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文献詳細

雑誌文献

臨床検査26巻2号

1982年02月発行

文献概要

今月の主題 炎症 カラーグラフ

炎症の組織像いろいろ

著者: 毛利昇1 森亘2

所属機関: 1東京大学医学部附属病院病理部 2東京大学医学部病理学教室

ページ範囲:P.132 - P.134

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 炎症で臨床的症状としては発赤,発熱,腫脹,疼痛および機能障害がみられ,これらの症状の原因として病理学的には「組織の変質(受身の病変),循環障害と浸出,組織の増殖(活動的の病変)を併発する複雑な病変で,その局所の防御的な反応とみなされるものである」と定義されている.原因には非常に多くのものがあり,またその病変も複雑であるが,病理学的には主な病理組織学的変化により分類されることが多い.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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