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研究
活性型レニン及び不活性型レニンの測定法の改良
著者: 山形一雄1 丸山昭治1 石戸利貞1
所属機関: 1㈱相互生物医学研究所
ページ範囲:P.919 - P.922
文献購入ページに移動不活性型レニンの存在は,1971年Lumbers1)により羊水中及び血漿中に初めて認められた.その後相次いでレニン様物質の存在が指摘され,これらレニン様物質の多くは何らかの機序により活性化される不活性型レニンであることが明らかにされた.不活性型レニンの活性化は通常,①酸性処理(acid activation),②低温処理(cryo activation),③トリブシンなどのプロテアーゼ処理による方法が知られている.
今回我々は,従来法では不可能であったアンジオテンシンI (ANG I)の高濃度測定系を新たに開発して,酸性処理による不活性型レニン及び活性型レニンの測定系を確立し,その臨床応用について検討を行ったので服告する.
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