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文献詳細

雑誌文献

臨床検査25巻7号

1981年07月発行

文献概要

今月の主題 リポ蛋白 カラーグラフ

リポ蛋白分画

著者: 櫻林郁之介1 武藤信治1 浦田武義2

所属機関: 1自治医科大学臨床病理学 2日本商事(株)(現:日本ケミファ(株))

ページ範囲:P.720 - P.722

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 血液中のリポ蛋白の異常を知るうえで,電気泳動法を用いたリポ蛋白分画法は,現在,日常臨床検査で不可欠の測定法となっている.支持体の開発や電気泳動装置の改良により,Leesらによって1963年に行われた改良濾紙電気泳動法を用いたリポ蛋白分画法と比較すると,現在の方法ははるかに簡便で,精度の良い方法である.更に,従来行われてきた脂溶性色素などによるリポ蛋白分画法より一歩進んで,各リポ蛋白分画中のそれぞれの脂質(コレステロールやリン脂質など)をも同時に測定することが可能になってきたために,より細かい各リポ蛋白の動態を知ることができる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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