icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床検査25巻7号

1981年07月発行

文献概要

新しいキットの紹介

Kinetic rate analyzer(LKB 8600)による免疫グロブリン定量法試薬の使用経験

著者: 林康之1 川上恭子2

所属機関: 1順天堂大学臨床病理 2順天堂医院中央検査部

ページ範囲:P.809 - P.812

文献購入ページに移動
はじめに
 免疫グロブリンの定量法は,単純拡散法から最近のレーザーネフェロメトリーによる方法まで化学的,機械的観測値を求める自動化法へと変わりつつある.自動化の初めはEckman1)らのテクニコンオートアナライザーを用いたトランスフェリンの測定と思われるが,以後IgG,IgA,IgMへの応用2),更にレーザービームを光源に置き換えた遠心方式自動化(Rotochem Ⅱ)3),同様に遠心方式で340nmを利用した測定4),Kinetic analyzerで340nmを使う自動化法5)が次々に報告されてきた.
 我々も最近ベーリンガーマンハイムのkinetic assay用キットを使用する機会を得,従来実施してきた単純拡散法とLKB 8600による測定法を検討したので,その成績を報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?