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文献詳細

雑誌文献

臨床検査25巻8号

1981年08月発行

文献概要

今月の主題 血小板 技術解説

血小板及び血小板膜の分離法

著者: 渡辺清明1

所属機関: 1慶応義塾大学病院中央臨床検査部

ページ範囲:P.850 - P.854

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 血小板は生体の止血に重要な細胞である.血小板に関する各種の分析が検査室でなされており,疾患の診断及び治療に役立っている.これらの血小板の検査,特に機能検査をするうえにまず必要なのが,血小板の分離である,一方,血小板膜もある種の血小板機能異常症で異常になることが判明しており,最近,検査室レベルでも膜の分析を行うことが考え.られるようになった.
 ここでは血小板及び膜の分離法について述べるが,主に血小板機能検査(凝集能,放出能)及び血小板膜蛋白分析などを目的とした分離法について述べる.血小板の分離法は,多血小板血漿(PRP)と洗浄血小板及びゲル濾過血小板(gel filtered piatelets)の3種類の方法について記述する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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