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雑誌目次

雑誌文献

臨床検査26巻3号

1982年03月発行

雑誌目次

今月の主題 風変わりな感染経路の感染症

カラーグラフ

風変わりな感染経路の感染症

三輪谷 俊夫

pp.256-257

 ヒトというものはおもしろいことを考えつくものである.精力剤として"生きたドジョウを酒に泳がして丸飲みすること"が関西の居住酒屋て流行したことがある.このため顎口虫症が多発し新聞紙上を騒がせた.消費されるドジョウの大部分はアジア諸国からの輸入に依存している現状である.この輸入トジョウから顎口虫幼虫が検出されたのは,ごく最近のことである.顎口虫に感染したドジョウを生きたままで丸飲みすれば,顎口虫症に罹患するのも当然の結果である.このような現状をふまえて,魚類,特に輸入生鮮魚類を介し侵入してくる可能性の強い寄生虫疾患を見直してみたい.韓国型出血熱の病原体ウイルスは韓国高麗大学の李鎬汪教授によって分離・発見された.わが国では流行性出血熱と呼ばれてきたもので,旧満州の旧日本陸軍を大いに悩ませた疾患であり,昭和35年大阪市北区梅田町を中心に流行し,わが国にも存在することが証明された.最近になって,主としてラットを取り扱った動物実験研者の間で多発するに及び,注目を集めている.筆者はレジナネラ症に関する厚生省科学研究班の一員であるが,わが国においてもビル,病院のクーリングシステムの水がLegionellaによって高頻度に汚染されている事実を知り,その対策の重要性を痛感している昨今である.

技術解説

魚類,特に輸入生鮮魚類の寄生虫検査—Anisakis,顎口虫ならびに吸虫類を中心に

西村 猛

pp.258-264

 魚類の生食に基因する寄生虫感染症は,今さらこと新しく述べるまでごもなく,代表的なものを挙げてもアユからの横川吸虫,モロコ,フナ,コイなどからの肝吸虫の感染などが古くからよく知られているところであって,一般の糞便検査においても,これらの種の虫卵に遭遇する機会は決して少なくない.

 しかしながら一方,戦後における一時期には雷魚(タイワンドジョウ)の生食に基づく有棘顎口虫症の大流行があり,その感染経路となる魚類の検索についても数多くの知見が得られたものであった.また,この顎口虫症(Gnathostomiasis)の流行がほぼ終息した時期に,海産魚類の生食によって感染するアニサキス症(Anisakiasis)の存在が明らかにされるなと,寄生虫の感染経路としての魚類の問題はより大きな比重を持つようになった.

韓国型出血熱の検査—患者と野鼠

田村 俊秀 , 山西 弘一 , 高橋 理明

pp.265-270

 数年来主として大学で実験動物を扱っている研究者の問で高熱,蛋白尿,出血傾向を主徴とする疾患が報告され問題となってきた.1938年に中国東北部に進駐した日本軍の間で同様の症状の病気が流行したことが報告され,「流行性出血熱」と命名された1,4).その後ソ連邦5)やスカンジナビア地方にも,同様の疾患が見いだされている.1951年6)には朝鮮動乱により"韓国型出血熱(KHF)"として知られるに至った.近年では中国大陸での流行が注目されている7)

 わが国においては1960年に大阪北区の住民の間で熱性疾患が流行し,田村雅太博士により詳しく報告さね,これが大陸の流行性出血熱と同疾患であることが臨床症状および病理所見より判明した8,9).1975年10)以降は東北大学医学部に続いて各地の大学,研究施設での発生が報告されるに至っている.

Legionella pneumophilaとその近縁菌の検出について—水と土壌の検査法

藪内 英子

pp.271-278

 レジオネラ症(在郷軍人病)は1967年,フィラデルフィアでの重症肺炎患者集団発生事例に際して独立疾患と認められ,その原因菌はLegionella pneumophilaと命名された.これに伴って,それまで原因不明であったポンティアックでの熱性疾患集団発生事例もL.pneumophilaによるものであることが判明した.その後,Legionella類似菌として報告されたものはそれぞれ新種となり,そのうちの2菌種はそれぞれ新属FluoribacterとTatlockiaに移された.1981年11月現在でのLegionellaceaeの構成を表1に示す.

 Legionella属菌の中でヒト感染症との因果関係がまだ立証されていないのはLegionella gormaniiだけで,そのほかはすべてヒトの肺炎または熱性疾患の原因菌と認められている.

総説

最近のわが国における流行性出血熱(韓国型出血熱)の発生とその対策

川俣 順一

pp.279-289

 流行性出血熱は戦時中,旧満州で当時の日本陸軍の間に流行した感染症であるとか,朝鮮動乱の際に国連軍に多発し,一方,1960年ごろから大阪市北区梅田周辺の市街地に発生したという程度の認識しか持っていなかったのは,あながち私のみではなかったであろう.ところが,1970年代の終わりに突然,わが国の動物実験施設に限局して発生するという特異な形で再登場し,われわれのきわめて身近な問題,しかも医学研究の基本にかかわる問題として対処しなければならなくなった.

 本稿では実験動物と流行性出血熱との関係を中心に述べるが,そのためには本症の臨床症状や診断にも触れる必要があると思うので,それらについても概説する.

臨床検査の問題点・149

非定型抗酸菌

久世 文幸 , 山中 義雄

pp.290-298

 抗酸菌属に分類される菌種は30以上を数えるようになり,結核菌はその中でも最重要であるが,他菌種についても人間に対して感染性を有するものが知られており,1950年代半ばには結核菌以外の抗酸菌による感染症が明確に位置づけられるに至った.わが国でも時を同じくして取り組みが始まっており,現在ではその重要性に対する認識も大きく広がった.対談でも,同定の微妙さなど話題は尽きない.

検査と疾患—その動きと考え方・63

加湿器熱

滝沢 敬夫

pp.299-305

 症例 57歳,男性,商店経営.

 主訴 発熱.

座談会

わが国における寄生虫疾患の現状

尾辻 義人 , 海老沢 功 , 荒木 国興 , 田中 寛

pp.306-313

 寄生虫は,感染の機会が減って減少しているようにみえるが,一方では新しい寄生虫が感染している.ひとつは海外で感染し持ち込まれたものであり,輸入食品が汚染されていることもある.また,珍奇な食品を口にして感染したり,新勢力として入れ替わったもの,日和見感染によるものなどが増加している.これらに,どのように対処すべきか.

編集者への手紙

北炭夕張新炭礦の災害とCOHbの測定の中で

村上 良夫

pp.314

 このたび多くの犠牲者を出しました北炭夕張新炭礦の事故につきまして,各界の多大なご支援とご同情をいただき,まことにありがたく存じております.北炭は国内随一の良質炭を大量に埋蔵しておりますが,採炭は深部に移行し,事故発生の危険も多く,昭和55年8月にも同坑において小規模の火災が発生し,注水消火に努め無事を得たことがありましたが,無事故の誓いも空しく56年10月16日,このたびの大災害を迎えてしまいました.

 炭礦において坑内火災が発生した場合,坑内作業員および救護隊員の出坑の際,坑口で採血しCOHbの測定を義務付けられております.これは三井三池の事故以来,一酸化炭素中毒の診断,治療および後遺症に対する労災の認定などに不可欠な検査となっております.

負荷機能検査・27

PFD試験

山田 律爾 , 中井 利昭

pp.315-321

 膵疾患は,他の疾患に比べ診断の難しい疾患の一つであるが,近年検査法の開発と普及につれて,また疾患に対する関心の高まりとともにその診断が向上してきた.膵疾患の診断にはパンクレオザイミン-セクレチン試験(P-S試験),内視鏡的膵管造影(ERCP),血管造影,膵シンチグラフィー,CTスキャン,超音波などが用いられているが,前三者は手技がやや煩雑で,また患者に対し苦痛が大きいなどの欠点がみられ,後三者は画像の読みに熟練を要し,またかなり主観が入るなどの欠点がある.その他血液や尿検査として血中:尿中アミラーゼ,血中リパーゼ,さらに血清アミラーゼアイソエンザイム,アミラーゼクリアランス,血中トリプシンの測定も用いられているが,これらも膵機能をなお十分反映しうるものではなく,新しい検査法の開発が待たれていた.

 1972年Imondiら1)は合成ペプタイドであるN-ベンゾイル-L-チロシル-ρ-アミノベンズ酸(BT-PABA)を用いる新しい膵外分泌機能検査を発表した.この検査はPFD試験(Pancreatic Function Diagnostant test)と呼ばれ,検査法が簡便で,多数例で可能なため,膵外分泌機能のスクリーニングテストとして広く施行されるようになった.

材料別細菌検査の進め方・3

咽頭分泌物検査法

鷲津 良道 , 播金 収 , 山中 喜代治 , 増谷 喬之 , 小栗 豊子 , 佐久 一枝 , 三輪谷 俊夫

pp.326-333

 ヒトの感染症の原因となる病原微生物は,細菌,真菌,ウイルス,リケッチア,クラミジア,原虫などである.そこで臨床家は,患者の症状や諸種の検査結果から感染症の起病菌を推定し,その微生物がもっとも多量に含まれる可能性を持つ検体を選択する.上気道感染すなわち咽頭に炎症があると,この炎症の病原体を検出する目的で微生物学的検査が実施される.咽頭および扁桃に腫脹や膿や偽膜の形成,さらに鵞口瘡,百日咳などの滲出粘液,また猩紅熱,リウマチ熱,出血性糸球体腎炎などの原発性病巣の検索や起病菌を決定するため,綿棒などを用いて咽頭分泌物を擦取して検査する.

 ここでは咽頭分泌物を検査材料としてA群β溶血性レンサ球菌,リステリア菌,百日咳菌,ブドウ球菌など,一般細菌の検出の目的とした検出法を今回は解説する.しかし,このほかの検査目的としては,抗酸菌や真菌,ウイルスなどの場合もある.

分離分析の技術Ⅰ・3

セルロースアセテート膜二次元電気泳動法—血清蛋白質の分画・同定

大橋 望彦

pp.335-344

 病院の検査室の中で,血液の検査,特に血清を用いた検査は必須であり,ルーチン化されている.その検査項目の一つとして,蛋白分画がある.この蛋白分画がルーチンに行えるようになってからまだ日が浅い.すなわち,この10数年の間で,蛋白分画がルーチンに扱えるだけ容易に操作できるようになったからである.この分析技術が簡便化され,分画が容易になった最大の理由は,用いられる方法の再現性が良いうえに,支持体が常に一定規格のものとして入手可能となったことである.

 電気泳動法の支持体として,蛋白の分画に多く使用されているのは,デンプンゲル,寒天,アガロース,セルロースアテート膜,ポリアクリルアミドゲル,濾紙などである.このうち,濾紙は初期のころ普及したもので,当時のデンプンゲルや寒天による方法と比べ,扱いやすさの点では抜群に良かった.しかしその後,セルロースアセテート膜が用いられるようになってから姿を消してしまった.それは扱いやすさの点で後者も同様に良く,それと同時に分離能が向上したことが大きな要因である.しかし一方,ポリアクリルアミドゲルを用いたディスク電気泳動法の発達は,その卓越した分離能により他の追従を許さなかった.現在では,研究室での研究用分離法としてきわめて広い普及がみられるのは,この分離能の良さによるところである.

研究

ウシフィブリノゲンを用いた黄色ブドウ球菌コアグラーゼおよびフィブリノリジンの検出

益田 昭吾 , 保科 定頼 , 伊藤 祥子 , 吉沢 幸夫 , 黒坂 公生

pp.346-348

 黄色ブドウ球菌が産生するコアグラーゼは,その病原性因子としての役割はさておき,本菌種の同定に当たって重要な意義を有することは周知の事実である1)

 われわれは以前からプロテインA産生性に関する変異株のコアグラーゼ産生性を検討するに当たって,ヒト血漿平板の代わりに,ウシフィブリノゲンを含んだ平板培地を用いていたが,最近になって同様の発想に基づいた検討が発表2)されたことを知ったので,本報告ではわれわれの実際に行っている方法と比較しつつ,今までに得られた結果を紹介してみたいと思う.

資料

Bonner Program Version 2による不整脈診断率の検討—期外収縮について

荒谷 清 , 橋本 詩摩子 , 林 実 , 榊原 博一 , 丸山 勝也 , 小林 利次

pp.349-351

はじめに

 コンピューターによる心電図自動解析の利用は,健診・集検的要素が大きく1),スクリーニングの域を抜け出さなかったが,近年,マイクロコンピューターやソフト面の進歩により,臨床用としても広く普及する傾向にある.現在までに,種々のプログラムの総体的な評価は報告されているが2〜7),各解析結果に対する詳細な報告はなされていない.今回,世界的にも汎用され評価されているBonner Program8)を用い,不整脈の分類の中でもっとも出現頻度の高い期外収縮について,コンピューターによる解析結果と専門医判定との詳細な比較検討を試みた.

電子顕微鏡技術認定試験の問題と解答・1

大木 貞夫

pp.352-356

 この電子顕微鏡技術認定試験は日本電子顕微鏡学会が主催し,日本臨床電子顕微鏡学会が協賛して昭和53年に創設され,毎年1回行われるもので,その趣旨は技術者,研究者,医師で電子顕微鏡を取り扱っている者の知識,技術の向上を期待することにある.受験者にとって試験レベルを知ることは大切なことであるが,ここに掲載された問題と解答(本号と次号)によりその程度を知っていただければ幸いである.なお,選択問題は動物,植物,微生物のうら2課目を選ぶ.また本年度の試験のお知らせは第5号に掲載されます.

質疑応答

臨床化学 タウリンの定量法

大塚 親哉 , K生

pp.357-359

 〔問〕 タウリンの生体内分布と臨床的意義およびその測定法についてお教えください.

免疫血清 抗体スクリーニングと交差試験

遠山 博 , K生

pp.359-361

 〔問〕 Diegoの抗原を有するスクリーニング用血球が近々市販されるとのことですが,すると抗体スクリーニングを十分に実施していれば交差試験は行わなくてもよいのでしょうか.また,抗体スクリーニングの有効期間は何日間なのでしょうか.

病理 中枢神経系組織標本の作製について

松下 正明 , 近藤 ひろみ , N生

pp.362-363

 〔問〕 脳の組織標本を作製する場合,他の臓器と異なり厚く薄切を行いますが,なぜでしょうか.H・E染色を行う場合も厚く薄切する必要があるのでしょうか.

臨床生理 脈波における波高の実測値の求めかた

椎名 晋一 , M美

pp.363-364

 〔問〕 脈液で波高の実測値を求める際,まずそれぞれの波高を求め平均値を出していますが,波形が定まらず,測定の段階で苦労しています.こうした場合,水平線を引いて波高を求めていますが,これで正しい波高が測れているでしょうか.正しい求めかたを教えてください.

検査機器 ME機器の電源ON,OFFに伴う電気ショックは

小野 哲章 , K子

pp.364-366

 〔問〕 バッテリー式心電計(フクダ電子製)では,節電の意味で,スイッチを入れて1分30秒以内に記録を開始しないと,自動的に電源が切れるようになっています.患者さんに電極を装着したままで電源が切れることがあるのですが,この場合スイッチのON,OFFに際して患者さんへの安全は確保されているのでしょうか.

雑件 検査技師の病理解剖介補について

佐藤 乙一 , T生

pp.366-367

 〔問〕 病理解剖介補は検査技師以外でもできると聞きましたが,一般の病院では病理担当の技師が行っているのが現状と思われます.しかし法的には傷口縫合さえも違法(衛生検査,30,1182,1981)とのことですが,"解剖医の指示により"臓器摘出を介補する(メスで切る)ことも違法なのでしょうか.

 一般病院での検査技師の解剖介補業務の現状からみての諸問題,今後の注意点なども併せ,解剖医,検査技師会双方の立場からご回答をお願いいたします.

雑件 検査技師の病理解剖介補について

金子 仁

pp.367-368

〈病理医の立場より〉

 この問題は,法律上,教育上,さらに病院運営上の種種の要素を含むので簡単には結論は出ないが’検査技師自身の病理検査に対する姿勢がもっとも大きく作用すると考えられる.ここでは私見を述べる.

 法律的には二とおりの解釈があるようである.いずれも法律そのものではなく,その疑義解釈であるが.

 1)昭和47年10月13日付医事第126号には,「解剖介補業務は,必ずしも有資格老が行う必要がない.なお,衛生検査技師などがこれを行うことは,個別の契約内容によるものである.」と,厚生省医務局医事課長より回答されている.このことは,病理技師は必ずしも病理解剖を行う必要がないと解釈される.

雑件 標準誤差とは

臼井 敏明 , A生

pp.368-370

 〔問〕 臨床検査の分野では平均値,標準偏差,変動係数などを用いて精度を表現しますが,時折標準誤差で示されている文献を見かけます.この数値はどのように読み,評価すればよいのかをお教えください.

基本情報

臨床検査

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1367

印刷版ISSN 0485-1420

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64巻12号(2020年12月発行)

今月の特集1 血栓止血学のトピックス—求められる検査の原点と進化
今月の特集2 臨床検査とIoT

64巻11号(2020年11月発行)

今月の特集1 基準範囲と臨床判断値を考える
今月の特集2 パニック値報告 私はこう考える

64巻10号(2020年10月発行)

増刊号 がんゲノム医療用語事典

64巻9号(2020年9月発行)

今月の特集1 やっぱり大事なCRP
今月の特集2 どうする?精度管理

64巻8号(2020年8月発行)

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今月の特集2 IgG4関連疾患の理解と検査からのアプローチ

64巻7号(2020年7月発行)

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今月の特集2 薬剤耐性カンジダを考える

64巻6号(2020年6月発行)

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64巻5号(2020年5月発行)

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64巻4号(2020年4月発行)

増刊号 これで万全!緊急を要するエコー所見

64巻3号(2020年3月発行)

今月の特集1 Clostridioides difficile感染症—近年の話題
今月の特集2 質量分析を利用した臨床検査

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今月の特集2 高血圧の臨床—生理検査を中心に

63巻11号(2019年11月発行)

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63巻9号(2019年9月発行)

今月の特集1 健診・人間ドックで指摘される悩ましい検査異常
今月の特集2 現代の非結核性抗酸菌症

63巻8号(2019年8月発行)

今月の特集 知っておきたい がんゲノム医療用語集

63巻7号(2019年7月発行)

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今月の特集2 COPDを知る

63巻6号(2019年6月発行)

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今月の特集2 薬剤耐性菌のアウトブレイク対応—アナタが変える危機管理

63巻5号(2019年5月発行)

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63巻4号(2019年4月発行)

増刊号 検査項目と異常値からみた—緊急・重要疾患レッドページ

63巻3号(2019年3月発行)

今月の特集 血管エコー検査 まれな症例は一度みると忘れない

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今月の特集1 てんかんup to date
今月の特集2 災害現場で活かす臨床検査—大規模災害時の経験から

63巻1号(2019年1月発行)

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62巻11号(2018年11月発行)

今月の特集1 循環癌細胞(CTC)とリキッドバイオプシー
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今月の特集1 採血から分析前までのエッセンス
今月の特集2 新型インフルエンザへの対応—医療機関の新たな備え

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今月の特集2 とても怖い心臓病ACSの診断と治療

58巻12号(2014年11月発行)

今月の特集1 甲状腺疾患診断NOW
今月の特集2 ブラックボックス化からの脱却—臨床検査の可視化

58巻11号(2014年10月発行)

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58巻10号(2014年10月発行)

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今月の特集2 尿沈渣検査の新たな付加価値

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今月の特集2 てんかんと臨床検査のかかわり

58巻8号(2014年8月発行)

今月の特集1 個別化医療を担う―コンパニオン診断
今月の特集2 血栓症時代の検査

58巻7号(2014年7月発行)

今月の特集1 電解質,酸塩基平衡検査を苦手にしない
今月の特集2 夏に知っておきたい細菌性胃腸炎

58巻6号(2014年6月発行)

今月の特集1 液状化検体細胞診(LBC)にはどんなメリットがあるか
今月の特集2 生理機能検査からみえる糖尿病合併症

58巻5号(2014年5月発行)

今月の特集1 最新の輸血検査
今月の特集2 改めて,精度管理を考える

58巻4号(2014年4月発行)

今月の特集1 検査室間連携が高める臨床検査の付加価値
今月の特集2 話題の感染症2014

58巻3号(2014年3月発行)

今月の特集1 検査で切り込む溶血性貧血
今月の特集2 知っておくべき睡眠呼吸障害のあれこれ

58巻2号(2014年2月発行)

今月の特集1 JSCC勧告法は磐石か?―課題と展望
今月の特集2 Ⅰ型アレルギーを究める

58巻1号(2014年1月発行)

今月の特集1 診療ガイドラインに活用される臨床検査
今月の特集2 深在性真菌症を学ぶ

57巻13号(2013年12月発行)

今月の特集1 病理組織・細胞診検査の精度管理
今月の特集2 目でみる悪性リンパ腫の骨髄病変

57巻12号(2013年11月発行)

今月の特集1 前立腺癌マーカー
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査②

57巻11号(2013年10月発行)

特集 はじめよう,検査説明

57巻10号(2013年10月発行)

今月の特集1 神経領域の生理機能検査の現状と新たな展開
今月の特集2 Clostridium difficile感染症

57巻9号(2013年9月発行)

今月の特集1 肺癌診断update
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査①

57巻8号(2013年8月発行)

今月の特集1 特定健診項目の標準化と今後の展開
今月の特集2 輸血関連副作用

57巻7号(2013年7月発行)

今月の特集1 遺伝子関連検査の標準化に向けて
今月の特集2 感染症と発癌

57巻6号(2013年6月発行)

今月の特集1 尿バイオマーカー
今月の特集2 連続モニタリング検査

57巻5号(2013年5月発行)

今月の特集1 実践EBLM―検査値を活かす
今月の特集2 ADAMTS13と臨床検査

57巻4号(2013年4月発行)

今月の特集1 次世代の微生物検査
今月の特集2 非アルコール性脂肪性肝疾患

57巻3号(2013年3月発行)

今月の特集1 分子病理診断の進歩
今月の特集2 血管炎症候群

57巻2号(2013年2月発行)

今月の主題1 血管超音波検査
今月の主題2 血液形態検査の標準化

57巻1号(2013年1月発行)

今月の主題1 臨床検査の展望
今月の主題2 ウイルス性胃腸炎

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