研究者によって精力的に調べられてきたが,血清アミラーゼの生化学的動態はなおも謎のベールに深く包まれたままである2)

 本来消化管内に外分泌されて食物を消化する役目の酵素であるアミラーゼが,どのようにして血液中に入るのか,しかももしなんらかの生体への働きを血清アミラーゼが営んでいるとしたら,その作用はなんであろうか,そして血中のアミラーゼは膵・唾液腺以外の組織からも分泌されるというが2,3),それはどこの組織からであろうか,更に血中のアミラーゼは尿に排泄される以外にはどこでどのように代謝されるのであろうか4),血中AM値は個々の人でほぼ一定であり,日内変動も極めて少ないが,どのようにして血中レベルが一定に保たれている2)のであろうかなど,血清アミラーゼにまつわる謎は枚挙にいとまがない.

負荷機能検査・17

脂肪負荷試験

竹内 正

pp.552-555

 食餌中の巨大分子であるデンプン,蛋白,脂肪などの栄養源が消化管粘膜で吸収しうる小さな要素まで分解される過程の消化に膵臓が大きな役割を果たしていることは古くから知られている.膵の外分泌がある程度以上侵され,消化障害が起こると,栄養源の腸管での吸収が妨げられるが,腸管粘膜において更に膜消化の過程を経て吸収される.このように消化と吸収は表裏一体をたしており,分離して考えられないものである.

 しかし,臨床的には消化吸収障害が,膵性か腸性かを鑑別する必要が生ずることがある.いわゆる吸収不良症候群(malabsorption syndrome)の立場からすると,Pollardの分類(表)にみられるように1),膵外分泌障害は一因にしかすぎないが,我が国では原発性のものであるCeliac病,熱帯スプルー,非熱帯スプルーなどは極めてまれであり,我々が遭遇する吸収不良症候群はほとんど続発性の吸収性障害である.このうち膵,胆道系の障害に起因する消化の異常から起こる吸収障筈は,この分野の検査法の進歩からかなりのことが分かってきている.すなわち,パンクレオザイミン・セクレチン(PS)試験によって膵外分泌液を直接採取して,膵外分泌機能を知ることができる.

アイソエンザイム・5

アミラーゼ

馬場 茂明 , 大槻 眞 , 前田 光雄

pp.556-560

 膵疾患の診断や高アミラーゼ血症の鑑別に現在,アミラーゼアイソエンザイムによる分析が繁用されている.しかしながら,各施設において分離方法が異なり,その分離度やアイソエンザイムの命名法,あるいは結果の解釈には一定の見解がまだ得られていない.

 アミラーゼアイソエンザイムの分離方法としては,カラムクロマトグラフィー法や種々の支持体による電気泳動法が用いられているが,これらが日常臨床検査法として用いられるためには,操作が簡便で再現性があり,かつ分離度の優れていることが何よりも大切であると思われる,このような点をすべて満足させることは極めて困難であり,命名法が統一されていないこととあいまって,アミラーゼアイソエンザイムの解釈の混乱の原因の一つとなってきた.

研究

FITC干渉フィルターによるFTA-ABS法の検討

平田 一郎 , 小野田 浩子 , 友成 正臣 , 山屋 駿一 , 笠松 重雄 , 菅原 孝雄 , 松橋 直

pp.561-564

緒言

 梅毒の血清学的診断法としての螢光抗体法は,Deaconら(1957)のFTA−5法1)で初めて応用されて以来,1960年のFTA−200法2),Hunterら(1964)の吸収法3),更には内外の権威ある研究団体の検討,評価が行われ4〜7)迅速かつ特異性,鋭敏度の優れたFTA-ABS8〜10)法として実用化され,現在に至っている.

 このFITCを用いた螢光抗体法では,495nmを中心とする励起光を与え,散乱励起光をシャープカットして,525nmを中心とする発光螢光を観察するのが最も効率の良い方法である.この観察方法によれば,低エネルギー励起で十分な発光螢光が期待できるはずである11〜14).しかし,FITCの吸収と発光のピークが近接しているため,1969年デンマークのOlsen15,16)が狭帯城フィルター(FITC干渉フィルター)の開発に成功するまでは,FITCの吸収効率の悪い部分を強力な励起エネルギーでカバーする観察方法8〜14,16〜18)に頼らざるを得なかった.

胆石構成成分の検討—胆石の中心性空隙にみられたパルミチン酸カルシウム結晶体

鈴木 悦 , 山森 俊治 , 岡田 高治 , 金井 晃 , 小野 悌二 , 小形 岳三郎

pp.565-568

はじめに

 胆石の分類,分析は古くから数多くの人によって行われてきたが,基本的にはコレステロール系石とビリルビン系石,及び稀石に分けることができる.これらの胆石は種類によって構造が異なり,放射状,放射層状,層状,無構造などに分類されている.

 近年この構造は走査電子顕微鏡でも確認され,その結晶構造が明らかになりつつある.また赤外線スヘクトロメーター,ガスクロマトグラ7イーなどによる分析によって,胆石を形成する種々の結晶の組織が明らかになりつつある1).一般に最も多いコレステロール系石は,平行四辺形の扁平なコレステロールの結晶体が主体であり1),ビリルビン系石には顆粒状構造1),脂肪酸石の葉状結晶1)などが確認・報告されている.我々は今回コレステロール色素石灰石を検査するに,その中心部空隙面上に今まで報告のないカーネーション様花片球状結晶体を認めたので,走査電子顕微鏡による結晶の構築像,赤外線スヘクトロメーターとガスクロマトグラフィーによる成分分析を行ったので報告する.

MalloryのPTAH染色法改良法の適用

長屋 清三 , 若林 隆

pp.569-572

はじめに

 Malloryのリンタングステン酸ヘマトキシリン(PTAH)染色法は,心・骨格筋の横紋,グリア線維.フィブリンの染出などその応用範囲は極めて広い.そしてこのような種々異なった目的に応じて染色法を変えることが行われている.例えば結合織及び神経組織に本法を用いる場合,後者には過マンガン酸カリウムによる切片の前処理が必要とされ,染色時間も前者90分,後者24時間とされる1).また固定についても,神経組織には水銀による前処理(媒染)を用いる方法も行われている2).しかし,目的物により染色工程を種々変えることは実際上煩雑であり.前記水銀使用は廃液処理の問題も伴う.

 私どもは,先にDICのフィブリン微小血栓の検出を困難にする赤血球の共染防止を目的とする本法の改良法を報告したが3),今回この改良法を種々の材料に応用し良好な結果を得たので報告する.同時に,本法の染色結果を作用する因子として染色法のうえからは染色液の調製法.熟成期間.材料については,ホルマリン固定時間などについて詳細な検討を行ったので併せて報告する.

新しいキットの紹介

アガーゲルフィルム電気泳動法によるヘモグロビンAI測定法の検討

飯島 耕子 , 橋本 寿美子 , 関口 光夫 , 岩田 進 , 熊坂 一成 , 河野 均也 , 土屋 俊夫 , 村上 哲雄 , 長谷 克

pp.573-576

はじめに

 ヘモグロビンAI(HbAI)は,HbAのβ鎖のN末端バリンに糖が結合したものを指している1).近年,HbAIはコントロール不良の糖尿病患者で増加し,retro-spectiveに血糖コントロール状態が把握できる指標として期待を集めている2〜7).現在我が国では,いわゆるミニカラムを用いたHb AI測定キットが広く日常臨床に応用されている4,5).しかしミニカラム法は温度の影響を大きく受けるため,測定時に厳密な温度調整を行わなければならず,この点が臨床検査として非常に大きな障害となっている4,5).今回,我々が検討する機会を得たアガーゲルフィルム電気泳動法によるHb AI測定キット(コーニング)は,この問題点を解決した優れた臨床検査法と思われるので,本法について若干の検討を加えた結果を報告する.

検査室の用語事典

凝固・線溶検査

藤巻 道男

pp.577

42)血小板回転;platelet turnover

末稍血液中から単位時間に消失してゆく血小板の数を示したものを言い,この値は末梢血の血小板数及び血小板のカイネティック検査によって得られる血小板の平均生存時間,血小板の回収率より計算される.血小板寿命の測定には51Crが多く用いられている.

細胞診

浦部 幹雄

pp.579

46)コーティング固定;coating fixative

塗抹標本の郵送に便利な簡易固定法である.噴霧式と滴下式とがある.主剤はイソプロパノールとポリエチレングリコールで,固定後放置乾燥するとポリエチレングリコールが塗抹面を被覆し固定時の状態を保持できる.一般に噴霧式すなわちエアーゾル形式のものが多い.集団検診などに多用される.

質疑応答

臨床化学 総コレステロール値ゼロ

上野 幸久 , K子

pp.581-582

 〔問〕 2〜3か月前から肝障害があり,黄疸,化学検査データが悪化していた患者についてですが,その時点では総コレステロールは237mg/dlでした.ところが昏睡で入院したので検査したところ,総コレステロールが0mg/dlだったのです.貧血(Hb3.0g/dl,Ht11%)があり,黄疸指数14,総ビリルビン3.0mg/dl,GOT 227 KU, GPT 162 KU, ALP 10.0 KAで,その日のうちに死亡しました.この患者の総コレステロール0の理由をお教えください.

臨床化学 血中レニン活性の測定

福地 総逸 , T生

pp.582-583

 〔問〕 最近レニン活性の測定をRIA法で始めましたので,採血後の検体の取り扱いについてお教えください.一般に採血から分離までを4℃で行うのが通説になっていますが,必ずしもそうした条件で処理できない場合が多々あります.ちなみに厳しくない条件下での検体のデータと比較しましたが,余り差がないようにも思われました.キットの感度がそこまでフォローできないのが原因でしょうか.またルーチンとしての検体処理彫すべきでしょうか.

血液 血液凝固時間の精度管理法

福武 勝幸 , U生

pp.583-584

 〔問〕 血液凝固時間検査でPT,APTTなどはコントロール血漿がありますが,トロンボテストやヘパプラスチンテストのような検査はどう精度管理したらよいのでしょうか.また機器で測定した場合,その原理の違いなどで測定時間が異なると思われますが,試薬メーカー添付の検量線を利用して%を求めうるのでしょうか.それとも検量線を作り直したほうがよいのでしょうか.作り直す場合,何を基準物質としたらよいのでしょうか.

免疫血清 赤血球の凝集塊

掘田 忠弘 , 近藤 元治 , N生

pp.584-586

 〔問〕 血液像で赤血球の凝集塊を多数認めたので,連銭形成かと思い生食水で洗浄しましたが凝集塊はとれませんでした.

(1)直接CoOlnbsでは対照が(+)になり判定不能

臨床生理 MCVとSCVについて

本間 伊佐子 , S生

pp.586-588

 〔問〕運動神経伝導速度(MCV)と知覚神経伝導速度(SCV)について,それぞれ次の2項目についてお教えください.

1)測定の条件

一般検査 尿蛋白の定量法

春日 誠次 , S生

pp.588-592

 〔問〕 果蛋白定量法のT-A法について,原理及び他方法との相関について教えてください.

 また,グロブリンは水に溶け難いので希塩酸で溶解したいのですが,このときの希塩酸の濃度はどのくらいがよいのでしょうか.更に希塩酸て溶解したクロブリン溶解液は実験的に尿蛋白定量(K-C法,TCA法,T-A法)を行う場含,影響はありませんか.

一般検査 クレアチニンクリアランス試験の誤差

折田 義正 , 今井 宣子 , T子

pp.592-594

 〔問〕 クレアチニンクリアランス試験において重複検査を実施していますが,極端に誤差があったり近似値が得られない場合があります.測定誤差を除外して,採尿の仕方,時間の計測のほかに誤差要因として何か考えられるでしょうか.また実施の過程における体内代謝の機構が,値に影響を及ぼすことがあるのでしょうか.

基本情報

臨床検査

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1367

印刷版ISSN 0485-1420

雑誌購入ページに移動

バックナンバー

64巻12号(2020年12月発行)

今月の特集1 血栓止血学のトピックス—求められる検査の原点と進化
今月の特集2 臨床検査とIoT

64巻11号(2020年11月発行)

今月の特集1 基準範囲と臨床判断値を考える
今月の特集2 パニック値報告 私はこう考える

64巻10号(2020年10月発行)

増刊号 がんゲノム医療用語事典

64巻9号(2020年9月発行)

今月の特集1 やっぱり大事なCRP
今月の特集2 どうする?精度管理

64巻8号(2020年8月発行)

今月の特集1 AI医療の現状と課題
今月の特集2 IgG4関連疾患の理解と検査からのアプローチ

64巻7号(2020年7月発行)

今月の特集1 骨髄不全症の病態と検査
今月の特集2 薬剤耐性カンジダを考える

64巻6号(2020年6月発行)

今月の特集 超音波検査報告書の書き方—良い例,悪い例

64巻5号(2020年5月発行)

今月の特集1 中性脂肪の何が問題なのか
今月の特集2 EBLM(evidence based laboratory medicine)の新展開

64巻4号(2020年4月発行)

増刊号 これで万全!緊急を要するエコー所見

64巻3号(2020年3月発行)

今月の特集1 Clostridioides difficile感染症—近年の話題
今月の特集2 質量分析を利用した臨床検査

64巻2号(2020年2月発行)

今月の特集1 検査でわかる二次性高血圧
今月の特集2 標準採血法アップデート

64巻1号(2020年1月発行)

今月の特集1 免疫チェックポイント阻害薬—押さえるべき特徴と注意点
今月の特集2 生理検査—この所見を見逃すな!

63巻12号(2019年12月発行)

今月の特集1 糖尿病関連検査の動向
今月の特集2 高血圧の臨床—生理検査を中心に

63巻11号(2019年11月発行)

今月の特集1 腎臓を測る
今月の特集2 大規模自然災害後の感染症対策

63巻10号(2019年10月発行)

増刊号 維持・継続まで見据えた—ISO15189取得サポートブック

63巻9号(2019年9月発行)

今月の特集1 健診・人間ドックで指摘される悩ましい検査異常
今月の特集2 現代の非結核性抗酸菌症

63巻8号(2019年8月発行)

今月の特集 知っておきたい がんゲノム医療用語集

63巻7号(2019年7月発行)

今月の特集1 造血器腫瘍の遺伝子異常
今月の特集2 COPDを知る

63巻6号(2019年6月発行)

今月の特集1 生理検査における医療安全
今月の特集2 薬剤耐性菌のアウトブレイク対応—アナタが変える危機管理

63巻5号(2019年5月発行)

今月の特集1 現在のHIV感染症と臨床検査
今月の特集2 症例から学ぶフローサイトメトリー検査の読み方

63巻4号(2019年4月発行)

増刊号 検査項目と異常値からみた—緊急・重要疾患レッドページ

63巻3号(2019年3月発行)

今月の特集 血管エコー検査 まれな症例は一度みると忘れない

63巻2号(2019年2月発行)

今月の特集1 てんかんup to date
今月の特集2 災害現場で活かす臨床検査—大規模災害時の経験から

63巻1号(2019年1月発行)

今月の特集1 発症を予測する臨床検査—先制医療で5疾病に立ち向かう!
今月の特集2 薬の効果・副作用と検査値

62巻12号(2018年12月発行)

今月の特集1 海外帰りでも慌てない旅行者感染症
今月の特集2 最近の輸血・細胞移植をめぐって

62巻11号(2018年11月発行)

今月の特集1 循環癌細胞(CTC)とリキッドバイオプシー
今月の特集2 ACSを見逃さない!

62巻10号(2018年10月発行)

増刊号 感染症関連国際ガイドライン—近年のまとめ

62巻9号(2018年9月発行)

今月の特集1 DIC診断基準
今月の特集2 知っておきたい遺伝性不整脈

62巻8号(2018年8月発行)

今月の特集 女性のライフステージと臨床検査

62巻7号(2018年7月発行)

今月の特集1 尿検査の新たな潮流
今月の特集2 現場を変える!効果的な感染症検査報告

62巻6号(2018年6月発行)

今月の特集1 The Bone—骨疾患の病態と臨床検査
今月の特集2 筋疾患に迫る

62巻5号(2018年5月発行)

今月の特集1 肝線維化をcatch
今月の特集2 不妊・不育症医療の最前線

62巻4号(2018年4月発行)

増刊号 疾患・病態を理解する—尿沈渣レファレンスブック

62巻3号(2018年3月発行)

今月の特集1 症例から学ぶ血友病とvon Willebrand病
今月の特集2 成人先天性心疾患

62巻2号(2018年2月発行)

今月の特集1 Stroke—脳卒中を診る
今月の特集2 実は増えている“梅毒”

62巻1号(2018年1月発行)

今月の特集1 知っておきたい感染症関連診療ガイドラインのエッセンス
今月の特集2 心腎連関を理解する

60巻13号(2016年12月発行)

今月の特集1 認知症待ったなし!
今月の特集2 がん分子標的治療にかかわる臨床検査・遺伝子検査

60巻12号(2016年11月発行)

今月の特集1 血液学検査を支える標準化
今月の特集2 脂質検査の盲点

60巻11号(2016年10月発行)

増刊号 心電図が臨床につながる本。

60巻10号(2016年10月発行)

今月の特集1 血球貪食症候群を知る
今月の特集2 感染症の迅速診断—POCTの可能性を探る

60巻9号(2016年9月発行)

今月の特集1 睡眠障害と臨床検査
今月の特集2 臨床検査領域における次世代データ解析—ビッグデータ解析を視野に入れて

60巻8号(2016年8月発行)

今月の特集1 好塩基球の謎に迫る
今月の特集2 キャリアデザイン

60巻7号(2016年7月発行)

今月の特集1 The SLE
今月の特集2 百日咳,いま知っておきたいこと

60巻6号(2016年6月発行)

今月の特集1 もっと知りたい! 川崎病
今月の特集2 CKDの臨床検査と腎病理診断

60巻5号(2016年5月発行)

今月の特集1 体腔液の臨床検査
今月の特集2 感度を磨く—検査性能の追求

60巻4号(2016年4月発行)

今月の特集1 血漿蛋白—その病態と検査
今月の特集2 感染症診断に使われるバイオマーカー—その臨床的意義とは?

60巻3号(2016年3月発行)

今月の特集1 日常検査からみえる病態—心電図検査編
今月の特集2 smartに実践する検体採取

60巻2号(2016年2月発行)

今月の特集1 深く知ろう! 血栓止血検査
今月の特集2 実践に役立つ呼吸機能検査の測定手技

60巻1号(2016年1月発行)

今月の特集1 社会に貢献する臨床検査
今月の特集2 グローバル化時代の耐性菌感染症

59巻13号(2015年12月発行)

今月の特集1 移植医療を支える臨床検査
今月の特集2 検査室が育てる研修医

59巻12号(2015年11月発行)

今月の特集1 ウイルス性肝炎をまとめて学ぶ
今月の特集2 腹部超音波を極める

59巻11号(2015年10月発行)

増刊号 ひとりでも困らない! 検査当直イエローページ

59巻10号(2015年10月発行)

今月の特集1 見逃してはならない寄生虫疾患
今月の特集2 MDS/MPNを知ろう

59巻9号(2015年9月発行)

今月の特集1 乳腺の臨床を支える超音波検査
今月の特集2 臨地実習で学生に何を与えることができるか

59巻8号(2015年8月発行)

今月の特集1 臨床検査の視点から科学する老化
今月の特集2 感染症サーベイランスの実際

59巻7号(2015年7月発行)

今月の特集1 検査と臨床のコラボで理解する腫瘍マーカー
今月の特集2 血液細胞形態判読の極意

59巻6号(2015年6月発行)

今月の特集1 日常検査としての心エコー
今月の特集2 健診・人間ドックと臨床検査

59巻5号(2015年5月発行)

今月の特集1 1滴で捉える病態
今月の特集2 乳癌病理診断の進歩

59巻4号(2015年4月発行)

今月の特集1 奥の深い高尿酸血症
今月の特集2 感染制御と連携—検査部門はどのようにかかわっていくべきか

59巻3号(2015年3月発行)

今月の特集1 検査システムの更新に備える
今月の特集2 夜勤で必要な輸血の知識

59巻2号(2015年2月発行)

今月の特集1 動脈硬化症の最先端
今月の特集2 血算値判読の極意

59巻1号(2015年1月発行)

今月の特集1 採血から分析前までのエッセンス
今月の特集2 新型インフルエンザへの対応—医療機関の新たな備え

58巻13号(2014年12月発行)

今月の特集1 検査でわかる!M蛋白血症と多発性骨髄腫
今月の特集2 とても怖い心臓病ACSの診断と治療

58巻12号(2014年11月発行)

今月の特集1 甲状腺疾患診断NOW
今月の特集2 ブラックボックス化からの脱却—臨床検査の可視化

58巻11号(2014年10月発行)

増刊号 微生物検査 イエローページ

58巻10号(2014年10月発行)

今月の特集1 血液培養検査を感染症診療に役立てる
今月の特集2 尿沈渣検査の新たな付加価値

58巻9号(2014年9月発行)

今月の特集1 関節リウマチ診療の変化に対応する
今月の特集2 てんかんと臨床検査のかかわり

58巻8号(2014年8月発行)

今月の特集1 個別化医療を担う―コンパニオン診断
今月の特集2 血栓症時代の検査

58巻7号(2014年7月発行)

今月の特集1 電解質,酸塩基平衡検査を苦手にしない
今月の特集2 夏に知っておきたい細菌性胃腸炎

58巻6号(2014年6月発行)

今月の特集1 液状化検体細胞診(LBC)にはどんなメリットがあるか
今月の特集2 生理機能検査からみえる糖尿病合併症

58巻5号(2014年5月発行)

今月の特集1 最新の輸血検査
今月の特集2 改めて,精度管理を考える

58巻4号(2014年4月発行)

今月の特集1 検査室間連携が高める臨床検査の付加価値
今月の特集2 話題の感染症2014

58巻3号(2014年3月発行)

今月の特集1 検査で切り込む溶血性貧血
今月の特集2 知っておくべき睡眠呼吸障害のあれこれ

58巻2号(2014年2月発行)

今月の特集1 JSCC勧告法は磐石か?―課題と展望
今月の特集2 Ⅰ型アレルギーを究める

58巻1号(2014年1月発行)

今月の特集1 診療ガイドラインに活用される臨床検査
今月の特集2 深在性真菌症を学ぶ

57巻13号(2013年12月発行)

今月の特集1 病理組織・細胞診検査の精度管理
今月の特集2 目でみる悪性リンパ腫の骨髄病変

57巻12号(2013年11月発行)

今月の特集1 前立腺癌マーカー
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査②

57巻11号(2013年10月発行)

特集 はじめよう,検査説明

57巻10号(2013年10月発行)

今月の特集1 神経領域の生理機能検査の現状と新たな展開
今月の特集2 Clostridium difficile感染症

57巻9号(2013年9月発行)

今月の特集1 肺癌診断update
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査①

57巻8号(2013年8月発行)

今月の特集1 特定健診項目の標準化と今後の展開
今月の特集2 輸血関連副作用

57巻7号(2013年7月発行)

今月の特集1 遺伝子関連検査の標準化に向けて
今月の特集2 感染症と発癌

57巻6号(2013年6月発行)

今月の特集1 尿バイオマーカー
今月の特集2 連続モニタリング検査

57巻5号(2013年5月発行)

今月の特集1 実践EBLM―検査値を活かす
今月の特集2 ADAMTS13と臨床検査

57巻4号(2013年4月発行)

今月の特集1 次世代の微生物検査
今月の特集2 非アルコール性脂肪性肝疾患

57巻3号(2013年3月発行)

今月の特集1 分子病理診断の進歩
今月の特集2 血管炎症候群

57巻2号(2013年2月発行)

今月の主題1 血管超音波検査
今月の主題2 血液形態検査の標準化

57巻1号(2013年1月発行)

今月の主題1 臨床検査の展望
今月の主題2 ウイルス性胃腸炎

icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら